2017年02月22日

筋肉痛

昨日の早朝に,久しぶりに汗をかくほどの労働をしたためか,今朝から筋肉痛があちこちに発生しています。

筋肉痛自体が久しぶりというほどですが,そういえば,年を取ると,筋肉痛が出るのが翌日ではなく,2〜3日経ってからということが多くなっていたような気がします。

翌日筋肉痛が出るということは,若返ったということ?

昨秋の原因不明の高熱も,こんなことと関係しているのでしょうか。

ますますわからない,自分の身体。こころも・・・。

frrev at 23:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 健康状態の記録 

2017年02月21日

だらしない

2月3日にもやる気を取り上げていますが,またまたやる気です。

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「脊髄損傷前」、「回復過程(損傷後1か月)」、「回復後(損傷後3カ月後)」にそれぞれ側坐核の不活性化を施したところ、「損傷前」と「回復後」では運動能力の変化は見られませんでしたが、「回復過程(損傷後1か月)」にあるサルには影響が顕著に現れました。側坐核が機能しなくなったことで、直り始めていた手の運動能力に再び障害が出るとともに、大脳皮質運動野の神経活動に低下が見られたのです。

 これは、「やる気」が運動機能の回復に影響を与えることを示しています。このことから、リハビリテーションには物理的な運動のみならず、心理学や脳科学的なアプローチも重要であることが分かりました。
>>>(脳科学から見る「やる気」の効果

この機能が低下すると,「だらしない」という印象が出てくるのでしょう。統合失調症の陰性症状の原因のひとつがここにあるということでしょうか。

frrev at 22:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 用語 

2017年02月20日

立つ

頭は重いので,首にもっとも負担をかけない位置に載せることで,首回りの筋肉を弛緩させることができます。

頭を前後左右に少しずつ動かすことで,首の筋肉の緊張の程度が分かりますから,どの辺りに頭を載せれば良いかだんだんわかってきます。

さらに,立った状態で,最も筋力を使わないで済むようなバランスの良い立ち方を探って行きます。

ここでは,若干肩を左右にひねるように動かしてみます。腕がだらんとしていることが確認できます。筋肉に負担をかけないよう身体のバランスを取っていると,自然にリラックスできていることに気付きます。

筋肉の緊張が少ないことは,脳にもフィードバックされて,緊張とは反対の,安心をもたらすのでしょう。

できるだけ筋肉の働きを少なくして「立つ」だけで,気持ちが穏やかになることが期待できます。

frrev at 23:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0) エッセイ向き? 

2017年02月19日

「逸脱」の戦略

昨日,テレビを観ていたら,大分の高崎山のメスザルが男性の飼育員に恋して,抱きついたり,女性飼育員に嫉妬して攻撃したりする様子が紹介されていました。

種を超えた結婚は種の保存にはつながりませんから,種を超えた恋愛は逸脱以外の何物でもありません。

ヒトにおけるLGBTも,この意味では逸脱と言えるでしょう。

性同一性障害は,発生の過程のホルモン等のかく乱によって,脳が異性化するなどの器質的な変化が背景にあると考えられます。

高崎山のサルにも,これに類する変化があった可能性はあります。

他方,種を超えた結婚で生まれる動物もあります。
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自然界においては、ヒョウとライオンは生息地域こそ重なっているものの少なくとも頻繁に交尾することはない。基本的に「種」の分類は生理的分離、繁殖隔離や生態隔離などを根拠として、定義づけられている。人工飼育下であれ、レオポンが誕生したことは、両種の間に純粋な繁殖に関する生殖的隔離がないことを意味している。もちろん、前記のとおり自然界ではレオポンの誕生は全くないか非常に少ないと推定される。従って動物園でレオポンを作るに当たってはヒョウとライオンを幼い時からいっしょに育て、交尾に際しては精神安定剤を与えるなどして辛うじて成功したものである。
>>>(レオポン

「生殖的隔離がない」種の間においては,さまざまな結婚が繰り返され,生物の多様性を拡大しているのかもしれません。

「逸脱」は,生物が様々な可能性を試し,生き残りを図る戦略として持っている性質なのでしょう。

frrev at 22:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0) エッセイ向き? 

