酒井恵理子のワンストップコンサルティング☆ : アメリカについて

アメリカについて

October 01, 201319:06

ラスベガス、ベガス！　事情

カテゴリ: アメリカについて; プライベート

ラスベガスに行っていました～。
出張で３年前に１泊したことがありましたが、
旅行でのんびり訪れたのは実に７年ぶりでした。
いつものようにカジノ三昧。（こればかりはネ、
お金を使うものとわりきる

）
あとはプールでのんびり、というような贅沢な
時間を過ごした１週間でした。
ＬＡＳ在住の大学の後輩にも会えたし。
一番のお目当てＯＮＥ。堪能してきましたヨ。
20130922_105346

当面ラスベガスでしか見られないんです。
そういうプレミアムがうれしいですね。
完成度のあまりに高いパフォーマンスと
マイケルの懐かしい映像との見事な融合、
ノリノリの有名なナンバーに加えて、
ファンならひそかに涙するバラードのほうが
多く使われていた気がします。もう一度見たい！！

ラスベガスは何度目になるかわかりませんが、
何度来てもやっぱりいいなぁ。
みんな心にワクワクを秘めて集まっているので、
顔をしかめている人なんて見かけません。
カジノで負けてもキレたり、あたったりする人もなく、
エレベーターでも開閉ボタンを押す人は皆無。
なんだかセカセカしている日本の日常が
嫌になるほどです。

こののんびりがいいんですが、でも少々問題。

しばらく来ないうちにいつのまにかスロットは
１セント単位が大多数になっていました。
私が来始めたころはクオーターが中心でしたが。
もちろん１セントでも倍率を上げれば、
一回につきそれなりのベットになりますが、
リタイアした年金組が一日楽しめる、
そういう客層を大事にしているので、落とす
お金はしれていて、カジノの収益規模では
マカオに軽く抜かされています。
大量にお金を落とす中国人が旧正月に訪れるときが
唯一の稼ぎ時というか、ベラジオでさえ
横断幕で歓迎するそうです。

ちなみに、ベラジオはこちら。スマホの夜景モードで
こんなにきれいに撮れました。
20130923_191711_LLS

ベラジオとモンテカルロの間の（ホリデーインなどがちょろっと
あって、あまり活用できていなかったスペースに）
近未来のビル群がいっきに立ち並び、高級ブランド店がたくさん入りました。
20130922_162320

美しく洗練されたビル群は見とれるほどカッケーけど、
これをみたとき、ラスベガスはいったいどこへ向かいたいの

？
と思ってしまいました。
一時、ＪＡＬやＵＡが直行便を飛ばしていた時期、
あのころが一番定まっていたかもしれません。
所詮人工の街ですが、ベラジオの噴水ショーが醸し出す独特の余韻が
近未来ビルでぷちん、と遮られる感じで、なんとも微妙。
ＭＧＭが土地を買収して再開発したそうですが、見事に
苦戦していて、グループの経営を相当圧迫しているそうなのです。
残念な話です。
確かに夜、部屋の明かりは少ない。ホテルなのかオフィスなのか
コンドミニアムなのかなんだか中途半端。
なにか新しい方向性を見出そうともがいているのは

わかるのだけど・・・。

これは、今来日されている仕事関係の方の話ですが、
となりのアリゾナはふんだんに余った土地を活かすべく、
このところコールセンターや配送センターなどが移転してきて
新しい産業ができ始めているらしいのですが、ラスベガスは
なにせ砂漠にできた町なので、何をするにもインフラ整備から
必要で大変。第二次産業が育ちにくいということなのです。

それでも住宅は増えましたね。夫婦のどちらかが５０歳以上
でないと住めない街区もあったりで、意外に高齢者に住みやすい
街のイメージがあります。高齢者はカジノ好きですし。
リタイア後に住みたい街にラスベガスは必ず上がるそうです。
私も住みたい

