2017年10月15日

捧げた人生

高木秀彰さんが亡くなったと聞いたときは愕然とした。
自分の現役時代を撮り続けていただいた。
国内のあらゆるロードレースに足を運んで記事にしてくれる
非常に貴重な存在であった。
ボンシャンスで勝った2011年宮田ロード。
2009年 ツールド北海道 崇史のジャージを皆で守っているときの写真などは今でも家に飾らせていただいております。
記事に関しても熱がこもっていました。
国内のロードレースに捧げられた人生といっても過言ではないのでしょうか?
いえ、高木さんの人生にロードレースが捧げられたのかな?
このように突然、別れというものはやってくる。

ご冥福をお祈り申し上げます。
そして、ありがとうございました。



  

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2017年09月24日

チャイナ最終日

今日は12時スタートなのでウィリエールのルカシント監督、ノヴォのリオネル監督、あと福井メカと朝のランニングに行った。
今回、ランニングシューズを新調してきたのだが走るのはこの18日間で2日目。
途中で何度も折り返そうかと思ったが40分最後まで走り切り爽快な汗をかかせていただいた。
やはり、ひとりで走るよりも皆で走った方が頑張れるものだ。
走り終わってから、リオネルが言った。
彼とは2002年、彼がクレジットアグリコールの監督だったころからの付き合いだ。
「お前はいつもアタックばかりしていたな。今はお前のような選手はいない」
そうだ。
俺のような選手もいないし、俺が走っていたような走り方を俺は選手に指導していない。
力を有効に使って勝つ方法を毎日指示している。
しかし、自分たちは人よりも体力を使って、それで勝ちに行っていた。
「馬鹿だとか、クレイジー」という賞賛の言葉をもらいながら

アマチュアのころからずる賢く買っていた選手は大成しない。
自分はフランスのアマチュアの時は、登りの下から莫大なギヤでアタックして、頂上付近で後ろの選手がアタックするのを待って、それについて行って逃げに乗ったものだ。

もちろん、プロの世界では違う走り方が求められるが

康司コーチはこのような走りを若い選手に求めている。
できる選手は限られている。
ただ、やはりそれができないと大成しないのも事実で、今の若い選手にはそういった後先考えない走りも求めたい。

今日のランニングで明日筋肉痛間違いなし。。。
では、最終日 行ってきます。  

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2017年09月18日

チャイナ1終了

5ステージ 移動日3日 移動距離は3000kmを超えるツールドチャイナ1を終え今日は休養日という名の550km移動日です。
相変わらず、快適な中国の高速を走っております。
モンゴル近くから始まったツアーオブチャイナ。
車でここまで移動してきたことに妙な達成感さえ覚えます。
モンゴルの近くはあまり美人が少なかったけど、美人といえる人も増えてきました。

四川省を抜けて貴州からもうすぐ湖南省に入ります。
よくわかりませんが、白い日本の蔵造のような建物が多かったのがこの地域は木造の茶色い色が目立つようになってきました。
このような地域性にも注目すると、この移動もなかなか楽しいものです。

イタリア人たちは戻れる日を指折り数えていますが…

レースのレポートはチームのホームページをご覧ください。

  

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2017年09月17日

中国は奥が深い

昨日は700kmの移動日
レースであることを考えなければ、中国の大きさを肌で感じられるこのツアーは素晴らしい。
それにしても、この中国の交通網の発展ぶりは素晴らしい。
この広大な土地をきれいな高速が時には3車線で張り巡らされている。そして、高速鉄道も拡張中だ。
そして、たくさんの人が興味津々に、ほとんどなにが行われているかも理解せずに道端に立ってスマホ片手にレースを見守っている。
中国の国民に自転車レースが何たるかを理解させるには相当な時間がかかると思われるが、それはアジアのどの国も(日本も含めて)状況は大して変わらないであろう。

仕事の合間に活気のある市場などを散策するのは、自分の楽しみである。
喧噪、クラクション、煙、動物、麻雀、ゴキブリ…
全てが活気にあふれている。

その中を言葉も何もわからぬ自分があたかも現地人のようなふりをして歩いているのは、レースを知らぬ人がスマホを抱えて道端で立っているのとさして変わらない。

中国人どうしても、言葉が通じないこの国だから、言葉がわからなくても、なんだか話しているうちに通じてしまうのである。

中国も楽しいところですよ!  