2017年02月18日

定年後に係る妄想1

あと1年余りで定年となります。再任用という形でこれまでの職場に留まることは可能だと思われますが,別の在りようも考えてみようと思います。

困難を抱える人に対して援助をする機関が林立し,フォーマルに連携に関する協議会なども各地で開かれています。これはこれで良いでしょう。しかし,各機関に所属する人のつながりを強めるには,インフォーマルなつながりを持つことがいっそう効果的です。

例えば,毎週水曜日に,Aという店に行けば,関係機関の誰かがいるという設定にすることはそれほど難しくないでしょう。同じ機関の人だけで集まるだけでは生まれない,コラボによる発展が期待できます。いろいろな意味での出会いもあるに違いありません。

まずはこんなことを考えてみましたが,あと1年いろいろ考えていれば,もう少し面白いことを思いつくかもしれません。できれば,老後のささやかな収入にもつながることを考えられるともっと良いと思っています。

frrev at 21:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) エッセイ向き? 

2017年02月17日

ADHDの脳

今日は春の陽気で,北の方では雪解けが進んだようです。

ADHDに関する大規模な調査が行われたようです。

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新しい研究調査では4歳から63歳までの男女をターゲットに、ADHDと診断された1713人と健常者1529人を対象に脳の検査を行いました。被験者全員の脳体積および、ADHDと関連すると考えられる「淡蒼球」「視床」「尾状核」「被殻」「側坐核」「扁桃体」「海馬」という脳の7つの領域をMRIスキャンして調査しています。
調査の結果、ADHD患者は脳全体の体積、特に尾状核・被殻・側坐核・扁桃体・海馬という5つの領域が通常よりも小さくなっていることが明らかになりました。
>>>(ここ

ADHDについては,前頭葉機能が不全なために抑制が利きにくくなっているのではないかと思っていましたが,脳画像的には,古い脳の各部位の物理的なサイズに違いがあるという結果が出ているということで,これが直ちに機能面の問題を示しているかどうかは定かではありませんが,何らかの関連があることを示唆しているということにはなるのでしょう。

frrev at 23:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 横目で脳科学 

2017年02月16日

超多忙

あり得ないほど仕事が急増しています。増えるときは増える。

トランプ時代には,予測不能のことが起こる。

なんだか,そう言われると納得してしまいます。全く関係のない二つのことなのに,関係があるかのような錯覚が生じるのです。

「お前が結婚するから大雪が降る」と言われたのが,もう30年以上前です。

私の結婚と,大雪とは無関係です。言うまでもないことと思いますが。

frrev at 23:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0) エッセイ向き? 

2017年02月14日

北の脅威

トランプ大統領と安倍総理が会談をしているとき,北朝鮮がミサイル発射実験を行いました。

唐突ですが,古いネタを思い出しました。
ある地域のバスは,停車中に,「バスの中に危険物を持ち込まないでください。」と繰り返しアナウンスが流れます。そのバスが動き始めるときには,ドアが閉まり,「発車します。ご注意ください。」というアナウンスが流れるそうです。ごくありふれたアナウンスだと思います。難点といえば,発車のアナウンスが流れるときには,停車中のアナウンスが途中でも切れて,発車のアナウンスに切り変わってしまうことくらいです。
ある日,バスが発車するとき,停車中のアナウンスが,絶妙のタイミングで,発車のアナウンスにつながりました。
「バスの中に危険物を,発射します。ご注意ください。」

日本海に向けてミサイルを発射します。ご注意ください。

北朝鮮のミサイルによって日本人が命を落とす確率は,車に乗っていて事故死する確率や,感染症で病死する確率と比較すると,はるかに低いに違いありません。

安全保障体制が弛緩したとしても,交通事故で年間に死亡する5000人弱とは比較になりません。核弾頭を搭載したミサイルを用いれば,万単位の日本人の命を奪うことができますが,それをしたら北朝鮮は終わりですから,継続的に死者を出し続ける交通事故にはどう考えても及びません。にもかかわらず,「脅威」への備えとして,国家の予算の多くが使われるのです。

不安をあおって金銭を詐取する霊感商法と通じるものがないか,チェックする必要があります。

frrev at 23:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0) エッセイ向き? 

