柳瀬唯夫元首相秘書官の参考人招致。もうマスコミもあまり一生懸命取り上げる気配がないように見えます。マスコミは読者が飽きてきたと思えば手のひらを返したようなスタンスになります。その加計学園獣医学部には学生が集まり教育機関としては良いスタートを切っています。野党もお疲れさまでした、と申し上げます。
さて、今週のつぶやきです。
「セル イン メイ」は当てはまらないかも
「5月には株を売れ」という格言は12月末の「掉尾の一振」とともによく知られ、歴史的に5月は株価が軟調になるとされます。ただ、現実を見ると近年ではだいたい五分五分ぐらいで個人的には意味がない格言になりつつあると考えています。もともとその理由すらこじつけとされ、明白ではないのですが、さて、今年はどう出るでしょうか？
まずNYの方を見ると1月末につけた高値26600ドル台に対して現在が24700ドル台。チャート的には面白いところにきており、仮に25000ドル台に乗せれば節目を抜けそうです。一方、日経平均は昨日金曜日に260円余り上げたことで節目を抜けています。この後、日経平均については晴れ間が出ますので23000円台前半まではスーッと上げるかもしれません。
個人的には武田のシャイアー買収の思惑で為替が110円台に突入する円安バイアスがかかりこれが日経平均を持ち上げる原動力になるシナリオを描いています。
そういえば大学生には5月病というのがあります。5月とは結局緩みやすいという「気の問題」でテクニカルな話ではないのかもしれません。
スルガ銀行の抱える問題は思った以上にシリアス
最近会う方からあいさつ言葉で「シェアハウス事業、大丈夫？」とよく言われます。勿論、全く影響はないのですが、かぼちゃの馬車とスルガ銀行はシェアハウス事業を極めて悪いイメージにさせた点で私からすれば恨みたくなります。
事業者はすでに破たんしているのでスルガ銀行がその矢面に立っているのですが、書類改ざんにかかわった行員を退職させ、金融庁の調査逃れをしているのでは、とされ、金融庁の怒りを買っています。スルガ銀行は大きな過ちを犯しつつあるのですが、金融庁を敵に回せば銀行が存在できなくなります。地方銀行の一つや二つ、潰すのは何とも思わないはずです。
言い換えればお金を借りた会社員の方は今は金利減免など優遇措置を受けていますが、3年後に仮にこの銀行が他行と合併でもすればその後、どうなるかは全く分からないというリスクは抱えたままなのであります。私が「かぼちゃの馬車問題」を継続的に取り上げるのは問題が出てくるのはこれからであり、今は初期の激動期でしかないと指摘したいのです。
かつてバブル崩壊の処理に10年単位の時間がかかったのと同様、ほどけない問題に取り組まなねばならず、しかもその借り手は普通の会社員であるがゆえに力づくの問題解決ができないのです。司法の場に論争を移せば消費者金融業者がボロ負けしたあの状況に陥るシナリオが大いにあります。
それからすれば報じられている以上に厳しい状況となるでしょう。以前申し上げたように個別案件ベースなら方法がないわけではないのですが全体では業界のリーダーがいないのが最大の関門です。
米朝会談 in シンガポール
私はスイスか日本と思っていました。日本は利害関係がある点が問題だったのでしょうか？しかし、トランプ大統領からすればシンガポールは遠いです。感覚的には日本からブラジルに行くほどですからわざわざそんな遠いところを選ばなくてもよかったのに、と今でも思っています。
設定場所はアジアで且つ中国の影響力が少ないところで絞ったようです。ですが、習近平氏はシンガポールに行く気があるんじゃないでしょうか？ならば文大統領も行くと言いかねないかも、です。私が日本は本件、及び腰と申し上げたのは「サンフランシスコ講和条約」への参加の意義を思い出してほしい、という点だったのです。
それはともかく、会談ですが、個人的には楽観視しています。シンガポールの米朝会談はほぼお膳立てが出来た中でのセレモニアルなイベントになるはずで実務は強硬派のポンペオ国務長官らがガリガリと交渉を進めているはずです。
思った以上に成果が上がり、北朝鮮の変心ぶりに世界が驚く、というストーリーを想定をしています。これは大戦後、日本が180度転換したように金正恩氏の言葉一つで2500万の国民は動くのでしょう。ただ、長期的に朝鮮半島の和平がどうなるか、これは私は何のお約束も致しません。一点、個人的に確信しているのはノーベル平和賞が関連者に授与されそうだということ。その場合、安倍首相はもらいそこなうと思います。
後記
相撲が始まります。稀勢の里が7場所連続休場するようです。ファンの方にこんなこと言うと撃沈されそうですが、私は感覚として引退する気がします。同じ7場所休場した貴乃花と比べてはいけないでしょう。怪我のことは詳しくは分かりませんが、彼のマインドにもっと深いものがあるように感じます。上を行く人や研ぎ澄まされた人ほど、ごくわずかな変化につまづくもの。メンタルとは技量以上に磨かねばならないポイントだと思います。
では今日はこのぐらいで。
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北アメリカランキング
また明日お会いしましょう。
さて、今週のつぶやきです。
