2018年04月24日

魔女の一撃

ツールドクロアチアを終えて、今はボローニャに来ている。
クロアチアではグロスのステージ1勝とポイント賞獲得といい結果で終えることができた。
ブリヂストンチームにいた時以来、久々に訪れたが相変わらず美しい景色に圧倒された日々であった。

チケットの関係で大会の5日前にザグレブにむけて飛んだのだが出発の当日、靴下をはこうとしたときに腰に激痛が走った。
やばいかもという予感は的中。
飛行機が飛ぶころにはまともに歩けなくなり、老いた両親に空港まで送ってもらい荷物を運んでもらう始末。

乗り換え地のドバイでも50歩ごとに、腰がびくつく状態。

レースの2日前にチームに合流したときに、ましになってきてレースと当日に車を運転できる状態に戻った。

ザグレブのホテルにいる間は、顔を洗おうとしても前に顔を出せないので片手で体を支えて、片手で顔を洗う。経験者の方はよくお分かりかと思うが、実際 ネットで調べて3日で峠を越すといわれても
実は俺はヘルニアではないかとか、いろいろ考えてしまう。

おかげでザグレブ空港わきのホテルでの2日間は200m離れた商店に50mごろに軽い痙攣を起こしながら買い物に行くのが日課でゆっくり回復することができた。

不思議なもので3日目には回復してきてレースが終わるころには完治した。
発症するまで腸腰筋やらハムストリングの張りは感じていた。
やはり、体のケアは大切だと感じた3日間でした。
  

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2018年04月17日

フランス式コーチングセミナー第2弾のお知らせ

5月1,2日東京、4日5日大阪でフランス式コーチングセミナーをフランスのコーチエデュケーターアントワンフランソワさんを招いて開催します。
フランスは一時期低迷しておりましたが、最近盛り返してきました。
成人後にプロのレースで活躍できるためにプログラムされた、段階的な育成システムと
地方大会からナショナルチームまで選手のタレントに目を光らせるセレクショナーがいるなど
しっかりしたシステムができているからです。

多くの優秀な選手を輩出するには、インターハイチャンピオンではなく、世界チャンピオンの育成を目的とする育成方法を理解した各カテゴリー指導者の数が必要です。

幸也の出現は偶然が重なってできた奇跡でしたが、それを必然的なものにする準備を今から始めませんか?
両セミナーともまだ空きがあります。
ゴールデンウィークの真っただ中ではありますが、熱い思いを持ったあなたの参加を心待ちにしております。
申し込み 詳細は
https://bonnechance.jp/seminar/
まで

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2018年03月10日

ふと思いついたこと

世の中には他人の立場に立ってものを見れる人間と自分の立場でしかものを考えられない人間の2種類の人間がある。
と思ってかき始めたが、もうひとタイプあることに今気が付いた。
それは、他人の立場でしかものを考えられない人間。
これは神様か仙人かといったところか?

他人の立場に立ってものを考えるとしてもいい方向と悪い方向がある。
他人を思いやる方向ならよいが、他人の立場に立って考えてそこの弱みに付け込むとなれば、これは神様でも仙人でもない。
しかし、そういう人間に限ってさぞかし、様や仙人の顔をひけらかしているのが今の世の中だ。
  

Posted by fugushima at 15:38Comments(0)

2018年02月03日

3月2日3日 飯田でコーチングセミナーを開催します。

スペインは桜も咲く容器であると思いきや、今日は冷たい雨に風が吹き荒れて
ブエルタバレンシアナもチームタイムトライアル総合に関係ないという条件のもとバルベルデ選手がリードを守っております。

自分はレースに参加しない日本人選手4人とグロス選手のサポートでカルペに残っていますが
今日は第3ステージカルペゴールということで急遽駆り出されました。
初戦から170人のエントリーのレースは位置取りも激しく。順調に仕上げてきている選手ですが
厳しいです。そんな中ステージ12位に成績は悪くないと思います。

そんなことをしながら、日本では弟の康司に間に入ってもらい
「(おそらく)日本初のフランス人コーチによるコーチングセミナー」を企画しました。
講師はフランスピカルディ地方(今は北フランス地方になりましたが)でコーチ指導資格を持つ
アントワン フランソワさん
通訳にはフランスで指導資格を取得した経験を持つ小島裕樹さんにやっていただけることになりました。
優秀な選手の数が強い国を作るわけではない。優秀なコーチの数が多い国が強い国になる。
選手を育てるにはまずコーチを育てる必要がある。
そのためにはコーチを教える人とその教科書が必要になります。
今回はのテーマは
「小学生から中学生をいかにバーンアウトさせることなく18歳以降にピークを持ってくるか?」
です。フランスのコーチ研修を受けて感じたことは、コーチの先生も教科書どおりではなく
「基本を踏まえたうえで、自分で考えて、工夫して教えることを…」
あとは教室でお話ししましょう!

