フリーマーケットのアプリを展開するメルカリが明日、19日上場します。この企業は上場時10億ドル(1100億円)以上の価値があるユニコーンと呼ばれ、今年のIPOでは最大級になり注目されています。公開価格は3000円で初値がどれぐらいになるか注目されるところです。
メルカリ上場に関して報道を見ていると次のユニコーンがない、という指摘があります。つまり、非上場で1000億円程度以上の価値がある上場予備軍が見当たらないというのです。
この6-7年をさかのぼると大型のIPOがあったのは日本郵政グループ3社が規模的には圧倒しており、その後をリクルート、サントリーあたりが続き、ようやくLINEが出てくるという感じでしょうか?これを見てもお分かりの通り、LINEを除き、著名でユニコーンというより「昔の名前で出ています」的企業ということになります。
確かにユニコーンになれる企業は少ないと思います。たぶん、次のユニコーンはディープラーニング(深層学習)の企業、プリファード ネットワークスで、メルカリよりはるかに大きい唯一の会社かもしれません。この会社はなぜ大きくなったかと言えば著名企業群との提携であります。トヨタをはじめ、パナソニック、ファナック、NTT、更にはアメリカのNVIDIAとも出資や提携関係を結んでいます。つまり、手を広げることでどんどん大きくなる仕組みでしょうか?
日本は企業の系列化がかつて取りざたされました。重層型産業構造の中で大手の傘に収まることを「安定志向」と称し、前向きにとらえたことです。韓国の企業構造が財閥中心とされるのと意味合いは違いますが、ベクトルは同じ方向かと思います。ところが日産のカルロスゴーン氏が系列を壊したことでゆっくりとですが、日本企業は変わってきました。今、少しづつそのような新味のある新興企業が育っているということでしょう。
既に上場している企業ですがAlbertという会社がやはりトヨタと出資提携関係を結んでいます。この会社も自動運転認証を含むデータサイエンティスト専門家集団として注目を浴びる会社ですが、かつてはあまり見られなかった大手企業と新興企業の連携で若い会社が大きく育ちやすくなる土壌が少しずつできてきたとも言えるのでしょう。嬉しい限りです。
日本のIPOにおいて特徴的なのは株価が上場時に異様な高値を形成しその直後から崩落開始し何分の一にも下落してしまうケースであります。IPOという品薄株を投機家たちがもて遊び、妥当な株価形成ができないことに一つの理由があろうかと思います。そして下がった株価に若い企業に特徴的な赤字決算でダメ押しを与えるというパターンです。
以前、アメリカには様々な投資家がいるゆえに「捨てる神あれば拾う神あり」ということわざ通りの展開ができると申し上げました。とすれば投資家層が育っていない東証の課題、ひいては日本の課題とも言えるのでしょう。
アジアの中で日本がユニコーン大国になり多くの投資マネーが流入するようになれば日本の真の意味での国際化が進むのでしょう。期待したいところです。
では今日はこのぐらいで。
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北アメリカランキング
また明日お会いしましょう。
メルカリ上場に関して報道を見ていると次のユニコーンがない、という指摘があります。つまり、非上場で1000億円程度以上の価値がある上場予備軍が見当たらないというのです。
この6-7年をさかのぼると大型のIPOがあったのは日本郵政グループ3社が規模的には圧倒しており、その後をリクルート、サントリーあたりが続き、ようやくLINEが出てくるという感じでしょうか?これを見てもお分かりの通り、LINEを除き、著名でユニコーンというより「昔の名前で出ています」的企業ということになります。
確かにユニコーンになれる企業は少ないと思います。たぶん、次のユニコーンはディープラーニング(深層学習)の企業、プリファード ネットワークスで、メルカリよりはるかに大きい唯一の会社かもしれません。この会社はなぜ大きくなったかと言えば著名企業群との提携であります。トヨタをはじめ、パナソニック、ファナック、NTT、更にはアメリカのNVIDIAとも出資や提携関係を結んでいます。つまり、手を広げることでどんどん大きくなる仕組みでしょうか?
日本は企業の系列化がかつて取りざたされました。重層型産業構造の中で大手の傘に収まることを「安定志向」と称し、前向きにとらえたことです。韓国の企業構造が財閥中心とされるのと意味合いは違いますが、ベクトルは同じ方向かと思います。ところが日産のカルロスゴーン氏が系列を壊したことでゆっくりとですが、日本企業は変わってきました。今、少しづつそのような新味のある新興企業が育っているということでしょう。
既に上場している企業ですがAlbertという会社がやはりトヨタと出資提携関係を結んでいます。この会社も自動運転認証を含むデータサイエンティスト専門家集団として注目を浴びる会社ですが、かつてはあまり見られなかった大手企業と新興企業の連携で若い会社が大きく育ちやすくなる土壌が少しずつできてきたとも言えるのでしょう。嬉しい限りです。
日本のIPOにおいて特徴的なのは株価が上場時に異様な高値を形成しその直後から崩落開始し何分の一にも下落してしまうケースであります。IPOという品薄株を投機家たちがもて遊び、妥当な株価形成ができないことに一つの理由があろうかと思います。そして下がった株価に若い企業に特徴的な赤字決算でダメ押しを与えるというパターンです。
以前、アメリカには様々な投資家がいるゆえに「捨てる神あれば拾う神あり」ということわざ通りの展開ができると申し上げました。とすれば投資家層が育っていない東証の課題、ひいては日本の課題とも言えるのでしょう。
アジアの中で日本がユニコーン大国になり多くの投資マネーが流入するようになれば日本の真の意味での国際化が進むのでしょう。期待したいところです。
では今日はこのぐらいで。
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最大のユニコーン企業には、Uber、Xiaomi、Airbnb、Palantir、Dropbox、Pinterestが含まれていた。
>アジアの中で日本がユニコーン大国になり多くの投資マネーが流入するようになれば日本の真の意味での国際化が進むのでしょう。期待したいところです。
そうですね。世界観とは、どこまで普遍性の論理が展開できるか? 誰もが「あったら役に立つ、だれでもできる、みんなで楽しめる、とても便利だ」
こうしたことの世界観が共有できるということだと思いますが・・・
これからの若い人で国境を越える共通の論理が必要ではないですかね。
いま、グローバル化への流れが止まり、ナショナリズムへ変化していると考える人が多くなっているように思います。アメリカも「アメリカ・ファースト」ですから・・
日本はある意味では・・・ポテンシャルは高いと思いますが・・世界に向けて発信する人や世界を視野に入れた起業家が求められますね。
日本の若者に期待してます。