2009年04月09日
ラウンドテーブル、対話、時間共有
INTAパネル、モンテ・カセム氏、国内専門家、福岡都市フォーラム実行委員会(天神明治通り街づくり協議会、We Love 天神協議会、博多まちづくり推進協議会、福岡市、INTA)、参加者が意見を交換し合う場として、INTA提言の後、設定された。
500人ちょうどの参加者となった、会場の参加者からの質問に応えるというスタイルで2時間半の濃密な対話が行われた。
「金融危機で、都市開発の資金の使われ方はどう変わるのか? 量だけでなく質的に変化するのか?」
「国際交流と国際的な都市間競争の実際は?」
「都市開発への女性参加の少なさをどう思うか?」
「湿地回復など環境と都市開発の関係は?」
など、さまざまな質問が出た。その質問のひとつひとつに、ラウンドテーブルのメンバーは議論しつつ真摯に応答していた。
「国際交流と国際的な都市間競争の実際は?」
「都市開発への女性参加の少なさをどう思うか?」
「湿地回復など環境と都市開発の関係は?」
など、さまざまな質問が出た。その質問のひとつひとつに、ラウンドテーブルのメンバーは議論しつつ真摯に応答していた。
「市民として、都市開発に参加できる方法はありますか?」。
この質問にカセムさんはこう答えた。
「いずれ会員が募られるでしょう。会員となって参加してください。できることからはじめてください」さらにスダルスキスさんが、こう続けた。
「この質問が出たことが、このフォーラムの成果だ」と。こうやって市民が都市開発を支えていく、と。
天神明治通りの都市開発は、スタートしたばかりだ。グランドデザインの策定後、評価という過程を経て、実施に移るステップが描かれている。
福岡都市フォーラムは、新しい福岡、世界の中の福岡、そして、新しい天神、福岡を牽引する天神としての、“創造のはじまり”を告げ、閉幕した。
カクテルパーティには市民と関係者が多数参加して、「客人INTA」を囲んでカタコト英語で楽しい時間を過ごした。
ひとつの達成感を分かち合った。
たしかに世界とつながった。
たしかに創造性あふれる6日間だった。
確かに天神がクリエイティブのフィールドになった。
新しい福岡・天神はこうやって、もうすでに始まっているんだ、ということを実感した夜だった。 (高野)
福岡都市フォーラムは、新しい福岡、世界の中の福岡、そして、新しい天神、福岡を牽引する天神としての、“創造のはじまり”を告げ、閉幕した。
カクテルパーティには市民と関係者が多数参加して、「客人INTA」を囲んでカタコト英語で楽しい時間を過ごした。
ひとつの達成感を分かち合った。
たしかに世界とつながった。
たしかに創造性あふれる6日間だった。
確かに天神がクリエイティブのフィールドになった。
新しい福岡・天神はこうやって、もうすでに始まっているんだ、ということを実感した夜だった。 (高野)
INTA提言
<シーサイドももち、博多港国際ターミナル、天神、博多駅をトラムで結ぶ−>。
「INTA提言」は、世界の視野の中で見たときの福岡・天神のあり方、街という存在の捉え方、示唆に富む74枚に及ぶスライドショーだった。
INTAパネルのリーダー、ミシェル・スダルスキスさんが提言の中で強調したのは、この提言の内容に絶対性があるのではなく、これを刺激として、街づくりを市民で行っていただきたい、というもの。参加した市民は、「提言」に大きな勇気と可能性を感じたのではないだろうか。(高野)
続きを読む海外事例報告に見た、街づくりの力
福岡都市フォーラムは、午前9時30分から午後6時まで。日本語、英語、ときにはフランス語が飛び交う中、都市開発とは何か? を考え、ディスカッションする濃密な1日となった。
午前の部は、ケーススタディとして「天神明治通りグランドデザイン素案」の発表、立命館アジア太平洋大学学長のモンテ・カセムさんの基調講演、そしてINTAパネルから海外5都市の都市再生事例の発表があった。 (高野)続きを読む
「INTA提言」、いよいよ発表
「福岡都市フォーラム」も最終日、「公開フォーラム」当日となった。4月9日「INTA提言」発表。
改めて振り返り。
INTA(都市開発国際協会)は、世界60ヵ国約2,000名の会員で構成される国際的な街づくり機関(NPO)。実務者の情報交換と協働の場だ。中でも注目は「提案サービス」。都市から要請を受け、その都市の要請する課題にあった実務者を2,000人の中から選定し臨時チームを結成、臨時チームは「INTAパネル」と呼ばれ、事務局経費、出張経費等は招聘者持ちながら選任者たちは無償のボランティアとしてその都市に乗り込む。国境なき都市間競争の時流もあり引く手あまた、年間10都市に迫る「提案サービス」が行われている。今回の招聘者は、「天神明治通り街づくり協議会」「博多まちづくり推進協議会」「WeLove天神協議会」「福岡市」の協働に成る「福岡都市フォーラム実行委員会」。日本では新潟についで2都市目の招聘となる。
会員の中から選任された「INTAパネル福岡特別チーム」10名に、「福岡パネル」とも言うべき日本からの選任メンバーが加わって<専門家ワークショップ>として提言作成を行った。(高野)続きを読む
2009年04月08日
フューチャーセンター・ワークショップ
これが今回のフォーラムのテーマ。