多数のご参加をお待ちしております。
シクロワイアードの記事は
https://www.cyclowired.jp/news/node/255447

自分のフランス研修の報告書は以下のリンクです。
https://www.joc.or.jp/training/foreign_trainee/report2015/report_h27.pdf

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Posted by fugushima at 07:59Comments(0)

2018年01月27日

人生は蟹の穴掘り

多忙と暇

今はスペインの合宿中だ。
先日、イタリアでチームプレゼンテーションをすまし、翌日 ペスカーラから、ベルガモ経由でスペインのヴァレンシア空港に入り合宿が始まった。
そうかと思ったら、3日後に自分はヴァレンシアからボローニャにとび、イタリアの監督の資格を取りに行き。
1日で終わってから(無事資格を取ることができました)その夜にベルガモからまたヴァレンシアへ。朝の1時に合宿先のカルペの宿に入り、その翌日から今日まで毎日選手の練習にチームカーでほかの監督と帯同して、終わったら今期のレースの準備の日々。
 非常に充実した日々の中にも家族に電話をかける時間、ランニングをする時間を設けて体重も落ちてきました。

 今日は少し早めに部屋に戻れたので、トイレで思いついたことを書いてみます。
 こういった多忙な日々は、余計なことを考える暇さえ与えてくれません。
 とはいっても、自分はまだ余裕がある方でマンゾーニ監督は日々のプログラムと練習コース、年間プログラム、レースの下調べ、選手のコンディション。選手スタッフの送り迎えのプログラム、配車など仕事が集中していたので、食事と夜の散歩の時間以外は常に頭がいっぱいで今自分が書いているような余計なことをする時間はなさそうです。

ただ、自分はこのように多忙な日々の中にもふと海辺にいって波打ち際で波を見ているうちに小さな生き物の生活を垣間見るといった時間を大切にしたい。
しかし、アリカンテの海というのは非常に長くてきれいなビーチであるのですが閑散期で人がいないのはいいとして、砂浜に生き物すら見当たらない。釣り人も全然釣れていない。これはヨーロッパ全体に言えるのですが非常に無機質な感じがする海なのです。

そんな海を眺めながら(この浜辺に見当たらない)蟹は毎日潮が満ちたら埋まってしまう穴を掘るのに忙しいですが、生きていることにも何の疑問もなければ、生き甲斐なんて全く関係がないわけで、ある意味非常に理想的に見えます。
迷いがない事は美しい。しかし、人間、余計なことを考えるから人間らしいともいえる。蟹も意外とふと波打ち際で潮が満ちたら埋まってしまうアジトを丁寧に作りながら、自分がやっていることの意味なんて考えることがあるのでしょうか?
ただし、人間もスパンは違えどやっていることはさして変わらない気もする。
などと、暇がありすぎると余計なことばかり考えて、そういうのは精神衛生上良くないのですが、この忙中閑あり。この時間でこれからもまたしょうもないブログを書いてみようと思った次第です。

  

Posted by fugushima at 06:53Comments(0)

2018年01月24日

2018年もすでに23日

長らく更新していなくてすいません。
監督も今年を3年目を迎えております。
監督をする傍ら、ボンシャンスの代表も務める自分ですが
チームの活動資金を集めるのはどのチームと大変です。

資本主義である以上、お金が世の中を動かすシステムは仕方がないのですが
お金が全て、ではないものを大切にすることでバランスが取れるのではないかと思う昨今です。

とはいえ、人類の今の繁栄は資本主義の力があってのものだというのも事実。

先日、ふと思いついたことを書いてみようと思います。

というのは

人間 大繁殖しすぎではないかということ。

今の人間の一人勝ちぶりは地球上で明らかにバランスを欠いている気がします。

そして、世界からほかの生き物の数が減っているのではないかということ。
焼き畑 環境汚染 抗菌。

たくさんの種類のものを食べることが人間の健康にとって大事なように
地球上にも、多くの種類の生物が生きることが地球のバランスにとってもいい。

だからと言って、
トキのように滅びゆく生き物を無理やり保護するのもそれも不自然な気がするのです。

外来種の魚が繁殖して日本の生態系が崩れているので、駆除したりしていますが
彼らが繁殖したもの、人間のようにフィットしたから繁殖しているわけで
この流れはやはり止められない。

こういった、生物の繁栄と衰退は地球的規模で言えば、人間のコントロールできないところにある気のではないか?