ギラギラのようでのんびりしたこの街を
これからもずっと見守っていきたいです。

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March 23, 201016:58

農水省からのいただきもの

カテゴリ: プライベート; アメリカについて

この３連休は久しぶりにゆっくりしました。

恥ずかしながら、今頃ようやく
スーツケースの中身を全部出して
片づけたのでした

。

昨年末、ここ５年ほど続けて携わっている
ＦＰ資格試験用テキスト＆問題集の改定作業の
依頼を受け、以来、週末ごとに
その仕事に取り組んできました。
やることは４種類あって、かなりのボリュームなので、
タイムスケジュールを立てて、週末ごとにやっても
２ヶ月はフルにかかる。
ブログでも触れましたが、週末のＪＲＡ参戦

も
ずっと我慢して、今年初のＧⅠ（フェブラリーステークス）もパスして
専念してきました。

急遽アメリカ行きの日程がきまって、
本来なら、行く前に終わらせて
すっきりして出掛けたかったのですが、どうしても
間に合わず、４回目の締め切りを延ばしていただいたので、
戻ってきてからも、まだその作業に追われていた。
それが晴れて提出して

、迎えたのがこの３連休でした。

いやー、普通の週末がこんなに待ち遠しかったとは。
ＯＦＦの有り難みが身にしみます。

ということで、たぶんプライベートのことを書くのは
今年に入って初めてかもしれません。
この日曜は、待ちに待ったＪＲＡ参戦、有馬記念以来でした。
農水省が所管するＪＲＡの場外馬券場ＷＩＮＳの片隅には、
無料のお茶の給湯器（←？）があって、
いつもとてもお世話になっているのですが、
そのお茶（これも農水省の所管ですものね）を飲むときに、
「ちょっと農水省からいただきものしてくる。」
と言っています。
ちょっと気に入っているジョークなのですが、
そんなくだらないジョークを使うのも久しぶりだー
とうれしく感じた日曜日でした。
（ドカンと配当をいただけるのが一番いいのですが・・・）

お預けだった映画にも足を運んできました。
「ハートロッカー」。
アメリカ帰りだけに、強烈に心に響きました。
アメリカって国は・・・。
かつてブログに書いたことがあると思いますが、
役割分担ができていて、それはあなたの役割、
って国民は割り切っているところがあるように思います。
だから、強気で行けるのだけど、一方でむなしさもある。
私はその後者の部分を、この映画の中の登場人物の
心理描写の中に見た気がしました。
考えさせられる映画でした。。。

色々、日頃できなくていたことをまとめてやれた週末でした。
さて、と。ＧＷまで、また全力投球でがんばります。

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March 15, 201022:31

re-think

カテゴリ: アメリカについて; 雑感

2週間前の昨日はアメリカに向けて旅立ったのでした。
東京マラソンのあった、寒い日でしたねー。
先週の今日帰国してからあっという間の１週間。
アメリカにいた９日間も夢だったかと思うほどです。

今回、普通に行ってもまず見学できない製材工場に
特別な縁で入れていただき、
北米の厳しい寒さの中で育った原木が、
どのような過程を経て製品になるのか目の当たりにして、
大人の社会科見学ではないですけど、
原点に立ち返ることができたと思います

。
普段口にしているものも、それを作っている現場を見ると
意識が変わったりするのと同じように。

金融商品みたいに、格付け検査機関があって、
一つ一つに等級が付けられていることからも、
なぜ２×４は一定の品質を保てるのか
よくわかった気がしましたし、
強度だけではない、見た目の美しさも気にする日本人向けの
Ｊグレードというものの存在も初めて知りました。
構造材は結局隠れてしまう部分なのですけどね。

建築というより、木材に焦点をあてた視察に参加して
割り箸一本についてもなんとなくこれまでと
意識が変わったような気がします。

いずれにしても、
今回このようにして目で見て購入してきた木材が、

来月初めにコンテナで日本に届きます!
結構感動的ですね。それが、建物の駆体になるのですから。
現場を見るときの意識もこれまでと変わりそうです。

木材の素人が視察旅行に同行して感じた
素直な感想です。

久しぶりに訪れたアメリカですが、いくつか気づいた点を
挙げてみたいと思います。
アメリカの変化、自分の中の意識の変化を
感じました。

・未成年者の飲酒に非常に厳しくなっている。
（この私が、ビールを頼むときに、ＩＤの提示を求められました～

）
・製材工場のほとんどの人がi-phoneを使っている。
そういえば、アメリカ入国カードにe-mail欄があった。
とにかく、モバイルが進んでいる。
・あのバンバン作ってバンバン消費するアメリカでも
エコについての啓蒙が目立つ。
Re-thinkという言葉をよく目にした。
・物が安いのかどうかよくわからなくなった。
それだけ、あっという間に日本でのファストファッションが
普通になり、あまりに物が安いので、わざわざ海外で
買う喜びがない、円高差益の恩恵にはほとんど授からなかった気がする。
海外と言えば免税店！と思ったのも一昔前か、
ブランド品に一切興味がいかなかった。

