2016年最初のWindowsUpdateを実施しました。
更新プログラムの項目が多く、ダウンロードやインストールに時間がかかったけど適用後は特に問題なく動いています。
2016年1月13日(米時間12日)に実施されるWindowsUpdateを最後にWindows8と最新版IE以外のサポートが終了するので、パソコンを安全に使用するならWindows8はWindows8.1にアップグレードを、IEはWindowsVistaならIE9、Windows7以降はIE11にアップグレードしましょう。

2016年1月に実施されるセキュリティ情報
・ MS16-001 Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3124903)
・ MS16-002 Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3124904)
・ MS16-003 リモートでのコード実行に対処する JScript および VBScript 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3125540)
・ MS16-004 リモートでのコード実行に対処する Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム (3124585)
・ MS16-005 リモートでのコード実行に対処する Windows カーネルモード ドライバー用のセキュリティ更新プログラム (3124584)
・ MS16-006 リモートでのコード実行に対処する Silverlight 用のセキュリティ更新プログラム (3126036)
・ MS16-007 リモートでのコード実行に対処する Microsoft Windows 用のセキュリティ更新プログラム (3124901)
・ MS16-008 特権の昇格に対処する Windows カーネル用のセキュリティ更新プログラム (3124605)
・ MS16-010 なりすましに対処する Microsoft Exchange Server 用のセキュリティ更新プログラム (3124557)

緊急が6件、重要が3件の計9件の更新プログラムが実施されます。
パソコンのOSバージョンやインストールされているアプリケーションなど使用環境によって適用される更新プログラムの内容が異なるので、公開されているセキュリティ修正の更新がすべて実施されるわけではありません。
2016年1月に実施されるWindowsUpdateで更新されるセキュリティ情報の詳細はセキュリティ TechCenterの2016 年 1 月のマイクロソフト セキュリティ情報の概要を御覧ください。

2016 年 1 月のマイクロソフト セキュリティ情報の概要 - セキュリティ TechCenter
URL:http://technet.microsoft.com.2-t.jp/nxO7
WindowsUpdateをインストールし、パソコンの再起動が完了してパソコンの動作がおかしい場合は適用した更新プログラムをすべてアンインストールするか、2016年1月のWindowsUpdate適用前の状態にパソコンを復元し、様子見した方が賢明かな。
旧バージョンのIEを使っているパソコンには”更新プログラム「KB3123303」”が適用され、IEを起動するたびに最新版IEにアップグレードを促すメッセージが出るようになるらしいので、旧バージョンのIEを使っている人は最新版のIEにアップグレードするか、”更新プログラム「KB3123303」”を適用しないかアンインストールして使う方が良いかな。セキュリティ面では最新版を使うのがオススメ。

適用に時間がかかるのは以前から変わらずですが2016年1月のWindowsUpdateは特に問題がなさそうです。