熊本県酪農業協同組合連合会「阿蘇ミルク牧場の牛乳」07年2月サンリブ「みどり3.5牛乳」07年3月

2007年03月18日

ハレの牛乳、ケの牛乳

九州道上り基山SAにはどんぐり村のジャージー牛乳が

九州道下り基山SAには永利牧場の牛乳が

私がときどき(牛乳を買うためにw)寄る九州自動車道の基山SAでは、上り線と下り線でそれぞれ別のビン牛乳が売られています。上り線のSAではどんぐり村のジャージー牛乳下り線のSAでは永利牛乳の永利牧場(まきば)の牛乳です。
どんぐり村永利牧場は基山SAから近かったり(どんぐり村はちょっと距離はありますが)するので、「初めて訪ねた土地のもの」を求める観光客にあわせた地場産品として売られている感じです。私はこれらの牛乳の双方がビン牛乳だからこそ、地場産品として観光客相手に売ることができているのではないかと思っています。

この愛しの牛乳パックで紹介した400種類以上の牛乳のなかで、ビン牛乳は約60種類、残りのほとんどが「いつもの」紙パックです。この紙パック牛乳とビン牛乳では、生活の中で果たす役割が違っているような気がします。つまり、次のような歴史的な流れで、「紙パック牛乳=いつも飲む牛乳」「ビン牛乳=宅配もしくはプレミアム牛乳」という棲み分けが、行われているように思えるのです。

 昔はビン牛乳が「いつもの牛乳」
   ↓
 軽くて割れない紙パックが発明される
   ↓
 紙パック牛乳が「いつもの牛乳」へ・重いビン牛乳は宅配専用化
   ↓
 多くの人にとってビン牛乳が非日常化
   ↓
 非日常の場面でのプレミアム牛乳購入


ガンジーハウス「ガンジー牛乳」ビン牛乳のカテゴリーを見ていただくとわかりますが、観光牧場や牧場直売の牛乳はそのほとんどがビン牛乳で、しかもかなり高価です。生産量が少ないためコストがかかったりということもあるのでしょうが、900mlで1000円を越えるものまで(←ガンジーハウス「ガンジー牛乳」は900mlで1050円)あります。いつものスーパーでは誰もこんな価格の牛乳は買いません。いつもと違う場面だからこそ、また、いつもと紙パックではないビン牛乳だからこそ、高価なプレミアム牛乳を買っているのです。

日本ミルクコミュニティ「牛乳が好きな人のメグミルク」また、乳業メーカーが製造したビン牛乳は宅配専用のもの(←日本ミルクコミュニティ「牛乳が好きな人のメグミルク」は200mlで宅配価格95円)が多く、スーパーでほとんど見かけることがません。コンビニなんかで売られている200mlパックは70〜80円ですので、こちらも少々プレミアムがついています。

これに対し、紙パック牛乳はいくら高くても350円程度、これより高いものはデパ地下でもなかなかお目にかかれません(←福岡では高めの価格で木次乳業「木次パスチャライズ牛乳」売られている木次乳業「木次パスチャライズ牛乳」、自然食品のお店で300円超でした)。いま、スーパーで売られている「いつもの牛乳」は価格勝負みたいなところがあるので、よほどの差別化をはからないと178円なんて激安価格になっちゃってます(コンビニ牛乳はいつのまにか208円に値上がりしてるけど)。

牛乳の流通など何も知らないど素人の朝倉2号が、販売形態と価格設定について日頃感じていることをつらつらと述べさせていただきました。ひと言で言えば、「ハレの牛乳とケの牛乳があるよ」というところでしょうか?

 

それにしてもビン牛乳も奥が深いですね〜。ネットで検索してみても私みたいな紙パックのコレクターは少数なんですが、紙キャップを集めている方々は多数おられます。私もビン牛乳の情報を集めるときは参考にさせていただいております。例えばこんなとこ。

日本牛乳キャップ収集協会
牛乳文化及び牛乳キャップの保護に努め、その更なる発展を図るために設立された団体。来週土曜日には下関で8回目を迎えるサミットを開催してしまうところもスゴイ。キャップ収集家である会員さんのHPへのリンクが充実してます。

ほどほどcollection
日本酪農協同株式会社(毎日牛乳)の牛乳を愛する牛乳キャップコレクターSADAさんのHP。毎日牛乳訪問記や牛乳の旅レポートがあったりして、なんか親近感をおぼえてしまいました。



ftmember at 00:00│Comments(5)TrackBack(0) 愛しの牛乳パック 

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この記事へのコメント

1. Posted by SADA   2007年03月23日 23:07
朝倉2号様、はじめまして!ほどほどCollectionを運営しております、SADAと申します。この度は当サイトをご紹介して下さり、ありがとうございました^^
牛乳パックは瓶牛乳より種類が豊富ですので、各地のスーパーなどに行くのが楽しい事でしょうね。あと、DVDマガジン「コードネオvol.6」は以前GETして視聴済みです。水代わりに飲まれているとは恐れ入りました(笑)これからも頑張って下さいね!
4. Posted by 朝倉2号   2007年03月24日 11:52
SADAさま
コメントいただきありがとうございます。ほどほどCollectionは以前よりビン牛乳の情報探しのため、見せていただいておりました。特に訪問記や牛乳の旅は「同じコトしてる〜w」と牛乳探しの旅をする者として心強く思った次第です。
今後ともよろしくお願いいたします。
5. Posted by おにおん1世   2007年03月27日 22:04
ビン牛乳と紙パックの牛乳。世間では紙パックのは紙の匂いがするとか言われたりしているようですね。
僕自身は匂いよりも環境保護という観点に立ったとき、紙パックよりも再利用できる牛乳ビンのほうに軍配が上がると思っています。

僕のようないいかげんなコレクターじゃない 真面目に牛乳と取り組んでおられる朝倉2号さんのご意見をうかがいたく思います。

牛乳パックをとめている糊。あれって人体にはどうなんでしょう。
色々な紙パックの牛乳を飲んでいると 気のせいなのか なんとなくシンナー臭いと思ったときがあるのです。
6. Posted by おにおん1世   2007年03月28日 06:45
おはようございます。

追記です:
もしかしたら あーいう匂いが世間でいう 紙の匂いなのかもしれないですね。
7. Posted by 朝倉2号   2007年03月29日 10:21
おにおん1世さま
なんか真面目なブログみたいになってきましたね〜。
ビン牛乳と紙パックの環境に与える影響については昔からいわれてますよね。ビン牛乳は再利用できるけど、往復するときのエネルギーの消費や洗浄消毒の際の環境負荷があるし、紙パックは軽いし片道なのでエネルギー消費は少ないけど、森林資源を消費する。どちらがいいのかは私もわかりません。
ただ糊については「う〜む」と思います。牛乳パックを開くとけっこう糊がはみ出てたりして、体にどうなんだろうと思ったりもします。グルメじゃないんで味はわからないんですけどね。

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