2018年10月

2018年10月31日

本日も、別館で進行します。

本日分は別館にてお願いします











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作品 | 最恐妻

2018年10月30日

本日も、別館で進行します。

本日分は別館にてお願いします











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作品 | 最恐妻

2018年10月29日

本日も、別館で進行します。

本日分は別館にてお願いします











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作品 | 最恐妻

2018年10月28日

しばらくは、別館で進行します。

本日分は別館にてお願いします











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作品 | 最恐妻

2018年10月27日

本日、ラフを160あたりまで進めました。

今週末から、大きく展開するかも知れませんが
そのまえに、お約束の濡れ場が少々。

本日分は別館にてお願いします











fsatosi at 21:00コメント(0) 
作品 | 最恐妻

2018年10月26日

いよいよ週末ですね。

最恐妻も「終末」に向かって
さらに盛り上がって参ります。」

本日分は別館にてお願いします











fsatosi at 21:00コメント(0) 
作品 | 最恐妻

2018年10月25日

本日の投稿は
女性に対する暴力的シーンが濃厚です。

ストーリーそのものは
今日の分を飛ばしても
十分に繋がりますので
苦手な方は、避けてください。

☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;


本日分は別館にてお願いします











fsatosi at 21:00コメント(0) 
作品 | 最恐妻
いつも、応援してくださってありがとうございます。

さて、本日の更新は、昨日の「お仕置き」が
さらにエスカレートします。
しかも、エロ成分はほとんど無し。
「私」の重要なモノローグはありますが
とは言え、今日の分がなくても筋道は繋がりますので

女性への暴力シーンに抵抗がある方は
本日分は、飛ばしてくださいますよう
読者様に、ご案内いたします。

何を今さら、と思われると思いますが
作者に「私」が乗り移ってしまったせいか
書いている方としては、平気だったのですが
本日読み返してみると
あまりにも、苦しくなる気がして参りました。

