テレビドガッチ

 TBSがこの春、三夜連続でスペシャルドラマ『ブラックボード~時代と戦った教師たち~』(仮)を放送することが決定。「同じ学校の同じ教室」を舞台に、終戦後の1947年に生きた教師、高度経済成長後の1980年に生きた教師、そして平成の現代に生きる教師の3人の姿を描く。

 第一夜の主人公・白浜正平は戦時中「お国のために死ね」と生徒たちに教えた30歳の教師で、櫻井翔が演じる。出演に際して櫻井は「報道番組など、様々な形で“戦争”を伝えさせて頂く中、“いつかドラマや映画で戦争を伝えることが出来たら…”という想いを、ずっと抱いていました。」と本作への思いを語り、「戦中から戦後へ。価値観を大きく変えざるを得ない中、教師たちも大きな葛藤を抱きながら、授業を受け持っていました。“信じる未来”が変化してしまう中、迷い、苦しみながらも、生徒たちと向き合います。“信じるべき未来”に葛藤を抱きながらも子供たちに伝えていく、その姿に“未だ伝えられていない戦後”がある気 がしています。」と演じる白浜の思いを話した。

 また、第二夜の主人公・後藤明を演じるのは佐藤浩市。後藤は校内暴力の嵐が吹き荒れた1980年、体を張って生徒たちを止めた50歳の教師で、体罰反対の声と管理教育の波に学校を追われてしまうという役どころだ。佐藤は「戦後この国は大きく様変わりし、親と子、教師と生徒の関係にも大きな轍が横たわるようになりました。しかしいくら関係性が希薄になっても、やはり人を繋ぐのは情実だと思います。体罰をもってしか生徒と向き合えない教師、自分の家族を振り返る事が出来なかったこの男に憐憫と愛情をもって演じさせてもらいました」と振り返る。

 この他、第一夜には宮沢りえ、名取裕子、大島優子(AKB48)、北大路欣也。第二夜には志田未来、貫地谷しほり、木村多江、林遣都ら豪華俳優陣の出演が決定。第三夜の主演および全キャストの発表は2月を予定。

 脚本は井上由美子。日本にとって変革の節目に生きた3人の「問題教師」の姿を通して、教育とは何か、日本人とは何か、人間の希望とは何かを探る物語だ。

■『ブラックボード~時代と戦った教師たち~』(仮)
2012年春 3夜連続放送(TBS系)