外から見る日本、見られる日本人

バンクーバーの日本人社長ヒロが仕事、生活を通じて感じた経済、経営、社会、日本人観などを綴っています。

努力

その気持ちの切り替えが違いを作る!4

世の中、ストレスがたまることばかり。ついつい「今日はもうダメ!飲み行こう!」などという人も多いでしょう。せっかくやった仕事なのに上司から「やり直し!」の怒号、顧客のところにようやく納品したら「キャンセルされた」などやりきれないことも多いでしょう。

そうやって嫌なことばかり考えると何もかも嫌になります。しかし、嫌なことの中に一つでもよかったな、と思えることがあれば案外、気持ちは落ち着くものです。「あの上司、ダメ出しばっかりだったけどほめてくれたところもあったな」とか「あの顧客、今回はキャンセルだけど次回は今より大きな注文を出すといっていたよな」などわずかなことでもよいのでプラスのことを探してみたらどうでしょうか?そうすれば気持ちを取り直してあと30分、仕事をする気になるかもしれません。

仕事ができる人とそうではない人の違いはどこに出るのか、これは一概に言えるものではありません。多くのファクターが絡み合います。その中で、私の経験はめげない、腐らない、あきらめない、最後の一瞬まで粘る、といった納豆にオクラと山芋を混ぜたような性格がものをいうと思っています。そしてそのベースを作るのが冒頭の話にあるポジティブシンキングであります。

人間など割とマインドコントロールされやすいもの。それこそその日の天気が雨だとうっとうしいと思うし、カラッと晴れていれば頑張りすぎて追い風参考記録が出たりするものです。その中で下向きに生きるのか、上向きに生きるのかで結果は全然変わります。だから私も無理してでも楽しいことを探すようにしています。楽しいことがより楽しくて伸びてくると苦しかったあの嫌な仕事が氷解するように出来たりするのです。

そこに至るにはやはり「粘る頑張り」は基本中の基本だと思います。今の時期は「かったるい」ことも多いと思います。バンクーバーはまさに観光地化しており楽しそうに街を闊歩している人だらけの中で週末も朝7時からレンタカーの貸し出し、そして夜10時11時には帰ってきた車の掃除が待っています。

なぜ、お前がそんなことをやるのか、といえば趣味のような仕事だろうと思われますが、レンタカーはお客様に感謝されやすいビジネスで気持ちよくお金を払っていただけるからでしょうか?車返却の際はあまりアテンドしませんが、チャンスがあれば「ドライブは楽しかったでしょうか?」と必ず伺うようにしています。

車を洗ってまた、翌日別の方に喜んでいただくというダイレクトに響くビジネスが仕事をしているという実感を持ちやすいのです。それゆえ、金儲けなどとは考えずに車を提供してサービスすることに喜びを感じそれを「自分の気持ちの文鎮」にしてふわふわしないようにしています。

マリーナ部門になると客が我々に対して明らかに上から目線になります。多額の賃料を払っているという気持ちが出るのでしょう。それゆえ、もっと普通のビジネスに近いレンタカーや駐車場運営部門は私をBack to basicに立ち返らせてくれるのです。決して驕らないよう戒めているとも言えるでしょう。

もう一つ、自分に言い聞かせているのは積みあがる仕事にどう立ち向かうか、であります。数多くの事業をしているので非ルーティーンな大なり小なりの仕事が毎日、どんどん入ってきます。これは大半は私が処理する仕事になりますが、基本的に至急具合、重要度などで順番を決めます。そして3-4つのウィンドウを同時に開いて複数同時に手掛けることがほとんどです。それは一つの作業が流れるようには進まず、例えばメールの返事をもらわないとダメとか、電話待ちということもあるでしょう。その間に違う案件を同時に作業するのです。

とにかく死力を尽くしてきちんとした仕事を提供させてもらい、ありがたくお支払いただくという姿勢が自然に身つつくようになれば努力はいつかは実ることでしょう。但し、俺も努力したのになぜダメなんだ、という人に限って案外何にも考えず、いつまでたっても成長できないという方もいらっしゃいます。仕事には自分から語り掛けることが大事だと思います。