これも、登場人物が作者に乗り移ってしまう
と言う現象の表れと思っていただいて
お許しいただければ、と存じます。

fsatosi at 19:29コメント(0) 
作品 

2018年10月24日

 すれ違うホテルマンが恭しくお辞儀してくれるのを無視して、私は、部屋に直行しました。走らないようにするだけで精一杯でした。
 空調の音だけが微かに音がする廊下。足音を消す毛足の長いカーペット。
 静けさの中の悪意に向けて、ただ、ひたすら部屋に向かいます。
『ここか』
 カードキーをタッチする直前『ひょっとして、両方とも実は部屋に残って、どこかで見ているんじゃないか?』という可能性を思いついた時には、もう、ロックシグナルが「青」に光っていたのです。
『ええい! ままよ。隠れていたら、殴り倒せば良い』
 腕っ節には全く自信がありませんが、半ばやけっぱちで、静かにドアを開けました。
 最初に見えたのは、大きく取られた開放的な窓。都心を一望に見渡せる眺望からくる明るい日差しです。
 次に見えたのは、ベッドルームに入るドアでした。
 そこを開けた瞬間から、自分は鬼になると決めています。しかし、その前に用心しなければいけないのです。
 まずは、ドアの上にあるストッパーをかけてしまいます。こうすれば、たとえ予備キーを連中が持ち出していても、入ることはできません。
 そして、入り口の横にあるのはバスルームだろうと見当を付けて、中をチェック。
 開けたドアの影も含めて素早く見回しましたが、使った形跡はありましたが、誰も隠れていません。
 次に部屋の中のあらゆる物陰を、できる限り離れた位置からチェックして、クローゼットを振り返りざま、開きます。
『うん、誰もいない』
 ドレープの深い、分厚いカーテンの中も、叩くようにしてチェック。カメラの類いが置いてある可能性は高いはず。
『って言っても、カメラを仕掛けるなら……』
 その後の言葉を頭から切り捨てて、空気の中に男の臭いがないかを嗅ぎ取ろうとしましたが、部屋に置かれている生花の微かな匂い以外に、何も感じられません。
 ともかくリビングの方には誰もいないことは確実でした。
 けれども安心してはなりません。
『やっぱり、隠れるならベッドルームか』
 既にガタスタとチェックする音は、中でも聞こえているはず。もしも、中に誰かがいるとしたら、警戒しているはずです。
 禍々しさしか感じない白いドア。
 この向こうに、くるみはいるはず。
 そこにいて欲しくないし、何かの間違いであって欲しいのに、くるみが尻を高く掲げて待っている姿しか頭に浮かびません。 
『よし、勝負だ』
 とっさに「素手」では心許なく、かといって、ホテルの備品で武器になるような物があるわけもありません。とっさに見つけたのは、入り口近くのクローゼットに置いてあった、四十センチほどの靴べら。
『なにもないよりもマシか。これじゃ、武器になんないかもしれないけど』
 皮でしょうか? よくしなう、柔らかな素材だけに、棒というよりは、むしろ「鞭」という感触です。
『鞭だったら、デカチンコンビの方が、よっぽど使い慣れているんじゃねぇか? さぞかし、SMが趣味だろうに』
 こんな時に、妙なことを考えてしまうものだと、一瞬の苦笑い。
 いえ、扉を開ける前に、一瞬だけ「逃げた」だけです。
『じゃあ、開けるぞ。地獄の扉をな』
 最後の最後まで、そこにくるみがいないで欲しい、いたとしても、何かの勘違いであって、単に寝ているだけであってほしい。そうであったら、どれだけ幸せか、と祈る気持ちでいたのです。
 しかし、地獄は、この世で最も美しいと思える尻を見せつけるように差し出している、細身の裸身というカタチで待ち受けていました。
「お待ちしていました」
 絶対に間違えようのない、私の妻の声が、迎えます。
 頭が、殴りつけられたような衝撃。
 そこにいるのは紛れもなく、妻の声を持っている女です。けれども、目の前の「女」は、上半身をベッドに埋め込んで、尻を入り口に向けたまま、高く掲げているカタチを崩さないのです。
『違う、こんなの、くるみじゃない』
激しく動揺しながらも、私の目は、妻の顔にアイマスクかついていることをしっかりと確認していました。
それにしても、実際に、この光景を見て、なお、信じられません。
『莫迦な。何かの間違いだ。くるみが、こんなポーズを取るはずがないんだ!』
 けれども現実に、目の前で「バックから入れ放題だよ」と言わんばかりに脚を広げている女がいるのです。
 窓から入る、強烈な光に照らされて、ここからでもハッキリと赤い「ミ」が見えています。
 くるみに直行したくなる気持ちをグッと堪えて、パッと見回すと、横には大きなクローゼット。身を隠すのに、まさにおあつらえ向きです。