チームカーに乗り選手のお尻を5時間ながめながら ふとそういったことが思い浮かびました。
年始のブログには似つかわしくありませんがこれを年始のあいさつに代えさせていただきます。  

Posted by fugushima at 02:33Comments(2)

2017年10月15日

捧げた人生

高木秀彰さんが亡くなったと聞いたときは愕然とした。
自分の現役時代を撮り続けていただいた。
国内のあらゆるロードレースに足を運んで記事にしてくれる
非常に貴重な存在であった。
ボンシャンスで勝った2011年宮田ロード。
2009年 ツールド北海道 崇史のジャージを皆で守っているときの写真などは今でも家に飾らせていただいております。
記事に関しても熱がこもっていました。
国内のロードレースに捧げられた人生といっても過言ではないのでしょうか?
いえ、高木さんの人生にロードレースが捧げられたのかな?
このように突然、別れというものはやってくる。

ご冥福をお祈り申し上げます。
そして、ありがとうございました。



  

Posted by fugushima at 23:11Comments(0)

2017年09月24日

チャイナ最終日

今日は12時スタートなのでウィリエールのルカシント監督、ノヴォのリオネル監督、あと福井メカと朝のランニングに行った。
今回、ランニングシューズを新調してきたのだが走るのはこの18日間で2日目。
途中で何度も折り返そうかと思ったが40分最後まで走り切り爽快な汗をかかせていただいた。
やはり、ひとりで走るよりも皆で走った方が頑張れるものだ。
走り終わってから、リオネルが言った。
彼とは2002年、彼がクレジットアグリコールの監督だったころからの付き合いだ。
「お前はいつもアタックばかりしていたな。今はお前のような選手はいない」
そうだ。
俺のような選手もいないし、俺が走っていたような走り方を俺は選手に指導していない。
力を有効に使って勝つ方法を毎日指示している。
しかし、自分たちは人よりも体力を使って、それで勝ちに行っていた。
「馬鹿だとか、クレイジー」という賞賛の言葉をもらいながら

アマチュアのころからずる賢く買っていた選手は大成しない。
自分はフランスのアマチュアの時は、登りの下から莫大なギヤでアタックして、頂上付近で後ろの選手がアタックするのを待って、それについて行って逃げに乗ったものだ。

もちろん、プロの世界では違う走り方が求められるが

康司コーチはこのような走りを若い選手に求めている。
できる選手は限られている。
ただ、やはりそれができないと大成しないのも事実で、今の若い選手にはそういった後先考えない走りも求めたい。

今日のランニングで明日筋肉痛間違いなし。。。
では、最終日 行ってきます。  

Posted by fugushima at 10:12Comments(0)

2017年09月18日

チャイナ1終了

5ステージ 移動日3日 移動距離は3000kmを超えるツールドチャイナ1を終え今日は休養日という名の550km移動日です。
相変わらず、快適な中国の高速を走っております。
モンゴル近くから始まったツアーオブチャイナ。
車でここまで移動してきたことに妙な達成感さえ覚えます。
モンゴルの近くはあまり美人が少なかったけど、美人といえる人も増えてきました。

四川省を抜けて貴州からもうすぐ湖南省に入ります。
よくわかりませんが、白い日本の蔵造のような建物が多かったのがこの地域は木造の茶色い色が目立つようになってきました。
このような地域性にも注目すると、この移動もなかなか楽しいものです。

イタリア人たちは戻れる日を指折り数えていますが…

レースのレポートはチームのホームページをご覧ください。

  

Posted by fugushima at 13:30Comments(0)

2017年09月17日

中国は奥が深い

昨日は700kmの移動日
レースであることを考えなければ、中国の大きさを肌で感じられるこのツアーは素晴らしい。
それにしても、この中国の交通網の発展ぶりは素晴らしい。
この広大な土地をきれいな高速が時には3車線で張り巡らされている。そして、高速鉄道も拡張中だ。
そして、たくさんの人が興味津々に、ほとんどなにが行われているかも理解せずに道端に立ってスマホ片手にレースを見守っている。
中国の国民に自転車レースが何たるかを理解させるには相当な時間がかかると思われるが、それはアジアのどの国も(日本も含めて)状況は大して変わらないであろう。

