興真乳業「コーシン3.6牛乳」08年2月興真乳業「コクのある低温殺菌牛乳」08年2月

2008年03月19日

牛乳パックは洗って乾かして開いてリサイクルへ

牛乳パックからトイレットペーパーが生まれます皆さんは飲んだあとの牛乳パック、どうしてますか?
最近は国民の皆さんのリサイクル意識が高まり、自治体の分別回収やスーパーの回収ボックスにより牛乳パックが集められるようになりました。2006年には牛乳パックを含む使用済紙パックの26.4%が回収されているんだそうです(参考:全国牛乳容器環境協議会)。ちょっと回収率低めだけどね。

ただ集めたその先ってどうなっているかご存じですか?リサイクルするときの注意点って何でしょう? というわけで、こないだの土曜日、福岡県豊前市にある大分製紙株式会社の豊前工場を訪問し、古紙でトイレットペーパーを製造する方法について勉強させて頂きました〜。
勉強した内容は↓の続きを読むをクリックしてね。

で、とりあえず、牛乳を飲んだら

洗って&乾かして&開いて

リサイクルに出しましょ〜



「歓迎 朝倉2号様」って恥ずかしいやら申し訳ないやら工場に到着すると驚くべき光景が
大分製紙豊前工場はJR宇島駅からちょっと東に行ったあたりにあります。敷地内に入ると正面になんか看板が見えます。よく見ると

歓迎 朝倉2号様

って書かれてるじゃないですか〜(もちろんホントの名前ね、しかも達筆!)。わがまま言って見学させてもらってるのにこんなにしてもらっちゃって、なんとも申し訳ない気持ちでいっぱいです。

まずはリサイクルの工程を説明していただきました

まずは講義
対応頂いたのは庶務課長さん。まずは応接室に通され、紙のリサイクル工程について、映像とホワイトボードを駆使しながらの講義です。古紙1トンは8mの立木20本分に相当すること、古紙を溶かしてトイレットペーパーに作り直すことなどを、小さな子供でもわかりやすくご説明頂きました。

 


いよいよ工場見学に出発です

いよいよ工場見学へ
講義が終わると緑のキャップをかぶり、工場見学へ向かいます。この工場では約200人の方が3交代で働き、24時間操業しているそうです。

 

 


ホイルローダーでガバッとすくいます

各地から集められた牛乳パック

牛乳パックがいっぱい!
工場の中には古紙がいっぱい積まれていました。でもよく見ると、紙パック、広告紙が主で、段ボール箱や古新聞などは見かけません。それらはトイレットペーパーには向かず、それぞれ別の用途に使われるんだそうです。そこらじゅうに積まれた牛乳パックを「新種はないかな〜」とチェックしそうになったのですが、今日はそんなことのために来たのではないんでやめました。ちょっとだけ残念w


これで俺たちゃお金持ち〜wお札も混じってます
じつはこの豊前工場では日本銀行券、つまりお札からトイレットペーパーを作ってます。といっても細かく裁断したシュレッダー古紙からです。余りにも小さく裁断するので歩留まりが悪く、使用割合は少ないそうですが。

 

 

 


お湯と蒸気と薬品で溶かしますお湯と蒸気と薬品で溶かします
古紙はバルパーという痩地に入れ、お湯と蒸気と薬品(水酸化ナトリウムと過酸化水素)を使って溶かします。特に切り刻まなくてもいいそうです。
溶かされた溶液は熟成タワーで一時貯留し、ビニルやホチキスなどのゴミをとります。牛乳パックに貼られているポリエチレンのフィルムもそこで分離されます。

 


抄紙機からどんどん熱い紙がでてきます

でかっ!その名もジャンボロール!!

その名もジャンボロール
紙の繊維が溶けた溶液を「アイロンのように薄く乾燥させる機械:抄紙機」にかけ、幅2mくらい×長さ36000mのジャンボロールを作ります。1分間に900m、次から次へとでっかい紙が出てくる様は感動ものです。
ジャンボロールってでっかいね〜できたばかりのジャンボロールはまだ熱いんだそうです。ジャンボロールは1個で2トン、トイレットペーパー5000個分、すごいですね〜。

 


トイレットペーパーの太さにまき直します

トイレットペーパーの太さに巻き直します
さすがにジャンボロールは太すぎて使えな白い筒は短く切る前のトイレットペーパーいので、トイレットペーパーの太さに巻き直します。芯ありのやつなんかは5秒くらいで巻いちゃってました。芯なしのやつは、溝のついた鉄の棒にすごいスピードで巻き付けてました。あまりの早さにビックリです。でも長さは2mのまんま。

