音楽感想文

主にジャズの感想

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Teddy Charles 『3 for Duke』(ストリーミング配信)

Label:Jubilee
Release:1957

Teddy Charles (vib), Oscar Pettiford (b), Hall Overton (p)

①Main Stem ②Do Nothing 'Till You Hear from Me ③Sophisticated Lady ④Don't Get Around Much Anymore ⑤Sherman Shuffle ⑥The Mooche

ヴィヴラフォンのTeddy Charles は、
1950年代当時としては実験的なサウンドを
盛り込んだアルバムを何枚か発表しているが

Duke Ellington への敬意をそのまま表したような
このアルバムでは、そういう実験臭は微塵もない
ただただ誠実で、くつろげる温和なジャズである

Ellington の前に出ると、Teddy Charles だけでなく
Oscar Pettiford や Thelonious Monk、Charles Mingus といった
クセのある猛者連も、子供のように素直になる
(こうして名前を並べると、武闘派のシンパに囲まれていたともいえる)

ピアノのHall Overton という人は馴染みがないが
クラシックとジャズを掛け持ちした作曲家らしい
Monk とのコラボ作もあり(だからDuke Ellington なのか)
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他には、Jimmy Raney とも共演しているようで、また聴いてみよう

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BSで放送されていた、映画『アルフィー』を鑑賞

『アルフィー』といえば、ジャズファンとしては
やはり、Sonny Rollins の音楽
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ワンコが走ってくるオープニングシーンで、有名なテーマ曲
「橋」のシーンでRollins というのがニクイ

Rollins の音楽は、映画ではそれほど頻繁に流れない
シーンの要所を締める形で、さりげなく聞こえてくる
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音楽はさりげなく流れるが、
Rollins のクレジットは最後にデッカク出る
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お洒落!

サントラ盤は、Oliver Nelson 指揮で豪華なメンバー
Sonny Rollins と Kenny Burrell の共演というのは
意外とあまり無いような?

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Sonny Rollins 『Alfie』

Label:Impulse
Rec:January 26, 1966

Sonny Rollins (ts), J.J. Johnson (tb ①②), Jimmy Cleveland (tb ③-⑥), Phil Woods (as), Bob Ashton (ts), Danny Bank (bs), Roger Kellaway (p), Kenny Burrell (g), Walter Booker (b), Frankie Dunlop (ds), Oliver Nelson (arr, cond)

①Alfie's Theme ②He's Younger Than You Are ③Street Runner with Child ④Transition Theme (for Minor Blues or Little Malcolm Loves His Dad) ⑤On Impulse ⑥Alfie's Theme

映画で流れる音楽は、撮影地のイギリスで録音されたものらしく、
サントラ盤とはまたメンバーが一部異なるらしい

たとえば、サントラ盤のこの曲


映画になると(3分30秒あたりから)、
ギターがKenny Burrell というより、Jim Hall っぽい響き


サントラ盤はトータルで33分と短いものの
完全にジャズアルバムとして聴ける完成度
Walter Booker のぶっといベースも心強い

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新宿での買い物を1時半頃に切り上げ、
御茶ノ水のディスクユニオンへ

こちらも、CDの量は以前からあまり変わっていない
(特価品を入れた段ボール箱は無くなっている)
特に日本人ジャズの中古CDが豊富な印象

Tommy Flanagan のソロ・ピアノ(DENON)は
以前同じものを買ったような・・・気がしてならなかったが
そう思い出すと、かえって買わずにはおられない性

3時半に買い物を終え、喫茶店で一息ついた後
5時前の新幹線で帰阪、8時過ぎに帰宅
LPとCDを持ち続けたので翌朝は筋肉痛、これも久しぶりである

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Tommy Flanagan & Kenny Barron / Together LP 880円

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Tommy Flanagan / Alone Too Long LP 680円

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高橋達也と東京ユニオン / The City LP 480円

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Martial Solal & Niels Henning Orsted-Pedersen / Movability LP 780円

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田代ユリ / My Secret Love LP 880円

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Kevin Hays / Go Round CD 480円

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Steve Slagle / Smoke Signals CD 680円

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Jimmy Gourley & Richard Galliano 4 / Flyin' the Coop CD 1300円

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Jimmy Bruno / Midnight Blue CD 880円

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Ray Drummond / Excursion CD 480円

