欧米は休みでニュースが少ない中、ある意味、世界中がこの会談の行方に注目していたと思います。私は当初、合意出来ないのではないか、という懸念もあったのですが、合意に至ったのは結構なことだと思います。
多分、多くの日韓の国民はこの合意を素直に受け止められないと思います。なぜなら本件は事実よりも感情論が先走ってしまい、双方の国民にやり場のない怒りを作り上げてしまったからです。つまり、感情だけの話をすれば解決などはあり得ないのです。
私は今年の1月からカナダの慰安婦像建立問題で振り回されました。以前からそれなりに書物などで知識は積み上げていたのですが、いざ実践でその問題に対峙すると様々な困難にぶち当たりました。その一つは日韓双方で問題に対する感情の深さが違うことでした。カナダで慰安婦問題の交渉相手となるべく韓国市民グループ側はその「感情の深さのもつれ」から我々日系との交渉のテーブルにつく人さえはっきり出せませんでした。
一方で日本側にも同様の温度差があり、様々な意見が寄せられました。が、私は「本件はもともと政府間の問題であって、国交回復50周年という年にあたり、安倍首相のアメリカ議会でのスピーチ、戦後70年談話、そして、秋から漏れ聞こえていた日韓政府レベルでの決着交渉の行方を見守るべき」と主張してきました。それでもカナダでの慰安婦像問題について政府間交渉と当地の民間レベルでの慰安婦建立問題は別次元と強く主張する声もあり、それを抑えるのは容易ではありませんでした。
韓国がこの問題に異様に熱くなったのは2011年の憲法裁判で慰安婦の個人的請求権はある、と判断されたことです。これが時の李明博大統領に火をつけ、それを引き継がざるを得なかった朴槿恵大統領が厳しい姿勢を貫いたのであります。今回の日本政府による10億円規模のファンドの創設は資金の出所が日本政府であり、判決にある個人的請求権に基づく支払いが出来ることが担保できたわけです。韓国政府としては憲法裁判所の判決に基づき、政治的解決が出来ました。
これは非常に大きな成果なのですが、ほとんどのメディアの記事はこの論理的落としどころを指摘していないようです。
政府レベルでの合意は韓国政府が市民団体に一定の抑止力を持たせるということになります。つまり、「違法で迷惑な」慰安婦像が市民団体により勝手にあちらこちらに建立されることを強権で撤去する手段を作り出しました。勿論、急にそんなことすれば熱い韓国人、特に韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)は反発します。よって多少時間をかけながら説得工作に入るものと思われます。ちなみにこの挺対協の英語名はThe Korean Council for the Women Drafted for Military Sexual Slavery by Japan であって正に「慰安婦問題の為の韓国協議会」であります。政府レベルで合意に達したことで市民は感情的な思い出は別として新たに事を起こすことは困難にならざるを得なくなります。
これは世界の各地で建立されてきた慰安婦像の更なる拡散を抑止する力も働くはずです。例えばアメリカはこの合意が歴史的なものであり、高く称賛しています。もちろん、アメリカの腹は対北朝鮮外交において韓国と日本が同調するための外交戦略と言えますが、日本からすれば次々と建立されようとしていたアメリカ国内での慰安婦像計画を進みにくくさせるとも言えます。サンフランシスコも市議会は建立への同意はしたもののまだ建っていないはずですし、シカゴも動きが止まっているかと思います。トロントは私有地への建立に留まり、まさに慰安婦像の無秩序な拡大もその方向転換されたような気がしています。
但し、挺対協より怖いのはカリフォルニアの世界抗日戦争史実維護連合会(抗日連合会)やそのカナダ支部である第二次世界大戦アジア史保存カナダ連合(カナダALPHA=Association of Learning and Preserving the History of WWII in Asia)であります。こちらはマイクホンダ議員など政治家を絡ませながらの極論を振りかざすグループであり、こちらの対策を今後重点的に行う必要があると思います。
世界でニュースが少ない時の合意話は世界がこの問題に気を止め、一定の考慮をするというフォローの風も吹くでしょう。ムービングポストゴールと言われる韓国でここまで世間の注目を浴び、朴槿恵大統領の笑顔の意味するものは歴史的合意との評価につながり、ゴールポストが動かせなくなる気がします。
勿論、不満を持つ人も双方多いと思います。が、慰安婦問題の政府レベルでの明白なる決着は絶対的に必要でした。歴史家や専門家の事実関係の学術的調査は今後も進めていけばよいでしょう。海外から見ると「こんな問題」という視点や解決できない理由がわからないという意見はあり、当然ながらにして日本に不利な状況だったことは否めません。ですので私は感情論を抜きにしてまずはひと段落してよかったと思っています。
私個人も慰安婦に始まり、慰安婦に終わった一年、そんな気がします。
では今日はこのあたりで。
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また明日、お会いしましょう。
多分、多くの日韓の国民はこの合意を素直に受け止められないと思います。なぜなら本件は事実よりも感情論が先走ってしまい、双方の国民にやり場のない怒りを作り上げてしまったからです。つまり、感情だけの話をすれば解決などはあり得ないのです。
私は今年の1月からカナダの慰安婦像建立問題で振り回されました。以前からそれなりに書物などで知識は積み上げていたのですが、いざ実践でその問題に対峙すると様々な困難にぶち当たりました。その一つは日韓双方で問題に対する感情の深さが違うことでした。カナダで慰安婦問題の交渉相手となるべく韓国市民グループ側はその「感情の深さのもつれ」から我々日系との交渉のテーブルにつく人さえはっきり出せませんでした。