では今日はこのぐらいで。

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また明日お会いしましょう。

若者よ、汗をかこう!4

「若者よ、汗をかこう」というタイトルからしてオジサンぽいと思われるのですが、日本は三連休中でもありますのでそのオジサンのつぶやきでも書いてみたいと思います。

まず、このタイトルの意味が分からない、と言われそうですので平易に背景を説明します。

今のオジサン、オバサンが育った年代には今のような便利な生活はありませんでした。それでも高度成長期を享受し、日々、生活の質は向上していきましたが、革命ともいえるコンピューターや通信のITはその言葉すらありませんでした。コミュニケーションは電話、寄り合い、会議、井戸端談義、更には手紙も普通でした。偉いおじさん達はゴルフ場や神楽坂で仕事の話5分、遊び数時間という世界もありました。

勉強は図書館、探し物は一日がかり。いまのようにググっちゃうことは出来ませんでした。

モノも今ほどは普及しておらず、物流もこれほどスピーディーではありませんでした。欲しいものや部品を探すのにあちらこちらの電話帳ほどのカタログをめくりながら手間暇をかけたわけです。そういえば電話帳というものもすっかりお見かけしなくなりました。

そのような時代に自分を磨き上げるには時間とパッションは果てしなく使い続けなくては到達できませんでした。昔の上司が私にこんなこと言うのです。「知恵がないものは汗をかけ!擦り切れた革靴の数で成績は決まる!」などと真顔で言われ、社員はハッパをかけられたものです。サラリーマンだけでなく、商店街の店主たちも実に泥臭い仕事をしていました。商店街の毎月の寄り合い、共通クーポン券、祭りに縁日、特売会などが次々と催されその日は道路はホコ天になり、バスもどこかに迂回するほどでありました。商店街の店主の家族は総出で手伝いました。

あれから30年、スマートなITの成功者たちはスリムにフィットしたジャケットにカラフルで押し出しの強いシャツを着てワイン片手のパーティーを好みます。話題はワインの銘柄にそれが取れた年。ゴージャスな東京の夜景を背に遅くまで続くそのパーティーは勝者の美酒とそれに憧れる取り巻きジュニア達の世界があります。「僕の本がまた出るから」「本屋で平積み!」、「増刷決定だよ」というのもこの世界の勝者の共通パタンでしょうか。

この違いの最大のポイントは「効率化」にあるかと思います。自分の時間を24時間以上に使う発想はアメリカのMBA卒業者から日本に移入され、凄まじいほどの普及を遂げました。効率化を助けたのがITであり、自己管理、業務管理、記憶から判断まですべて自動化、自分は何もしなくてもお金がザクザク入ってくる「仕組み」を作り上げ、多くの若者はそのフォロワーとなりました。

これを私の業務のやり方と比較すると実に面白いことに気がつきます。数多くの事業の中で業績面などから力を入れなくてはいけない事業に大体1-2か月間集中強化期間をしばしば設けています。例えば夏前のレンタカー事業、あるいは最近のカフェ事業や駐車場事業。私の集中強化とはあらゆる手段と知恵を絞りだし、皆で一気に殻を破ることを目指しています。つまり、階段をいっぺんに数段上がることでしょうか?

ここには効率化といったスマートな言葉はありません。泥臭い人間と人間のぶつかり合いの中で問題を根気強くひとつ、また一つと潰していくのです。まさに汗をかくとはこういうことで肉体的にへとへとになる迄集中して仕事をすることで成長をかけていきます。

この前近代的アプローチは若い人(あと海外の人にも)には理解されにくいかと思います。「社長が何でそんなことするの?」とよく言われます。クライアントや近所の人から「それも君がやるのかい?」と言われるのですが、そこには理由があります。パフォーマンスです。社長がやることで社員もついてくる、社長が頑張っているからこの会社のサービスは大丈夫とクライアントが思うのです。つまり、前線で一番に槍を持って走り出していくのです。

私は元上司の「知恵がないなら汗をかけ」をさらに磨きをかけて、「知恵も出して汗もかけ」を実践しようとしています。それはスリムなジャケットは腹が邪魔して着られないオジサン流のスタイルとも言えますが、いつの時代も楽して仕事ができることはない、という事だけは断言できます。

