大阪市長に当選した橋下徹氏、大阪府知事に当選した大阪維新の会の幹事長の松井一郎氏は共に40代。若いパッションが府民、市民に受け入れられた結果でしょう。閉塞感高まる日本において快挙だったと思います。

幕末の頃、薩摩、長州をはじめとする諸藩は日本を変えようと策略しました。弱体化する徳川政権はそれまでの長き時代がいつまでも永遠に続かんと夢を見続けました。しかし、守るべき徳川側は疲弊感が漂っていました。旧来のやり方の殻を破れない、そんな世の中でした。

その約300年前、戦国の時、織田、豊臣、徳川と世がくるくる変わりました。このとき、諸般大名は敵味方入り乱れ、まさに天下を分け、その間、安泰の時はほとんどありませんでした。

今の時代の日本に当てはめれば先の大戦の最中が戦国時代、そして、その後の高度成長期を経て現在に至るまでが江戸時代とマッチするといってもおかしくありません。となれば、橋下徹氏の掲げる平成維新はぬるま湯に浸かりきった日本、中央が決めたルール、そして既存政党によるポリシー無き与野党の戦いへの反旗であることはいうまでもありません。更に「役人天国 大阪」に楔を打ち込むことはその過去のいきさつからして歴史的作業になるでしょう。橋下徹氏は坂本竜馬になれるのでしょうか?

大阪の経済的地盤が長期にわたり下落していったその理由の一つに効率化があります。世界から見て日本を代表しやすい環境にあるのは東京であり、大阪に拠点を持っていく積極的理由が見つかりません。東京にはインフラもあるし、外国企業を迎えるだけの高いレベルのサービスも数多く備えています。

一方、良い政治家、良い経営者を多く輩出しているのは関西から西に多い気がします。それは既成事実に捉われない前向きな気持ちを包み隠さずぶつけてくる歴史、社会、地理的特性もあるかもしれません。

個人的に長期的な視線では日本は西が栄えると確信しています。九州などは日本の経済の目玉になるはずです。それは韓国、台湾、中国などの近隣諸国との距離が圧倒的に近いことであります。その経済的パワーを大阪で受け止める流れは作り出せるはずなのです。つまり、大阪には潜在的な未来があります。

橋下氏は4年で都政に移したいと目標を掲げています。そのステップについてもある程度の青写真があるようです。大きな目標感をもって突き進むことは府民、市民にとって大きな励みになります。二重行政と大阪の悪しき過去を消し去り、健全な財政を築くのは当然ですが、それ以上に橋下氏は府民、市民に勇気と希望を与えなくてはいけません。橋下氏自身が認識している通り、この野望はようやくスタートラインに立ったところです。民意と共に如何に目標を達成できるか、これが出来れば日本の政治と勢力図のピクチャーは変わるぐらいのインパクトが発生することでしょう。

日本はバブル崩壊後、既に20年も閉塞感を持ち続けてきました。しかし、震災以降、変わろう、という気持ちが日本全国で広がりつつあることも事実です。日本が目覚め始めた、そんな感すら与える今回の選挙でした。

個人的に大いに期待しております。

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ではまた明日。