以上

。

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March 03, 201010:43

アメリカ到着～

カテゴリ: アメリカについて

久しぶりの成田空港を飛び立ち、シアトルへ。
自動チェックインで行列知らずでした

～。

ほぼ徹夜明けのシアトルでは4時間以上トランジットの時間があり、
なにかしたいけど、眠気に勝てず、スタバでお茶しながら、
本を読む。
日本であんなにばたばたしている時間は何なんだろうと思うくらい
ゆっくりとのんびりとしています。
携帯も通じないので、そうなると割り切れますね。
バンクーバーオリンピック帰りのツアー客がたくさんいました。
バンクーバーからの直行便がとれず、シアトル経由なのでしょう。
偶然ですが、リアルタイムでオリンピックの閉会式を
見られる日にこの地にいるということです。

シアトルからワシントン州のスポケーンという市まで
プロペラ機で移動します。結構怖かった。

ここが最初の目的地です。

本当に久しぶりのアメリカです。
値段を見ると、つい１．２倍（正確には１００倍した上で）
してしまうのですが（１ドル１２０円ぐらいの
時が長かったからでしょうか）０．９倍でいいんだ～というのは
うれしいですね。
円高はこちらに来て初めてありがたみがでます。

スポケーンははじめて訪れた都市ですし、一生でもう来ることは
ないかな～と思いますが、こじんまりとしたきれいな街です。
気候は日本の冬と同じぐらい。
それにしても、アメリカは温度もそうですが、長さも重さも
独自の単位を使っていて、換算が面倒。。。
不動産に付き物の面積も非常にわかりにくい。。

さすがアメリカ、マイペースな国。

人のパソコン借りて書いていますので、今日のところは
この辺で。
視察の様子は、できれば近いうちにアップしたいと思います。

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November 06, 200819:15

あぁアメリカ

カテゴリ: アメリカについて; 日々の仕事

なんだか今晩は暖かいですが、
最近にわかに冬の天候になりましたね。
早々とコート姿の人も見かけます。
新宿の朝はたくさんの落ち葉がカラカラと転がっています。
懐かしい感じの冬の朝の空気。

一昨日は横須賀にある遊休土地を見てきました。
マニュアル車だったら坂道発進がかなりきついな～、
と思うほどの高台の土地です。
住宅地図でも「竹」マーク（←小学校で習った）が
ついているくらいで、おもいっきり竹やぶ。
外からみる分には景色としてよいのですが、
その土地を活用する視点でみると、
あまりにもすごい勢いで生えているので、
どうにかしなくてはならず、
伐採して整地する業者さんが入っていました。
山からの湧水がきれいなので、沢ガニがたくさんいたよと
業者のおじちゃんが教えてくれました。自然でいいなぁ。
と言っている場合ではなく、現実は、
その浸水に下の住宅から苦情が来ているとのことで、
Ｕ字構を取り付けて水を逃がす作業中。
ここまですれば、なんとか使える状態にはなりそうです。

何にも使えないのに、土地を所有しているだけで、
色々大変だなぁと改めて思います。活用できてナンボだと。

さて、オバマ氏が次期大統領に決まりました。
昨日の勝利演説を今朝聞いて、思わず感涙した。
キング牧師の「アーイハブアドリーム」を彷彿とさせる演説。
心に訴える話し方はすごいし、映し出された聴衆の表情や
敗れたマケイン氏の大人の潔さもすべて含めて、
アメリカという国のとてつもない可能性を改めて見たようで、
ぐっときたのです。
しばしアメリカに住んでいたので、ある程度わかっていますが、
差別、これは態度に表すかは別として、確実に存在しています。
こう言いきってしまうと反発ありそうですが、でもこれは現実。
それをどうこういうのでなく、それをひっくるめてアメリカであり
それを受け止め暮らしていく（人と接する）のだと
みんなわかって生きている。