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2017年09月16日

とりあえず更新

監督になってからというものめっきり更新が減ってしまってすいません。
立場というものは、人の口を慎重にさせるものなのかもしれません。
それでも、好きなことを言って失言する政治家には、尊敬の念すら覚えます。
言葉が足りませんでした。
失言を言って、なお続けられる人のことで、失言で失脚する人は思慮が足りなかったのではないかと言わざるを得ません。
家庭の中しかり…  

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2017年06月18日

これでも上達した方なんです。

今の仕事について一レースも欠かさずやり続けていることは、選手のステムに距離表示を書いて張る単純作業である。
ささやかな仕事であるが選手には喜んでもらっている。
しかし、第1作目はひどいものであった。
字が汚い。バランスが悪い。見にくい。統一されていない。
書くときに心が落ち着いていないとそれが字に現れる。ゆっくり書けばいいというものでもない。手際が大切である。
簡単なものであるが、おろそかにはできない。
最初は紙に書いてセロハンテープで貼っていたが、日本製の白いビニールテープにマッキーで書くのが雨にも強いしベストであるという結論に至った。
まな板代わりのファイルの上にビニールテープを少し伸ばし気味に貼り、書き終わった後にナイフで切ると切り口に隙間ができてはがしやすくなる。
さらにわかりやすさを追求するために、10色のマッキーペンをアマゾンで注文している。
日本に戻るのが楽しみだ(もちろん、それだけではなく家族に会えるのが一番お楽しみではあるが、これはわざわざ書くまでもないと思っただけである)。
ただ、カラーバージョンの試作はしてみるも、それほど 多用はしないであろうと思う。
なぜなら、仕事はこれだけではないからだ。
ただ、どんな仕事でも改良する努力は必要であるし、同時に切り捨てることも必要である。


全く話は変わるが、最近感じることは 人間というものは忍耐が必要であるが、皆 多かれ少なかれどうしても我慢できない部分というものを持っているものである。
それがその人の性(さが)というものであろう。
その性によって、成功する人もいれば 奈落の底に落ちる人間もいる。
それは、その性が今の世の中にマッチするかどうか?
それだけの違いであるような気がする。
強い性の持ち主は世の中すら自分にマッチさせることができるであろう。
そのためには、仕事の「質」が問わあれるのが人間の世界である。



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2017年06月01日

監督の仕事

ヴァン アベルマートが2位に入ったツールドルクセンブルクの初日のタイムトライアル。
全部の選手についたがチームの今日のチーム隊列は後ろから2番目である。
ツールドベルギーと比べるとワールドツアーチームがBMCだけと少ないレースであるがタイムトライアルになるとなかなか厳しい。
昨日のレースが遅かっただけに今日のスタートもゆっくりなのでレースの下ごしらえをした後にこうやってパソコンに向かう余裕もある。
先日、ダンケルクの第3ステージで隣の乗った自分の師匠であるフランク モレールがコースの詳細を常に見ながら
「petit detail ca fait victore.」といった。
小さい詳細のなかに勝利のカギがある という話であるが
コースマップに距離や風向きを書き込みながら、そして選手のステムに貼る重要ポイントの距離を書きながら頭に叩き込む。
監督の仕事は把握する事にもある。
大体のレースは同じであるが、細かいところに違いが隠されているからルールブックもすべて目を通す。
つくづく、経験がものをいうう仕事だと思う。
第2監督という立場は第一監督と比べて気楽であることは確かであるが、準備は第一監督同様にやっていく必要がある。そして、確認作業をしながら進めていくのだ。
そして、ネットも大きな力になる。
スタート地点までの時間の計算、天候、風向き…自転車選手はネットをかなり使うからホテルの回線がダウンすることもある。そういったときに独自のネットへの接続手段を持つのも大切だ。IMG_9739
さて、そろそろ行ってきます。
  

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2017年04月24日

中庸の精神

小学生の同級生と昔の話をしていて思い出した話がある。
子供のころに岩手の水沢で飼っていた犬「ちゃくろ」は、自分が地面の上に倒れると飛んできて口をベロベロなめに来た。口を開けるとどんどん、鼻を口の中に突っ込んできて大変なことになる。
僕は小学生のころから犬と激しいディープキスをしていたことになる。
犬は知っての通り、ほかの犬が残した排泄物を鼻で突くように嗅ぎながら散歩をするから、考えてみれば汚い話である。