仕事の合間に活気のある市場などを散策するのは、自分の楽しみである。
喧噪、クラクション、煙、動物、麻雀、ゴキブリ…
全てが活気にあふれている。

その中を言葉も何もわからぬ自分があたかも現地人のようなふりをして歩いているのは、レースを知らぬ人がスマホを抱えて道端で立っているのとさして変わらない。

中国人どうしても、言葉が通じないこの国だから、言葉がわからなくても、なんだか話しているうちに通じてしまうのである。

中国も楽しいところですよ!  

Posted by fugushima at 18:08Comments(0)

2017年09月16日

とりあえず更新

監督になってからというものめっきり更新が減ってしまってすいません。
立場というものは、人の口を慎重にさせるものなのかもしれません。
それでも、好きなことを言って失言する政治家には、尊敬の念すら覚えます。
言葉が足りませんでした。
失言を言って、なお続けられる人のことで、失言で失脚する人は思慮が足りなかったのではないかと言わざるを得ません。
家庭の中しかり…  

Posted by fugushima at 13:21Comments(1)

2017年06月18日

これでも上達した方なんです。

今の仕事について一レースも欠かさずやり続けていることは、選手のステムに距離表示を書いて張る単純作業である。
ささやかな仕事であるが選手には喜んでもらっている。
しかし、第1作目はひどいものであった。
字が汚い。バランスが悪い。見にくい。統一されていない。
書くときに心が落ち着いていないとそれが字に現れる。ゆっくり書けばいいというものでもない。手際が大切である。
簡単なものであるが、おろそかにはできない。
最初は紙に書いてセロハンテープで貼っていたが、日本製の白いビニールテープにマッキーで書くのが雨にも強いしベストであるという結論に至った。
まな板代わりのファイルの上にビニールテープを少し伸ばし気味に貼り、書き終わった後にナイフで切ると切り口に隙間ができてはがしやすくなる。
さらにわかりやすさを追求するために、10色のマッキーペンをアマゾンで注文している。
日本に戻るのが楽しみだ(もちろん、それだけではなく家族に会えるのが一番お楽しみではあるが、これはわざわざ書くまでもないと思っただけである)。
ただ、カラーバージョンの試作はしてみるも、それほど 多用はしないであろうと思う。
なぜなら、仕事はこれだけではないからだ。
ただ、どんな仕事でも改良する努力は必要であるし、同時に切り捨てることも必要である。


全く話は変わるが、最近感じることは 人間というものは忍耐が必要であるが、皆 多かれ少なかれどうしても我慢できない部分というものを持っているものである。
それがその人の性(さが)というものであろう。
その性によって、成功する人もいれば 奈落の底に落ちる人間もいる。
それは、その性が今の世の中にマッチするかどうか?
それだけの違いであるような気がする。
強い性の持ち主は世の中すら自分にマッチさせることができるであろう。
そのためには、仕事の「質」が問わあれるのが人間の世界である。



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Posted by fugushima at 01:41Comments(0)

2017年06月01日

監督の仕事

ヴァン アベルマートが2位に入ったツールドルクセンブルクの初日のタイムトライアル。
全部の選手についたがチームの今日のチーム隊列は後ろから2番目である。
ツールドベルギーと比べるとワールドツアーチームがBMCだけと少ないレースであるがタイムトライアルになるとなかなか厳しい。
昨日のレースが遅かっただけに今日のスタートもゆっくりなのでレースの下ごしらえをした後にこうやってパソコンに向かう余裕もある。
先日、ダンケルクの第3ステージで隣の乗った自分の師匠であるフランク モレールがコースの詳細を常に見ながら
「petit detail ca fait victore.」といった。
小さい詳細のなかに勝利のカギがある という話であるが
コースマップに距離や風向きを書き込みながら、そして選手のステムに貼る重要ポイントの距離を書きながら頭に叩き込む。
監督の仕事は把握する事にもある。
大体のレースは同じであるが、細かいところに違いが隠されているからルールブックもすべて目を通す。
つくづく、経験がものをいうう仕事だと思う。
第2監督という立場は第一監督と比べて気楽であることは確かであるが、準備は第一監督同様にやっていく必要がある。そして、確認作業をしながら進めていくのだ。
そして、ネットも大きな力になる。
スタート地点までの時間の計算、天候、風向き…自転車選手はネットをかなり使うからホテルの回線がダウンすることもある。そういったときに独自のネットへの接続手段を持つのも大切だ。IMG_9739
さて、そろそろ行ってきます。
  

