ソチ冬季オリンピックが開幕、セキュリティの懸念が残る中、日本のメダルラッシュに期待したいところですね。一方、東京は大雪が残る選挙投票日となりそうで、投票率はより下がる可能性を秘めながら舛添要一候補が逃げ切るのでしょうか?金曜日の東京株式市場では東京電力の株が11%も上昇したのですが、理由は舛添氏有利ならば原発再稼働の期待も高まるというこの世界独特の独自解釈です。もっとも裏を返せばそんなギャンブルに手を出す投資家の多さが日本の投資観の水準を物語るということでしょうか?

さて、恒例のアメリカの1月度雇用統計は正直、よくわからない結果が出てきました。雇用の純増は事前予想の18万人増に対して11万3000人と大きく下回りました。過去2か月も低迷しており、3か月平均で月10数万人程度の純増では本来ではアメリカの雇用改善には繋がりません。ところが失業率は労働参加率が改善したにもかかわらず0.1%ポイント改善の6.6%となったのです。専門家がびっくりしたのはむしろ、この失業率だったかもしれません。

要はうまく説明がつかないのですが、ウォールストリートは先々の上方修正をも見込み、株式市場は買われたということでしょうか?都合がよいといえばそれまでですが、ボトムラインは「たかがひと月分の雇用統計の結果」という割り切り感でしょうか?市場の勝手な解釈としては2月もイマイチかもしれないけれど3月には改善するさ、というかなりのんびりしたトーンが投資家のコンセンサスにもみえます。

日本の株式市場は金曜日に300円以上上昇したのですが、雇用統計はよさそうだという見込みを先食いしていました。よってニューヨークの解釈は独特ですが、週明けの東京市場もさほどぶれることはなさそうです。

ところでアメリカの住宅指標にはややスローダウンの傾向がみられています。多分ですが、今年の伸びはかなり鈍化するのではないかと思っています。理由は長期にわたる低金利が住宅市場の先食いをしたこともあります。金融の量的緩和からの脱却が進み、場合により今年中にはその量的緩和の終焉を迎えるかもしれません。その場合、人々の関心は金利はいつ上がるのか、ということに向かうはずです。金利の上昇は当然住宅ローン金利にも影響するため、長期的にみると住宅ローン設定予定者にとってはやや懸念が付きまとい始めるということかもしれません。

通常、金利が上がりそうだ、ということになれば駆け込み需要が期待できるのですが、FRBは2015年末から16年ぐらいまでは金利を上げないのではないかとみており、人々は判断に迷っているということかもしれません。

さて、最近、カナダのことをさっぱり書かなくなりました。理由は市場の中であまり注目されていないということかもしれません。カナダドルは2013年に米ドルと肩を並べる水準まで上昇したもののその後、下落の一途。すでに10%程度切り下げているのですが、カナダの大手、TDバンクは85セントという見方をしており、カナダドルはさらに弱含みになると予想されています。

理由は経済指標が弱々しく、カナダ中央銀行はずっとホールドしている政策金利について「将来、引き下げる余地もないわけではない」という弱気発言が飛び出しており、これが市場関係者に心理的にボディブローのようにきているといったらよろしいでしょうか?

ところが家計の負債率は相変わらず高水準で住宅に向かう資金はいまだ健全性を保っているようです。ただ景感としては中国からの移民が札束をもって住宅を買ってくれる状況が続かない限りどうなのか、という気もしています。街中には相変わらず建設中のタワークレーンがあちこちで見受けられますが、一般人には手が届かない水準まであがった住宅を誰がどうやって買うのか、と考えればバンクーバーも不思議な街だという気がします。

なんだかとりとめのない話になりました。これぞ本当の雑感ですね。
今日はこのぐらいにしておきましょう。

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ではまた明日。