2017年02月13日

初期の「正義」

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ヒト社会では、攻撃されている他者のために身を投げ出して助けるような行為は「美徳」として受けとめられ、道徳、正義、ヒロイズムといった概念と結びつけてイメージされます。これまでの研究では、正義の行為が見られるのは就学前頃であることが示されてきました。しかし、こうした正義の概念は、生後の学習によって獲得されるのか、あるいは生後早期からすでに見られる傾向であるかについては未解明のままでした。

 そこで本研究グループは、正義の概念の原型は発達の早期にすでに認められると仮定し、乳児を対象に六つの実験を行いました。

 その結果、ヒトは生後早期から、攻撃者、犠牲者、正義の味方の関係性を理解し、正義の味方のような行為を肯定する傾向を持つことが分かりました。正義の行為を理解し肯定する傾向は、学習の結果というよりも、ヒトに生来的に備わっている性質である可能性が高いと言えます。
>>>(心に刻み込まれた正義

続いて研究者からのコメントです。
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私たちヒトは、「正義」を肯定する心の特性(心的バイアス)を生来的に持っている可能性がみえてきました。こうした本性はヒトに特有のものであるのか、それはどのように育まれていくのか、その後発達する高次の「正義感」の個人差とどう結びついていくのか。こうした問題を科学的に明らかにしたうえで、子どもたちの社会性発達の支援に生かしていきたいと考えています。
>>>(同上)

Preverbal infants affirm third-party interventions that protect victims from aggressorsこのリンク先のページの下の方に実際に子供に見せた動画があります。

胎生期に何らかのかく乱があって,こうした生来的な「正義」を持つことができなくなった個体は,どのように育つのでしょうか。反抗期の葛藤を経るなどして,反社会的傾向を強めるのでしょうか。それとも,根っからのワルということになるのでしょうか。

frrev at 22:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 整理 努力を要す 

2017年02月12日

うんこで治す精神障害

以前に紹介した「自閉症、腸と脳のつながり明らかに」から引用します。
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自閉症児と健常児では、微生物叢と呼ばれる腸内に生息する膨大な数の微生物に著しい違いがあることがわかっている。
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抗菌薬やワクチンももちろん必要な場合は使われるべきですが、それだけでは限界があります。まず抗菌薬は病原菌以外の微生物も排除してしまうため、共生関係によって維持されていた健康状態を崩してしまいます。上述したCDI(下記引用)はその典型的な例ですが、それ以外にも腸内菌叢と免疫などの関係が明らかになってきており、腸内菌叢をのべつ幕なしに排除することにはそれなりのリスクがあると考えられます。
>>>(共生関係を調整するマイクロバイオーム創薬への期待
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CDIはクロストリジウム・ディフィシル菌の異常増殖とそれが産生する毒素によって引き起こされる下痢症で、感染症などの治療を目的とする抗菌薬の投与などで腸内菌叢がかく乱されて生じます。
>>>(同上)

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生菌製剤やマイクロバイオーム創薬は、人と微生物の共生関係を維持したまま、そのバランスを調節することによって疾患の治療や予防を目指そうというコンセプトです。抗生物質やワクチンを用いて病原菌を排除することを目指してきた従来の医療とは、パラダイムシフトと言っていいでしょう。
>>>(同上)