この3つのクラスターのうち、「City in the Future」を考えるのが「専門家ワークショップ」。
「Life in the Future」にふれるのが「公開講座」&「都心ツアー」。そして「Work in the Future」を体感するのが非公開のビジネス研修だ。
「福岡都市フォーラム実行委員会」構成メンバーである、天神明治通り街づくり協議会、WeLove天神協議会、博多街づくり推進協議会、福岡市の、会内に声をかけ集まってもらった受講者に、「フューチャーセンター」という知的創造性を高める場づくりについての研修が、8日行われた。
ヨーロッパでのフューチャーセンター事情に詳しく「Future Center Alliance』にも参加している日本でのオーソリティ・富士ゼロックスから、講師の荒井さんをお招きし、講義と体験ワークショップをしてもらった。
受講者は都心に関わりあるビジネスパーソンがほとんど。ほか、起業家、NPO活動の専門家、建築家など。
オランダ、スウェーデン、英国などのフューチャーセンター事例に耳を傾けたのち、自分たちの手でフューチャーセンターを運営する可能性をみんなで探り、また、実際にワークショップを体験した。
ワークショップでは、講師の新井さんが自らファシリテーターに早代わり。
「フクオカ・イノベーション・モデル」と題して、福岡の未来について語り考え模索した。
実際に具体的にフューチャーセンターを実現させるまではまだまだ道のりは遠いようだ。
でも、今までの組織運営の方法、考え方、行動の仕方では太刀打ちできない未来がやってくる不穏な予感も確実に感じている。その予感が的中したとき、われわれはどう乗り切り、どう未来創造をしていくだろうか?
少なくとも、今回の大収穫は、受講者それぞれがそれぞれなりの、未来への「当事者意識」を獲得できたことなのかもしれない。(田坂)
天神ツアー2日目〜建物の機能と個性〜


天神ツアー2日目は、初日の「ふくぎん博多ビル」と「新天町」に替わり、「天神イムズ(以下IMS)」と、渡辺通りの新ランドマーク「福岡電気ビル・北館(以下北館)」とがラインナップされた。
「福ビル」「アクロス福岡ステップガーデン」「水鏡天満宮」は初日と同じ行程で巡った。
「北館」は昨年5月に竣工。「IMS」は、今年20年目を迎えた“中堅”。そして更新時期を迎えつつある老舗の「福ビル」と、3世代それぞれのビルのバックヤードを見学した。(高野)続きを読む
天神のエリアマネジメント、博多駅地区のエリアマネジメント
公開講座の最後のコマは、福岡都心の「エリアマネジメント」について。
天神のエリアマネジメント団体である「We Love 天神協議会(WLT)」事務局次長の阿部さん、博多のエリアマネジメント団体である「博多まちづくり推進協議会」事務局長の中野さんが、それぞれの団体を事例として、エリアマネジメントの実際について講義した。
公平性の担保を旨とする公的機関ではなかなか難しい、狭いエリアの施策を居住者・関係者などが自ら集めた資金で行おうという「エリアマネジメント」の概念を、実際の事例を紹介することで、ひも解く講義内容だった。
日本ではまだ実施例が少ないエリアマネジメントだが、徐々に、商店街や郊外地区でも活動が始まっていると聞く。そんな「地域」自治に関心のある人に、活用の可能性についてエールを送るような、充実した講義だった。(高野)続きを読む
天神のエリアマネジメント団体である「We Love 天神協議会(WLT)」事務局次長の阿部さん、博多のエリアマネジメント団体である「博多まちづくり推進協議会」事務局長の中野さんが、それぞれの団体を事例として、エリアマネジメントの実際について講義した。
公平性の担保を旨とする公的機関ではなかなか難しい、狭いエリアの施策を居住者・関係者などが自ら集めた資金で行おうという「エリアマネジメント」の概念を、実際の事例を紹介することで、ひも解く講義内容だった。
日本ではまだ実施例が少ないエリアマネジメントだが、徐々に、商店街や郊外地区でも活動が始まっていると聞く。そんな「地域」自治に関心のある人に、活用の可能性についてエールを送るような、充実した講義だった。(高野)続きを読む
新しい天神明治通り・九大学生版
市民と大学生が、都市開発について語り合った。公開講座4月8日の1コマ目は、九州大学人間環境学府・都市環境デザインの学生たちが、天神明治通りを題材に、都市デザインの研究成果をプレゼンテーションした。
グループごとにそれぞれが再開発したい天神地区の区画を選び「こんな都心だったら面白い」というコンセプトやデザインを模型化。昨年11月から今年1月にかけてプランした力作だ。個性的な街区の明治通りが現れた。(高野)
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オープンスペースな専門家ワークショップ
INTAパネルと福岡パネルの「専門家ワークショップ」。7日は、INTAパネルの目に映った福岡の姿の漠然としたところに、日本の専門家がマニュアルフォーカスでピントを合わせるような修正を行った感じ。その後の食事の席でも、さらに議論は進み、両者が融合して、8日はコンセプトを割り出し具体案をつくるステージだ。(高野)続きを読む