 

丸いカッターがトイレットペーパーの長さに切っていきます

長いトイレットペーパーを短く切ります
ながい筒状のトイレットペーパーを丸いカッターが次から次へと切っていきます。切られたものを従業員のかたがひとつひとつ目視でチェックしてありました。のり付けのうまくいっていないものや、汚れたものなどをハネるためだそうです。

 

 

 

箱詰めして各地へ出荷されます
機会でドンドン箱詰めされますできあがったトイレットペーパーは、袋詰め、箱詰めされて、トラックで出荷されます。九州で使われるトイレットペーパーのかなりの割合が大分製紙の商品とのことで、うちで使ってるものにもちゃんと「大分製紙」と書いてありました。
で、工場見学はここまで。



 

箱が出口まで運ばれて・・・トラックに積まれて出荷されます



 


 

 


お土産にトイレットペーパーを頂きました

お土産にトイレットペーパーをいただきました
工場見学がおわり応接室に戻ると、お茶とお菓子をだしていただきました。子どもたちは大喜び。ただ私にはまだまだ聞きたいことが残っています。課長さんには無理を言って、以前から疑問に思っていたことを聞きました。

朝 牛乳パックには切り開く形が示されてますが、
   ああいう形にする必要があるんですか?
課 いいえ、薬品と攪拌する力で溶かすので、
   どんな形でも関係ないです。

朝 古紙リサイクルにとって、牛乳パックはどんな評価なんですか?
課 牛乳パックは線維が長くて歩留まりがよい、
   古紙リサイクルには本当に良いものです。
   ただ良すぎて製品が堅くなるので、広告紙などと混ぜて使っています。

朝 牛乳パックをリサイクルに出す際の注意点はないですか?
課 よく洗うことです。
   内容物が残っていると腐敗してハエが発生したりすることがあります。
   また、裏に銀紙が貼ってあるヤツはリサイクルできません。
   でも最近はそういうパックが減ってきましたね。

朝 最近は遮光性パックといって、
   遮光層をはさんだ構造のものが出てきていますが、
   そちらは問題ないんですか?
課 そういうパックがあることは知りませんでした。

ついつい時間がのび、予定の1時間をはるかにこえて1時間30分も長居してしまいました。お土産にトイレットペーパーまでいただきました。大事に使わせて頂きますw 課長さん、工場の皆さん、お忙しいところいろいろと勉強させていただき、本当にありがとうございました〜。

大分製紙では工場見学を受け付けているそうです。紙のリサイクルに興味がある方、問い合わせてはいかがでしょうか?ただし、10名以上の団体(大人のみ)で平日だけなんだそうですので悪しからずご了承下さい。(私はワガママいって強引におしかけちゃったんです、ごめんなさい)

 大分製紙株式会社のウェブサイトは→コチラ


で、もういっかい言います

牛乳を飲んだら

洗って&乾かして&開いて

リサイクルに出しましょ〜

 

おまけ
耶馬渓の観光名所「青の洞門」です帰りに大分の観光名所、耶馬渓に寄りました。青の洞門で「昔のエライお坊さんがね〜」と子供に教えたんですが、全然聞いてない風でした。

ブログ仲間のKUMAさんyoooさんへのお土産がないかな〜と道の駅に寄りました。新種のキャップは見つからなかったものの、「青の洞門」という水をゲット。大分県中津市水道事業NS1というところが販売しているものです。

「ほ〜、耶馬渓町も市町村合併で中津市になったっちゃね〜」と妙なところに感心しながら家路につきました。で、耶馬渓もとおく離れたあたりで嫁さんがひとこと。

「下郷農協も耶馬渓町から中津市になっとっちゃない?」

ひぃぃぃぃ〜〜、そうやった〜〜〜。下郷農協は下郷牛乳のブランドで3種類の牛乳を出してるんです〜。生産地の表示が変わったならばとりあえず新種のパック、入手しなければなりません。でも耶馬渓は遙か遠く、おまけに夕方6時からNHK教育テレビで放送されるアニメ「メジャー」の時間も迫っています(嫁さんが大好きw)。というわけで泣く泣くあきらめて帰ったのでした。「お前ここまできて言うなやん」
帰ってよく調べてみると、持ってるパックは既に中津市になったあとのものでした。よかったね〜。おしまい。



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