日経電子版に日経関連雑誌からの転載として「カップ麺などの『超加工食品』、 がんのリスク高めるか」という記事が出ています。議論を呼びそうです。

記事によると超加工食品とは大量生産された加工パン、スナック菓子、炭酸飲料、保存料を添加した食品、即席めん、冷凍食品、家庭で調理するには加えない添加物が入ったものとあります。これを言われてしまえば世の中の人が食べているものはまず引っかかってしまいます。

ガンのリスクが高まるかどうかはこの記事の出所であるフランス国立保健医学研究所の調査内容を掲載した英国BMJ誌を検証する必要がありますし、タイトルにあるように「リスクを高めるか」と疑問符がついているので真偽はまだわかりません。昔から加工食品に対する疑いの目はあったわけである意味、焼き直しの話のようにも見えます。

ただ、私がこの記事を読んで連想したのは「外食」への懸念であります。日本はまだ管理が良く、おいしいと思いますが、カナダで外食は最近、あまり気乗りがしないのです。理由は旨くないという根本理由と同時に味に一定感がない、異様に塩分など味が濃いなどから気が進まないのです。

結局それがどうなるかと言えば私の場合、飲めればいいことになります。地元レストランに入ればクラフトビールにサンドウィッチの単純セレクションです。メニューへの期待感がゼロなので何でもいいという妥協なのでしょう。極たまにラーメン店に行きますが、基本的にどこも味が濃すぎて麺とのバランスが頂けないんです。(パスタソースと麺の関係や白、赤のワインの合わせ方をある程度知っている人はご理解いただけると思います。)

私がかつてカフェを経営していた時、ある方から外食は味を濃くして客がおいしく感じるようにせよ、と指南されたことがあります。意味は分かるのですが、素材の味を殺すほどソーシーな感じにするのが私には許せなかったですね。あるいはカロリーの塊みたいな超ジャンキー系がバカ受けしているのを横目で見ながら、これぞ本当に寿命を短くする原因ではないか、と言いたくなります。

冒頭の加工食品への懸念は当然あります。勿論、それが大きな問題になれば世界中の食品に対する不信感から大混乱になることは必至でしょう。かつてマクドナルドで問題になったトランス脂肪酸。日本での規制はまだ緩いとされます。あるいはマクドナルドのポテトはポテトとは思えない加工品状態とされています。そういえば日本でケンタッキーはチキンとして商品を売っていますが、北米ではあれはチキンとして認知されない加工食品故に店の看板はKFCに変わったのです。

私が大学生の時、マーガリンはバターのギッフェン財と習いました。ギッフェン財とは価格が上昇すると需要が増えるものです。ところがそのマーガリンは不健康の塊とされ、私の中では口にしてはいけない筆頭アイテムです。

食の落とし穴だらけのこの世の中、どうすべきか、といえば自分で作るしかないと思います。私は基本的に作るのが全く苦ではないので長生きできるかもしれません。食のことを考えると本当に何が正しいのか、分からなくなる一方です。

では今日はこのぐらいで。

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また明日お会いしましょう。