 靴べらを振りかぶりながら、パッとクローゼットを開け放って、一歩飛び退きます。
『いない』
 ガランとした中に、今朝、着ていたであろう、いかにも女教師然としたタイトなワンピースがかかっているだけ。妻の仕事用カバンも、キチンとそこに置かれています。
 持ち手の部分すら綺麗に整えられた形で置いてあるカバンを見てしまうと、言い知れない苦いものが、喉の奥を通り抜けました。
 乱れた様子が一切ないと言うことは、妻には行動の自由があったと言うことに他ならないのです。メールにもあったとおり、妻は自分の意志で、ここにいるということなのです。
 束の間立ち尽くす私の目の片隅には、尻を差し出したまま身じろぎもしない、見事な裸身が入っていますが、まずは、調べる方が優先です。
『他に、隠れられる場所は?』
 パッと見回しても無さそうです。さりげなく、つま先でベッドの下も確かめましたが、もちろんベッドの下に隠れる場所なんて無さそうです。
「あの、ご安心ください。この部屋には私しかいません」
 妻の声は思った以上に落ち着いて聞こえます。さすがに緊張しているのか、わずかに、硬さがある程度です。
「……ずっと、お待ちしておりました」
 その口調は、侵入者に好き放題にされることを、本気で受け入れているとしか思えないものでした。犯されることが前提のポーズを崩さない所を見ると、侵入者が私だとは気付いてないようです。
『正体を明かして、罵るべきなのか、それとも、このまま侵入者のフリをしたまま、様子を探るか?』
 迷いました。
『ともかく、どんな話になっているのか、くるみに喋らせた方がいい。問い詰めるのは後でもできるからな』
 それは弱気な結論だったかもしれません。あるいは「真実」を、少しでも先に延ばしたいという心理が働いてしまったのかもしれません。
 ともかく、私は侵入者の演技を続けて、反応を探ることにしたのです、
 無言で差し出された尻側に回りました。
『こんなカッコを、するなんて』
 悔しさと怒りがこみ上げてきます。
 口をついて出そうになる罵倒を懸命に抑えながら、ただ眺めると、突き上げられた尻の間に、美肉が蠢いているのが覗けます。
 ベッドに手を突いて顔を近づけると、秘部を覗き込まれる気配に気付いたのでしょう。かすかに「いやぁ」と聞こえる、吐息のような声。
『精液の匂いはしないな。相当に洗ったということか?』
 息がかかったのでしょうか、一瞬、ヒクンと蠢きますが、決して脚を閉じようとはしません。それどころか、ニオイが分かるほどに顔を近づけているのが分かるはずなのに、ほんのわずか、尻が突き出されました。
 脚を広げているせいで見えてしまう丘の狭間は さすがに濡れていません。
『オレは、どうしたいんだ?』
何をどうするべきなのか、頭に浮かびません。
 私は、黙って妻のその場所を見つめながら、頭が空白でした。しかし、黙っているとくるみの方から「この形でよろしいでしょうか?」と聞いてきたのです。
「あの、仰向けでも、どんな格好でも、ご命令ください」と尻を上げたまま、さらに脚を広げました。
「くるみを、お好きなようになさってください。お仕置きですから」
何ものかに取り憑かれでもしたように、そこにいる女は、くるみであってくるみではないのだ、と言う恐怖感が生まれていました。
 自分の妻に、何で、怯えなければいけないんだという声も、頭の中で聞こえてはいます。しかし、目隠しした顔を何度も確かめましたし、今週、何回となく抱いた妻の身体を試すがめつ見直して、それが本当にくるみであるのか、信じられないことを信じる時間が必要だったのです。
 それがどうしても、自分の妻であるのだと腹の底からこみ上げてきた瞬間、同時に、こみ上げてきた激情に耐えられず、差し上げられた尻をピターンとひっぱたいていました。
「あっ!」
 くるみの悲鳴。
 私は、その声にスイッチを入れられたかのように、今度は、手に持ったままだった靴べらをしなわせて、尻に力一杯、叩きつけていました。
 パシッ、パシッ、パシッ
 金属音にも似た乾いた音を立てながら、白い尻は、見る見る赤く腫れ上がります。
 全力での打擲。
 ヨーロッパの貴族達に「スパンキング」を好む性癖があるのは知っています。けれども、今の私に喜びなんて一つもありません。
 憎しみと疎ましさ、そして、恐怖が私を支配していたのです。
 バシッ、バシッ、バシッ
 何度、尻に叩きつけたでしょうか。
 ふと気付けば、ミミズ腫れを何カ所も作って、白い尻は痛みに耐えかねるように蠢いていました。そのくせ、何に拘束されているわけでもない下半身は、まるで鞭を待ち望んでいるかのように、尻を高く、差し上げるカタチを崩そうとはしませんでした。
『クソッ、クソッ、クソが〜!』
 最初の勢いは失ったものの、叩くのをやめませんでした。