Posted by fugushima at 17:45Comments(0)

2017年04月24日

中庸の精神

小学生の同級生と昔の話をしていて思い出した話がある。
子供のころに岩手の水沢で飼っていた犬「ちゃくろ」は、自分が地面の上に倒れると飛んできて口をベロベロなめに来た。口を開けるとどんどん、鼻を口の中に突っ込んできて大変なことになる。
僕は小学生のころから犬と激しいディープキスをしていたことになる。
犬は知っての通り、ほかの犬が残した排泄物を鼻で突くように嗅ぎながら散歩をするから、考えてみれば汚い話である。

抗菌グッツがあふれている現代、果たして人の病気は減ったのであろうか?むしろ、あらゆるウィルスが増えて人は除菌するばかり。

人は生きている間に2トンの泥を吸うという話をタイの友人に聞いたことがある。選手はレース中に地面を流れている泥水を飲みながらレースを走る。昔、腹を壊した原因も時にはそれが元であったかもしれない。

今はボトルの回し飲みはご法度になって、NIPPO ヴィーニ ファンティーニでもボトルの回し飲みはもちろん、レースで使ったボトルは再利用すらしない。

サイトロメガウィルスや単核球症などの感染病で長期的に体調を崩すを壊す選手が多い昨今であるが、おそらくこういった病気も原因不明の不調として片付けられてきていたと推測される。

と同時にせめて子供のころは、あまり抗菌抗菌と言わずに多くの菌と接して、免疫の幅を増やしておいた方が将来的に強い子供に育つかもしれない。

この論法で言うと、うがい手洗いは厳禁だな。(よい子はまねをしないように)

  

Posted by fugushima at 15:27Comments(2)

2017年04月02日

ほっとなる瞬間

今はツールドタイ。カテゴリーが上がったとはいえ、なかなかタイらしいオーガナイズですが、中川さんが連れてきてくれたレオ君、トミーが紹介してくれたチャムナーマッサーの助けを借りながらなんとか乗り越えております。
細かいレースの話はチームのホームページを見てくださればわかると思うので割愛させていただきます。
久々のタイ。
韓国、モンゴル、マレーシア、ベトナム、台湾 そしてタイ。
フィリピンなどの旧知の友人と毎日顔を合わせながら楽しくやっております。
やはり、タイは自分にとって第2の故郷ですね。

今日、スタート前にトイレに行きたくなって薬局でトイレありますかとタイ語で聞くと家のトイレを貸してくれた。
歯ブラシなども置いてあり、普通のトイレ。
人によっては、汚いと敬遠する人もいるかもしれないが ヨーロッパでは知らない他人を家に入れるなんて、なかなか考えられないこと。
もちろん、タイ語でありがとうと言って世間話をして帰ってきたが、アジアではこういう人情を直に感じることができる。
もちろん、そうでないこともあるし。
親切さを逆手にとって悪いことをする人もいるかもしれない。
ただ、自分はこういった親切さをどこでも感じられるのがアジアのいいところであるし、楽しいところでもある。
レース中なので、こういった人との触れ合いも風景とともに遠い記憶の中に沈んでいくのであるがレースのストレスの多い中、ふとアジアを感じる時間が自分の心を洗濯してくれる。

レースは台湾、タイと落車が多く。心を痛めながらも前に進んでいく日々です。
未だに勝利は挙げられていないが、常に勝利に必要なことを模索しながら進む日々です。いい報告ができるように…  

Posted by fugushima at 19:04Comments(0)

