桜を見る会の攻防がやけに注目され、一部メディアには「安倍総理辞任不可避」なんていう字も躍っていました。たかが5000万円されど5000万円なんです。意識とわきの甘さが問題なのでしょう。こういう点が「能力は買うけれどそばには寄りたくない安倍首相」といわれる人格が出てきます。「名簿は破棄した」というけれど、情報開示の時代に何を言っているのかさっぱりわかりません。菅官房長官もこのところピンボケがひどい気がします。現内閣、賞味期限でしょうか。私の期待感は相当下がっています。

では今週のつぶやきです。

7-9月決算を終えて
企業の7-9月決算がおおむね出そろいました。アメリカは予想を上回るところも多く、株価指数も史上最高値を更新し続けています。改革のスピードと攻めがすさまじいと感じます。一方の日本企業、全産業ベースの純利益で前年同期比マイナス14%が今の実力です。企業の下期見通しも大幅下方修正が後を絶ちません。

日経ビジネスに「変調 サムスンの不安」という特集があるのですが、個人的にはこれを読んでこの会社は全然大丈夫だと感じました。日経ビジネスの編集者に「サムスンよ、おまえもか」という論調に持っていきたい意図が丸見えなんですが、あの会社は李体制からもう少し独立したら更に巨大化するとみています。ジャックマーのいないアリババに成長の加速度がかかってきているのと同じです。

日本企業が陥っている罠とは規模とスピードとチャレンジです。とにかく遅い、そして凝り固まった考えから脱却できない弱さがあります。前例主義もダメ。改革と挑戦、これを力強く進めないとニッポン沈没です。

アメリカが見る朝鮮半島
GSOMIAが来週23日に破棄されるのを前にアメリカが必死に韓国高官を口説いています。数日前のこのブログで個人的には破棄されると思うが、土壇場で破棄延期をする確率も2-3割あるかもしれないと書かせていただきました。日本以上にアメリカがシャカリキになるのはなぜなのでしょうか?

歴史的にみて日本がなぜ、何度となく朝鮮半島に進出したりそれを企てたりしたか、といえば中国やロシアの南下政策を抑えるためであり、日本が朝鮮半島そのものの支配を目的としたことはないと私は理解しています。今回のアメリカはまさにここにあるのではないか、と考えています。つまり、アメリカが朝鮮半島を意識するのは中国との橋頭保を作りたいのだろうとみています。

今、米中で行われているのはかつての米ソ冷戦時代と同じであり、完全なる覇権争いであります。一部の中国企業は膨張し、中国政府の世界への影響力も確実に強化されてきています。戦力や情報収集能力も格段に上がり、人口もアメリカを圧倒しています。そして世界中に中国人がコミュニティを作っています。アメリカは中国にコミュニティを持っていません。米中は形を変えた戦争をしているのであり、朝鮮半島が中国の傘下に収まるのを必死に防御しているのがアメリカである、とするほうが理解はすっきりしそうです。

面白く変わる街、池袋
もともと豊島区役所があった敷地の再開発がほぼ終わり、11月1日にはHarezaの劇場館がオープンしました。ここに8つの劇場が入居します。もともとサンシャインあたりがサブカルのメッカとして日本のみならず、海外でも知られるほどになっている中で様々な文化を表現するステージが出来上がったことは注目に値します。

実は駅の反対側、西口の東京芸術劇場も池袋の顔であったのですが、正直、隣接する飲食店街の影響もあるのか、石田衣良のウェストゲートパークのイメージそのもので結構ヤンキーとおっさんのたまり場みたいになっていました。それを現在改修中で出来上がると都心では少ない屋外劇場が完成します。文化色を強く出す豊島区池袋の利点は東京、品川のようなオフィス主導イメージが薄いこと、渋谷、新宿に比べて開発余地スペースが大きいことがあります。

都心の中で池袋の土地としてのポテンシャルは非常に高いとみています。理由は価値が落ちている駅両側の壁のようにそびえるデパートの再開発の余地、及び線路上の空間であります。この空間が異様に広く、新宿で線路上にバスターミナルを作ったのと同じような仕組みを取り入れればこの街はすっかり変わるでしょう。私が改革とスピードに於いて消滅可能都市のレッテルを張られてからの大逆転を果たしつつある豊島区の高野区長は相当のやり手として評価しています。それこそ小池百合子氏の対抗馬にもなりうる能力を持っていると思います。

後記
一連の行事でも一番重要とされる大嘗祭はつつがなく終了しました。こうしてみると日本の文化と歴史の深さを感じ、日本人に生まれてよかったと思います。台湾人が最も好きな国は日本が59%で2位の中国8%、3位のアメリカ4%を大きく引き離しています。日本を理解してくれるところとは大いに投資と交流を深めたらよいでしょう。日本の天皇制の歴史や文化もきっと前向きに評価してくれるでしょう。「聞く耳を持つ人、聞かない耳を持つ人」というアプローチもあると思います。

では今日はこのぐらいで。

ブログの応援もお願いできますか?クリックをするとブログランクアップにつながります。

北アメリカランキング

また明日お会いしましょう。