抗菌グッツがあふれている現代、果たして人の病気は減ったのであろうか?むしろ、あらゆるウィルスが増えて人は除菌するばかり。

人は生きている間に2トンの泥を吸うという話をタイの友人に聞いたことがある。選手はレース中に地面を流れている泥水を飲みながらレースを走る。昔、腹を壊した原因も時にはそれが元であったかもしれない。

今はボトルの回し飲みはご法度になって、NIPPO ヴィーニ ファンティーニでもボトルの回し飲みはもちろん、レースで使ったボトルは再利用すらしない。

サイトロメガウィルスや単核球症などの感染病で長期的に体調を崩すを壊す選手が多い昨今であるが、おそらくこういった病気も原因不明の不調として片付けられてきていたと推測される。

と同時にせめて子供のころは、あまり抗菌抗菌と言わずに多くの菌と接して、免疫の幅を増やしておいた方が将来的に強い子供に育つかもしれない。

この論法で言うと、うがい手洗いは厳禁だな。(よい子はまねをしないように)

  

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2017年04月02日

ほっとなる瞬間

今はツールドタイ。カテゴリーが上がったとはいえ、なかなかタイらしいオーガナイズですが、中川さんが連れてきてくれたレオ君、トミーが紹介してくれたチャムナーマッサーの助けを借りながらなんとか乗り越えております。
細かいレースの話はチームのホームページを見てくださればわかると思うので割愛させていただきます。
久々のタイ。
韓国、モンゴル、マレーシア、ベトナム、台湾 そしてタイ。
フィリピンなどの旧知の友人と毎日顔を合わせながら楽しくやっております。
やはり、タイは自分にとって第2の故郷ですね。

今日、スタート前にトイレに行きたくなって薬局でトイレありますかとタイ語で聞くと家のトイレを貸してくれた。
歯ブラシなども置いてあり、普通のトイレ。
人によっては、汚いと敬遠する人もいるかもしれないが ヨーロッパでは知らない他人を家に入れるなんて、なかなか考えられないこと。
もちろん、タイ語でありがとうと言って世間話をして帰ってきたが、アジアではこういう人情を直に感じることができる。
もちろん、そうでないこともあるし。
親切さを逆手にとって悪いことをする人もいるかもしれない。
ただ、自分はこういった親切さをどこでも感じられるのがアジアのいいところであるし、楽しいところでもある。
レース中なので、こういった人との触れ合いも風景とともに遠い記憶の中に沈んでいくのであるがレースのストレスの多い中、ふとアジアを感じる時間が自分の心を洗濯してくれる。

レースは台湾、タイと落車が多く。心を痛めながらも前に進んでいく日々です。
未だに勝利は挙げられていないが、常に勝利に必要なことを模索しながら進む日々です。いい報告ができるように…  

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2017年01月17日

経験ごはん

昔レースを勝ったのはいい思い出として、自分の中に残っている。
負けたレースも同様で、勝った負けたは特にこの際あまり問題になっていない。

それは、子供のころから今まで食べてきた食物のように自分の細胞の一つをいまでも構成していると
信じたい。

と同時に、人は常に食べ続けていかないといけないのと同様に経験を積み続けなくてはならないと思う。

一生分生きていくお金を稼げるほど、勝った選手は、果たして経験を積まなくても生きていけるのかというと
そうでもないようだ。

経験を積まない生活というのは案外つまらないもので、人は常に経験を求めていて
自分の体でそれがかなわない場合は人の体を使ってでも経験を求めている。

自転車競技における成功とというものはとっても、リーズナブルで
その上に胡坐をかき続けられるほど、頑強なものではない。
それはまるで、こぎ続けないと止まってしまう自転車のようだ。
上に上るのはそれなりにこぎ続けないといけないし
下っていくのに力はいらない。
下りも追い風のくだりもあれば、向かい風の下りもある。
どうせ下るなら、ハイブリッドのように下りながら次ののぼりを上る準備をしたいものだ。

必死に勝ったレースのことすら、今ではすっかり忘れていたりする。

何が忘れさせるかといえば、それはさらに大きな目標であり、その目標がクリアされた時点で
昔の成功は砂浜の上に描いた絵のように忘れ去られていく。

しかし、それは血となり肉となり完全になくなるものでもない。
プロとして、居続けるために必要なのは実力だけではない。
向上心、正確さ、自分の実力を正確に把握して有効に使う力、クリーンさ、誠実さ、ネリハリ、実力を維持する力、周りへの気遣い、責任感、計画性などだが、特に自分があげるならMODISTEさだろうか?
日本語に直すと「控えめな」という意味であるが、あえて言うなら「適度な控えめさ」といったものであろうか?
外国でやっていくためには「控えめ」だけでは生きていけないからだ。

心の安定性というのも大きな要素であるが、時には心の不安定さを逆に利用して成績に結び付けることができる。
プロフェッショナリズムとは非情に奥が深く、これといった正解はいまだに見つけられないが
勝ちつづける為に自分をコントロールする能力といったものか?

