東日本大震災で人の動きが止まりました。退去する人が減りましたが一旦空室になると入居者が現れません。

それまで地域の一番賃貸を目指し太陽光発電設置、2重サッシ、畳からフローリング、最新のユニットバス、無料インターネット等あらゆることを行いました。でも天災には勝てません。

客付けしても一向に入居者が現れませんでした。そこで家賃を2割も下げ地域最安値を提示したら入居者が何とか見つかりました。

満室になりました。

複数仲介を依頼したのですが、不動産屋によっては専属でないと受け付けませんとの返事をもらうこともありました

こんなに苦労するなら今は売り時だと思いました。

本来こんなに市況が低迷しているときに売却するのは不利なのですがもう耐えきれなくなりました。

今考えれば買い叩いて購入することができる買い手市場の時期に売却するという初心者がやりがちな投資になっていました。

それでも強気で利回り10%強で売却することを決断しました。

リフォーム費用等で千数百万費やしていました。

自分が祝日に労働を投入した時間等を考えるとこの投資は失敗でした。

購入価格と売却価格とそれまでかかった費用を基に計算すると実質利回り2%台でした。自分の労働時間まで考えるとほぼ利益出ていません。

これなら投資信託のほうがずっと良かった。

賃料が安いと修繕費が出ないことを実感しました。

見かけ上の利回りではなく実質利回りが大切だと知識では分かっていたのですが、、、

知識は大切です。でも知識と実際に行ってみることの違いは大きいです。

知識が実社会で容易に実現することなどほとんどありません。

経営コンサルタントが実際経営を行ったらうまくいかなかった等の話は山ほどあります。

昨今のテレビのコメンテイターがこれ見よがしにコロナ評論しているのを見ていつも思います。それならその大変な状況で実際何ができるのか?コメンテイターがその立場になったら何もできないばかりでなくかえって悪化させてしまうのでは?もちろんまっとうなコメンテイターも少数いるとは思いますが、、、

人を批判するのは簡単ですがなぜそうなっているのかという視点が大切だと思います。盗人にも三分の理と言いますが、人を動かすの著者カーネギーは盗人にも五分の理があると言っています。相手の立場に立てば、そうせざるを得ない状況が誰にもあるという認識です。

まあその通りだと思いますがこれを本当に受け入れることは難しいですね。嫌なことをされた相手を許すことは並大抵なことではできません。半沢直樹の倍返しのほうがスカッとするし見てて痛快です。でも本当の正しさと程遠いような気がします。


こんな時期に売り出しても売却できるのかという不安がありましたがとある業者に依頼しました。

最初は自己で客付けしていたようですが、買い手が見つからずレインズに公開し他の業者にも依頼したところ思わぬところから買い手が見つかりました。

捨てる神あれば拾う神あり‼

当時超有名なカリスマブロガーのお買い得情報を登録していたのですが何と自分の物件情報が目に留まりました。

当時カリスマブロガーはブログランキングで常に上位で読者を集め著書も売れ沢山の素人不動産投資家を引き込んでいました。

何とそのカリスマブロガーが買い手側の仲介人だったのです。

続く