すっかりご無沙汰してました。年始以来
ブログやめた状態になっており、ずーーっと気になっていたのですが、
特別なにか事情があったわけでは全くなく…
ただただ色々なことに忙殺され、
書きかけては放置し、賞味期限が切れて書き直し・・という毎度のスパイラルでした。
思い立って、本日更新します。
それにしても時間が経つのが早すぎる〜。

この間、本当に色々なことに携わっていました。
少し前に唐突に差し替えたこのブログのヘッダー画像の、河口湖のキャンプ場
トレーラーハウスもその1つ。外壁に初めてカラマツを使ってみて、
なかなかいい感じに仕上がりました。自分で撮ったお気に入りの1枚。
外観1

〜〜〜〜〜
数年前から懸念事項だった、千葉県某市の遊休地は、
なんとか引き取り手が見つかりました。売却価格、1円
所有者様から自分の目の黒いうちになんとか手放したい、と
売却業務の委託を受けていた、無接道、インフラなしの原野(現況農地)です。

ここに至るまでの紆余曲折はこちらのブログでも何回か書きましたが、
隣接する土地所有者はもちろん、可能性のありそうな近隣すべてあたっても、
結局どなたからも(タダでもいらないと)断られてしまった。
写真のようなトレーラーハウスを置くにも、搬入路はないし、上下水を
引くのに大きな金額が・・・。それでも、隣地の土地をお借りして
搬入路捻出、裏手の宅地と絡めるなど、色々策は考えられたのですが、
結局は先にすべて整えてからでないと売れないのが現実です。
誰が先行投資するのか。

それで、現状有姿で1円で売るしかない土地となるのですが、
何か画期的な使い道があってそのまま使うのでない限り、
インフラ整備に費用はかかるし、
少なくも、所有権移転登記の負担は避けられない。
(税金はわずかでも、司法書士への報酬がそれなりにかかる、
もちろん自力でできなくはないですが、)
間に不動産業者が入っていたら、何某かの手数料を払う必要もあるかもしれません。
なので、1円といっても1円ではすまないのです。

だからこそ、なにか画期的な使い方を秘めた人が、
世の中にただ1人現れてくれて、買ってくれればいい話なのですが、
それは結構な奇跡であって、
そういった不動産を扱う東京R不動産の友人に相談しても、結局は
現況では商品にならないそうで。

ちなみに、タダでは贈与だから、1円で譲渡。
第三者間取引であっても、価格設定が安すぎるのではないか
という点については、1円の価値しかないとする根拠を
しっかり持っていれば、税務署にどうこう突っ込まれることは
ない、という考えでいます。

そんな中、登記が自前でできる司法書士さんなら、とふと心当たりに
声をかけたら、1円なら私でよろしければ買います、と意外にすんなり話がまとまり、
直接売買により(弊社は契約書チェックと立ち合い)
ようやくようやく、当該土地は人手に渡りました。
所有者様のご要望にこたえることができたので、任務は完了なのですが、
なんとも手放しで喜べない案件でした。


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