仕事は泥臭いもの、それを嫌がらずにこなすことであり、体裁が前に出てはいけないというのが私の流儀であります。

今日はこのぐらいにしておきましょう。

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ではまた明日。

日々の努力って何?4

自己啓発本、あるいは著名経営者の寄稿に必ずと言って登場するのが「日々の努力」です。「ローマは一日にして成らず」が自己啓発にもつながるわけでしょう。では日々の努力を具体的に述べよ、と言われたらどうしますか?何を努力するのでしょうか?案外、このあたりで実行に移せない方もいらっしゃるかもしれませんので今日はこれをテーマに書き綴ってみましょう。

マリーナ事業、商業不動産事業、駐車場運営事業、ストーレッジ事業、レンタカー事業、飲食事業、投資事業、シェアハウス事業。これが私が今手がけている事業の数々です。

私が8つの事業を同時に見ることができるには理由があります。それはパイ生地の様に薄いレイヤーを少しずつ、作り上げ、時間と共に厚みを増す手法を取っているからです。8つの事業は決して同時に始めたわけではありません。一年に一つとか、二年に一つと言った具合にかなり時間差を取りながら事業の数を増やしています。

事業がインキュベーション(孵化)の時には当然、そこに注ぎ込むエネルギーは高いものとなりますから、時間的にも大きく割く必要があります。ところが私の場合、完璧な準備はしないことにしています。理由はどうせ、やりながら試行錯誤、効率化、手戻りといった間違いの修正をしなくてはいけないことが分かっているからです。日本人の場合、どうしても準備段階で「完璧」を目指す傾向があります。でもこの「完璧」って何でしょうか?自己満足じゃないでしょうか?ビジネスだから顧客があっての話ですが、自己満足を顧客に押し付けていることはないでしょうか?

だから私は7割ぐらいできたらスタートすることにしています。自分自身で準備を完成させていないわけですから当然ながら改革、改善を施し、より優れたものにしようという気持ちを持ち続けることができます。

事業というのは一旦スタートすると元に戻れませんからやりながら改良をすることを心がけることになります。

これがパイ生地を作るという意味で、事業が開始されてからの期間が長ければ長いほどその成熟度は高まり、良い仕事ができるようになります。また、パイ生地も成熟事業部門では成長途上の事業ほど新しいレイヤーを作り出すことはなくなってきます。これが8つの事業をこなすことができる秘訣なんです。

私はそれらの事業をほとんど最前線で見ています。顧客がどうした、従業員がどういう対応をしたといったこと、更にはあちらこちらからの「チクリ」や噂話が事細かに耳に入るようになっています。それらのインプットをベースに「どう改善したらよいか」と考え、どんどん新たな対応をしていくのが私の仕事のやり方。ですので日々、様々な改革がノンストップで行われていくのです。

多分私のスタッフは大変だと思います。作業の変化、、変更による従業員への周知などが多いからです。しかし、この改善は日本人が最も得意とする分野でもあるのです。「北米では新たなるものを生み出すのが得意で日本ではそれをさらに良いものにするのが得意」という使い古された経営の言葉がありますが、我々日本人は「カイゼン」が得意ならそれを大いにしていこうじゃないかと思うのはナチュラルではないでしょうか?
だってそれが我々の強みなんですから。

事業の自動化ということがよく言われます。黙っていてもお金が入ってくるシステムというのも聞きます。定年退職後も安定した収入を、というのは宣伝文句ですが、何もしないでお金が入ってくることはまずありません。仮に入ってきても長期安定化させるのは至難の業のはずです。

よく投資家が市場でも受けた、配当がある、と左団扇でしゃべるのを聞きますが、プロの投資家は常にその資金をどこに振り向けるか必死になって探しています。つまり努力なのです。退職後の安定収入を求めてアパート経営したとしても賃料、仕様、ターゲット顧客層、改築プラン、さらには入居者とのコミュニケーションを通じて未払いが出ないような対策を取るなど様々な作業が必要なのです。これが日々の努力であり、これがあってこそ、我々がいつまでも光り輝き続けることができるともいえるのです。

私流の日々の努力、こんな感じですけれど皆さんはどうされていますか?
いよいよ9月、仕切りとしては良い時ですので一度じっくり考えてみたらいかがでしょうか?

