安倍首相の不在中に再び盛り上がった加計学園問題ですが、前川前事務次官の記者会見を受けた菅官房長官の会見で勝負あり、とみました。私は昨日のブログで本件は盛り上がるだろうけれど「処理の仕方を間違えなければ騒動は収まるのではないかと思います」と記させていただきました。

菅官房長官の会見は理路整然としております。加計学園の話は福田政権時代からあったもので民主党からの要望でもあったという歴史的経緯、及び、官邸の力学を岩盤規制を打ち壊すことにあるという趣旨のストーリーとなれば民進党の党首の方も噛みつけないでしょう。

前川氏が朝日新聞にリークした内容に対して野党が盛り上がりを欠いた為、本人が会見に登場との話も聞こえてきますが、これでは前川氏の文科省と官邸に対する嫌がらせにしか思えなくなってしまいます。というより「楽しいところ」に通っていた前川氏、文科省の事務次官としてはかつての大蔵省のしゃぶしゃぶレベルと同じで極めてお下劣、野党は拳すら上げられないかもしれません。前川氏の自作自演、自滅でこの話はもう終わりです。

政治ネタついででもう一つ。都議選の行方ですが、私はどうしても解せないことあります。小池百合子氏の人気と都民ファーストの人気がどうしてリンクするのか、であります。そもそも都民が小池氏にいまだ7割近くの支持率を出しているのはなぜなのか、でありますが、個人的には高齢者と女性の絶対支持層が定着しているものと思われます。絶対支持層とは小泉元首相の人気もそうだったのですが、政策や政権運営とは関係ないレベルで「頑張っている」「応援したくなる」という気にさせる心理的ファン層が確実に存在するのでしょう。公明党や共産党が絶対支持層を持っているのも同様です。

ではこの点は否定しないとしても都民ファーストとは「右向け小池、左向け小池、グリーンのTシャツ着てハイタッチ」の感が否めないのであります。実際に築地をどうするのか、という点に関しては他党全部がほぼ明白な方針を出しているのに都民ファーストだけが「未定」であります。これだけ都民のみならず日本中の話題になっている案件に関して「もごもごの衆」が本当に大量の議席数を確保するのでしょうか?そうだとしたら東京都の政治は内田某も狂っていましたが、私には何が何だかさっぱりわりません。頭がくらくらします。

アメリカの話題を一つ。鬼の居ぬ間になんとやら、とはこのことでFBI関連のニュースが2本ありました。一つはトランプ政権がFBI長官の指名候補に挙げていたかつて副大統領候補だったこともあるリーバーマン氏が辞退しました。コンフリクト オブ インタレスト(利害相反)とのことですが、どうもトランプ氏の周りに集まる人に高い人望がある人は少ないのでしょうか?

もう一つは予想されていた通り、トランプ氏の娘婿で上級顧問のクシュナー氏がロシアゲートに絡み、捜査対象になっていると報じられています。若きエリートでトランプ大統領の懐刀的な人物に教育している最中だったと思われます。もちろん、捜査=犯罪ではありませんので何もなく終わるかもしれませんが、大統領はFBIを敵に回してはいけないという教訓が改めて示されたということでしょう。

ただ、北米ではもう、この手の話は食傷気味になってきた感があります。経済は比較的順調で株式市場も最高値水準を維持しています。本日発表になった見直し版第1四半期GDPは上方修正で6月の利上げの確率が再び高まってきています。私は6月の利上げはないのではないか、と予想しており、経済指標も決して芳しいとは思わなかったのですが、トランプ氏の醜聞に振り回されない経済の強さを見て取りましたので今は中立ぐらいまで考え直しています。

最後に企業ネタを一つ。日経に「ティファニー、失った名画の輝き」という記事が掲載されています。アメリカ人にティファニーは「もう古い!」と言わせてしまっているようで売り上げが伸び悩んでいるという内容です。時代の流れとはそんなものなのでしょうか?

思い起こせば20歳の時、初めてのニューヨークをぶらついていた際、5番街のティファニーを見つけ、重々しいドアを開けて「どこで朝食が食べられるのだろう」と店内を一生懸命探したことがあります。店の人に聞く勇気もなく、すごすご出てきましたが後で「聞かなくてよかった」と心底思っております、はい。

ではよい週末をお過ごしください。

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また明日お会いしましょう。