2017年01月17日

経験ごはん

昔レースを勝ったのはいい思い出として、自分の中に残っている。
負けたレースも同様で、勝った負けたは特にこの際あまり問題になっていない。

それは、子供のころから今まで食べてきた食物のように自分の細胞の一つをいまでも構成していると
信じたい。

と同時に、人は常に食べ続けていかないといけないのと同様に経験を積み続けなくてはならないと思う。

一生分生きていくお金を稼げるほど、勝った選手は、果たして経験を積まなくても生きていけるのかというと
そうでもないようだ。

経験を積まない生活というのは案外つまらないもので、人は常に経験を求めていて
自分の体でそれがかなわない場合は人の体を使ってでも経験を求めている。

自転車競技における成功とというものはとっても、リーズナブルで
その上に胡坐をかき続けられるほど、頑強なものではない。
それはまるで、こぎ続けないと止まってしまう自転車のようだ。
上に上るのはそれなりにこぎ続けないといけないし
下っていくのに力はいらない。
下りも追い風のくだりもあれば、向かい風の下りもある。
どうせ下るなら、ハイブリッドのように下りながら次ののぼりを上る準備をしたいものだ。

必死に勝ったレースのことすら、今ではすっかり忘れていたりする。

何が忘れさせるかといえば、それはさらに大きな目標であり、その目標がクリアされた時点で
昔の成功は砂浜の上に描いた絵のように忘れ去られていく。

しかし、それは血となり肉となり完全になくなるものでもない。
プロとして、居続けるために必要なのは実力だけではない。
向上心、正確さ、自分の実力を正確に把握して有効に使う力、クリーンさ、誠実さ、ネリハリ、実力を維持する力、周りへの気遣い、責任感、計画性などだが、特に自分があげるならMODISTEさだろうか?
日本語に直すと「控えめな」という意味であるが、あえて言うなら「適度な控えめさ」といったものであろうか?
外国でやっていくためには「控えめ」だけでは生きていけないからだ。

心の安定性というのも大きな要素であるが、時には心の不安定さを逆に利用して成績に結び付けることができる。
プロフェッショナリズムとは非情に奥が深く、これといった正解はいまだに見つけられないが
勝ちつづける為に自分をコントロールする能力といったものか?

  

Posted by fugushima at 05:53Comments(0)

2017年01月10日

今夜の落としどころ

夜更けに少々難しい話を思いついたので

資本主義とはお金が正義である。
お金を稼ぐことが第一であり、そのために人は必死になって働く。
社会主義や共産主義に資本主義が勝ったのは、人間の性質から自然の流れといえるだろう。

しかし、お金も大事だが全てではない。
世の中に完璧なシステムというものは存在しないのと同じで
どのシステムにも弱点がある。

資本主義の弱点は、強者がどんどん強くなっていくことだ。

数字がすべてのつまらない世の中

スーパーや企業がどんどん大きくなって、小規模なものを淘汰していく。

ヨーロッパでも格差はどんどん進んでいる。

本来社会のシステムが弱者を守るべきであるが…

資本主義の行く末には何があるのであろうか?

今、ミャンマーなど最後の秘境とか言って、こぞって集まっているが
裕福な生活に憧れさせて、開発して、それは果たして正しい道なのであろうか?

もちろん、病気の人を助けることは大切で、自分だって死にたくはないが
例えば、世界のすべての人間が不老不死の力を手に入れたとしたら、それは大問題である。

人間だけではなく、動物から植物まで生には終わりが必要なのだ。

資本主義の話をしているのに、全く違う話になってしまった。

物の消耗を加速させる資本主義の行く先にはろくなものが待っていない気がする。

自転車競技はスピードを争う競技である。
効率よく多くのエネルギーを使いながら争う。

まれにラッキーもあるが、しっかり準備したものが優勝する。
トレーニングプログラムやチームの運営
特に、アピールの仕方などはここ数年で飛躍的な進歩を遂げた。
それでも、解散するチームが後を絶たず。
昔ほど、レースを見に来る人が集まらないのは、テレビやコンピューターの前に座れば世界中の
スポーツを特等席で見れるからという理由もあるだろう。

(見に行きにくい僻地でやる日本のレースは仕方ないが…)

そして、強いチームがお金に任せて選手をかき集め、レースを支配してミラクルが起こる可能性を摘んでいく。

それでも。やはりどこかに穴があるから、そこからこぼれた駒が奇跡を起こして人々の心に残るのだ。

面白さと資本主義は対極にあるというのが今夜の落としどころです。
                                      PPAP  

Posted by fugushima at 09:18Comments(0)

2017年01月06日

ドバイにて

最近、飛行機に乗っている時間が苦ではなくなった。
むしろ、小さい空間に押し込められていることに喜びを感じると言ったら
ついにおかしくなったかと思われるかもしれないが

