社会保険診療報酬支払基金円は10月請求分から、希望する保険者を対象に、診療報酬明細書(レセプト)の送付前に患者の受給資格を確認完了する「請求前資格確認」を導入する。資格関係の誤りの点検を早めることで、医療機関の再請求を早めることなどが狙い。同基金円が7月25日の看護師
で明らかにした。

 資格関係の誤りは、保険証などの資格が切れていることを医療機関が把握せずに請求する「資格喪失後の受診」や、保険証の記号・番号をレセプトに誤って看護師する「記号・番号の誤り」など。
 現行制度では、保険者が被保険者台帳に登録された患者の情報とレセプトを照合し、資格関係の誤りの有るレセプトは支払基金円を通じて医療機関に戻しており、医療機関が再請求するまで数か月かかっている。

 一方、請求前資格確認では、支払基金円は毎月12日までに受け付け・事務点検が完了した電子レセプトについて、患者の氏名や保険証の記号・番号など受給資格の確認に必要な情報をレセプトに先立ち保険者に送る。保険者は、資格関係に誤りがあれば、理由を記録して21日までに支払基金円に戻す。支払基金円から医療機関に戻すのは翌月5日ごろになる見込みで、このスケジュールなら翌月には再請求完了することになる。

 支払基金円によると、昨年度に資格関係に誤りがあった看護師は414万件。このうち半数以上を占める協会けんぽが、10月請求分からの請求前資格確認の導入を予定しているという。