「セル イン メイ」は当てはまらないかも
「5月には株を売れ」という格言は12月末の「掉尾の一振」とともによく知られ、歴史的に5月は株価が軟調になるとされます。ただ、現実を見ると近年ではだいたい五分五分ぐらいで個人的には意味がない格言になりつつあると考えています。もともとその理由すらこじつけとされ、明白ではないのですが、さて、今年はどう出るでしょうか？
まずNYの方を見ると1月末につけた高値26600ドル台に対して現在が24700ドル台。チャート的には面白いところにきており、仮に25000ドル台に乗せれば節目を抜けそうです。一方、日経平均は昨日金曜日に260円余り上げたことで節目を抜けています。この後、日経平均については晴れ間が出ますので23000円台前半まではスーッと上げるかもしれません。
個人的には武田のシャイアー買収の思惑で為替が110円台に突入する円安バイアスがかかりこれが日経平均を持ち上げる原動力になるシナリオを描いています。
そういえば大学生には5月病というのがあります。5月とは結局緩みやすいという「気の問題」でテクニカルな話ではないのかもしれません。
スルガ銀行の抱える問題は思った以上にシリアス
最近会う方からあいさつ言葉で「シェアハウス事業、大丈夫？」とよく言われます。勿論、全く影響はないのですが、かぼちゃの馬車とスルガ銀行はシェアハウス事業を極めて悪いイメージにさせた点で私からすれば恨みたくなります。
事業者はすでに破たんしているのでスルガ銀行がその矢面に立っているのですが、書類改ざんにかかわった行員を退職させ、金融庁の調査逃れをしているのでは、とされ、金融庁の怒りを買っています。スルガ銀行は大きな過ちを犯しつつあるのですが、金融庁を敵に回せば銀行が存在できなくなります。地方銀行の一つや二つ、潰すのは何とも思わないはずです。
言い換えればお金を借りた会社員の方は今は金利減免など優遇措置を受けていますが、3年後に仮にこの銀行が他行と合併でもすればその後、どうなるかは全く分からないというリスクは抱えたままなのであります。私が「かぼちゃの馬車問題」を継続的に取り上げるのは問題が出てくるのはこれからであり、今は初期の激動期でしかないと指摘したいのです。
かつてバブル崩壊の処理に10年単位の時間がかかったのと同様、ほどけない問題に取り組まなねばならず、しかもその借り手は普通の会社員であるがゆえに力づくの問題解決ができないのです。司法の場に論争を移せば消費者金融業者がボロ負けしたあの状況に陥るシナリオが大いにあります。
それからすれば報じられている以上に厳しい状況となるでしょう。以前申し上げたように個別案件ベースなら方法がないわけではないのですが全体では業界のリーダーがいないのが最大の関門です。
米朝会談 in シンガポール
私はスイスか日本と思っていました。日本は利害関係がある点が問題だったのでしょうか？しかし、トランプ大統領からすればシンガポールは遠いです。感覚的には日本からブラジルに行くほどですからわざわざそんな遠いところを選ばなくてもよかったのに、と今でも思っています。
設定場所はアジアで且つ中国の影響力が少ないところで絞ったようです。ですが、習近平氏はシンガポールに行く気があるんじゃないでしょうか？ならば文大統領も行くと言いかねないかも、です。私が日本は本件、及び腰と申し上げたのは「サンフランシスコ講和条約」への参加の意義を思い出してほしい、という点だったのです。
それはともかく、会談ですが、個人的には楽観視しています。シンガポールの米朝会談はほぼお膳立てが出来た中でのセレモニアルなイベントになるはずで実務は強硬派のポンペオ国務長官らがガリガリと交渉を進めているはずです。
思った以上に成果が上がり、北朝鮮の変心ぶりに世界が驚く、というストーリーを想定をしています。これは大戦後、日本が180度転換したように金正恩氏の言葉一つで2500万の国民は動くのでしょう。ただ、長期的に朝鮮半島の和平がどうなるか、これは私は何のお約束も致しません。一点、個人的に確信しているのはノーベル平和賞が関連者に授与されそうだということ。その場合、安倍首相はもらいそこなうと思います。
後記
相撲が始まります。稀勢の里が7場所連続休場するようです。ファンの方にこんなこと言うと撃沈されそうですが、私は感覚として引退する気がします。同じ7場所休場した貴乃花と比べてはいけないでしょう。怪我のことは詳しくは分かりませんが、彼のマインドにもっと深いものがあるように感じます。上を行く人や研ぎ澄まされた人ほど、ごくわずかな変化につまづくもの。メンタルとは技量以上に磨かねばならないポイントだと思います。
では今日はこのぐらいで。
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北アメリカランキング
また明日お会いしましょう。
北朝鮮問題はすでに終わり新たな朝鮮半島の問題のステージに入ったとみるべきでしょうか
それでもどんなシナリオなのかは？今のところわかりません
ノーベル平和賞はいりません・・そんなチョコレートのおもちゃみたいなメダルなんて
皆が欲しいのは安定した平和ですから
安倍総理もいろいろ言われながら日中韓の3か国の共同声明にやっとこ拉致問題を入れ込むことができました