August 08, 2007

夕凪の街 桜の国4

夕凪の街友人が原作の漫画を絶賛していたので、この作品を観てみることにしました。

「夕凪の街」は、とにかく涙が止まりませんでした。自分が今、”平和”な場所で”生きている”ことが実はどんなに有難いことなのかを思わずにはいられませんでした。

原爆投下から13年経ち、26歳で亡くなった皆実の台詞のひとつひとつがヒリヒリと心に伝わって来ました。
「幸せになってはいけない気がする」
被爆したということが、本当は愛する人と幸せになりたいはずなのに、みずからそれを拒ませてしまうなんて、本当に悲しい…。
ストーリー的には、悲しすぎるから、せめて家族や恋人に愛されながら亡くなったというのが、観ている側にとって救いだったと思います。

普通に生活していた人々が、原爆が投下されたことによって、家も家族も何もかも奪われ、生き残ったとしても、心にも体にも傷を負ったまま、それどころか被爆したことへの恐怖を抱えたまま生きていかなければならない…。この映画はそういったことをストレートに伝える力を持っています。だから、この忘れてはならない事実を知るためにも、また後世に伝えていく為にも、たくさんの若い人たちが観るといいな、と思いました。でも、残念なことに、私が行った劇場は大半が年配の方でした…。

皆実を演じた麻生久美子さんは、とても良い演技をしていました。もともと、はかない感じのする女優さんだな、とは思っていましたが、心に陰を宿した感じが見事に出ていました。

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August 06, 2007

ひさしぶりの手作り。

ブレスひさしぶりの更新でございます。

ここのところ、時間はあるけれどブログを更新するココロのゆとりというものがなく、少し遠ざかっておりました。

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*

今日、ペンチとマルカンを買ってきて、既に購入済みだったパーツを繋ぎ合わせてブレスレットを作ってみました。ひさしぶりの手作りです。

なんか…肩が凝るんだけど、これもひとつのリフレッシュです。

楽しかったぁ

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July 17, 2007

ウミヒコヤマヒコマイヒコ4

ウミヒコ
田中泯ダンスロードムービーインドネシア。

田中泯さんのことは、”メゾン・ド・ヒミコ”で役者としての彼を観たことがあるだけでした。セリフが非常に少ないにもかかわらず、”普通じゃない”存在感を放っていたのでずっと気になっていました。”たそがれ清兵衛”でも絶賛されていたようなので、是非とも観てみようと思います。

職業は百姓、ダンスは命そのものと言う彼が45日間、インドネシアの島々をめぐりながら、踊りたいときに踊りたいところ(道や海や墓の上やボートの上や…実に様々なところ)で踊っていました。

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殯の森5

もがりの森エネルギーに満ち満ちた映画を2本観ました。”殯の森”と”ウミヒコヤマヒコマイヒコ”。どちらも、「観る」というよりも「感じる」映画でした。圧倒されて、帰り道はフラフラでした(;´Д`)

大切な人を失った、深い喪失感を抱えながら生きている二人。
奈良の山間地にあるグループホームに新任の介護福祉士としてやってきた真千子は不慮の事故で息子を亡くし、そのことが原因で夫との別れを余儀なくされていた。
そのグループホームでは、介護スタッフと、軽度の認知症の方々が共同生活をしていた。その中の一人、33年前に妻の真子を亡くしたしげきは、今も想い出の中の妻との日々を過ごしていた。
ある日、しげきと真千子は、二人でしげきの妻に墓参りに向かう。
しかし、途中車が脱輪してしまい、真千子が助けを呼びに行っている間にしげきは車を降りてしまう。真千子はようやくしげきを見つけ出すが、彼は真千子の言葉に耳を貸さず、どんどん山の奥へと進んで行くのだった…。

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なんて映画だろう…と思いました。映画が始まって間もなく、勝手に涙が溢れてきました。そしてラストまで、涙が止まりませんでした。なぜだか自分にもよくわかりませんでしたが、言葉で表現出来ない何かが魂に触れた、という感じでした。
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July 07, 2007

