音楽感想文

主にジャズの感想

映画『イージー・ライダー』を見ていたら、
ジャック・ニコルソン演じる飲んだくれの弁護士が
「ニューオーリンズのハウス・オブ・ブルーライトという
南部一の娼館へ行こう」
と、ピーター・フォンダらに言うシーンが出てきました
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娼館のシーン、極彩色の内部が強烈なインパクト
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この「House Of Blue Lights」という名前、
Chuck Berry らが歌った曲のタイトルが有名なようですが


ジャズ・ファンならピンとくるのが、このアルバム
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低音を執拗にゴリゴリと叩きまくる異様なピアノが
これまた強烈な印象を残す、Eddie Costa の傑作

『イージー・ライダー』を見た後では
ジャケットの館も妖しげに見えてくる

この曲、ずっとEddie Costa が作ったものと思ってましたが
Gigi Gryce の作曲だったとは!



Eddie Costa 『The House Of Blue Lights』(LP)

Label:Dot
Rec:January 29 & February 2, 1959

Eddie Costa (p), Wendell Marshall (b), Paul Motian (ds)

Side A:①The House Of Blue Lights ②My Funny Valentine ③Diane
Side B:①Annabelle ②When I Fall in Love ③What's to Ya
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ヴォーカリスト、Ann Burton の初来日公演の記事(1973年3月9日)

コンサートの第1部は笠井紀美子とのジョイントという形
野口久光先生の言うように、たしかにタイプが違うので
しっくり合わない感もあるも、これはこれで聴いてみたい

Ann Burton や Irene Kral のような、
じんわりと沁みてくるシットリ系の歌い手は
日本ではあまりいないような気がする

公演の模様は『Misty』のタイトルでCD化されているが
既に廃盤で中古値も高騰している模様
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ベーシスト、Chuck Israels がアレンジ、指揮した
ビッグバンドのLP2枚をCD1枚にカップリング

ディキシーランドジャズ、
Count Basie やDuke Ellignton からHorace Silver まで
新旧とりまぜてビッグバンドジャズを俯瞰する試み

やはり注目は、「Very Early」にゲスト参加した Bill Evans

他の曲では指揮に専念しているChuck Israels がベースも担当、
Evans Trio のメンバーであった矜持が見える

この「Very Early」には
テナーサックスのSal Nistico もソロを取っている
Bill Evans とNistico の共演というのは、他にないのではないか

Evans や、同じく1曲のみ参加しているLee Konitz は
登場した瞬間からその音によって
場の空気を一変させるオーラがある

Nistico はそういうタイプではないが
あらゆるフォーマットで常に安定したプレイを聞かせる
Evans と同じく、若死にしたのが惜しい

惜しいといえば、このCDはマスターテープでなく
LPから音を取ったのか、チリチリ音が聞こえるのが少々難である

Chuck Israels 『The National Jazz Ensemble 1975‐1976』

Label:Chiaroscuro
Rec:April & May, 1975, May 1976

①Every Tub ②Understanding Depression ③Black Bottom Stomp ④Transblucency ⑤Room 608 ⑥Solar Complexes ⑦Very Early ⑧King Porter Stomp ⑨His Master's Voice ⑩Skipping Tune ⑪Stomping At the Savoy ⑫Lady of the Lavender Mist ⑬Confirmation ⑭Blues for O.P. ⑮I Mean You ⑯Struttin' with Some Barbecue

Chuck Israels (director, arr, cond, b-①④⑦),
with
Jimmy Caxwell, Tom Harrell, Dan Hayes, Dave Berger (tp), Jimmy Knepper, Rod Levitt (tb), Joe Randazzo (tb‐①~⑦), Gerry Chamberlain (tb‐⑧~⑯), John Clark (frh-⑦), Greg Herbert (sax-①~⑦), Arnie Lawrence (sax-⑧~⑯),  Lawrence Feldman, Sal Nistico, Dennis Anderson, Ken Berger (sax), Lee Konitz (sax-⑥), Joe Romano (sax-⑧~⑯), Ben Aronov (p), Bill Evans (p-⑦), Steve Brown (g), Lislie Atkinson (b-②③⑤⑥), Steve Gilmore (b-⑧~⑯), Bill Goodwin (ds), Margot Hanson (voice-④)
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junkokimura
落ち着いた感じの抽象画ジャケットが気に入る

いソノてルヲ氏の解説文を読んで、
この木村純子さんは菅野邦彦の奥さんと知る

そういえば、邦彦氏のアルバムの解説文にも
「純子夫人」と名前が出ていたな・・・

「もう彼女がピアノに向かっているのを見るだけでメロメロになる」
と、美貌の純子さんについて書くいソノ氏が
完全に舞い上がっているのが微笑ましい

ご両親がブラジルで事業をされていたそうで
夫の邦彦氏が同地で録音したアルバムを出していたのも
そういう縁があったのかと納得

キラキラした華麗な演奏を想像していたが
予想に反して朴訥ともいえるタッチ、一音一音を大事にして、
ゆっくりと音楽が立ち上がってくるようなピアノ
ぜんぜんセカセカしていないのが、却ってインパクトがある

夫のピアノにも影響を与えたかもしれないと思うと、面白い
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Junko Kimura 『Junko』(LP)

Label:Audio Labo
Rec:December 10, 1975

Junko Kimura (p), Osamu Kawakami (b), Donald Bailey (ds)

Side A:①Ricordo di Cairo ②It Could Happen to You
Side B:①You Are My Sunshine ②Fly Me to the Moon ③Golden Earrings
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三回目の緊急事態宣言
の割には、地下鉄には人がいっぱい

そんな中でも休まないディスクユニオン、
ビニール袋の料金も取らないし、エライ

まとまったレコード、CDの買い物は、
今年がこれが初めてなので張り切っていたのか、
ついつい予算をオーバーして買い過ぎてしまった
GW はこれらを聴いて過ごそう

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The Bruce Cale Quartet / At the Opera House LP 1100円

junkokimura
木村純子トリオ / Junko LP 1500円

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The Bob Szajner Triad / Afterthoughts LP 1300円

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増田一郎 / ハロー・ドーリー LP 1400円

newherdlive
宮間利之とニューハード / Live!New Herd LP 1100円

dudu
Dudu Pukuwana & John Stevens / Radebe They Shoot to Kill LP 1300円

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Ed Bickert / At Last CD 1500円

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Ed Wiley / Until Sunrise CD 680円

tokiya
Jean-Marc Padovani / Takiya!Tokaya! CD 1500円

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Jack McDuff / Jack-Pot CD 580円

theothefreak
Roland von Flue Quartet / Theo the Freak CD 1120円

tudomudatrio
Trio de Bernardo Moreira / Tudo Muda CD 880円
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