日本の飲み屋でビールをめっきり飲まなくなりました。「お飲み物はいかがしましょう?」といわれてかつては「まずはビール」でした。今、私はずっと「ハイボール」です。家の冷蔵庫にもビールとサワーがあればサワーを選びます。何故でしょうか?
実はカナダでは相変わらずビール党です。飲み屋でハイボールが必ずしもあるわけではなく、ワインは高くつくからでしょう。(ちょっとしたレストランでもグラス1杯、千数百円します。)それとバンクーバーは地ビールのメッカで比較的良心的な値段(600円程度)でパイントサイズが飲めます。
では日本でなぜ、飲まなくなったのか、と言えば同席の相手への気遣いが一つ、もう一つは健康を考えてしまうのです。
気遣いとは誰かと飲みに行けば支払いは割り勘になることも多いのですが、ビールは量あたりの価格を考えると相当割高になります。一方、ハイボールはメガサイズならば重そうな巨大ジョッキにどんとサーブしてもらっても良心的価格です。その重量感とお得感に満足してしまうのでしょう。
健康の方ですが、ハイボールはウィスキーを炭酸で割っているわけでプリン体が少なく、カロリーもビールの半分ぐらいとされます。価格も安いのです。飲み仲間も当然、健康を考えて飲むような連中ですので理にかなっているということなのでしょう。
日本ではビールが売れていないようです。2017年上半期の出荷量も5年連続の過去最低を更新しています。更に下半期は値上げの影響も懸念される、としています。
個人的にはビール会社と飲食店の関係がビール市場全体をダメにした気がします。まず、日本では4大ビール会社が飲食店とそれぞれ契約をするのがほとんどだと思いますので店に4つのメーカーが全部あって好きな銘柄を選べるケースはほとんどないと思います。つまり、客にビールを選ぶ権利がないわけです。
次に日本のビールは基本、ピルスナービールです。ドライですっきり、飲み口がよいというのはどこのビール会社のキャッチにも使われています。これはビールの製造において下面発酵のラガー系になります。なぜ、日本のビールはラガー、ピルスナーなのか、といえばそれが日本の気候にあっているからかもしれません。また、グイグイ飲めるのは下面発酵ビールの特徴です。
ところが英国にしろベルギーにしろ、ドイツにしろ、ビールの本場に行けば驚くほどビールの種類が多いのに気がつくはずです。私が普段、行きつけているバンクーバーのパブでも多いところで20-30種類、提供しています。そして上面発酵のビールが多いことに気がつきます。エール系の上面発酵のビールはグイグイとは行きません。ちびちび飲む感じでしょうか?黒ビールに至っては提供される温度は常温ですし、のど越しはよくありません。
しかし、客は今日は何系でいこうか、といろいろ思案し、ビールの種類を楽しみます。私は大体ピルスナー系からIPAに切り替えるパタンが多いのですが、これはビールがワインの種類のように広がりを見せているとも言えるのです。
最近でこそ、日本のビール会社各社はエールを含めた様々な種類の缶ビールを売り始めました。しかし、飲み屋ではビールは基本的に一種類しかないのです。これはビール会社の戦略ミスですし、それ以上にビール会社が飲食店と1対1の契約に縛ってしまったことで顧客開拓に失敗した気がします。
個人的にはビール会社は国内販売において岐路に立たされる可能性があるとみています。一方で非常に広がりのあるビール市場をきちんと開拓する算段を見出せばビール復権のチャンスは大いにあるのではないでしょうか?
