2018年06月

どうも。


いや〜…

暑いな…


こうも暑いと水着のギャル…ではなくサーフでも行きたくなるね。とは言っても夏の日中のサーフを歩くのは地獄。


そろそろサーフも行きたいなぁ。なんて考えているが…


さてホームの利根川というと…


誰に聞いても厳しいらしい。


前回ランカーを仕留めてから1日だけ釣りに行ったのだが、全くノーな感じだった!


まぁ。潮も最低だったので仕方ないが…


んで今回はベストな潮回りを選んでの釣行だ。


現場到着が夕マズメに間に合ったので、暫し観察をすると、ハクもいい感じに育っていて、シャロー帯で結構な群れを成している。


時折モジリも見えた。



シーバス?だよな?


取り敢えず、モアザングルービンをセットして速巻きとトゥイッチを混ぜて、モジリを狙うと?


アッサリヒット…


手前だったのでフッキング一発で吹っ飛んで来た…
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40センチクラスのアベレージセイゴ…


薄暗くなると、なにやら沖の方で点滅しているものが見える。



なんと…



辺り一面、網が仕掛けてあるようだ…


今年もシーバス漁を行うとの話は聞いていたが、まぁ…残念な光景だ…

我々シーバス釣り師は所詮趣味の領域で彼ら漁師は仕事。まぁ仕方ないが、あれだけアングラーで賑わったここ数年の利根川が嘘のように誰も居ない…

まぁ…


それはそれでいいかな。

でも去年あれだけガッチリ漁をして、また今年も…ではここ数年先ダメなのは予想がつくのは心苦しいなぁ…




この時期の夜の潮は大潮でも、しっかり動く事はなく速くなったり止まったりするので時合いが読み難い。


モジリやボイルは出ていないが取り敢えず粘る。


干潮に近くなると潮が走るであろうと睨んでの作戦だ。


案の定、潮が走った。



潮が走ったタイミングで、やはりベイトが騒ぎ出す。


手前ではボイルが起こり始めるが…



何?



この



パンッていう。



物凄く小さな音…




ランカーセイゴどころではないな…



普通にセイゴだな…



モアザンエキスパートAGS93ML/M買ってよかったな…


なんて考えながら、今回もUC88ftというとセイゴとはかけ離れたロッドを手に持っている…



まぁ。それはいいとして…


狙いは沖。

まずは、コモモカウンター125で流れの強弱と変化を観る。


流れとブレイクが絡むピンを少しキャストを散らしながら攻める。


反応がないので、ルアーをスタッガリングスイマー100にチェンジ。


アップクロスから流れに同調させてターンする位置をブレイクと流れが絡むピンに合わせる。



コッ?


UC88ftで完璧にフッキングを極める。

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中々の抵抗を見せたが、50チョイのランカーセイゴ…


何時もはここで粘るが、あまりにもベイトが大人しかなったので移動。


次のポイント。


もう潮が止まる寸前だが、まだユックリと流れている。が風がアゲインストで結構強い。


でも今日はUC88ft。


風を切り裂くキャスティング。これって実はメーカーの謳い文句ではなく実際にあり得る事で、出来ることである。


一通り探ってから。


モアザングルービン65s



UC88ftのようなヘビーアクションで?



いやいや全然OK。


寧ろ、モアザンエキスパートAGS93ML/MにPE1号より飛ぶんじゃね…


グルービンのような軽めのルアーをカッ飛ばせる所がUC88ftの凄いところだな。



グルービンをキャストして、速巻き。またリフトアンドフォール。速巻きトゥイッチなどでトリッキーに狙う。

速巻きからのトゥイッチでバイト!

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一気に寄って来たのはセイゴ…


その後、ボトム付近のリフトアンドフォールで更にバイトを得るも、バラシ…


てな感じで終了…


【総括】


この時期、サマーパターンは特に苦手意識を持っているわけではない。条件さえ合えば取り敢えずシーバスは観れるだろうと…

でも。小さいな…

まぁ…スズキクラスは釣りたかったな…


あっ。雨がもう少し欲しいな…


でも今回の釣行ではモアザングルービン…俺インプレでグルービィって書いてなた…あとで訂正しますね。

そのグルービン65だが俺の一軍昇格決定だよ!

あまりお店に置いてないので過小評価されているのか?よくわからないが、一つのルアーで様々な使い方ができるのは本当に有難い。また様々使えるといっても『こうしたい』って言う【狙いを定めて】使えることが本当に良い。

インプレでも書いたけど、昨日の風でも全くフックとリーダーの絡みは無し!