それでも生きる子供たちへ5

それでも17人の監督によるオムニバス映画。テーマは”子ども”。
スパイク・リーやジョン・ウー、リドリー・スコット(娘のジョーダン・スコットと共作)など名の知れた監督もいれば、日本ではまだ知名度の低い監督もいるけれど、殆どの作品が短編ながらも、扱っているテーマをストレートに伝え、ドラマに引き込み、考えさせる、という素晴らしい出来栄えでした。
 
それでも2児童労働や少年兵、少年犯罪、HIV母子感染など、テーマは共通でも、問題提起は様々。それぞれが深刻で、問題の多さに溜息が出てきます…。でも、問題にどう立ち向かうか?よりも、その前に、それぞれの問題の背景を知ることの大切を学んだ感じです。
親からの愛を貰えず、自分のことは自分で守るしかない子どもたちや、貧困ゆえ教育をろくに受けることも出来ず、何が正しくて何が間違っているのかさえ教えて貰えなかった彼らが自ら身に付けた生き延びる術を、一体誰が責められるでしょうか…。

それでも3子どもというのは、大人が思っている以上に逞しく、反面、とても繊細で傷付きやすいものなんだ、と改めて思いました。
大人にとってはがらくたでしかない物でも、子どもにとっては遊び道具になったり、何もない場所からでも遊びが生まれたりと、子どもが持っている想像力の素晴らしさには感心してしまいます。大人になるにつれ、それを失っていくのはとても寂しく、残念なことです(TДT)

小さな体で懸命に生きる子どもたちの姿には胸を打たれます。
この映画も、少しでも多くの人に観て頂きたいです。

最後に、この映画に誘って下さったサヌアさんに、ありがとう

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July 04, 2007

図鑑に載ってない虫3

図鑑ドラマ「時効警察」のファンとしては是非とも押さえておかなくては…という訳で観に行ってきました。

そして思ったこと。「時効警察」は私の大好きなオダギリジョーが主演なので、余計に面白いのかも…ということ。

三木聡監督の、小ネタを集めた映画と言いましょうか…。もちろん、ストーリーはありますが。

始めの方はちっとも笑えなくて(笑っている方もいらっしゃいました)、「これ、だめかも…」と不安になりましたが、岩松了(熊本さん!!by時効警察)とふせえり(又来さん!!by時効警察)の登場で救われました。岩松了のにんまり顔はそれだけで笑ってしまうし、癒されるから好きです殆ど冒頭から出ていた松尾スズキも面白かったんですが、やり過ぎでときどき引いてしまいましたΣ(´д`;)好きなんですが、松尾スズキは。

菊地凛子は「バベル」とは全く違うキャラで、いろんな役の出来る女優さんだなぁという感じでした。

その他、た〜くさんの俳優さん達がちょっとずつ出てきたので、キャストは豪華でした森下能幸には笑えました( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

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July 03, 2007

ボルベール<帰郷>5

ボルベール「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」に続くペドロ・アルモドバルの女性賛歌三部作最終章

三部作はどれも素晴らしいけれど、私はその中でもこの「ボルベール」が一番好きでしたストーリー展開も非常に面白くて引き込まれるし、随所に赤を散りばめた美術がとてもおしゃれで、且つ力強い感じでした。主演のペネロペ・クルスは相変らず美しく、演技もうまかったですこんなに逞しい体だったかしら…と思ったら、「付け尻」をしていたそうです(・∀・)

母であり、娘であり、妻であり、オンナであり…いくつもの顔を持つ女。ときには悲惨な状況に追い詰められることもあるけれど、それを乗り越え逞しく生きる女の姿は美しい。
この映画に登場する女たちは、男に頼らずに生きている。”女の強さ”がひしひしと伝わってくる。気弱になっているヒマなどないというように…。

