弁理士試験日程的には論文試験が取り沙汰される時期ですが、主には短答試験についての内容になりますが、基本的な考え方は論文試験にも通じるものなのでご覧になってみてください。

先日お話ししました現状分析の後何をすべきなのかホントのところは?についてお話したいと思います。

これは個々によって違うとは思いますが、本年度の試験結果が30点前後の方を対象にお話したいと思います。それ以上以下でもそこまでやることに変わりがありませんので、足らないと思う方は補足しながら考えてみてください。

まずは始めにこの時期は入門系の学習(講座)をやりこんでみてください。今更入門なの?と思うかもしれませんが、えてして短答試験の合格点に至らない人はこのレベルですら危うい傾向にあります。この試験危うい知識ほどいらないものはありません。不確定な知識は思いもよらぬ誤解をまねき、論文試験などでは致命傷にもなりかねません。短答試験でもそのような誤解で一点足りず落ちることなんていうのはよくあります。本人は気づいていませんが、よくたらればで本当は合格できたという方に限って入門知識の理解が欠落しています。この試験にたらればはありません。過去にとらわれることなく次のステップを踏むためにもそう言った考えは捨てる必要があります。

だからこそこの時期から9月くらいまでに基礎学習でベースの知識を仕上げる必要があります。ここでやる内容は基幹講座と過去問を並行に進め、重要項目については深く青本審査基準まで落とし込んで学習する時期です。要するに何年目であろうがこの時期は基礎固めの時期です。

変に新たな講座等を受講するくらいなら1、2年前の基幹講座を再度繰り返す方が余程ためになります。一般的には新たな講座を次々と取ってこなしていけば知識も増えて実力も上がると思いがちですが、ほとんどの場合は消化不良に陥ります。たとえそれらの講座で知識が増えても入門講座の知識が穴があり、定着していないなら合格できないというのがこの試験です。私も自分には知識が足らないからと予備校の薦めで並行して講座をとった時期がありましたが、今思うとお金と時間の無駄だったと思います。

確かにある程度の講座は必要ですが、勉強をはじめて1年、2年ならほとんどの場合、予備校の基本コースで十分です。それだけでも完成度を上げるにはかなりの時間を要します。またそれ以上はお金も時間も有り余っているなら取っても構いませんが、ほとんどの方は時間がないと思いますので結局のところ必要ありません。もう十分それらをこなしましたよと言った場合には新たにご自分の課題だと思われる講座の受講するのはより知識を深めることができることにもなりますのでオススメできますが、それ以外なら費用対効果は低いものとなります。

次に10月以降から年末くらいまでは短答試験合格が第一目標とは言うもののその後には当然論文試験がありますのでこの時期は論文に注力した勉強も考慮すべきです。よく言われるように論文を書くというのは基本的な重要知識があってこそなので論文試験の勉強を行うことで短答の知識の補完にもなって相乗効果が期待できます。そういった意味ではこの時期の予備校のカリキュラムを真似て勉強計画を立てるのもまた有効な手段です。だからといって予備校の受講を薦めているわけではありません。あくまで時期的に論文勉強をすることに意味があることをお伝えしています。

年明けからは論文と短答の比重を短答試験に段階的に比重を移しながら3月くらいには短答試験一色でもいいと思います。そこはご自分の短答知識の到達度を加味して計画を立てる必要があります。

知識の到達度は実際に予備校に通って模試や答練を使って確認するのもよいですし、意志が強ければご自分でそれらを入手して定期的に確認するのもよいかと思います。

何度も言いますが、闇雲に色々手を出すことなく、確実な知識を日々増やすことに専念してみてください。それが終われば年明けから短答試験までは徹底的に条文を読み込んでみてください。

これらをこなせないのは皆さん自身のやる気の問題です。確かに時間もないですが、あの悔しい思いを何年も繰り返すくらいなら一年間ご自分が納得できるまで勉強に取り組んでみてください。合格者の大半は合格年の一年間は死に物狂いで勉強した経験をもっています。これは言うなれば何年経とうが合格年の一年は必死に勉強する必要があるということを意味します。

短答試験は知識勝負なところもありますが、昨今の問題傾向からいってもより理解を伴った正確な知識の蓄積こそ重要です。入門系の知識の繰り返しは前進してないように思いますが、実際にはその一歩を踏みしめれば踏みしめるほど大きな前進になります。

細かいことを言えば色々ありますが、基本となる内容は以上になります。

是非実践してみてください。きっと来年には笑顔で発表を迎えられるはずです。やれるという気持ちが大切です。頑張ってください。

次回は合格できる人とはどんな人?ホントのところはについてお話したいと思います。




※本ブログは、個人的な意見を述べるものですので、受験機関等との関係において異なる内容も散見されると思いますが、そちらをご了承の上、閲覧お願いします。コメントに関しましても全ての内容にお答えすることが出来ない場合もありますのでご了承ください。
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