今日はこのぐらいにしておきましょう。

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ではまた明日。

記録を破る努力4

「レジエンド」葛西が41歳で銀メダルを獲得しました。こちらのテレビでは解説者が「最年長者、だけど侮れない」という表現で解説していたのが印象的でした。ご本人にしてみれば長いオリンピック経験の中でようやく花が咲いたということでしょうか?解説によると彼の独特のフォームができたのは2−3年前とのこと。しかし、それが今や世界で空中を進むのが一番速い男という異名すらとるようになったというのです。何度も挑戦しながら実らない実績に対して自分に挑戦し、自分でその記録を破っていったというのがまさに葛西紀明選手のレジェンドだと言えそうです。そして、彼の目標は「金」であり、まだまだやる気を持っているようです。それ以上に仲間が「ノリさんが頑張るから」というコメントはまさに人を引っ張る力があることを裏付けています。

一方、自分との戦いという点でフィギュアの羽生選手も私の目からすれば自己の演技に磨きをかけるということだった気がします。彼にとってパトリック・チャンは確かに目標とする大選手でした。ですが、年齢は羽生選手よりちょうど4年違います。選手生命という点で考えれば羽生選手はいずれチャン選手を追い越せた可能性はあったわけでそれならば前人未到の世界に行く、というのが目標設定としては正しかったかもしれません。それがSPの100点越えであったと思っています。

これは野球の世界を見てもそうでした。王貞治選手が持つホームランのシーズン記録は1964年に達成したものでした。それが長い年月が経ってようやくバレンタイン選手が破りました。ただ、王選手の記録が長年不滅だった理由は王選手の前の記録を見た方がよくわかります。それまでは藤村、小鶴選手を除き本塁打王は30本前後でした。それが王選手は「一本足打法」という常識を打ち破ったスタイルで50本台へと5割近い「水準訂正」をしたのです。この水準に打者のレベルが追い付くのに時間がかかったともいえるのです。

今日の趣旨は「人の真似をしていては勝てない」ということです。私の周りに努力しているんだけど伸びない人はずいぶん見受けられます。一生懸命やっているのに成果が出ないのはなぜでしょう?もしかしたら同じことを繰り返して「できるように練習することに時間を割く」ことを努力のすべてだと考えていないでしょうか?

いつまでたっても習得できないならそれはどこかに間違いがあるかもしれません。そこに気がつくこと、そしてそれを修正することに意味があるかもしれません。修正することは「今までのやり方を捨てること」になります。しかし、葛西選手も王貞治選手も伸びない結果を改善するための「気づき」が努力の結果見つかったのではないでしょうか?ならば、我々も努力をして結果が出ないなら「才能がない」とあきらめるのではなく、アプローチを変えてみることが必要です。

そして、記録は破られるためにある、とすれば数字という目標はその才能がどれだけ発揮できたかのバロメーターであるともいえるのでしょう。

オリンピック絡みの話題が二回続いてしまいましたが、単にスポーツ観戦という視点だけではなく、その人の努力や結果をどうみてどう自分に刺激させるか、これが私にはもっとも魅力を感じるところであります。

今日はこのぐらいにしておきましょう。

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ではまた明日。

旭天鵬が積み上げたもの4

日本での大相撲のメディアの取り扱いは徐々に小さくなってきているような気がしますが、海外ではむしろ、外国人から人気があるせいか、日本にいるときよりかなり良く見るようになっています。

昨日千秋楽を迎えた夏場所。久々に感動いたしました。

今場所は白鴎が初日から崩れ、大関陣もパッとしない中、場所の終盤になるといつの間にか3敗勢3人ががトップ。大関になって間もない稀勢の里が千秋楽で負け、不戦勝の栃煌山と旭天鵬の優勝決定戦。

37歳8ヶ月の旭天鵬は今年初め、引退も考えたそうですが、通算800勝やら幕内通算出場回数歴代8位といった目標を目の前に力士人生20年の積み上げのなかで一つ一つを確実にこなしていくという気持ちで今場所も一番一番をきっちり取ってきたのでしょう。それが実を結びました。

旭天鵬の20年間の力士としての成績はそこそこ頑張っていますが、正直、華があったわけではありません。ちょっと成績が良く三役に上がっても翌場所は決まって成績が悪くてすぐに陥落。しかし、どこまでも落ちることなく、必ず幕内のどこかで留まって、「いつもいる旭天鵬」というのがイメージでした。敢闘賞などはもらっていますが、優勝には縁がありませんでした。

今場所の相撲は確かに上位陣から崩れていく中であれ、いつの間にか旭天鵬が残っている、と思った方も多いと思います。そして取り口も落ち着いていたように思えます。それは20年間、スポットライトが当たることもないけれど力士としてきちんと仕事をしてきた、ということではないでしょうか?

