国会で異変

日本の国会にヒトラー出現

 

 

ジャーナリスト                       中原孝矩

自由民主党総裁で総理大臣、安倍晋三さんは突然、あの有名なドイツの指導者、アドルフ・ヒトラーになったのだろうか。先日の国会開会の冒頭に行われた所信表明演説で、驚くべき光景を私はみた。もちろんNHKの国会中継の中で。

安倍首相は、海上保安官や、警察、自衛隊の諸君に感謝の意を伝えたい、という趣旨で拍手を求め、首相の問いかけに応じるように自民党国会議員席からスタンデイングオベイションが巻き起こった。その瞬間私は、国会からハイル・ヒトラーというあの有名な熱狂的などよめきを聞いた気がした。

安倍首相が名指しした海上保安官、警察官、自衛隊員らが自然災害の時に全力を挙げて被災住民の救出や捜索、災害防止のための諸施策に取り組んでくれることは十分すぎる程知っている。

しかし、自治体の職員、会社員、銀行員ら一般の国民も与えられた職務に精励している。安倍総理はそのような人たちには、特別な配慮はないらしい。

安倍総理が特に取り上げた人々は国家公務員や地方公務員、として職務に従事している。当然の仕事だ。

私は安倍首相の行為に少なからぬ違和感を感じたので、そのことを強く指摘したい。

彼らの職務は権力者のために治安の維持にあたるということがも、重要な職務のはずだ。公共の福祉の充実や、言論の自由を掲げて国民がデモ行進を計画すると必ず、許可を得るべきだ、と取り締まる権力者の側に立つ人たちである、ことを強調しておきたい。デモは我々一般国民の権利の主張であり、やむにやまれぬ場合に実行するものだ。

公共の秩序の維持といえば、都合がいい言葉だ。取り締まりの対象は我々一般の国民が自由な言論を幅広く世間に訴えたい時に、一いち厳しく取り締まられたのではたまらない。

それよりもいい機会だから私の気持ちを記したい。治安の維持も大切だが、彼らの重要な役割は国家主権の保持が重要な職務のはずだ。

北朝鮮による理不尽な日本国民の拉致が40年近い時間の経過にもかかわらず、いまだにすべての拉致被害者の救出ができていない。

安倍総理は、彼らに感謝の気持ちを伝えたくて、国会で拍手やスタンデイングオベイションを演出したかったらしいが、私は主権の侵害を許した諸君の職務を問題にしたい。

排他的経済水域の外ではない。北朝鮮の拉致工作員はわが国土の海岸に船で接岸して、不明の人数が国土に上陸。全くいきさつを知らない少女や青年男女らが、無理やり拉致されたのだ。これが主権の侵害でなくて何だ。海上保安官は海上で不審船を取り締まり、北朝鮮の工作員を逮捕すべきだったのにただの一人も逮捕できていない。船で国土に接岸したのだから、警察とも協力し合って一味を逮捕すべきが彼らの仕事、重大な役割のはずだ。

自衛隊の諸君も戦後71年間、我が国は国際紛争に武器を持って駆けつける役割がなかったから命を落とすことはこれまでなかった。しかし、自民党が着々と進める法整備や国を守れの大合唱の先には、命を出せといつ命じられるかわからない時期が着々と接近していることを思い知るべきだ。

海上保安庁の歴代長官は、主権の侵害を許したことで、国民が拉致された事実に心から謝罪したことがあるか。歴代警察庁長官は、重大な不祥事を国民にわびたことがあるか。海上自衛隊の幹部、陸上自衛隊の幹部、航空自衛隊の幹部もそれぞれの立場で主権を侵害されたのに、食い止められなかったことを国民に謝罪したか。

最後に主権の侵害を招き、食い止めることができなかった不甲斐ない国の組織の存在に対して、関係者が国民に謝罪の言葉がないのはどうしてか。国会での感謝の言葉の前に重大な謝罪の言葉、怠慢の事実があることを忘れるな。

2016.10.1

視覚障害者のホーム転落死

視覚障害者がホームから転落死

 

 

ジャーナリスト                    中原  孝矩

どこの路線で起きたことか、関係ない。あの大都会、人込みでごった返す大都会で、死亡事故が起きた電車のホームは、無人だったのだ、と信じる。だだっ広い巨大なホーム。盲導犬をひいた視覚障害者の一人と一匹。なんという寒々とした光景だろうか。

しかしなぜか、第3次元的な空間には、人いきれや雑踏特有の騒々しさが満ち溢れており、人も犬もそのことに気が付いていた。しかし、視覚障害者と盲導犬が占める小さな、わずかな空間には人の気配は全く入ってこなかった。

一人と一匹の小さな空間が、突如破壊された。

視覚障害者が足を踏み外し、ホームから下の線路に転落。運悪くそこへ電車が進行して、人をはねてしまった。犬は障害者が握りしめていた、リードを手放したので、人と一緒に線路に転落することを免れた。

私は東京に住む人間ではない。九州の福岡県内の田舎に住む住民の一人だ。すでに退職しており、社命で東京に出かけることは二度とない。かって東京に出張で出かけたことがあった。

東京の恐ろしいほどの人の波が、どこからともなく現れて、音を立てて離れた彼方へと動きいずこともなく消え去る。こんな光景を見て、東京は人が住むところではない、と勝手に思った。東京は、自分のような田舎者が暮らせる場所ではないな、と合点した記憶がある。