fsatosi at 21:00コメント(0) 
作品 | 最恐妻

2018年10月23日

【そんなにやつらのセックスは良かったのか。旦那よりも、よっぽど感じるんだろうな。本当はみるくの方から頼んでホテルに行ったんじゃないのか?】
 【この後のことを書きます。これが一度始まってしまったら、たぶんメールはできなくなると思ったので、朝のウチに書いておいたものです。】
 立て続けに、メールが届きました。
 【ホテルに行ったのは自分の意志です。ホテルに入ってから今までの時間、ふわふわとした感じで、自分の身体が自分のものではないような時間を過ごしてしまいました。来てくれるかどうかは賭でした。これから、私は淫らなお仕置きをされる時間になります。】
 【これからされるのは「特別なお仕置き」です。目隠しを付けます。両手はグルグル巻きです。そのまま、一人、裸で放置されるんです。扉はオートロックですけど「夫が来たらでカードキーを渡してください」と、フロントにお願いしてしまいました。この部屋のカードキーを預けたのです。だから、夫の名前を告げれば、誰だって簡単にキーを受け取れます。もちろん、キーを手にすれば、誰でもこの部屋に入って来られます。私は、誰が、いつ入ってくるのか、教えてもらえません。この後、部屋に男性が来ます。私は、両手をグルグル巻きにされたまま、お尻を高く掲げて、迎え入れなければいけません。入ってきた人は私を好きなように犯して良いし、お尻も使って良いことになっています。そのためにお尻の方の準備もしました。ひょっとして男性が優しければ、横にある潤滑クリームを使ってくれるかも知れませんが、使ってくれなくても文句は言えません。男性の好きなように蹂躙される。それがルールです。もしも誰も来ないなら、夕方まで、そのままになります。】
【なんだよ、そのプレイは。放置プレイに、目隠しに、貸し出しプレイだと? くるみはそれでいいのか?】
 あまりのことに、素のメールですが、そんなことにかまっている場合ではないのです。デカチンコンビのみならず、誰とも分からない男に犯される約束? デカチンコンビのどっちが、サディスティックな趣味を持っているのかわかりませんが、それとも他に仲間でもいるのでしょうか?
 しかし、私のメールとすれ違うように、次のメールが入っていました。
 【ごめんなさい。そろそろ時間です。準備します。また、後ほど、お願いします。】
【おい、そんなプレイ、本当にやるのか? 淫乱みるく! やめろ。やるなら、旦那に言いつけるぞ!】
 もう返事は来ませんでした。
そこから、何本のメールを送ったでしょうか。私の殺気だった雰囲気におびえたのか、タクシーの運転手も、いつしか何も話しかけてこなくなって、やがて高級ホテルのエントランスになめらかに滑り込んだのでした。
 降りる瞬間から、私の演技は始まっています。
 ベルボーイにも、ありがとうと声を掛けて「フロントに連れて行ってくれる?」とわざわざ頼みます。
 さもないと、私はダッシュしてしまいそうでした。
 ジリジリとするスピードで歩くベルボーイの跡を歩きながら、私はずっと自分に言い聞かせていなければなりません。
『殺気立つな。落ち着け。笑って見せろ』
 ここで殺気立ってみせるのは、絶対にダメです。
『せっかく、くるみが、ミスってくれたんだからな。このチャンスを逃したら、何にもならない』
 さっき、ホテルに来ている証拠として、送ってきた写真。恐らく自分が本当にホテルに来ているんだという証拠のつもりでしょう。けれども、カードキーに入った部屋番号とホテル名を隠しても、見る者が見れば、ロゴマーク一発でホテル名が分かるのを、くるみは知りません。
『これなら、くるみが来てるホテルをチクられても、理屈は立つからな』
 支配者は「自宅」を知っていることになっているのが幸いでした。これなら、自宅にいる私に連絡してきたことにしても良いはずです。多少、強引な設定ですが、キーロガーのことを黙っているためには、その程度の無理は仕方ないのです。
『いや、そんな小さなことはどうだって良いのか。今さらだもんな』
 デカチンコンビとのホテル行きを許すわけにはいきません。それなら「離婚」かと言われれば、それは決断ができません。けれども、今やるべきコトは、とにかく一刻も早く、くるみの所に行くべきだということはハッキリしていました。
『本当にバカだった。長いメールなんかノンビリと読んでないで、さっさと動くべきだった』
 動こうとして動けなかった自分が、つくづくも、後悔の限りです。
 でも、まだ、間に合います。せめて、誰とも分からない男に貸し出され、メチャメチャにされることくらいは防がなければなりません。
『それにしても、本当に誰か他の男が来るのか?』
