こうやって毎日ブログを書くにあたり、日々、それなりにニュースはチェックしています。が、このところ日本発のニュースが極めて低調か、国内の一部の人の興味に限定されるものが増えており、すーっと目線がほかの国に行きそうになります。悪いニュースは少ないほど良いわけですが、日本発の良いニュースや世界が注目するようなニュースが少ないようです。

それは日本経済や企業ニュースを反映する株式市場でも同じで日経平均は2万円を少し上回るところでほぼボックス圏の動きとなっています。13日の動きなどは典型でイエレン議長の議会証言が思ったよりハト派的だったことを受けNYの株式市場では史上最高値となり活況を呈しているにもかかわらず、日経平均はたったの1円高で終わっています。

もっと言わせてもらうなら整理銘柄のタカタが一週間で7倍もの株価に高騰するなどこんなマネーゲームしか注目されないのか、という体たらくであります。いわゆる主要銘柄は鳴かず飛ばずで銀行株においては注目度という点においてその名前すら上がらなくなっています。銀行株が上がり始めると経済全体の様相を反映しているとされ、チャートを無視した過激で派手な展開となるのですが、まったく凪状態の銀行株に誰もコメントしようがないというのが正直なところでしょう。

一般ニュースに目を転じれば某女優の実にくだらない話をメディアは追い、そのブログが運営者の内規により閉鎖されそうになるとブログ主にとって重要な収入源が断ち切られる恐れから運営者の指示に従い、メディアが追随できる状況を見せています。

更にメディア間のバトルも見られます。朝日と産経の蓮舫党首の国籍問題をめぐる攻防では産経が朝日を名指しで「勘違い」と猛批判するなど相変わらずの展開であります。朝日は加計学園問題で勢いがついている一方、産経は民進党を徹底的にこき下ろすなどかつてないメディアの「色仕掛け」が見られます。私の言う「色仕掛け」とはメディアが自社の主義主張を明白に出し、読者層の囲い込みを図っているという意味の色です。同様のことは先行する週刊文春に対して新潮が猛追しているところにも見て取れます。

某女優の報道を含め、メディアが少ない題材の中、生き残りをかけて大戦争をしているように見えます。しかしその内容は主流ではありません。たとえば安倍総理が抱えている加計学園問題も私のように遠くから見ているとこれに与野党が総力戦を挙げてやり合わねばならない本質は何処にあるのかな、と思っています。国会議員を時給換算し、人数分掛け合わせるとどれだけの無駄をしているのか、考えたことがあるのでしょうか?それともこれにそれほど時間を費やすほど日本には案件がない国なのでしょうか?

海外を見ると例えばトランプ大統領がやや追い込まれているように思えるのは特別検察官モラー氏のロシア疑惑調査が進む中でFBI長官候補のレイ氏が「トランプ大統領がそれを魔女狩りだとぐずぐずいうなら俺は下りる」と発言するなど緊迫感が増しているからかもしれません。

その中、政治と経済が分離状態で株価は好調を呈し、イエレン議長は「これが最後の議会証言かも」と漏らすその言葉の本心は何処にあるのか、などもなかなか読み応えのあるポイントです。

カナダでも昨日、7年ぶりに利上げをしました。事前予想こそ9割の確率となっていたものの経済指標からみると微妙な判断だったと思います。これがトロントやバンクーバーの住宅市場にどう影響するのか、これまた大きな話題になるでしょう。

私の今日のトピのポイントは政府や企業からの明るい話題がさっぱり聞こえてこないことであります。つい先日まではビットコイン狂騒曲で関連事業をしている企業がもてはやされましたが、いまやローラーコースターが地面に突き刺さるような状態にあります。新しい技術開発や新規海外受注もあまり聞こえてきません。

むしろ、飛ばない三菱飛行機とか、出光の酷聞といったネガティブな話題が主流でサイドラインを富士セロックスやJAL人事問題などが押さえます。どうみても夏枯れの日本にみえます。

元をただせば政治から来るのでしょう。そこがうまく回り、日本経済が好転し、明るいムードになればよい話などいくらでも聞こえてきます。私は「つまずいたニッポン」と考えています。何につまずいたのか、それは一旗あげたいメディアの大リーク合戦にニュースのマグニチュードが不自然にゆがめられ、社会全体が振り回されているということではないでしょうか?悪く言えば今の日本のニュースはメディアの自作自演とも言えるかもしれません。「日本だけではない」というご意見も当然あるならばこれは今の趨勢とも言い換えられそうです。

では今日はこのぐらいで。

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また明日お会いしましょう。