一方で日本側にも同様の温度差があり、様々な意見が寄せられました。が、私は「本件はもともと政府間の問題であって、国交回復50周年という年にあたり、安倍首相のアメリカ議会でのスピーチ、戦後70年談話、そして、秋から漏れ聞こえていた日韓政府レベルでの決着交渉の行方を見守るべき」と主張してきました。それでもカナダでの慰安婦像問題について政府間交渉と当地の民間レベルでの慰安婦建立問題は別次元と強く主張する声もあり、それを抑えるのは容易ではありませんでした。
韓国がこの問題に異様に熱くなったのは2011年の憲法裁判で慰安婦の個人的請求権はある、と判断されたことです。これが時の李明博大統領に火をつけ、それを引き継がざるを得なかった朴槿恵大統領が厳しい姿勢を貫いたのであります。今回の日本政府による10億円規模のファンドの創設は資金の出所が日本政府であり、判決にある個人的請求権に基づく支払いが出来ることが担保できたわけです。韓国政府としては憲法裁判所の判決に基づき、政治的解決が出来ました。
これは非常に大きな成果なのですが、ほとんどのメディアの記事はこの論理的落としどころを指摘していないようです。
政府レベルでの合意は韓国政府が市民団体に一定の抑止力を持たせるということになります。つまり、「違法で迷惑な」慰安婦像が市民団体により勝手にあちらこちらに建立されることを強権で撤去する手段を作り出しました。勿論、急にそんなことすれば熱い韓国人、特に韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)は反発します。よって多少時間をかけながら説得工作に入るものと思われます。ちなみにこの挺対協の英語名はThe Korean Council for the Women Drafted for Military Sexual Slavery by Japan であって正に「慰安婦問題の為の韓国協議会」であります。政府レベルで合意に達したことで市民は感情的な思い出は別として新たに事を起こすことは困難にならざるを得なくなります。
これは世界の各地で建立されてきた慰安婦像の更なる拡散を抑止する力も働くはずです。例えばアメリカはこの合意が歴史的なものであり、高く称賛しています。もちろん、アメリカの腹は対北朝鮮外交において韓国と日本が同調するための外交戦略と言えますが、日本からすれば次々と建立されようとしていたアメリカ国内での慰安婦像計画を進みにくくさせるとも言えます。サンフランシスコも市議会は建立への同意はしたもののまだ建っていないはずですし、シカゴも動きが止まっているかと思います。トロントは私有地への建立に留まり、まさに慰安婦像の無秩序な拡大もその方向転換されたような気がしています。
但し、挺対協より怖いのはカリフォルニアの世界抗日戦争史実維護連合会(抗日連合会)やそのカナダ支部である第二次世界大戦アジア史保存カナダ連合(カナダALPHA=Association of Learning and Preserving the History of WWII in Asia)であります。こちらはマイクホンダ議員など政治家を絡ませながらの極論を振りかざすグループであり、こちらの対策を今後重点的に行う必要があると思います。
世界でニュースが少ない時の合意話は世界がこの問題に気を止め、一定の考慮をするというフォローの風も吹くでしょう。ムービングポストゴールと言われる韓国でここまで世間の注目を浴び、朴槿恵大統領の笑顔の意味するものは歴史的合意との評価につながり、ゴールポストが動かせなくなる気がします。
勿論、不満を持つ人も双方多いと思います。が、慰安婦問題の政府レベルでの明白なる決着は絶対的に必要でした。歴史家や専門家の事実関係の学術的調査は今後も進めていけばよいでしょう。海外から見ると「こんな問題」という視点や解決できない理由がわからないという意見はあり、当然ながらにして日本に不利な状況だったことは否めません。ですので私は感情論を抜きにしてまずはひと段落してよかったと思っています。
私個人も慰安婦に始まり、慰安婦に終わった一年、そんな気がします。
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韓国は春2月3月と反日記念行事のまま4月総選挙なので、この12月年内しかなかったそうですが・
基本互いに口約束しただけの話で・・内容も無く(笑)どうでもいいような感じは致します
財団は韓国側が作る、その財団の基金は日本が出すが金額は盛り込まない『文章に書いてない』
10億かもしれないし5億かもしれないし、15億かもしれない
しかも医療とかに使われて慰安婦に直接賠償金として支払われるわけでもない
大使館前の慰安婦像の撤去は韓国政府が設置団体と交渉して然るべく』・・努力したい(努力目標なのね)
以後国際政治の場でこの問題を韓国は持ち出さない・・蒸し返さない(次の大統領はどう思うんかな?)
慰安婦問題は安倍総理にとって小さな問題なんだと思います
この解決で次のステップは何なんだろうか?
ロシアとの4島交渉変換のテーブルにつくのか?
中国は歓迎の意を表しましたが・・内心は違うでしょうね
向こうから慰安婦のように朴クネさんが飛び込んできたのに・・俺を裏切ってシンゾ〜とオバマに寝返ったのか?なんてね習近平は思うのかな?
プーチンさんはシンゾ〜とあって直に話さないといけない・・それにはまず経済制裁を解いてもらわないと・・って思っているのか
日露の資源開発をシンゾ〜も考えているといったが、韓国とまとまったという事は、これは日ロ平和条約も近い
なんて妄想がぐるぐる・・・・
でも83歳のお婆さんが慰安婦なんて笑っちゃいますよね
私の母は昭和19年に中国から一足先に日本に引き揚げたけど当時は21歳です
大体そんな年齢だと思うけど・・母は今92歳軽度認知症で昔のことはまだらに記憶が飛んでいます
テレビで見る韓国の慰安婦さんは若い元気、インタビューにバリバリ答えるし・・ドウみても朝鮮戦争の慰安婦にしか見えないのがご愛嬌でした(笑)