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Ben Riley / For Auguste Reymond CD 680円

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Klaus Weiss / A Taste of Jazz CD 980円

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吉岡秀晃 / Anytime, Anyway CD 480円

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The Jazz Funk Masters feat. Lonnie Smith / Live Jam! CD 880円

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コロナが続いて、ここ何年か
東京へレコードを買いに行けなくなっていたので
この連休中に日帰りで行っちまおう、と衝動的に計画

朝8時半、新大阪発の新幹線に乗る
(あわてて、ひと便前の列車に乗ろうとしてしまった)
連休中盤の3日ということもあってか
新幹線は行きも帰りも空いていた

11時半に新宿へ到着、
久しぶりにディスクユニオンへ行ってみて
棚に並ぶCDの数は変わりなかったので安心
(もっと減っていると予想していた)
特にヴィヴラフォンのCDが充実しているように思えた

例によって、少しのつもりがかなり買い込んで、重荷となってしまった
御茶ノ水での買い物は、また明日にUPする予定、疲れた!

ディスクユニオン(新宿ジャズ館)

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Duke Ellington / Hi-Fi Ellighton Uptown LP 500円

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Dave Burrell / Round Midnight LP 1500円

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Lee Konitz / Timespan LP 900円

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Warne Marsh / Jazz from the East Village LP 580円

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田村博 / Cole Porter Song Book CD 1900円

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Jay Hoggard / Overview CD 680円

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Florian Poser / Aspects CD 580円

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Steve Slagle / Our Sound CD 530円

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Harold Ashby / The Viking CD 1500円

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Scott Kreitzer / Mo' Tenor Blues CD 380円

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Roman Schwaller ‐ Mel Lewis CD 780円

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Jo Mikovich / Romantic Expectation CD 680円

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Christof Lauer CD 580円

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Andrew Lamb / Portrait in the Mist CD 480円

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Tony Martucci / Earth Tones CD 580円

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Mike Richmond / New Blues CD 480円

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Jack De Salvo & Arthur Lipner / Liquide Stones CD 980円

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Jeanfrancois Prins & Judy Niemack / Beauty and the Prince CD 600円

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Tsutomu Kojima / Chatterbox CD 680円


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ドラマ『刑事コロンボ』の中でも
人気と評価が高いといわれるエピソード「忘れられたスター(Forgotten Lady)」

引退したかつての人気女優(ジャネット・リー)が犯人
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昔の憧れのスターだった女性と
(事件の捜査とはいえ)会えて、舞い上がるコロンボ
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引退後は豪邸の中で、昔自分が主演したミュージカル映画を見て
現実から逃避していたが・・・
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カムバックを図る女優を、
当時第一線から退きつつあったジャネット・リーが
演じるというエグさもさることながら、
実際に若き日のリー本人が主演した映画が使われているのがすごい
(『サンセット大通り』を彷彿とさせる)
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1953年に制作された『Walking My Baby Back Home』
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この回で印象的に使われる映画のナンバーが
タイトル曲の「Walking My Baby Back Home」
まったく能天気な楽しいメロディだけに、
シリアスなドラマとのコントラストが際立つ
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タキシードを決めるコロンボ、ドラマチックな大詰めのシーン
映写機、ライト、フィルムが鮮烈な効果を上げる
(コロンボがいつ、フィルムが切れるように細工したのか? という疑問はあるが)

たまたま、Leroy Vinnegar のアルバムを聴いたら
どこかで聴いたことのあるメロディが流れてきたので
「!」と思ったら、このコロンボで流れていた「Walking My Baby」であった

Victor Feldman のヴィヴラフォンも可愛らしく、
アレンジャーのイメージが強いGerald Wilson のひなびたトランペットも良い

元の楽曲がどこでどういう風に使われたのか、を知ると
それをオーバーラップさせて聴く楽しみや、驚きがある

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Leroy Vinnegar Sextet 『Leroy Walks!』

Label:Contemporary
Rec:July 15 & September 6, 23, 1957

Leroy Vinnegar (b), Gerald Wilson (tp), Teddy Edwards (ts), Victor Feldman (vib), Carl Perkins (p), Tony Bazley (ds)

①Walk On ②Would You Like to Take a Walk ? ③On the Sunny Side of the Street ④Walkin ⑤Walking My Baby Back Home ⑥I'll Walk Alone ⑦Walking by the River

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