とは言え、娘の前では肝っ玉母ちゃんでも、母親の前では一人の娘。
甘えたいときもある、話を聞いて欲しいときも、聞かせて欲しいときもある。
母の愛の偉大さ、その影響力の凄さをも見事に描いていました。

人生何が起こるか分からないな…良いことも、そうでないことも、予測がつかない。それが人生だよなぁ…なんて改めて思いました。「だからこそ人生は面白い!」とパワフルに言いたいところだけど、私にはまだまだ言えそうにありません…(TДT)

ボルベールパンフレット
世代の異なる女優たちの共演も、映画に深みと普遍性を与えていました。
カンヌ国際映画祭で、出演した6人の女優全員に最優秀女優賞が与えられたというのも頷けます

ちなみにパンフレットもおしゃれです

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June 30, 2007

ククーシュカ ラップランドの妖精4

ククーシュカ ラップランドの妖精
舞台はフィンランドの北部、ラップランド。第二次世界大戦末期、そこではロシア軍と、ドイツ軍及びドイツ軍と同盟を結んでいたフィンランド軍が戦っていた。
祖国裏切りの罪で裁判にかけられようとしていたロシア人の男性と、味方の手によって大岩に鎖で繋がれ置き去りにされたフィンランド人の男性は、ラップランドで生活するサーミ人の女性の家へと導かれる。そして、全く言葉の通じない三人の不思議な共同生活が始まった…。

ユーモラスで愛と希望に満ちた映画でした
深刻でも押し付けがましくもなく、だからこそとても観やすかったです。

人間に限らず、命あるもの全てのあるべき姿を描いているようでした。
怪我をした者がいれば、介抱し、身の周りの世話をする。
施しを受けた分は働いて返す。
一方的ではなく、「持ちつ持たれつ」の関係。
「やられたらやりかえす」の戦争に疲れた男たちは心身共に癒されていく。
全く言葉の通じない三人は、意思の疎通が出来ていないようで、でも不思議と共同生活が出来ている。でも、そう思うのは自分がコミュニケーションを言葉に頼りすぎているからかも…。

ラップランドの寂しくも美しい風景は、私たちが生活している地上と同じとは思えない神秘的な空気を漂わせていました。

サーミ人女性の性の部分もちゃんと描かれていて、一瞬違和感を抱いたものの、それでこそリアルなのだと納得しました。母のようでありながら、彼女ももちろん”女”なのだと。

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June 27, 2007

フランドル

フランドル

チラシには”愛の寓話”と書かれていたので、もう少しそういう部分が分かり易く描かれているのかと思ったのですが、私にとってはひとつの戦争映画でした。もちろん、それだけではないけれど、暴力シーンは正視に耐え難い部分がいくつかあり、(実際、劇場の席にじっと座っているのが辛かった…)私にはそれらのインパクトが強過ぎたためだと思います。

農場で畑を耕し、家畜の世話をしていた青年が、兵士になり戦場に赴くと、それまで想像もしなかったような残虐な行為を”死んだ目”で眺め、自らも行ってしまう戦争の恐ろしさ…。生還出来たとしても、我に帰ったとき、自分の罪深さを知り、心の後遺症は簡単に消えてはくれないでしょう…。

荒涼とした砂漠地帯での残虐な殺戮と、季節が移ろうフランドル地方の美しい風景とが交互に映し出され、それらはとても対照的で、戦場の異常さを際立たせていました。しかし、景色は美しく、そこで暮らす人々は平和そうに見えるけれども、戦場へと見送った者として、または残された者として、心の中には暗く悲しいものが居座っていて…。

本当に何ひとついいことがないのに、相変わらず戦争はなくならない…。

そんなことを考えて、暗い気持ちになってしまいました。

(★は敢えて付けるのをやめました。そういう気分にならないので…)

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June 26, 2007

サラダ菜の収穫

0627サラダ菜
サラダ菜を収穫いたしました(・∀・)

これでミニプランター二つ分です。

我ながらなかなか綺麗です。

味も…うん、サラダ菜