 ロビーフロアは案外、混んでいました。あっちこちで視界に入る、あらゆる男がデカチンコンビの片割れに見えて仕方ありません。さりげなさを装いながら、見覚えのある男がいないか、四方八方に目を配りながら歩きました。
「あの、お客様?」
「ん?」
 気が付いたら、ベルボーイが私を見つめています。
「ご体調が優れないようでしたら、医師の手配もいたしますが?」
「え? あ、うん、大丈夫だけど?」
「失礼いたしました、お顔の色が、真っ青でいらっしゃるので」
「あ、うん、先に妻が来ていてね。そこで休むから大丈夫だよ」
「承知いたしました。どうぞこちらに」
 気を利かせてくれたのでしょう。正規の担当者がいないカウンタに、誘導されて、呼び寄せたフロントマンに、何やら囁くベルボーイ。
 そのやりとりをボーッと見ながら、私は、すぐ横で受付している男が私の名を名乗っていないか耳を澄ませています。
 頭に浮かんでいるストーリーがありました。
『ひょっとして、デカチンコンビは、他人のフリをして戻ってくるんじゃないのか?』
 むしろ、そっちの可能性が高いと思えています。
 せっかく、人妻に因果を含め「お仕置き」を受けることを飲ませたのです。そんな、美味しい場面を他人に明け渡すとも思えません。
『とにかく、もう、犯された分は仕方ない。この後の分だけでも、なんとかしなくちゃ』
 たとえ、自分を裏切っている女であっても、やっぱり、まだ自分の妻である以上、他人に好き勝手されるのを認めるわけにはいきません。
『そのためにも、ここで少しでも疑われたらお終いだからな』
「お待たせいたしました」
「ああ、ありがとう」
「この後、お部屋までご案内いたしましょう」
「いや、部屋は分かってるんで大丈夫です」
 一瞬、気遣わしげな様子を見せたベルボーイ君ですが、一礼して去って行いきます。それと入れ替わるようにして、目の前で堂々たるお辞儀が目に入りました。
「いらっしゃいませ」
 再び最大限度の努力を払って、笑顔を作ります。どう考えても、それは顔を歪めているだけですが、おそらくは「お客様の具合が悪そうだ」と話が行っているのか、ただ、心配そうな表情を浮かべているだけで、不審がられてはいないようです。
「妻が、先に来ているはずですが」
 と自分の名前を告げます。身分証を出すまでもなく、ホテルマンは恭しく頭を下げました。
「白石様。お待ち申し上げておりました。奥様から、お部屋にそのまま来て頂くようにと言付かっております。こちら、カードキーになります。もう一枚は、奥様がお持ちになられていらっしゃいます」
 なるほど。メールにあったとおりです。くるみは、自ら、自分が見知らぬ男に犯される仕組みと知りながら、そこに手を貸しているのです。
 胃の奥が、キリキリと痛みました。
 怒りで目がくらみそうになる自分を懸命に抑えました。
「ありがとう。あ、ひょっとしたら、後で、また誰か来ると思うんだけど、もしも来たら、入る前にそこで、部屋に内線してくれって、伝えてもらえる?」
「承りました。ご案内をおつけいたしましょうか?」
「いや、ありがとう。大丈夫です」
 慇懃な仕草で、わざわざキーを封筒に入れてくれる時間にイラつきながらも、それを表に出さないように、最大限度の努力です。差し出されたカードキー入りの封筒を受け取りながら考えているのは、この連中の本性です。
『ひょっとしたら、本気で、目隠し貸し出しプレイを、やらせるつもりだったのか? 狂ってやがるとしか言えないだろうがよ』
 デカチンコンビのどっちが考えたにせよ、そのサディストぶりに、怒りと、そして、ある種の恐怖を感じます。
 人妻を昼間からシティホテルで犯すだけではなく、目隠しして放置し、それを第三者に抱かせるプレイ。あるいは自分たちが、その第三者のフリをして犯すつもりにしても、異常な行動に見えます。
 狂気の沙汰でした。
『しかも、それをくるみが受け入れたから、自分でフロントに連絡したんだろ?』
 確かに、さっき、フロントの人間は「奥様から言付かっている」と言い切っています。もちろん、何か、騙されているという可能性は消えませんが「お仕置き」という言葉をくるみが使っている以上、何かしらの因果を、本人が了承しているということになります。
『ともかく、誰だか分からないけど、そいつよりは早く着けたらしいしのは、ラッキーだった』
 カードキーを私が横取りしてしまった以上、ノコノコとやってくる、間抜けな誰かは困るはず。そいつが、デカチンコンビに連絡を入れたとしても、閉め出してしまえば、どうにもなりません。
『いや、いっそ部屋におびき寄せて、そこから、なんとかするべきなんだろうか?』
 静かにエレベーターのドアが開きました。


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