グーパー運動で血圧の改善



 血圧=心拍出量×血管抵抗 で表されます。血圧は、筋肉運動の最中は上
昇する傾向がありますが、これは心拍出量が増加するためです。しかし、筋肉
運動を継続することで、上(収縮期)、下(拡張期)の血圧とも3~4%低下する
ことを、1997年、米国のケリー博士らが、実証しています。

 これは、筋肉運動により、筋肉細胞の周辺の毛細血管が増生され、末梢血管
抵抗が低下する結果と思われます。
 カナダのマクマスター大学の研究チームが「米国心理学会」(2004年)で発
表した「グーパー運動の血圧に関する影響」の内容は、とても興味深いもので
す。
「30人の被験者に、週3回、一度につき10回のグーパー運動を8週間させた
ところ、上の血圧が下がった」
「血圧降下剤を服用している平均年齢62歳の8人の被験者に、1日4回、1回
につき2分間のグーパー運動を8週間課したところ、上の血圧が顕著に下がっ
た」というものです。

 この運動の実験期間中、エコーで、頸動脈の硬化度を調べてみたところ、実
験前と後では、頸動脈の弾力が増し、柔らかくなっていた、といいます。よって、
血圧の低下は、動脈硬化の改善によってもたらされたともいえます。
(「病は脚から」石原結實著より)

エッ、こんなことで血圧が下がるんですか!!と思わず叫びそうになる内容で
すが、人の身体って一見複雑に見えて結構、単純にできているようです。グー
パー運動は副作用もありませんから、血圧が気になる方は、お試しください。

皮膚の健康とフットケア



フットケアといえば、足の角質をとったり、タコやウオノメをとったり、マッサージ

をしたりというイメージをもたれていますが、それだけがフットケアではありま

せん。足に負担の無い靴を選んで、それを正しく履くこともフットケアなら、足を

洗って爪を切るのも立派なフットケアなのです。つまり足の健康を保つための

方法、全てがフットケアになるのです。タコやウオノメは、何か悪いものが足に

出来ているのではなく、反対に足に負担がかかっている箇所を護るために、皮

膚がその箇所を分厚くして、身体を保護している状態なのです。ところが、それ

があまり大きく、厚くなり過ぎ、おまけに乾燥もしてくると、神経が圧迫されて痛

みを感じることもでてきます。そこで、それをある程度除去し、負担を少なくす

る。これが正しいフットケアなのです。正しいフットケアでは、タコやウオノメを

除去するだけではなく、それらがいかにすれば出来なくなるかも同時に考えま

す。それが足のカウンセリングです。


皮膚って、普段あまり意識していませんが、ただ単に身体を包むだけの単な

る包装紙ではありません。「皮膚は考える」という本を書かれている傳田博士

は、皮膚は内臓に対して、外臓であるとも言われています。受精卵が細胞分裂

を繰り返し細胞数が増えていくと、細胞でできた中空のボール状である胚胞を

形成し、それは3層の組織層に分かれ、外胚葉、中胚葉、内胚葉とよばれま

す。学生時代生物で習いましたよね。外胚葉は主に表皮、脳神経細胞に、中胚

葉は主に骨、筋肉に、内胚葉は主に心臓、肺、消化器となっていくのです。つま

り、皮膚と脳神経とは同じ性質を持つものと考えられ、それぐらい皮膚の働き

は繊細で且つ重要なものなのです。


ヤリイカの人工飼育に成功された松本元博士によると、ヤリイカが弱ってくる

ときは皮膚がまずだめになるそうです。ヒトとヤリイカでは差があって、一概に

は言えませんが、少なくとも言えることは、皮膚を健康に保つこともまた、身体

全体の健康につながるということなのです。

フットケアは元気で100才の大きな要素である。そう思われませんか。

むずむず脚症候群


レストレス・レッグ症候群とも呼ばれていて、日本では約130万人の患者がいると
いわれています。50代以降の女性に多くみられる睡眠障害の一つ。症状は、夜間に、
ふくらはぎのあたりを虫がはうような不快感があり、それが気になり眠たいのに眠れ
ないという症状が続きます。原因は分かっていません。

通常は脚の不快な感じや気持ちの悪い感じを伴っているか、あるいはこの感覚のために
脚を動かしたくてたまらなくなる衝動が起こります。また、この不快感は横になったり、
座ったりしているときに起こり、脚を動かしているとこの不快感は治まります。
特に夕方や夜に悪化するそうです。特に、腎不全で透析を受けている人、鉄欠乏性貧血
の人に多いのですが、症状を自覚したときは、精神科か神経内科を受診するか、
睡眠障害の専門医に診てもらってください。
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