  

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2017年01月10日

今夜の落としどころ

夜更けに少々難しい話を思いついたので

資本主義とはお金が正義である。
お金を稼ぐことが第一であり、そのために人は必死になって働く。
社会主義や共産主義に資本主義が勝ったのは、人間の性質から自然の流れといえるだろう。

しかし、お金も大事だが全てではない。
世の中に完璧なシステムというものは存在しないのと同じで
どのシステムにも弱点がある。

資本主義の弱点は、強者がどんどん強くなっていくことだ。

数字がすべてのつまらない世の中

スーパーや企業がどんどん大きくなって、小規模なものを淘汰していく。

ヨーロッパでも格差はどんどん進んでいる。

本来社会のシステムが弱者を守るべきであるが…

資本主義の行く末には何があるのであろうか?

今、ミャンマーなど最後の秘境とか言って、こぞって集まっているが
裕福な生活に憧れさせて、開発して、それは果たして正しい道なのであろうか?

もちろん、病気の人を助けることは大切で、自分だって死にたくはないが
例えば、世界のすべての人間が不老不死の力を手に入れたとしたら、それは大問題である。

人間だけではなく、動物から植物まで生には終わりが必要なのだ。

資本主義の話をしているのに、全く違う話になってしまった。

物の消耗を加速させる資本主義の行く先にはろくなものが待っていない気がする。

自転車競技はスピードを争う競技である。
効率よく多くのエネルギーを使いながら争う。

まれにラッキーもあるが、しっかり準備したものが優勝する。
トレーニングプログラムやチームの運営
特に、アピールの仕方などはここ数年で飛躍的な進歩を遂げた。
それでも、解散するチームが後を絶たず。
昔ほど、レースを見に来る人が集まらないのは、テレビやコンピューターの前に座れば世界中の
スポーツを特等席で見れるからという理由もあるだろう。

(見に行きにくい僻地でやる日本のレースは仕方ないが…)

そして、強いチームがお金に任せて選手をかき集め、レースを支配してミラクルが起こる可能性を摘んでいく。

それでも。やはりどこかに穴があるから、そこからこぼれた駒が奇跡を起こして人々の心に残るのだ。

面白さと資本主義は対極にあるというのが今夜の落としどころです。
                                      PPAP  

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2017年01月06日

ドバイにて

最近、飛行機に乗っている時間が苦ではなくなった。
むしろ、小さい空間に押し込められていることに喜びを感じると言ったら
ついにおかしくなったかと思われるかもしれないが

大阪からドバイまでの機内で「乱」という1985年の映画を見た。
非情な世の中の話をとめも面白く見ることができた。

正直、後半見れていなかったので、フライトが少し短すぎると思えたぐらいだ。

そして、降り立ったドバイの地

華やかなライトの夜明けの空港に大きな機体が滑り込んだ。

なんども、訪れているが一度も外に出たことはない。

いちど、砂漠の中をまっすぐと歩いていきたいと思っている。

まるで、乱 に出てくる大殿のように…

到着地ローマは雪のようです。

7日のチーム発表会の地ペスカーラへの山岳をバスは超えられるか…


  

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2017年01月03日

謹賀新年

やはり、年越しは日本に限る。
今まで多くの国で年を越してきたが、日本人はやはり厳粛な気分で年を越したいもの。
今年は、こうじ家族とともに実家でカルタなどに興じながら紅白をバックに年を越した。

イタリアから帰国後は連盟主導のタレント発掘ハブ合宿に参加。
風邪を何とか抑えながら、帰路に就いた。

この合宿今年初めての試みであるが、非常に有意義だと感じる反面
ちゃんとしないといけないというジレンマを感じる。

なぜなら、ここでちゃんとシステムを作れるか作れないかが
今後 東京オリンピック後の日本の行く先を決めるといっても過言ではない。

今日はバイシクルかごしまさんの新年ライドに参加させていただいたのちに
福井メカの洗車教室「ラバッジョ」に
参加した。こちらは大変好評であった。


ただ、初乗りでは増えた体重にくるまされた。
今年の目標は体重を70KG以下に戻すことです。
  

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2016年12月18日

二つの真実

厳粛な気持ちでイベントと霜月まつりを終えて、仮眠をとりながらイタリアについた。
3日ほど、まともな布団で寝ていない状態で着いたイタリアはさすがにつらく、慣れるまで数日かかった。

