外から見る日本、見られる日本人

バンクーバーの日本人社長ヒロが仕事、生活を通じて感じた経済、経営、社会、日本人観などを綴っています。

未来

日本の政党、各党さまざま4

12月26日、自民党による政権が復活します。閣僚もほぼ決まり、経済再建と外交に期待感が集まります。一方、25日に行われた民主党の党首選は寂しい感じでいまや、マスコミの取り扱いは野党に下野した以上に注目度が下がり海江田万里氏の記者会見も歯切れが悪かったように感じます。

むしろ、週刊誌が大喜びしそうなのが未来の党でしょうか?嘉田代表はある意味、選挙直前に注目を浴び、メディアに露出しまくりながらも選挙戦では卒原発に対して冷ややかな目が注がれ、蓋を開けれ見れば公示前61議席からわずか9議席に減らす敗北で同代表の手腕は大きく疑問視されました。更に嘉田氏の「本業」である滋賀県に於いて県議会で党代表との兼任に厳しい疑問の声が上がり、最後のとどめは24日夜の未来の両院議員総会でした。

嘉田氏が考えたのは自分が滋賀県知事にプライオリティを置くために阿部知子氏を共同代表にしようとしたものの議員総会で反対のみならず、小沢派が大半を占める同総会で小沢氏を共同代表へ推挙する案が出された時、私は未来は崩壊状態になる、と確信しました。

一番厳しいのは嘉田氏で未来の代表としても滋賀県知事としても厳しい批判の声と反対派を抱え込むことになり、ご本人自身の舵取りがもっとも難しい状態となっています。

ところで維新の方もいまひとつギクシャクしている気がいたします。大阪と東京は文化がまったく違う中で双方のトップがある意味面子をかけた駆け引きが続く中で落としどころがあるのかどうか、かなり疑問視しております。大阪には独特の問題があったわけでそれを解決してきた橋下氏の手腕は大阪での圧倒的な強さでありましたが、全国レベルではないことは選挙結果から見ても強くその傾向が出ています。一方、石原氏は大所高所から独特の政治感をもっていることと都知事を通じた功績、年齢を考えれば石原氏を「口説く」のは橋下氏でも難しいとすれば序列が維新の政策に影響することなってしまうというのが私の見方です。

結局、消去法的だろうが自民党への期待はせざるを得ず、民主党時代に裏切られた国民は自民党が好きだろうが、嫌いだろうが、「今までよりはまし」という気持ちにあるのかもしれません。

私は自民党はこれから夏の参議院選まで積み残した問題を一つひとつ片付けていくことになると思っています。特に年明けから日銀対策とインフレ目標が最注目点になるでしょうし、アメリカが財政の崖問題で一段落した頃に「安倍総理」がアメリカでオバマ大統領と会談し、外交、特に日米関係の再強化について確認することになるのでしょう。よって、少なくとも半年は比較的おとなしい暖機運転で参議院選挙後、TPP、消費税、原発、社会保障などをこなし自民への高い評価が得られた上で夏の選挙結果次第ですが、憲法改正などの話題に移っていくプランをお持ちのような気がいたします。

政治いろいろ、政党いろいろですが、年末にとりあえずベクトルだけは見えてきたということでしょうか?2013年は果たして明るい年になるでしょうか?

今日はこのぐらいにしておきましょう。

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ではまた明日。

未来の車に求められるもの4

東京モーターショーが開催されています。今年のテーマは「世界は車で変えられる」ということのようです。最近では2007年に行かせてもらった際のGTRに対する注目度が異様に高かったのを覚えていますが、今年はエコとか楽しい車といったコンセプトが話題をさらっているようです。

僕は人々が車を利用するのはなぜか、という原点に立ち返ってみたいと思います。商用車やトラックは別として、平日の利用でまず多いのが通勤。日本の渋滞もひどいですが、アメリカにいたときの朝夕の渋滞もひどかったですね。そして通勤運転で最も苦痛なのは同じ道を必ず往復するということ、そして、渋滞だから常に車間距離は狭まり、ブレーキとアクセルを頻繁に踏み分ける作業の繰り返し。

僕がカナダ バンクーバーからアメリカ オリンピアまで業務で毎週通っていたとき、片道400キロ以上ある行程の大半は慣れ親しんだ高速道路。速度規制の位置からカーブや坂道、渋滞する区間など知り尽くしたその「通勤」はまさに「痛勤」でありました。なぜなら、4時間以上の間、姿勢は固定され、目線は前方の車を追い、流れるのはFMラジオか持参のCDミュージック。

日本で芸能人が良く使っているのは乗用車ではなくバン。その後部座席はゆとりと自由空間。食事でも打ち合わせでも、メイクアップでも好きに出来るスペースがあります。

重役は何故運転手付車に乗れるのでしょうか?偉くなったベネフィットだけであったら既に車は取り上げられています。やはり車の中は一つの仕事場。書類を読む、電話をする、業務をすることによって時間を最大効率で使い、次の業務へのスムーズな移行ができることに力点が置かれているはずです。

とすれば車に求められるものとは「移動する者にストレスなく快適に正確に目的地に到達すること」が最も重要であると思いませんか?

帰省ラッシュの高速道路、車の中で「パパ、トイレ!」と言われ、慌てる家族に対して車は何もしてくれません。車の後部座席は子供用のDVD。助手席には奥さんが後部座席をちらちら目配せさせながらお父さんは渋滞でいらいらしていたらせっかくの家族そろっての帰省もクタクタです。

日本にも成田空港などにありますが、バンクーバーのスカイトレインは無人走行の上、リニアであります。無人走行のマストランジットとしてはその総延長で世界でドバイに次ぎ第二位だとか。僕はこれぞ未来の車に要求されるソフトのヒントが隠されていると思います。

移動する者に必要なのはコンパクトでもいいからプライバシーと自由。今はナビゲーションシステムが車についていて、音声ガイドが次を曲がれと細かく指示をしてくれますが、ついでにそれならハンドルも握ってくれ、というのが僕の趣旨であります。

東京近郊の快速列車に連結されているグリーン車。これは通勤時間はまず満員。何故でしょう。いすがゆったりしているという理由は二次的ではないかと思います。それ以上にプライバシーと「一定水準の空間の質」だと思います。

ならば未来の車は自宅の駐車場に停まっている「セル」となる車が目的地にナビセットすれば自動運転を開始、大通りに出た時点でほかのセルと合流し、セルの塊となり移動集団を形成、最終目的地へは再び単体の「セル」として自力無人走行をすれば環境にも優しいですね。

これは既存の車とはまったく概念を異にしますが、日産がGTRをつくってもその性能を引き出すところがサーキットしかないのならそれは自動車会社が自動車会社の目線で作ったものでしかありません。高齢者社会を迎え、さまざまなドライバーのさまざまなドライビング技術がごちゃ混ぜになっている自動車社会において究極はやはり、自動運転のリニアにヒントあり、、ともう何年も思っております。

コンビニでアクセルとブレーキを踏み間違えて車に突っ込まれた話を聞くたびに運転技術のムラを解消することが何よりも先決、と感じております。

今日はこのぐらいで。

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ではまた明日。
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