昨年は大変お世話になりました。たくさん方々に見て知って感じていただくスタディツアーにご参加いただきましてありがとうございました。

10 月に起きた台風 19号により、ここ福島県いわき市も大変な被害を受けました。それによって皆様には大変ご心配とご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんでした。
いわき市を流れる河川の氾濫により堤防の越水や一部決壊により、住宅地に多大な水が流れた箇所が何箇所にも渡り、約5000家屋が被害に遭われ、亡くなった方が9人と、怪我や病気によなど沢山の被災された方がいる状況でした。
浄水場の被災により断水もありました、長期的になり東日本大震災を思い出させられました。あらためて、水の大切さを教えてもらいました。
Fスタディツアーガイドの里見、坂本も災害復旧のボランティアを毎日のようにやらせていただいてました。そんな中でスタディツアーにご参加予定してくれていた団体様がツアーをキャンセルしてくださり、泥かき出しのボランティアへ一緒に参加してくださりました。岡山県からのお越しの皆様で、昨年の西日本豪雨災害で被害あった地域ってのもあり、困ったときはお互い様のお気持ちからのボランティア申し出には感謝の言葉しかありません。また、今回全国からたくさんの支援物資も届きました、本当にありがとうございました‼️
原発事故の影響でいわき市に避難されてきた方も今回被害を受けた方々もいらっしゃるとの事です。本当に心よりお見舞い申し上げます。
おかげさまで最近では、少し落ち着いてきて、泥のかき出しなどの作業はなくなったかと思います。公園に山積みされた無数の災害ゴミなども撤去され、見えなかった公園の姿を久しぶりに見ることが出来るまで。

※1.5メートルくらいの床上浸水より冷蔵庫が倒れたりする水のチカラ。
※災害ゴミとなってしまった家財が置かれて何も見えない公園に。
しかし、まだ家に戻れなくて避難所生活や仮住まいに引っ越しなどで、自宅でお正月を迎えれなかった方、いまだに復旧出来ていない農家さんなど困っている方々もたくさんいます。しかしながら、皆さん前を向いてがんばっていらっしゃる人も多いので、福島人の強さを感じます。
ですので、福島へいつでもお越しいただいて大丈夫です!ぜひスタディツアーでも遊びにでも何でも皆様のお越しをお待ちしております。
スタディツアーも目まぐるしく変化していく中ですが、精一杯案内させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。