抗生物質の多用によって,腸内菌叢がかく乱され,自閉症を始めとする精神障害を生じることもあるということでしょうか。そうであれば,生菌製剤やマイクロバイオーム創薬によって経口薬を製造し,それを服用して腸内菌叢を正常化?することで,精神障害の治療につなげることもできるようになるかもしれません。

frrev at 16:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 用語 

2017年02月11日

脱抑制

脱抑制について調べてみました。


脱抑制とは、「状況に対する反応としての衝動や感情を抑えることが不能になった状態」のことを指します。患者は、外的な刺激に対して衝動的に反応したり、内的な欲求を制御することができず本能のおもむくままに行動したりします。
脱抑制行動は様々な生活場面で出現し、その内容はマナーや礼儀正しさの欠如といった軽微なものから、反社会的行動と呼ばれる違法行動まで幅広いです。
 (中略)
脱抑制行動は前頭葉眼窩面の障害で出現するといわれていますが、最近のMRIを用いた研究では右側の側坐核、上側頭皮質、内側側頭葉構造物の萎縮との関連性も指摘されているます。
薬物治療は、抗精神病薬の鎮静作用を利用し行動の抑制をはかることが主となります。対応方法は、脱抑制行動を誘発するような刺激をできるだけ取り除くことが基本となります。
>>>(脱抑制

精神科領域では,躁うつ病等の軽躁状態がこれに該当するように思います。統合失調症においても一部同様のことがあるかもしれません。

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躁の時期は「 抑制解除 」が特徴である。
おしゃべりとなり、よく動く。対人関係のルールを気安く乗りこえてしまい、たとえばエライ人のところへなれなれしく話しにいったり、他人どうしが話し込んでいるところに割り込んだりするが、「にくめない人」という印象を与えるので、苦笑されて「まあまあ」となだめられるくらいですむ。
躁病の躁状態の活動は、ただ言動が高まって「いそがしい」だけではない。「 転導性 」が増大している。いまこれをしているかと思うと、あれをしている。ある人に話しかけているかと思うと、別の人に移る。「くるくると目まぐるしい」のである。

ふしぎなことに躁病の躁状態は、過活動を何日つづけても、疲れて倒れこまない。しかし多くの人は、その後、うつ状態で支払っているのである。では一人にしておくとどうなるか。やはり対人関係活動に熱中している。たとえば手紙をやたらに書いていて、宛先はふだんやりとりのない人だとか、会ったこともないエライ人である。最近は電話をかけまくる人も多い。

躁状態の人は上機嫌のこともあるが、こころの底から愉快なのではない。何かに突き動かされている感じなので、底の底には不快感がある。これが表に出てきて、不機嫌になる人は意外に多い。自営業者なら周囲の人は、振りまわされるのを堪え忍ぶことになり、勤め人は他の人が仕事ができなくなるので職場が音をあげる。入院しても夜も眠らずに騒いだり、他の患者に説教をはじめたり、医療行為を邪魔するようになると、それ以上の拘束を考慮しなければならなくなる。

ふだんは親切な人、世話好きな人とされているのだが、「親切」と「おせっかい」は紙一重の差である。躁状態の時には、言う通りにしないと怒り出すが、後ではケロリと忘れている(ように見える)。

躁うつ病の問題となるのは「 拘束 」である。
気が大きくなってやたらに物を買いあさり、やたりに手紙を出すくらいならよいが、株の売買をしたり、投機やギャンブル、不動産に手を出すと損害や社会的立場を守る必要が出てくる。
>>>(中井久夫 看護のための精神医学

統合失調症による脱抑制なら抗精神病薬でしょうが,躁うつ病の場合は,炭酸リチウムなどの気分安定薬を用いることが多いようです。

frrev at 22:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 用語 

2017年02月09日

スワイショウの実施方法

昨秋,入院した後に,若干強迫性症状のようなものがあったので,スワイショウをやるようになりました。これでセロトニンの分泌が促され,症状が和らいだような気がします。セロトニンが分泌されるのなら,うつにも効くのではないかと思います。