最近、起業、ニュービジネスが脚光を浴び、メディアを通して増幅され時代の寵児となるケースがままあります。しかし、そこから引き摺り下ろされるのも早い気がします。それは「踊らされる」といった言葉がフィットするのでしょうか?スポーツにしてもビジネスにしても一日で成ることはありえません。人から見えないような努力を積み上げたことでそこに到達します。旭天鵬の場合も20年間待ち続けていた今日この日のチャンスを冷静に対処し、精神面で圧倒し、初優勝をなし遂げたと思っています。

今や、ネットとグローバル化で結果を急ぐようになった時代に入ったと思います。その結果、浮き沈みが激しくなってきました。ですが、地に足をしっかりつけて着実に一歩一歩自分のものにしている人は強いということをこの大相撲を通して見せてもらいました。

手前味噌で恐縮ですが、このブログも毎日アップを既に5年以上続けています。365日きっちりと、しかも日本時間午前10時アップという自分に課したルールです。集客ツールなどを使わず、一人ひとりに訴えかけるスタイルを崩さなかったのですがたくさんの方に読んでいただくようになりました。ある意味、私のブログは旭天鵬スタイルだなと思わず膝を叩いてしまいました。

上り詰め方はいろいろあります。ワープしたり、王道で突き進んだり、裏から回り込んだりなどなど。そのやり方はその目的とその人の性格で決めればよいことです。ですが、少なくとも着実な努力がふいになることはないと断言できるかと思います。

今日はこのぐらいにしましょう。

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ではまた明日。

ダボス参加コストは高いか?4

北米の特徴にコンフェレンスがやたらに多いことがあげられます。○○学会とか××業界の会議と称して数日間に渡り大きいものになると何千人もが北米や世界各地から集まり、高度な専門性をもった討議が進められます。

スイス、ダボスでは世界最高水準の経営者や政治家が集まって大所高所の世界経済、政治、社会などを討議する有名な国際会議、世界経済フォーラムが行われています。私の秘書時代、ボスがダボス会議に行っておりましたが残念ながら私がかばん持ちで参加するチャンスはありませんでした。ただ、恐ろしく費用が高いという記憶だけはあります。今では多分一人最低でも1000万円はかかるのではないでしょうか?

ダボス会議に出席する意味がどれぐらいあるか、これは凡人には想像できないでしょうけど世界の頂点に立つ人たちと席を並べられるプライドでしょうか?ウォレンバフェット氏とランチするのに2億円も払う人がいる時代ですから1000万円単位は企業経営者にはたいした金額ではないのでしょう。

ダボス会議は特例としても一般的なコンフェレンスでも数日間のものであれば、参加費は最低でも10万円はかかるでしょう。それにホテル宿泊代や交通費、更には飲食代もかかります。トータルすれば結構な出費だと思いますが、北米の人は本当に良く参加しております。日本もコンフェレンスは増えてきましたが、かかる費用のレベルが違うと思います。

一般的にはコンフェレンスのメリットは高い専門性を持った者同士が高いレベルでの討議、発表、講演を数日間に集中的に行うことに意味があります。その上、三度の食事や仲間と親交を深めるのはまさに「社交」以外の何者でもありません。参加者は高い費用を払っているという自覚からか皆さん真剣にプログラムに参加し、吸収できるかぎりの知識を持って帰る、という感じがいたします。

日本人はどうしても社交性に欠けますし、10人ぐらいのラウンドテーブルでのランチやディナーでは自分から話題を振るというより相槌を打つほうではないでしょうか? あの雰囲気が苦痛だ、という人もかなりいらっしゃるかもしれません。

その点、日本人が好むのが独学。昔から書を読むことを一つの美徳としてきました。正直、私も書を読むほうが楽であります。それと時と場所を選ばない点でよいかと思います。

欧米の人のライフスタイルは仕事と家庭をきっちり区別し、仕事が時間内にこなしきれなければ早朝出勤し、夕方の時間は家庭に奉仕する、というパタンがはっきり出ています。となれば専門的知識を習得するチャンスも少ないわけで上述のようなコンフェレンスで数日間「カンヅメ状態」で一年分の集中講義を受けてくる、とも取れます。

