スラムアパートを売却して頭金ができました。

しかしこの時点でかなりの借金がありました。正確には覚えていませんが4億強はあったと思います。

当時震災があって景気は一時的に冷え込みましたがそれでも不動産を増やしていきたいという思いが強かったです。

渋谷区にある高級住宅を取り扱う不動産屋が収益不動産の取り扱いを始めたというので、震災前に冷やかしで見に行ったことがありました。

この当時収益不動産を扱う不動産屋はまだ少なくこのころから急速に収益不動産を扱う不動産屋が増えていったように思います。サラリーマン相手に収益不動産が売れる時代になってきたのです。

どれも一等地の物件でしたが利回りがもう一歩で他の仲介でも扱っているような物件ばかりでした。

この不動産屋とは取引することはもうないだろうと思いました。

ところが縁とは不思議なものです。

震災から半年経過したときにその特にその不動産屋から電話がかかってきました。

港区の白金に一棟物の売り物件が出たということでした。

まさか自分にあこがれだった港区の物件情報が来るなんて‼

翌日見に行きました。

土地50嵒佞裡験建てのビルでした。1階駐車場、2階はテナント、3階から8階までは1LDKのレジからなるペンシルビルです。部屋の広さはそれぞれ30峩です。

立地が3方角地のペンシルビルで外壁のモダンな色使いがかなり目立ちます。

外壁の大規模修繕はすでに終わっていました。

部屋はリフォーム中でした。デザイナーが設計しモダンで洗練されたキッチンやユニットバス、洗面台を使用するということで、購入していないのにどんな内装になるかワクワクしました。

各階の部屋は角地のため日当たりがよく一人住まいであれば理想的な広さです。

価格が1億2千300万です。新築同様の8階建ての港区のビルです。直感でお買い得だと思いました。白金の一棟物のオーナーになりたいとその場で300万値切って買い付け証明を出しました。まだマイソクもできていない状態でした。

しかしすでに買い付けを出した方がいると聞いてがっかりです。電話があったその日に行かないと遅かったのです。でも一番手は融資を引くことが前提だと聞いてまだ望みがあると希望を捨てきれませんでした。

続く