テラコッタ・レンガを使った建物が多く、

日が沈むときに街がバラ色になることから

『バラの都市』と呼ばれる街。

スペインに近い、この美しい南フランスの街で、

日本人としての価値を見つけたような気がする。



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日本にいるとなかなかわからない感覚。

私はいま、そのような感覚に包まれている。



人間、

「アレがおいしい」とか、

「アレがいいにおいがする」とか、

「アレが気持ちいい」

などという感覚があるが、

それはどれも相対的な感覚だ。



つまり、比較する対象があるからこそこのようなコメントが出てくるのだ。



「これ、おいしいよね〜(このあいだのあれに比べて)」

「ここ、きれいだよね〜(あの場所に比べて)」



だから、比較対象にできるものがないと、

人間、それが良いのか悪いのかわからなくなりがちだ。



その意味で、今回の旅では大きな発見をさせてもらっている。





そう、日本(もしくは日本人)のいい点、悪い点がわかってくるからだ。



好むと好まざるも私は日本人。

そのアイデンティティとは付き合っていかなくてはならない。





■アジアのパワー



「Good morning!」

この街の夜明けは遅い。

日が沈むのが8時くらいのため、

朝も明るくなるのが8時くらいなのだ。



学校に行くためにアパートを出る。

一緒に勉強しているパートナーと一緒だ。



昼は半そででもいい位に暑くなるのに、

この時間は、ジャケットがないととても寒くていられない。



日本では朝、5時くらいに家を出るような感覚が、

ここでは7時くらいだ。



中国人のパートナーと一緒に学校へ入る。

もうすでに来ている学生もいる。



彼らとの会話は基本的に英語だ。



やはり、英語は最強.........

どこでもなんとか意思疎通ができる、

英語が話せれば。





でも実はこの国の一般の人は日本と同様、

英語を話せる人はほとんどいない。



英語を使う人がいても、

フランス語のアクセントが強くて、

理解に非常に苦しむ。



そういう意味では、

日本人の英語のアクセントなんてたいしたことはない、と思う。



「Janglish」なんて揶揄されるが、

この国の人の英語に比べれば.........



ところで、私の勉学のパートナーは中国人。

彼の英語もわかりにくいが、

まあ、なんとか意思疎通ができている。



そのあたりはお互い様ということで.....





この学校に来ている学生たち。

英語を話すのは最低限必要なわけだが、

興味深いことは、

その学生たちの出身国。



簡単に言えば、

西側先進国(日米欧)の国々が入っていないということだ。



ほとんどが中国を筆頭としたアジア勢、+ロシア。



ちなみに日本人。

現在は私一人のみ。

ということで、ここ3週間くらいは、一緒に来ている娘以外とは日本語が話せていない(笑)。



あなたも気づいたかもしれないが、

これを見るだけでも、経済動向がはっきりわかる。

この学校では、各国での主要である産業の必要な知識を教えているのであるが、

それを学びに来ているのが、アジア勢ばかりだということ。



あなたにはわかるだろうか?

今の世界での日本のポジションが。

隣国である韓国や中国はあっても、

日本はない。

残念ではあるが、これが現実。



日本を除くアジア諸国が、この国で作られた技術を買い、

その使い方を習い、

そして本国へ持ってかえる。

なぜならそこには需要があるから.........



日本には?????





■「あなたはやっぱり違う」



ランチの後のカフェタイム。

ボタンひとつで好みのコーヒーを入れてくれる。



いつものように「ダブルエスプレッソ」のボタンを押す。

もちろん、無料。



プーンとコーヒーのいい香りに包まれる。



昼時になると、

雲ひとつない青空の下で

コーヒー片手に談笑する。



そんな光景があちらこちらで行われている。



それを見て思うこと。

「この国の人って、働いているのかな〜?」ってこと(爆)。



一見優雅なんだけど、

この習慣も

コインの裏表のようなものがある。





そんな中で毎日を過ごしていると、



さすがに、東南アジア系の学生や、中東、ロシアの学生とは

外見がぜんぜん違うので一緒にされることはないが、



日本人は中国人、韓国人とは外見が似ているので、

一緒にされることも多い。



ただ、それでもこの国の人で違いを感じてくれる人たちがいる。

そう、日本人としての違いを。



西洋人にしたら

何もしゃべらなければ、中国人、韓国人と見かけはわからないはず。



ちょうど東洋人である我々が、

アメリカ人なのか、カナダ人なのか、イギリス人なのか

見た目でわからないように。





ある女性スタッフとの会話で、



「なんで日本人だってわかったの〜?」

「だって、なんとなく違うもんね、あなたは。」



「へえー、そうなんだ。何が違うんだろうね?しぐさとか?」

「うーん、なんだろうね。しゃべり方やしぐさなのかな。

でもやっぱり日本人って他のアジアの人とちがうよ。

何をするにも丁寧だしね。」



「今の時代なら中国のことを知っていたほうが得でしょ?」

「そうね、でもね、やっぱり好きになれないんだよね〜。

私はやっぱり日本の方が好き。」

(以上、会話は英語)



こんな離れたところで日本のことを評価してくれる人がいたとはね。

まあ、彼女、少し日本びいきなところがあったから、

一般的な人の意見とは異なるだろうが......



それでも、やはり、この会話があったときは、

日本人としての自分に誇りがもてたことは確かだ。





異国にくると、

普段日本では気にしなかったことに目がいくようになる。



たとえば、「ハローキティ」の絵葉書が売っているだけで

うれしくなってしまうのだ(苦笑)。





■高品質



私は朝食にフルーツを食べる習慣があるので、

この国でもそうしようと思い、

フレッシュなフルーツを買いに行った。



まあ、この国で閉口させられるのは、

店がいつでも開いているわけではないということ。



昼に行っても昼休みで閉まっていたり、

一体いつ開いているのかよくわからない。

(私がフランス語を読めないのも原因だが)



やっと買えたフルーツも、

その品質にがっかりさせられることも多い。



「本当にグルメの国なの?」

って言うようなイチゴがあったりする。



うちの娘は、イチゴが大好物なのだが、

この国のイチゴはついに食べなかった。



「日本のイチゴってすげーなー」

なんて妙に関心しながら、

甘くもないイチゴに砂糖をかけて食べていた。



この国にもいい点もあれば悪い点もある。

それは日本も同じ。



それを客観的に見ることができる。

それが海外で時間を過ごすことの最大の収穫なのであろう。



この差に気づくことによって、

あらたなビジネスチャンスに結びつくのは明らかだ。



この国では長居はしないので、

特に勉強以外はしないつもりだが、

次の国では、

腰を下ろして

いろいろなことにチャレンジしていくつもりだ。



海外にいる日本人であるだけで、

アドバンテージがあることに

気づいたのだから。









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【編集後記】

「英語は最強」

こんなことを最近になって噛み締めています。

英語が使えたので、このようなチャンスをつかむことができたからです。

英語はアメリカ、イギリス、オーストラリアだけの言葉ではありません。

日本のように英語が通じない国である中国やフランスでありながらも

英語を橋渡しの言葉(language bridge)として使えるのです。

英語は英語圏だけで使えるスキルではありません。

このメルマガは投資系のメルマガなわけですが、

それでも英語ができるだけでチャンスの広がりは計り知れないものがあります。

本文で書いたとおり、経済的に元気なのは日本以外のアジア。

これは間違いありません。

将来、日本以外でも仕事、ビジネス、投資をしていくことを考え、

今からこの教材で英語の勉強をしておくことを強くお勧めします。

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