でも、オバマ氏の演説に白人が聞き惚れている姿が
映し出されると、なんというか、やっぱり演説通り、
あらゆることが可能な国なんだと、とただただ感激した。
あーあまりうまく言えませんが。

これまで、意外とアメリカについて思うことを
ネタにしてきているので、さっそく新しいカテゴリーをつくって
整理してみたいと思います。

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November 03, 200609:43

ラスベガスの不動産事情

カテゴリ: プライベート; アメリカについて

ラスベガスにいます。
円高が少しずつ進んでいますね。少しでも円高傾向になると助かります。カードの請求が待っていますから…。
すっかりバケーションで、しばし株価の動向も意識の外になっていますが、景気減退、住宅需要減退というアメリカの株安原因とされている材料はこの街ラスベガスには無縁のようです。

この街は、なんど訪れてもいつも違った姿を楽しめる本当にエキサイティングな街です。ホテルがひしめきあっているストリップ通り沿いにも、また新たなホテルが建築中です。少し前に、いつか何か建つんだろうな、と思っていた広大な空き地に、今確実に建物が建ち始めています。、
大量の鉄筋、コンクリート、建材を消費しているのは、上海だけではなく実はこの街かもしれません。
ホテルもそうですが、そのストリップ通り付近にもタワーマンションがにょきにょきと建築中で、これもこれまで見なかった光景です。

昨年も書きましたが、私がこの街に来始めた１５，６年前は空港の周りに住宅が少しあった程度だったのが、どんどん広がっていて、昨年も感じたのですが、この一年でその動きがまたまた顕著です。街中から車で1時間半くらいのエリアにも住宅が分譲されていて、昨年はただの砂漠だったエリアにいきなり街ができているのです。アメリカでは珍しい2階だて、金太郎飴みたいな家が並んでいます。日本と規模は違いますが。３ベッドルームで2,3000万円くらいのようです。車庫には車3台はいけます。

ＭＧＭグループが建築中のかなり目立つタワーマンションは最上階で1億2,3000万円、中間階で、3ベッドルーム（150㎡くらいらしい）で7,8000万円だということです。

アメリカの他の都市はともかく、これからでもキャピタルゲイン目的で購入されているようです。ホテルをタイムシェアできる会員権の価格も上がっていて、価格はまだまだ上がる、と地元では言われていますが、果たして…。

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October 31, 200616:17

ものが豊かなアメリカで思うこと

カテゴリ: 雑感; アメリカについて

アメリカは物的に本当に豊かな国だなぁと改めて思います。
取り放題、食べ放題が多いし、ものはバンバン捨てる。もちろん消費する量も半端ではないですが、食料に関しては、もったいないという感覚はあまりないように見えます。さすが食料自給率１２０％のアメリカです。大量に生産し、大量に消費する、これがアメリカの経済を支えています。

ちなみに日本の食料自給率は４０％と先進国では最低です。何かの理由で輸入がストップしたら、5人に3人には食べ物がいきわたらないということです。そんなことになったら、お金のある人だけがびっくりするほど高くなった食べ物にどうにかありつけて、それ以外の人は…。なんて脅かすわけではないですが、だからこそ農地は守られなければならないですし、むやみやたらな転用が許されないということも理解できます。

話がそれました。そして、アメリカの話に戻りますが、ごみを分別しているのをあまり見たことがありません。一番抵抗があるのは、氷や飲み物が残ったコップをゴミ箱にどさっと捨てることです。日本でも昔はそうでしたが、最近は飲み残しを流す場所があって、さらに不燃物、可燃物で分かれたゴミ箱がありますが、アメリカで見たことないです。スターバックスでもそうです。

最近人口3億を超えたアメリカは、出生率も人口を維持するだけの率ではありますが、移民を受け入れ、多数の人種が生活しているだけに、仕事の確保も大切です。人種差別という認めたくないけれど確実に存在するものによって、日本では個人レベルでできることでもそれを仕事にする人たちに雇用機会を与えていることになるのですね。

