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 2月8日(水)日経産業新聞18面より、落語でプレゼンのコツを学ぶ。
というユニークなコツを紹介している記事を紹介したいと思います。

 
 講師の中野英樹さん(現都立葛飾商業高校教諭)は、
NTT勤務時代に多くのプレゼンを経験し、その経験から大学時代に所属した
落語研究会で得た経験を活かせると考えたのだとか。高校教諭となった現在も週末に
ボランティアで企業や役所の研修を中心にプレゼン研修の講演等を行なっているそうです。
 
 中野さんがまず重視するのは、プレゼン前の心構えだそう。
研修に来るビジネスパーソンの多くは、「間違ってはいけない」と
発表内容を反復している時間帯ですが、中野さんは落語の真打ちが
前座の舞台中に舞台袖で客の様子を眺めて話し方を変えることを例に取り、
「場の雰囲気を知ることが大事」のだそう。

 続いて、発表の出だしでは、いきなりビジネスの本題から入るのではなく、
落語の「まくら」と呼ばれる場の空気を和ませる小話を入れてから、
本題に入ることが肝要なのだとか。

身近な話題を切り出すことで聞き手の関心を高めてから入ると
スムーズに話に入れるそうです。

 本題に入ってから重要視されるのは、しぐさが大事になるそうです。
ココで重要視されるのは目線で、落語の名人は座布団に座るなり客席全体を
鋭い視線で見渡して、観客を話しに集中させるのだとか。プレゼンでは、
名人のようにはいかなくても、来席者に視線を向ける必要があるそうです。

視線を下げたままの状態で読み始めると聞き手は無意識に「相手にされていない」と
感じ話を聞かなくなるそうで、なるべく顔を上げて聞き手に語りかけるように
話しかける姿勢が大事になってくるとのことです。

 
 発表の終盤の欠論に結びつく重要場面では、「間」の使い方が重要になるのだとか。
落語の名人は「さげ(オチ)」の直前に息を止めて一瞬の静寂を作るそうで、
プレゼンでも名人芸は狙わなくても重要な部分は間を置くか、
「一番伝えたい事ですが」と前置きを入れるのがコツであるとのこと。

 相手あってのコミュニュケーション能力は、向上させていく上で
限界のない領域であると感じますね。小泉元首相や昨年亡くなった
スティーブ・ジョブズ氏などは身振り手振りを交えて相手を引きこむような
プレゼンテーション能力が非常に上手かった様に思えます。

今回落語という分野で紹介しているものの、大事なのは「相手に語りかける」と
いう部分でしょう。なかなか分かってはいるものの・・・という方が
自分を含め多いような気がします。この能力は向上させていきたいものですね。


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