視覚障害者と伴侶の盲導犬にとって、ホームは無人であるはずがないのだ。しかし、だれも声をかけて危険を避けるお手伝いさえ、してくれない。人がいるのに、だれも声を発せず、だれも視覚障害者の存在に気が付かない、これが東京の現実の姿だとしたら、なんと恐ろしい空間だろう。そこにいた人の中には、スマホから目をそらし、視覚障害者と盲導犬に気が付いた人がいたかもしれない。でも、危険を避けるための事前の声掛けを全くしていない事実に照らすと、無人だった、と思わざるをえない。

ホームに人が転落することを防ぐ手摺のような施設の設置を呼び掛ける意見が新聞等に掲載される。私は、無人の東京に、そのような施設がどうして必要なのかわからない。

無人の生活空間にどうして人が転落しないように手すりのようなものを設置しなくてはならないのか。新幹線のホームにはそのような施設がある。ものすごい速さでホームを通過するから、あそこでは必要な安全施設だ。しかし、東京都内の列車や電車が多数行き来するホームが、無人ならばどうして安全施設が必要なのか。理解できない。人がホームにあふれているのならば、人の声かけこそが、唯一無二の安全策ではないか、と信じるからである。

こんな悲しいことが起きるのは、東京に人が住まなくなったからだ、と思う。いつごろからこのような人が住まない、人が住めない空間を、東京と呼び、日本の首都に選んだのか、本当に恥ずかしい。

2016年、8月25日

ポツダム宣言に思う

ポツダム宣言の受諾

東条英樹ら戦争犯罪人を国民の手で裁こう

 

 

ジャーナリスト                  中原孝矩

戦後の日本が歩いてきた70年の歴史感で、違和感がある。日本政府、自民党など政治を主導する政党の面々は第2次世界大戦で日本は戦争に負けたと、思っていないのではないか。戦犯を裁いた東京裁判への批判はじめまるで日本は悪くなかったといいたいのか、当時の指導者を擁護するという態度だ。だから当時の指導者の擁護など、とんでもないと考える私と食い違いは日増しに大きくなるばかりだ。

だからここで、自分の気持ちを率直に発表して、世間の批判を受けたい。

いわゆる御前会議という言葉がある。1945年7月、国連軍側は、日本の戦争追行を主張する政府・指導部に対して、ポツダム宣言の受諾を迫った。いわゆる無条件降伏というものだ。日本政府・指導部は態度を曖昧にして時間稼ぎをしたが、国連軍側は、容赦をせず、広島、長崎に原爆を投下して,全国各地を空襲して降伏を迫ったとされる。

1億玉砕を叫んで戦争の遂行、本土決戦を主張した帝国陸軍、海軍の代表3人と政府の代表3人が昭和天皇の前で会議を開いた。御前会議とされるものだが、昭和天皇が戦争の継続に反対され、政府が天皇制の護持を条件にポツダム宣言の受諾を決意した、と学んだ。玉音放送で、全国民に戦争に負けたこと、戦争の終結を告げた。

1億玉砕の帝国軍隊の意のままなら、日本国が存続できたかどうか、私は大いに疑問に思う。日本の戦後があるのは昭和天皇の決断のおかげだと信じる。

戦時中に何があったか、自分はそのごく一部を本などで学んだ。大本営という組織が、国民に戦争の実態を隠し、教えなかったばかりか、負けた戦争をまるで勝っているように教えた。つまり国民にうその戦況を教えてだまし、、戦争の継続を迫った、が真実だった。

最近まで、昭和天皇は大本営から、常に真実の戦況報告を受けてきた、と信じてきた。ところが昭和天皇の実録が本になり、その中身を読んで驚愕した。大本営は昭和天皇に嘘の戦況を報告していた、というではないか。つまり昭和天皇をだましていたのだ。戦前の帝国憲法では、昭和天皇は神であり、大元帥。統帥権者であり、軍の最高司令官のはずだ。にもかかわらず、大本営の面々はそのような存在を、敬うどころか馬鹿にして、うそを教え、騙していたのだ。これが戦前の我が国指導者の真実の姿だった。

国民は騙されていたのだ。昭和天皇が騙されたように、景気のいい言葉で、1億玉砕、本土決戦などと尻を叩かれて戦争の追行が正しいこと御ようにけしかけられていたのだ。

国民の根絶やしを願う、それが優れた国の指導者か。最高権威者を馬鹿にして、騙して、一握りの戦争大好き亡者どもの言いなりにするのが正しい政治の在り方か。

東条英樹はじめ戦争責任を問われた当時の国の指導者がいわゆる東京裁判で裁かれた。国連軍側の勝手な言い分で追及された、けしからんという。私は、今こそ全国民が立って、改めて東条英機をはじめ戦争指導者を我々国民の手で、戦争責任を問い直そうと呼びかける。絶対に許せないやつらだから。できることなら彼らの墓を探して暴き立ててやりたい衝動に駆られる。

ふざけるな極悪人ども。昭和天皇をだました責任をとれ。国民をだました責任を取れ。責任が取れないなら、私たちの手で、戦争責任を取り立ててやる。彼らこそ国賊だ。何が崇高な御霊か。

2016.8.12

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