SAKE Diplomaの2次試験の結果発表があり、なんとか合格しました!1年目の今回に受かりたいと思っていたのでとてもうれしく思っています。京都では220名受験の85名程度が合格と、競争率は2.5倍くらいでした。

子育ても組織経営も同じで、学ぶことの大切さ、学ぶことの意味を伝えていくことが最も重要なことだと思っています。

弊社のオフィスは四条烏丸にあり、近辺には学習塾も多いので、帰り道に「お迎え待ち」をしている大人をよく見かけます。

自分もそうなることを想像しながら、自分が勉強しないのに子どもにだけ勉強しろというのは説得力がないなと思うのです。

よく子どもの学歴と親の収入に相関がある、例えば東大生の親が最も高所得だ、というような話があります。これってお金の面だけに限って見るとそうなりますが、結局のところ、高所得の人は平均して大人になっても学び続けている人が多いんじゃないでしょうか。

高所得だから学び続けるのではなくて、学ぶから高所得なのだと思います。で、子どもはその姿勢を見て、自然と真似をして学ぶのではないかという気がします。

結局は日本の社会は学歴主義です。それは大学とかの学歴だけでなく、知識的スキルを重視する社会であるということです。つまり社会の階層を上がっていくには、もっと平たく言えば出世するには、勉強するしかありません。勉強が苦手だという人は損する社会になっています。

これが良いことなのかどうかは置いておいて、自己を高めたければ学ぶという方法一択しかないのです。

だからこそ、子育てでも会社運営でもそのことを広く伝えていきたいと思いますし、人に言うだけでなく自分も実践すべく、学びを続けています。

今回のSAKE Diplomaもそうですが、結果を得るために勉強する面もありますが、学びの過程ですごくたくさんの発見があります。ワインやビールよりもはるかに複雑で奥行きのある日本酒づくりのこと、料理に合わせる際の銘柄選びのかんがえかた、山田錦などの酒米の特徴と各地の取り組みなど、知れば知るほど日本酒を飲むことが楽しくなっていきました。

今年もあと2ヶ月強となりましたが、怒涛の秋冬イベントシーズンを乗り切りつつ、「学ぶ環境」づくりを進めていきたいと思います。