2011年06月

2011年06月30日

此れは画像登録テストです

此れは画像ファイルを,スマートフォンからの登録です。

少しばかり、腰をすえて、試してみました。

これで、何処からも、この日記の更新はできる。
先ずは、一安心であるが、あとは、気力である。
それが一番の問題かもしれない。
歳をとると、ちょっとしたことも、なかなか思うようにいかない。(無念!)





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2011年06月29日

 
bashouangyazu3私の記憶は、なんといい加減でだったのだろう。天童温泉の宿の廊下に飾られた色紙に「山形領に立石寺(りふしやくじ)といふ山寺あり」とある。私は、これを「山寺に立石寺あり、慈覚大師の開基(かいき)にて・・・」と、記憶していた。まともに考えれば、私の記憶では、文になっていない。


 暑い東京に戻り、改めて奥の細道を開いてみようと、本箱の片隅にある古い一冊を見つける。


 この歳になって、初めて芭蕉の旅立ちの心境を理解したような気がする。当時の平均寿命を現在の寿命にすれば、芭蕉の旅たちの年齢は今の私の歳である。

多くの人が知っている書き出しの一部を、厳かに朗読したくなる


<奥の細道の序文> 

月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。舟の上に生涯をうかべ馬の口とらへて老を迎ふる者は、日々旅にして旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり。予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて漂泊の思やまず、海浜にさすらへ、去年の秋江上の破屋に蜘蛛の(中略)

草の戸も住みかはる代ぞ雛の家H230629_1


こうして、芭蕉は、46歳の春、深川の草庵を売ってみちのくの旅にでる。


ついでに、旅の終わりの句を
 

蛤(はまぐり)の ふたみにわかれ行く 秋ぞ



 

 



fsino at 21:16コメント(2)トラックバック(0)おもうがまま 

2011年06月28日

 昨日、さくらんぼ狩りの後、旅行社のお嬢さんが取ってくれた宿の天童温泉まで足をのばす。

 昨夜はすごい雨のようだった。ところが、今朝は太陽が顔をだしていH230628_1る。天気予報は、東北地方の雨を伝えているが、もしや、今日のような川の状態こそ、あの有名な「五月雨を集めてはやし最上川」ではないかと、気持ちが躍る。しかも、「ここは、天童だ。最上川は近いはずだ」と、急遽米沢牛を諦めて、新庄から、鶴岡に向って新潟経由で東京に帰ることにする。それなら、日本海の波も見れる。

 H230628_2天童から各駅停車のワンマン電車に乗り、新庄、そして余目と向う。
 途中、古口でおり、最上川の舟下りを楽しむ。予想どうり昨夜の雨で増水し流れは速い。船の名も「芭蕉号」である。船頭さんは、芭蕉のおくの細道の話をしてくれるが、「私にさせたらもっと違いよ」と、思いながら、流れる水を楽しみ、途中で鮎の塩焼きをほうばる。
 


fsino at 22:47コメント(1)トラックバック(0)旅日記 

2011年06月27日

 H230627_11階建てと二階建ての車両を繋いだ長い列車は、福島駅で仙台と山形に分かれる。
 私の乗る電車は、1階建てで、在来線をはしるいかさま新幹線である。分かれた新幹線は、視界を妨げる霧と、濃い緑の中をせっせせっせと、山形に向う。

 この天気では、予定のさくらんぼ狩は、無理かと思いつつも、上山で降りる。
 でも、大丈夫でした。さくらんぼは、ビニールハウスの中である。

 もぎっては口に放り込み、存分に「さとう錦」を味あう。
 だって、づーと以前、高級料亭で1粒のさくらんぼが出され、「これ、千円くらいですよ」と、言われたあの「さとう錦」だもの、出来る限り楽しまなくちゃ。しかし、歳ですね。この梅雨の季節に果物の食べすぎは、禁物」と、自制心が働く。それでも、入園料ぐらいは元を取っただろう。

 そのさくらんぼ園で、黄色いさくらんぼと、黒いさくらんぼを見ました。
 そして、一人旅のせいか、団体客には内緒よと、振舞ってくれた。味は、さとう錦より落ちる。

H230627_3H230627_2
 両方とも名前を聞いたのですが、メモをなくしたようです(阿呆!)


fsino at 21:30コメント(0)トラックバック(0) 

2011年06月25日

 もう梅雨が明けてしまうのではと思うほど、朝から夏の太陽が隣のビルを照らす。 先ずは、大好きな朝風呂にはいり、コーヒーを飲みながら、スマートフォンに今後の予定を入れる。なんと、悲しいことに、余り埋まらない。一月のアクシデントで、生活態度を縮小した為と思っても、昼に夜を繋いだようなスケジュール表が懐かしい。

 それなら、自分で予定を作らねばと、JRの旅行案内にいく。

 

 「あのー、そこのポスターにある切符で、さくらんぼ狩りと米沢牛yonrzawagyuuを食べに」と、話しかける。

 暇を持て余す私は、JR東日本を四日間乗り放題で13000円の切符で、東北地方に少しばかりのお金を落としてくることを急遽思いつく。

 

sakuranbogari01 係りのお嬢さんは、「何時から?」と、尋ねる。

「明日でも、いつでも」

「え!」

「老人は暇ですから」

「じゃ、日曜日を避けて、月曜日にしましょう」

「いいね、初日の宿は予約してください」

「帰りは?」

「糸の切れた凧ですから、適当に彷徨ってきますので・・・」これで、簡単に決まる。

あとは、財布を開いて、お金を払えば良いだけだ。

 

ところが、お金も休日クラブのカードで済むと言う。しかも、5%引きとか。なんと、一銭も金を持たずに、JR乗り放題の切符と宿泊券を入手した。私は、古い人間はであるから買い物をするときは、現金引換えでないと落ち着かない。

いつかは、銀行口座から、引き落とされるのだろうが、手持ちのお金が減らなかったことで、儲かった気分になる。(しめしめ)



fsino at 19:49コメント(0)トラックバック(0)おもうがまま 
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