深夜に目が覚めて、息苦しい。
気が付いたら、心臓が煩く動いていた。
寝汗でシャツはベタベタ。
頭痛でズキズキ。
泣いたのか瞳は赤色。
怖い夢でも見たのかな?
あぁ耳鳴りだ。
うっとおしい。
イライラする。
一瞬なにかわかんなくなって、怖い。少しだけ指先が震えた。
人肌が恋しくなる。

「どうしたいの?」
無駄な問いかけ。
何に対して、怒っているのかも不明。

しばらく眠れそうにない。

リモコンを求めて、机に手を伸ばす。
ピチャと水の音。

机の上のペットボトルが転倒してる。
いろはす・・・残念。
拭く気力0
朝がっくりくるでしょう。

DVDデッキを起動させる。
まだ途中の怪奇ドキュメンタリー。
もうすぐ夏ですから。
稲川淳二の怖い話はもう少し暑くなってからです。

でも、これは選択ミス。
心霊スポットへ行って、怪奇現象があるのか検証する様子。
雰囲気もそこそこでていると思った矢先。
うっとおしい。
「いま音したよね。したよね!したって!」
声のボリューム上がりすぎ。
画面の向こうではギャーギャー騒いでて、こっちが一気に冷めた。
恐怖を隠すために、わざと声を大きくするとか意図があるなら、まだしも。
伝わってこない。
全員大きい声で虚勢張ってるっぽく話しても・・・。
思い出したかのように怯える様子も演技っぽい。
すごく・・・嘘くさい。

「心霊現象っていつでもおきるんですね」

幽霊さんもとんだ迷惑ですね。

そんなことを吐き捨てて、少しだけストレス解消。
もう一眠りしよう。
よくわからないけど、ワガママです。