現在合宿も佳境に入りチームは新しいトレーナーの元、生まれ変わろうとしています。

来年のNIPPO ヴィーニ ファンティーニに期待してください。

詳しい報告はさておき
11月の合宿の後にポンペイに行った話を書かせていただきたいと思います。

両親と叔母、弟の康司と行ってきたのですが、良かった。

自分は昔のことを思い巡られるのが結構好きで
江戸時代にタイムスリップできるなら、して東海道五十三次を歩きたい。
果たして、昔の川は汚れていたのだろうか?
人々の生活、笑い声…

沢山魚がいて、江戸でも川で遊べるほどきれいではなかったのかな?
なんて、想像するのが楽しい。

実際、汚れていたとしても
それを見てみたいと思うのである。

そして、今回行った2000年前の街が見れるポンペイ

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2000年目にここまでしっかりしたものを造っていたローマは素晴らしいと思う。

2000年後に今の地球上にある建物の何が残っているであろうか?

コロッセオぐらいかもしれない。

荷車の轍が残る石畳を歩きながら、このわだちができるほど重い荷車を押すことを強制された奴隷たちは
いかに大変であっただろうか?
意外とと新しい荷車の性能に感激しながら押していたかもしれないな?とか

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などと考えたり

新しい家が出来上がったときに新築の家に入ったときの家族がはしゃぐ様子や壁に残された壁画を描く
ローマ人の姿がまるで目に浮かぶほど
こういう壁画に触れます。

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2000年前にタイムスリップできるまちは一日あっても回りきれないほどでした。

ローマ観光の後のポンペイだったので疲れ果てた一行

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電気もガスもない暮らしであったが、彼らにとっては夢のような生活であり、何不自由ないと感じていたのではないでしょうか。

そして、2000年後の人間たちから見れば、我々の生活も「不自由極まりないもの」になっているか?
それとも、原始時代に逆戻りして、奴隷が荷車を押しているか?

むかし、シフトレバーで変速することになんの不自由も感じあなかったように…

言えることは

だらしがないものは、なにも生み出さない。
創意工夫して、人は多くの物を勝ち得てここまで来たこと。
そして、これからも創意工夫したものが生き残っていくこと。

そして、すべては「無」から生まれて「無」にかえること。

この二つのことを考えると毎晩よく眠れます。

最後にローマ人のユーモアか それとも真剣そのものか


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もう一つ
唯一がっかりしたものは
最後にどうしても見たいからと言って、帰りたがる皆を引き連れて行った
2000年前のパン

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ただの焦げたパンでした。  

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2016年11月28日

飯田上村にて康司講師の無料ローラー講習+温泉+霜月祭りに参加しませんか?

上村の中郷で12月3日に霜月まつりがあります。
お祭りのクライマックスは4日の早朝ですが、3日の14時から
康司コーチの3本ローラー無料レッスン
17時から神楽の湯で温泉に入り
夕食後 そのままお祭りに参加できるイベントを企画しました。
その日は上村の合宿所を開放しますので宿泊もできます。
もちろん、自分も行きますよ。
集合13時30分
場所 上村木工センター とちの木 駐車場

14時から16時 
康司コーチのローラー無料レッスン
用意するもの 自転車 自転車の乗れる格好
ローラーはこちらで用意しますが持ってこれる人は持ってきてください。(先着10名様まで 乗れない人も歓迎)
17時から 
車で12km離れた神楽の湯へ移動
19時 合宿所から100mの喫茶かみで食事
http://www.tohyamago.com/haku/kissa_kami/index.php
その後、お祭りに参加
http://tohyamago.com/simotuki/index.php
費用は実費 2000円ほど(お風呂代+夕食代)

申し込みは
allezallezbonnechance@hotmail.com
までメールで問い合わせてください。
締め切り
11月30日 17時

康司コーチの無料レッスン(参加・不参加)
神楽の湯 (参加・不参加) 入浴料金 ●大人/620円・小人/310円
宿泊(希望する・希望しない)
飯田駅、もしくは高速バス停(伊賀良)からの交通手段がない方はご相談ください。  

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2016年11月15日

PPAP

有名になりたい心というものは、誰もが少なからず持っていると思う。
ただ、それを表に出すか出さないか?

