雪の中を修行僧が托鉢に行く
ワラジに白足袋、合羽、アジロ笠
鈴をならしながら観世音南無仏ととなえながら
頭陀袋の中にはわずかな涅槃金、保険証を持って一歩を雪の中に入れる
と寒さが頭の芯まで突き抜けて行く
それでよいのだ
この一歩のなかに全生命があるのだ
私と地球の接点があるのです
私と地球の一致があるのです
雪の中の托鉢は良い
私の過去を皆、雪の様にすべてを消して行ってくれる
これまでの苦しい思い出
炎の様にもえた恋
涙した夜のことも皆、寒托鉢の雪とともに消えて行った
この雪の中を歩く一歩一歩の中に仏の教えがある様な気がした
                                              
足や靴は地球との唯一の接点。この地球の持つエネルギーは足から私た
ちの身体へ、伝わってくるのです。このように考えたら、ますます足も靴も
粗末にはできなくなりますね。あらためて足に感謝!