大阪からドバイまでの機内で「乱」という1985年の映画を見た。
非情な世の中の話をとめも面白く見ることができた。

正直、後半見れていなかったので、フライトが少し短すぎると思えたぐらいだ。

そして、降り立ったドバイの地

華やかなライトの夜明けの空港に大きな機体が滑り込んだ。

なんども、訪れているが一度も外に出たことはない。

いちど、砂漠の中をまっすぐと歩いていきたいと思っている。

まるで、乱 に出てくる大殿のように…

到着地ローマは雪のようです。

7日のチーム発表会の地ペスカーラへの山岳をバスは超えられるか…


  

Posted by fugushima at 13:00Comments(0)

2017年01月03日

謹賀新年

やはり、年越しは日本に限る。
今まで多くの国で年を越してきたが、日本人はやはり厳粛な気分で年を越したいもの。
今年は、こうじ家族とともに実家でカルタなどに興じながら紅白をバックに年を越した。

イタリアから帰国後は連盟主導のタレント発掘ハブ合宿に参加。
風邪を何とか抑えながら、帰路に就いた。

この合宿今年初めての試みであるが、非常に有意義だと感じる反面
ちゃんとしないといけないというジレンマを感じる。

なぜなら、ここでちゃんとシステムを作れるか作れないかが
今後 東京オリンピック後の日本の行く先を決めるといっても過言ではない。

今日はバイシクルかごしまさんの新年ライドに参加させていただいたのちに
福井メカの洗車教室「ラバッジョ」に
参加した。こちらは大変好評であった。


ただ、初乗りでは増えた体重にくるまされた。
今年の目標は体重を70KG以下に戻すことです。
  

Posted by fugushima at 01:06Comments(1)

2016年12月18日

二つの真実

厳粛な気持ちでイベントと霜月まつりを終えて、仮眠をとりながらイタリアについた。
3日ほど、まともな布団で寝ていない状態で着いたイタリアはさすがにつらく、慣れるまで数日かかった。

現在合宿も佳境に入りチームは新しいトレーナーの元、生まれ変わろうとしています。

来年のNIPPO ヴィーニ ファンティーニに期待してください。

詳しい報告はさておき
11月の合宿の後にポンペイに行った話を書かせていただきたいと思います。

両親と叔母、弟の康司と行ってきたのですが、良かった。

自分は昔のことを思い巡られるのが結構好きで
江戸時代にタイムスリップできるなら、して東海道五十三次を歩きたい。
果たして、昔の川は汚れていたのだろうか?
人々の生活、笑い声…

沢山魚がいて、江戸でも川で遊べるほどきれいではなかったのかな?
なんて、想像するのが楽しい。

実際、汚れていたとしても
それを見てみたいと思うのである。

そして、今回行った2000年前の街が見れるポンペイ

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2000年目にここまでしっかりしたものを造っていたローマは素晴らしいと思う。

2000年後に今の地球上にある建物の何が残っているであろうか?

コロッセオぐらいかもしれない。

荷車の轍が残る石畳を歩きながら、このわだちができるほど重い荷車を押すことを強制された奴隷たちは
いかに大変であっただろうか?
意外とと新しい荷車の性能に感激しながら押していたかもしれないな?とか

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などと考えたり

新しい家が出来上がったときに新築の家に入ったときの家族がはしゃぐ様子や壁に残された壁画を描く
ローマ人の姿がまるで目に浮かぶほど
こういう壁画に触れます。

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2000年前にタイムスリップできるまちは一日あっても回りきれないほどでした。

ローマ観光の後のポンペイだったので疲れ果てた一行

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電気もガスもない暮らしであったが、彼らにとっては夢のような生活であり、何不自由ないと感じていたのではないでしょうか。

そして、2000年後の人間たちから見れば、我々の生活も「不自由極まりないもの」になっているか?
それとも、原始時代に逆戻りして、奴隷が荷車を押しているか?

むかし、シフトレバーで変速することになんの不自由も感じあなかったように…

言えることは

だらしがないものは、なにも生み出さない。
創意工夫して、人は多くの物を勝ち得てここまで来たこと。
そして、これからも創意工夫したものが生き残っていくこと。

そして、すべては「無」から生まれて「無」にかえること。

この二つのことを考えると毎晩よく眠れます。

最後にローマ人のユーモアか それとも真剣そのものか


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もう一つ
唯一がっかりしたものは
最後にどうしても見たいからと言って、帰りたがる皆を引き連れて行った
2000年前のパン

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ただの焦げたパンでした。  

Posted by fugushima at 06:36Comments(0)