自分も自転車を始めるまでは、この世に名を残さずして死ねようかと考えていた。
学研の科学の懸賞でボールペンが当たった時は今なら虫眼鏡がいる程小さい自分の名前が載った雑誌を見せて友達に自慢したものだ。

自分がエースであるときは、ほかの選手も応援してくださいなどと
余裕ぶっておいて、逆にチームの中で自分よりも脚光がある選手が現れた時には少なからず、寂しい思いを感じるもの。

それを表に出すことの意味がないことに気づくのが遅かった。

自分は日本の中で強くなった時に、フランスでは自分の実力以上の選手が沢山いることでそして、その選手たちが自然体で生きていたことでバランスをとれてきたと思う。

先日、タイフーレイクが終わり、皆で簡単に乾杯をした。
その日の朝、ダニエルコッリは
「今日が俺の人生最後のレースになるかもしれない」と言いながらレースをスタートした。

今年、ツールドトルコ、ノルウェー、チンハイ、チャイナと彼と連戦してきて
自分の監督したレースの5勝のうち4勝は彼の功績が大きい。

康司の引退の時もそうであったが、自分の中で抑えきれないものが選手生命を吹き消すことはよくあるもの。
それを生き様ともいえるし、性ともいえる。

もちろん、皆に祝福されての引退が一番いいが、自分の生き様を曲げてまで生き延びるのも果たして幸せなのかと思うときがある。

最近はフェイスブックで人に見てもらうために馬鹿なことをする輩が増えてきて
また、それを肯定する風潮がある。

しかし、世の中でパイオニアになれる人数の数はごく一部で、残りはそのフォロワーに過ぎない。
PPAPなどを見ると世の中で成功するパターンは無限にある事を証明している。

「有名になること」を人生の最大目標に掲げるのは間違っていると思うが、有名でないと出来ないことも実際多いのが今の世の中である。
  

Posted by fugushima at 22:33Comments(0)

2016年11月12日

選手時代よりも大きい悔しさ

ツールドタイフーレイクが終わった、
今日の最終ステージはコースが思いのほかきつくて、石橋が逃げに乗って奮闘したが
先頭集団にグロスが残ったのみ。
そこから飛び出した4人にぎりぎり乗れずに、周囲のチームにつぶされて13位でゴール。
そこにもう一人いればグロスを勝たせることもできたかと思うと
ゴール後、厳しい顔をしていたと思う。

昨日、マレスコの両脇を2位3位で固めた時の悔しさもあった。

監督として、笑って許しているばかりではチームは勝つことはできない。
だからと言って、怒っているばかりでももちろんだめだ。
怒るのは、怒る必要があるときで
怒りに任せて怒るのとはちょっと違う。

感情的に面白くない時でも、怒る前にワンクッション置くようにしている。

弱いから仕方がない場合ではなく
勝てるチームを勝たせられなかったとき
どうしても、悔しさのあまり、それが顔に出る。

選手の時以上に悔しいのは
自分の体を動かすよりも
人の体を動かすことが難しいからであろう。
逆に自分の体では勝てなかったレースに勝つこともできる。

難しいところは
体だけではない。
心も動かさねばならない事だ。

厳しいプロの世界
勝ちたいモチベーションは高いし、やらなければならないことも
わかっている分アマチュア選手よりは動かしやすい。

その分、レベルが高いので求められるものも大きい訳だ。

今回、2勝を挙げることができたが、もっと出来たと思うから
今後その穴をどうやって埋めるかを課題にやっていこうと思う。

明日、日本に帰ります。  

Posted by fugushima at 23:58Comments(0)

2016年11月09日

マリーニ優勝

ツールドタイフーレイク 第4ステージでついにマリーニがステージ優勝を挙げた。
彼の優勝は心から喜べるもので、シーズン最後のアジアの辺境のレースであるが
昨年、7勝挙げたというマレスコ(サウスイースト)のスプリント連勝を阻止できたのも嬉しいことだ、

