Google Chromeバージョン49以降サポートが終了し更新されなくなったWindowsXP向けGoogle ChromeのPPAPI版Flash Playerもサポート終了と同時に更新されなくなりました。
Adobe Flash Playerといえば脆弱性の塊で事あるごとに攻撃を受けている印象もあるのでこの機会に使えなくしても良いような気もするけど”PPAPI版(埋め込み型)”ということでChromeのシステムにがっつりと食い込んでいるかもしれないので下手に触ると動作が不安定になるかもしれません。
無理に最新版に更新しても不具合が発生したり、動作がおかしくなるかもしれませんが、サポートが終了しているので更新してもしダメでも他のブラウザを使うか再インストールすれば元に戻ると思うのでとりあえずやってみる価値はあると思います。

WindowsXP向けGoogle Chromeはバージョン49.0.2623.112で更新が止まっている!?
xpchrome4902623112

PPAPI版Adobe Flash Playerの更新もバージョン 21.0.0.216で止まっている!?
xpchromeflash2100216

ということでWindowsXP版Google ChromeのAdobe Flash Playerを(記事作成時の)最新版(バージョン 21.0.0.242)に更新してみました!
更新方法の手順
1.PPAPI版Adobe Flash Playerの最新版を入手

2.Google Chromeのフォルダに入っているAdobe Flash Player(旧版)と入れ替える

簡潔な作業の流れはこんな感じになります。
それでは詳細な手順はこちらから

改訂版的な新記事を書いたのでよろしければ御覧ください。
サポートが切れたGoogle ChromeのAdobe Flash Playerを最新バージョンに更新する!WindowsXPのChrome49を最新版Adobe Flash Playerにする!改訂版

まずは、最新版Adobe Flash Player(PPAPI)を入手します。
入手先は”Adobe Flash Playerの配布ページ”から”ダウンロード→Flash Player 21.0.0.242→Windows→OperaおよびChromiumベースのアプリケーション - PPAPI→EXEインストーラーのダウンロード”から入手します。

Adobe Flash Playerの配布ページ
URL:http://www.adobe.com.2-t.jp/r0N6

ダウンロードのリンクを押すとポップアップでファイルを開くか聞かれるので”ファイルを保存”します。
保存したファイルを起動してインストールします。
インストールするとCドライブに最新版のFlash Player作成されるので、更新に必要なファイルを作成されたFlash Playerのフォルダへ取りに行きます。
”Cドライブ→WINDOWS→system32→Macromed→Flash”フォルダの中に”pepflashplayer32_21_0_0_242.dll”というファイルがあるので別のドライブなりフォルダなりにコピーします。
コピーしたファイルの名前を”pepflashplayer.dll”に変更します。
これがAdobe Flash Playerのバージョン21.0.0.242の情報を持ったPPAPIの最新版Flash Playerのファイルとなります。
flashfairu2100242

あとは”pepflashplayer.dll”ファイルをGoogle Chrmeのフォルダにある旧版Adobe Flash Playerの情報を持った”pepflashplayer.dll”ファイルに上書きするなり置き換えればサポートの終了したWindowsXPのGoogle Chrome内臓のPPAPI版Adobe Flash Playerが最新バージョンになります。

”pepflashplayer.dll”ファイルは2箇所置き換える必要があります。

1箇所目はChrome本体のインストールされたフォルダ
”Cドライブ→Program Files→Google→Chrome→Application→49.0.2623.112→PepperFlash”フォルダにある”pepflashplayer.dll”ファイルを最新版のファイルを上書きするなり置き換えます。

2箇所目はユーザー情報にあるChromeのデータの変更
(※隠しファイルを表示しておく必要があるので注意!)
”Cドライブ→Documents and Settings→(ユーザー名)→Local Settings→Application Data→Google→Chrome→User Data→PepperFlash→21.0.0.216”フォルダ内にある”pepflashplayer.dll”ファイルを最新版のファイルを上書きするなり置き換えます。

これでGoogle Chromeを起動してAdobe Flash Playerのバージョンを確認すると最新版(21.0.0.242)になっていると思われます。
xpchromeflash2100242
WindowsXPのFlash Player(Chrome)を最新にしてみましたが、自分の環境では前まで起動したすぐにマウスポインタの横に砂時計が表示されていなかったのが機動直後マウスポインタの横に砂時計が表示されてChromeを起動する時に引っ掛かり(?)が発生するようになった気がする・・・。
Chromeの内部に手を加えたからある程度仕方が無いのかも?
あとはFlashを使っているサイトなどで右クリックメニューを表示すると負荷がかなり大きくなるみたい。
右クリックメニューを表示させて負荷が大きくなるのはどのFlash Playerでも同じだけどFirefoxとはまた違った負荷のかかり方をするみたいです。

※作業は自己責任でお願いします。何が起ころろうと当方は一切の責任を負いません。