では今日はこのぐらいで。
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北アメリカランキング
また明日お会いしましょう。
実はカナダでは相変わらずビール党です。飲み屋でハイボールが必ずしもあるわけではなく、ワインは高くつくからでしょう。(ちょっとしたレストランでもグラス1杯、千数百円します。)それとバンクーバーは地ビールのメッカで比較的良心的な値段(600円程度)でパイントサイズが飲めます。
では日本でなぜ、飲まなくなったのか、と言えば同席の相手への気遣いが一つ、もう一つは健康を考えてしまうのです。
気遣いとは誰かと飲みに行けば支払いは割り勘になることも多いのですが、ビールは量あたりの価格を考えると相当割高になります。一方、ハイボールはメガサイズならば重そうな巨大ジョッキにどんとサーブしてもらっても良心的価格です。その重量感とお得感に満足してしまうのでしょう。
健康の方ですが、ハイボールはウィスキーを炭酸で割っているわけでプリン体が少なく、カロリーもビールの半分ぐらいとされます。価格も安いのです。飲み仲間も当然、健康を考えて飲むような連中ですので理にかなっているということなのでしょう。
日本ではビールが売れていないようです。2017年上半期の出荷量も5年連続の過去最低を更新しています。更に下半期は値上げの影響も懸念される、としています。
個人的にはビール会社と飲食店の関係がビール市場全体をダメにした気がします。まず、日本では4大ビール会社が飲食店とそれぞれ契約をするのがほとんどだと思いますので店に4つのメーカーが全部あって好きな銘柄を選べるケースはほとんどないと思います。つまり、客にビールを選ぶ権利がないわけです。
次に日本のビールは基本、ピルスナービールです。ドライですっきり、飲み口がよいというのはどこのビール会社のキャッチにも使われています。これはビールの製造において下面発酵のラガー系になります。なぜ、日本のビールはラガー、ピルスナーなのか、といえばそれが日本の気候にあっているからかもしれません。また、グイグイ飲めるのは下面発酵ビールの特徴です。
ところが英国にしろベルギーにしろ、ドイツにしろ、ビールの本場に行けば驚くほどビールの種類が多いのに気がつくはずです。私が普段、行きつけているバンクーバーのパブでも多いところで20-30種類、提供しています。そして上面発酵のビールが多いことに気がつきます。エール系の上面発酵のビールはグイグイとは行きません。ちびちび飲む感じでしょうか?黒ビールに至っては提供される温度は常温ですし、のど越しはよくありません。
しかし、客は今日は何系でいこうか、といろいろ思案し、ビールの種類を楽しみます。私は大体ピルスナー系からIPAに切り替えるパタンが多いのですが、これはビールがワインの種類のように広がりを見せているとも言えるのです。
最近でこそ、日本のビール会社各社はエールを含めた様々な種類の缶ビールを売り始めました。しかし、飲み屋ではビールは基本的に一種類しかないのです。これはビール会社の戦略ミスですし、それ以上にビール会社が飲食店と1対1の契約に縛ってしまったことで顧客開拓に失敗した気がします。
個人的にはビール会社は国内販売において岐路に立たされる可能性があるとみています。一方で非常に広がりのあるビール市場をきちんと開拓する算段を見出せばビール復権のチャンスは大いにあるのではないでしょうか?
では今日はこのぐらいで。
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また明日お会いしましょう。

中ジョッキとは言っても店によってサイズも形も様々ですが、値段は瓶ビールよりはるかに高いので一種の犯罪です。
以前も書きましたが、イギリスのパブではグラスに1パイントやハーフパイントの赤線が横に入っていて、液体のビールをその線まで満たさなければいけません。
日本ではそう言ったルールが無いので下手をすると泡が4割という店もあります。
クレームをつけると機械で自動的にそうなると嘘を平然とつきますが、良心的な店は泡を捨ててほとんどビールの液体で満たして出してくれます。
友人と行く馴染みの寿司屋では最初から「泡控えめに」ときっぱり言って、しつけていますから泡は少なめです。友人の生ビールを見ると私より泡が2倍は多いのですが育ちの良い友人は黙って飲んでいます。
泡で酔える訳も無く、「泡でふたをするから空気で酸化しないので美味い」というメーカーのコピーは断固拒否します(笑)。