やることは手を前後にぶらぶらさせるだけです。だいたい200回余りの回数で,3分ほどやっています。

集中してやることが大切で,テレビなどを消して,目を閉じ,手を振る回数の文字を視覚化して思い浮かべながらやります。

呼吸は,手が3往復する間吸い,同じく3往復する間吐きます。過呼吸にならない程度に深い呼吸をすることで,頭が少しぼーっとして,脳の過剰な活動が収まる感じです。

強迫もうつも,扁桃体を含む脳内のループに信号が流れ過ぎることで,つらさが増すものですから,それを邪魔してやることで,症状が緩和するのだと思います。

過呼吸にさえ注意すれば,危険はありません。

嫌なことがぐるぐるしてつらい人は,試しにやってみるといいと思います。

frrev at 22:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年02月08日

のまネコ



4〜5年前,青春18きっぷを用いて,新潟県内のローカル線に乗っていたときのことです。通学時間帯であったようで,高校生が多数乗車しておりました。女子高生たちがおしゃべりをするなかで,「のまのまイェ」などと歌っているのが聞こえました。

のまネコ問題は2005年ころのことのようですから,すでに12年ほど前の話です。当時の女子高生が,小学校のころに流行ったものと思われますから,リアルタイムで聴いていたものなのでしょう。

最近,なめネコがY!mobileのCFに出てきておりました。1980円にこじつけて1980年の流行ものを利用したものと思われます。これは,ヤンキー花盛りのころに,ネコにヤンキー風の服を着せて,「なめんなよ」とセリフをつけたものです。これはもう,リバイバルそのものです。

「なめネコ」がCFに使われるようになって,それとは内容も時代も異なる「のまネコ」を思い出した人は少なくないでしょう。私もその一人です。

時間的,空間的には離れていますが,記憶の中では,どちらもネコ関連として保存されているのでしょうか。

frrev at 22:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0) エッセイ向き? 

2017年02月06日

面接技

35年ほど前の心理臨床の現場では,面接場面でいかにして相手に本音を語らせるかということに情熱を燃やしている人が少なからずいました。

例えば,暴力を振るった人に,「なぜ暴力をふるったのか。」とストレートに聞くと,それ自体が非難されているように受け止められて,防衛や反感を招き,語ってくれなくなります。

「暴力を振るうことになったのには,いろいろ事情があったんでしょう。どんな事情があったか聞かせてもらっていいですか。」と聞かれると,少しは話しやすくなります。

腕力に訴えることは悪であるという価値観を前提として話していると,結局相手の考え方が間違っていることを指摘して問い詰める形となるので,腕力に訴えたって良いじゃないかといったことを,面接者の方で言うことによって,相手の価値観に合わせ,本音を出しやすくするといったテクニックもありました。

最近は,こうしたテクニックを使う人が少なくなっているように感じます。

いまや,面接時に「腕力に訴えたって良いじゃないか。」といった言葉を発すると,その言葉が独り歩きし,不適切な発言として職責を問われることにもなりかねません。

滅多なことは言えないのが今の心理臨床の現場の実情でしょう。心理臨床家として生きていきたかったら,本音を引き出すことよりも,余計なことは言わないことの方が大切なのです。

もっとも,こんな縛りがある中で,本音を引き出すテクニックを磨くことに情熱を傾けるのも悪くありません。いろいろな裏ワザをあみ出す人々が登場するのを楽しみにしています。

frrev at 22:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 逆手に取る 

2017年02月05日

もすかう



心理カウンセラーは,来談者のつらい気持ちを傾聴したり,その人がもともと持っている解決の力を引き出すことはできます。しかし,来談者をつらくしている環境面の困難を解決することはできません。そこが弱みだと思っていました。

来談者が貧困に苦しんでいるとすれば,生活保護などが問題を解決するより有効な手段となるでしょうから,カウンセリングは無力とも思われます。

しかし,生活保護を受けることは,来談者にとって貧困以上に苦痛である場合もあります。具体的な解決手段として生活保護があることはわかっているけれども,それを受けることの苦痛の大きさを思って,決断できないでいる人にとっては,生活保護の手続き方法について支援を受けるよりも,心理的なカウンセリングを受けることの方が気持ちを楽にするためには有効である場合があるということが言えそうです。

いうまでもないことかもしれませんが,困難を抱えている人に対しては,その人のニーズに応じて,いろいろな支援の仕方があることが大切であるということでしょう。



frrev at 16:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0) エッセイ向き?