どちらがよいのか、そう簡単に甲乙がつけられるものではありませんが、大事なことはどういう形にせよ勉強をするという姿勢であります。与えられた仕事をこなし、給与を貰うだけでなく、自分の専門性を更に深めるためにエキストラの努力なしに飛躍はないということです。まさに「学問は死ぬまで」であります。

少なくとも学ぶものには幸が多い、ということだけは自信を持って申し上げられます。
どうです、少し勉強をしてみたくなりましたでしょうか?

ということで今日はこのぐらいにしておきましょう。

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ではまた明日。

たゆまぬ努力4

久しぶりにユダヤ系カナダ人のBuddyであるG氏と昼間から二人でパブでビールを飲みながら2時間半のランチ。氏はバンクーバーの著名人でラジオの番組から新聞のコラムまで持ち、数々の会社や団体のボードに名を連ねる建築家、デベロッパーです。

彼の年齢と経歴からして相当の資産を貯めこんでいる筈でもうそろそろゴルフ場と結婚したほうがいいんじゃないか、と冷やかしたところ、とんでもない、今年は忙しくてほとんどできなかった、と。話をしているうちに盛り上がった話題が「人は金のために仕事をするのか?」であります。

ある程度の年齢に達し、ある程度の金銭的余裕があると物欲もなくなる、というのは少なくとも北米では本当で彼も今年はワインブリーザーを一つ買っただけであとは数回、旅行に行ったぐらいだったそうです。では何故スローダウンして好きなゴルフ三昧とならないかというと野望だけは衰えないというのです。今年のバンクーバー市長選も最後の最後まで立候補を考えたというし、今でも市長の仕事ならやりたいといっているその理由は名声を求め、人脈を活かし、指導力を発揮し、人々からリスペストされたいという野心が彼のエモーションをそこまで高めているようです。

その対比で出たのが不動産業界で成功したF氏。その業界で相当の成果を残し、蓄財し、裕福という目標に到達してしまった結果、仕事振りがすっかり変わってしまい仕事に立ち向かうパッションが完全に消え、昔の名声の惰性で仕事をしているというのが双方共通の厳しい評価。

よく言われるのが宝くじで巨額の富を当てると人生が変わるといいます。シャンペンを開け、会社を辞め、車を買い、家を買うのが北米でよく聞くパタンですが、日本でも似たり寄ったりだと思います。しかし、宝くじの当選者が必ずしも終生幸せになるかどうかは別の話のようです。それは生き方が変わり、付き合う友達がいなくなり、結果としてモノには不自由しないけど社会生活に溶け込めなくなる、というものです。

人間は金のために仕事をするのか、という質問に対し私の答えは「自分の精神を磨き続けるため」というのが答えです。

料理人がまず包丁を研ぐようにビジネスパーソンはビジネスをする以上その感性を常に極限なまで敏感にすることが重要です。何故、そこまでするかといえば自分自身との戦い以外の何者でもない、ということであります。G氏のように野望を持ち続けるというのも一つでしょう。私はクオリティオブワークを常に念頭においています。彼にしても私にしても自分自身との戦いをした結果として報酬があるが決して報酬が先にありき、ということではないことに意味があります。

G氏も私もたゆまぬ努力をし失敗も重ねてきました。しかし、失敗を振り返ることでそれを自分の糧とし、更なる飛躍を遂げようとお互いに励ましあい、誓い合ってきました。

2011年もあと数日、そろそろ、2012年の抱負を考える時期となりました。少なくとも私はチャレンジを継続します。それが自分がもっともキラキラしている生き方だと分かっているからです。

「来る年」は決して穏やかではないでしょう。しかし、更に高いゴールを設定することでよりその苦しさを乗り越え、飛躍できると考えています。汗を流すという言葉はもはや日本人には忘れ去られた言葉かもしれません。少なくとも私には一緒にシャカリキになれるBuddyがそばにいるだけで勇気づけられるような気がします。

今日はこのぐらいにしておきましょう。
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ではまた明日。
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