色々考えさせられてしまいます。

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October 30, 200623:55

アメリカより

カテゴリ: 雑感; アメリカについて

突然ですが、今アメリカにいます。

久しぶりにアメリカに来ると、あーそうであった、とにわかに思い出すことが
たくさんありますが、そのひとつは、公衆のトイレのブースです。
下が開いているんです。隣の人の足が丸見えで、はい今座っております、というのがまるわかりなのです。
映画でよく、トイレに逃げ込んだ主人公を犯人が一つ一つのブースの下から覗きながら追い詰める、みたいなシーンがありますが、日本の様式ではそれはできませんよね。最近では、防犯の意味で天井までしっかりと仕切られたトイレもよく見ます。
防犯面はともかく、隣の人の様子が丸見え、というのは日本人のネイチャーには合いませんね。

日本人はいろいろな面できちんとしています。そんな日本の文化が私は好きなのですが。でも、つま先がちょっとはげて日本では残念だけど履けないーという靴もこちらでは気にせず履けてしまうところとか、身なりにはそんなに気を使わないところに実はちょっとほっとしたりして。
まあ、気にするところが違うのですよね。

あと消費税です。これは昨年書いた文を引用して手抜きします。（こちら→）　

こちらで感じることを、明日以降も時間を見つけて書いていきます。それでは～。

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November 13, 200523:59

同化政策

カテゴリ: 話題; アメリカについて

今日はＣＦＰ試験の初日でした。不動産運用設計を受けた皆さん、どうだったかな。
直前対策講座を担当している身としては、どんな問題が出たのか、受験者と同じほどどきどきしていたりします。
他の課目を受ける方はまだ来週もあるので、集中力を持続してベストを尽くしてもらいたいです。

さて、フランスの物々しい状況は収束の気配が見られません。
移民というくくりで受ける不公平感やうっぷんがたまりにたまった結果の暴動ということで、原因はわかりやすいのですが、「気持ち」が根底にあるだけに、問題はとても根深く、そう簡単に解決できることではないのではないかと思われます。
身も心もフランスにささげるならフランス人として認めるという「同化政策」の問題点を露呈したもので、でもそれゆえにフランスの気高さを築き上げてきたとも思います。
政府は暴動の収束以上の根深い問題にどう対応していくのでしょうか。

フランスにはあまり明るくないのですが、アメリカのことなら少しは。
アメリカにも移民は沢山います。移民制度があるから人口を維持し、労働力の確保にも事欠かないのです。でも、例えばお店に入ると、ウェイターは白人でも、テーブルを片付けたり、清掃している人はヒスパニック系だったりといった現実は歴然としています。人種差別という、認めたくないけれど確実に存在するものを国民は認識しているのです。でもそれでもどうにかうまくやっていかなければならない、ぎりぎりのところでどうにか均衡を保っているのでしょうか。

日本にも差別という意味で問題はありますが、人種差別という諸外国が抱える悩みについては想像しようにも難しい問題です。

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November 09, 200523:09

ありがたい総額表示

カテゴリ: 税金、法律、制度; アメリカについて

連日消費税に関する議論が繰り広げられていますが、世界的にみて、
日本の消費税率はかなり低いです。
もちろん税率だけを比べることにどれだけ意味があるかはわかりませんが、
日本より先に高齢社会になった北欧やフランスは軒並み２０％近く、または
それを越える税率ですから、福祉国家の財源として消費税が大きく貢献している
ことは間違いないでしょう。

ところで、今ではすっかりなじんだ総額表示について。
導入時に便乗値上げとか色々言われましたが、慣れてしまえばこんなに
わかりやすいものはないです。本来の目的が何だったかすっかり忘れましたが、
それよりも、そのわかりやすさは感動ものであると、外に出てみてまたまた
改めて感じました。

アメリカは外税ですから、マクドナルドに入っても、結局全部でいくらになるのか、
言われるまでさっぱり計算できないんです。それでいきなり3ドル68セントなんて
言われても、それから68セントをごそごそ探して、途中で諦め4ドル出すと、
どんどん小銭がたまって…の繰り返しで、とても不自由しました。
州を越えると税率も違ってきてしまいますしね。
日本は100円ぽっきりマックですよ。便利～。
やっぱり、あのタイミングで総額表示にしてよかったと思います。
高齢社会のためにも。

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アメリカについて

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