周囲の方から監督として祝福されるのも光栄なことであるが、自分は彼に連勝してもらうことが今回の課題だ。

どこのチームにも問題があると思うがうちのチームの問題点も多く。
それを解消しないと連勝はできない。

勝って兜の緒を締めよ、

自分を含めて、周囲にそうさせるのが自分の仕事だ。

まずは勝ててよかった!
明日、よい報告ができるようにします。  

Posted by fugushima at 22:13Comments(0)

2016年11月08日

フィリピンの大統領はおもしろい

初日のタイムトライアルはスタキオッティーが4位。
第一ステージは宿敵マレスコ(サウスイースト)に敗れて マリーニ2位。
本日第2ステージは宿敵マレスコに敗れて3位と優勝はありませんが毎日ポディウムに上がっています。

昨年の北海道総合優勝したスタキオッティーはツールドチャイナ総合2位になりながらも、現在来期の契約が取れていません。
チンハイレイクポイント賞のコッリも来期のチームは決まらぬまま。
(とってくれるチームがありましたら紹介よろしくお願いします)
日本人は人材不足で、彼らの足元にも及ばぬ選手が安泰ですが、外海の選手は強いまま引退していく選手も多い。なんとも、いたたまれない気持ちです。

そんなメンバーを引き連れてレースをしているのですが、なかなか楽しくやっております。

中国、皆さんいろいろご意見がおありとは存じますが、自分は好きになってきました。

もちろん、不合理なことも多く、車の運転など信じられないことも多い国ではありますが
人はいたってきまじめです。

同じ漢字を使う民族として、親近感を覚えますし、若い人と話すとそろって歴史よりも
未来のほうが大切だといいます。

こういった、意識は日本の若者よりもしっかりしているといえると思います。
メディアを中心に中国のことを悪く言うキャンペーンは多く
日本人と中国人の温かい触れ合いをあまり取り上げないのはお互いさまといえるのではないでしょうか?

日本と韓国と中国の仲が悪くて、得をしているのは欧米です。
日本にはさて、どんなメリットがあるのかというと…

これだけ多くの中国人が日本を訪れて働いて、日本語を勉強してくれているこんにち
われわれも、中国語を勉強しようではないでしょうか!  

Posted by fugushima at 00:19Comments(0)

2016年10月30日

バックグラウンド作業

先週のジャパンカップでは応援ありがとうございました。
今年、いや 監督として初めて応援していただきました。
余裕があるときは応えさせていただきましたがあの大観衆の中
よそ見をしながら運転できるほど熟練しておりませんでした。
しかし、声援はしっかり届きましたし、嬉しかったです。
ありがとうございました。

2周回ごとにゲストを乗せ換えながらの運転。
監督という仕事は、同時に多くのことをしながらいけないものです。
考えてみれば、自転車ロード競技という種目自体
自転車を操作しながら、考え、排せつして、補給を取り、補給を配り、無線を聞、メーターからも情報を見て、と
ほかのスポーツよりもバックグラウンド作業が多いものではあります。

そして、自分もNIPPO VINI FANTINIの監督をしながら
ボンシャンスの代表をして、連盟の仕事(少しながら)もやっている傍ら父親をして…

もちろん、それより多くのことを掛け持ちしている人も多く
不倫をしている人が短命に終わるという話も妙にうなずけます。

話が突然それました。

ジャパンカップはダミアーノ 一本で!という作戦で皆様にお話しした手前
残り2周でダミアーノが遅れたときは、アチャー!と頭を抱えたくなりました。

残る二人、デネグリとフィロージに託したのですがふがいない結果に終わり
レース後は苦虫を噛み潰したような顔をしていたかもしれません。

今回、ダミアーノという素晴らしい選手の監督をさせてもらう機会を与えていただき
結果が出なかったのは残念ですがダミアーノとの距離は近くなりました。

自分もイタリア語で細かい指示を出せないので英語でやっているのですが、ダミアーノにはイタリア語を話していました。
ゴール後、ダミアーノが必死に英語で自分に話しかけてきたときに、やはりイタリア語をしっかり勉強しなくてはいけないなと痛感したと同時に、やはり選手と監督というものは信頼関係によってお互い歩み寄れるものであると感じました。

惨敗のレースでしたが、悔やんでいる暇はありません。
来週から、ツールドタイフーレイク(中国 UCI2−1、11月5日から12日) に行ってきます。
今年最後のレース。
チームを変わるメンバー、残るメンバー
混在したレースですが今年を締めくくるいいレースにしたいと思っております。
  

Posted by fugushima at 14:24Comments(2)