野田首相が自分に言い聞かせているとされる言葉に注目が集まっているようです。
「日本は20年代に日英同盟を切ってしまい、孤立して戦争になった。日米同盟で同じ失敗はできない」
日英同盟は1902年に調印されましたが、もともとはイギリスが持つ中国の権益を守るためにイギリス単独では厳しかったために日本にその援助を求めたのが始まりです。その後、日露戦争が起きた際、この日英同盟が日本にとって実に強いバックグラウンドになったのは歴史の教科書に記されている通りです。
それは本当の意味の同盟であってギブアンドテイクでありました。しかし、日米同盟はギブアンドテイクのバランスが悪すぎやしないか、と感じています。
野田首相のおっしゃる日米同盟が何を指しているのかといえば日米安保のみならず広く経済、外交、社会を含む総和的関係の意味合いでありましょう。
日本からすればアメリカにはさまざまな意味で頼り続けなくてはいけない国であろうと思います。が、一方でアメリカから見て日本はアメリカの期待通りの国なのでしょうか?
産経新聞によると、外務省の委託を受けた米ギャラップ社が2、3月に18歳以上の一般人1200人と有識者200人を対象にアジアにおけるアメリカの最も重要な「パートナー」を日本、中国、ロシアからの三択で選ばせたところ、一般人の結果は日本が50%、中国が39%だったものの有識者は中国が54%、日本が40%と三年連続で日本の重要性が下回っているようです。
パートナーという英語の意味は配偶者や出資者といった契りのある深い関係を意味します。有識者は既に日本という古女房より若くて美人に見える中国に魅力を感じているということでしょうか。とすると極論すれば今や、日米関係は片思いになりつつあるとも言えなくはないのです。
しかも地政学的には日本はアメリカと中国の間であることからアメリカとしては一応、日本に気を使いながらも魅力ある美人の中国の素顔が本当に美しいか見定めているところかと思います。たとえは悪いですが、豊臣秀吉(アメリカ)が妻のねね(日本)に気を使いながら茶々(中国)の元に通うようなものであります。
日本はアメリカにどれだけ貢献できているのでしょうか?アメリカの国債を買うことだけでしょうか?アメリカからすれば戦後GHQを通じて敗戦国日本を世界第二の経済大国まで引き上げた自負は持ち続けるでしょう。本来であれば日米関係は親子から兄弟関係へと進化しなくてはいけないと思っているのですが、どうもそこには遠いようです。
日本に独立独歩、日米関係強化、日中関係強化という狭義の選択肢があった場合、独立独歩は軍をもたない以上現実的に選択が難しく、また、日米関係を捨ててでも社会体制の違う中国と総和的提携をするというのも考えにくい気がいたします。消去法的にもやはり日米関係を重視していかねばならぬでしょう。
とすれば、日本は古女房として輝きを増す必要があります。アメリカの戦略的パートナーとして生き抜くには日本はアメリカに何が出来るのか、じっくり再考しなくてはいけないかと思います。
今日はこのぐらいにしておきましょうか?
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ではまた明日。
「日本は20年代に日英同盟を切ってしまい、孤立して戦争になった。日米同盟で同じ失敗はできない」
日英同盟は1902年に調印されましたが、もともとはイギリスが持つ中国の権益を守るためにイギリス単独では厳しかったために日本にその援助を求めたのが始まりです。その後、日露戦争が起きた際、この日英同盟が日本にとって実に強いバックグラウンドになったのは歴史の教科書に記されている通りです。
それは本当の意味の同盟であってギブアンドテイクでありました。しかし、日米同盟はギブアンドテイクのバランスが悪すぎやしないか、と感じています。
野田首相のおっしゃる日米同盟が何を指しているのかといえば日米安保のみならず広く経済、外交、社会を含む総和的関係の意味合いでありましょう。
日本からすればアメリカにはさまざまな意味で頼り続けなくてはいけない国であろうと思います。が、一方でアメリカから見て日本はアメリカの期待通りの国なのでしょうか?
産経新聞によると、外務省の委託を受けた米ギャラップ社が2、3月に18歳以上の一般人1200人と有識者200人を対象にアジアにおけるアメリカの最も重要な「パートナー」を日本、中国、ロシアからの三択で選ばせたところ、一般人の結果は日本が50%、中国が39%だったものの有識者は中国が54%、日本が40%と三年連続で日本の重要性が下回っているようです。
パートナーという英語の意味は配偶者や出資者といった契りのある深い関係を意味します。有識者は既に日本という古女房より若くて美人に見える中国に魅力を感じているということでしょうか。とすると極論すれば今や、日米関係は片思いになりつつあるとも言えなくはないのです。
しかも地政学的には日本はアメリカと中国の間であることからアメリカとしては一応、日本に気を使いながらも魅力ある美人の中国の素顔が本当に美しいか見定めているところかと思います。たとえは悪いですが、豊臣秀吉(アメリカ)が妻のねね(日本)に気を使いながら茶々(中国)の元に通うようなものであります。
日本はアメリカにどれだけ貢献できているのでしょうか?アメリカの国債を買うことだけでしょうか?アメリカからすれば戦後GHQを通じて敗戦国日本を世界第二の経済大国まで引き上げた自負は持ち続けるでしょう。本来であれば日米関係は親子から兄弟関係へと進化しなくてはいけないと思っているのですが、どうもそこには遠いようです。
日本に独立独歩、日米関係強化、日中関係強化という狭義の選択肢があった場合、独立独歩は軍をもたない以上現実的に選択が難しく、また、日米関係を捨ててでも社会体制の違う中国と総和的提携をするというのも考えにくい気がいたします。消去法的にもやはり日米関係を重視していかねばならぬでしょう。
とすれば、日本は古女房として輝きを増す必要があります。アメリカの戦略的パートナーとして生き抜くには日本はアメリカに何が出来るのか、じっくり再考しなくてはいけないかと思います。
今日はこのぐらいにしておきましょうか?
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ではまた明日。

アジアのマーケットは重要だとはいえ、米国のパートナーがアジアにあるはずがないので、パートナーを日本、中国、ロシアから選ぶというのは設定自体が奇妙です。
米国のパートナーは今のところイギリスとイスラエル以外に考えられません。