優秀だね〜。


それとUC88ftはサイズ的に持て余した感があるけど爆風での釣りを成立させてしまう。キャストのキレは素晴らしいの一言。

また道具の自慢話になってしまったが…


まぁ。釣る事自体、難しくはないがこれからサイズを狙うのには本当に難しくなりそうだね!

以上。


【使用タックル】

ロッド/UC88ft
リール/14モアザン3012H
メインライン/G Soul upgrade x8 1.5号
リーダー/モアザンF7号

【ヒットルアー】

スタッガリングスイマー100s
モアザングルービン65s









今回購入したFC LLABOのUC88ftのファーストインプレ。


FCLのロッドは2本目で、初めに購入したのはUC80Pro。


以前にも書いているから割愛するけど、かなり強烈なショートロッドのUC80Pro。それより少しマイルドなロッドが欲しくてUC88ftの購入に踏み切った。


まぁ。FCLのロッド自体、かなりマニアックなロッドと言える。というのも、まずホームの利根川や鹿島灘では使っている方を見たことがない。


UC80Proの使用感に惚れ込んで、2本目の購入となったわけだが…









俺的に。


UC88ftは名作だ。




勿論、万人ウケするようなマイルド感は一切ない。


シーバスロッドは用途に合わせて、細分化されているのは事実。


軽量なジグヘッドワームとかバチシンペンなどを用いたフィネスな釣りではソフトなティップが効果的であり、外洋の磯やランカーの多いビックリバーではそれなりにハードなロッドが必要となる。


それぞれの用途に合わせた使い分けもシーバス釣りの楽しみである。


しかし、UCシリーズに関して言えば、特に何用というよりも、人の腕の延長としての機能を追求したロッドに仕上がっている。以前も書いたが、身体能力と直結するロッドと言えるだろう。

シーバスロッドに求められる価値観は様々で、また様々でいいと思う。

今回購入したUC88ftは万人受けするようなロッドはない。

多分、FCLのロッド自体ものすごく好みの差が出るロッドと言えるだろう。


さて。数回の釣行で、まず分かった事、キャスティングに纏わる話をファーストインプレでは書いてみたいと思います。


まだ、シーバスは数匹しか釣ってないので、今回はキャスティング中心のファーストインプレって事で!


【ガイドセッティング】
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バットにRV25ミリ〜トップ8ミリとなってるようだ。

まぁ。RVガイドのウンチクはわからないが、兎に角、ラインの抜けの良さは素晴らしい。今風で言えばトルザイトリングやカーボンガイドフレームなどがあるが…

一般的なシーバス用のPEラインの号数は0.8から1.5号程度。

リーダーは4号から8号。結束はFGノット。

試したのはPE1.2号からリーダー7号。1.5号からリーダー8号を試した。リーダーの長さは約2メートルから1メートルまで試したが、しっかりと振り切れば何の問題もない。非常に心地の良いラインの抜けだと思った。

一つの結果として、PE1.5号のリーダー、フロロの7号にて10グラム程度をしっかりととばせる事、ノットとガイドの摩擦も特に気にならない。飛距離がガイドの影響で失速する事はない。

まだまだ勉強不足なところもあるが、この極め付けのハードテンションロッドにハッタリなしでマッチしたセッティングだと思う。


【グリップ】
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ぱっと見の印象では9.6?10フィートクラスのグリップの長さである。フォアグリップも長めだ。モアザンエキスパートのような短いグリップを使っているとかなり違和感を感じるだろう。

ではこのロンググリップがいかなる効果があるのだろうか?

まず、グリップが長いおかげで、キンキンに硬いブランクスにしっかりと力を溜めることができる。特にペニーサックやストリームデーモン160などをキャストするときの安定感は、ロンググリップのおかげで抜群の安定感がある。逆に9センチ、10グラム程度のルアーは?

それが、少し慣れれば何の問題もなく使いやすい。グリップの長さが硬いブランクスを素早く振り切るのキャスティングにこれほどの影響があるとは正直思わなかった。

初めてUC88ftを持った時は少し違和感を感じたが、すぐにこのグリップの長さの効力を感じることができた。

またシーバスとのファイトでも、70弱のナイスファイターを速い流れの中、50メートル先で掛けて釣ったが、この長さのグリップは脇にホールドしやすく獲物がでかくても、安定感を、そして安心感を与えてくれるだろう。

※ランカーも釣っとりますが、そこは後程セカンドインプレにて!

リールシートはUC80Proは17ミリ、UC88ftは18ミリとなっている。

手のでかい俺的には18ミリの方があっているね。


【リールのサイズ】
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家で色々試してみて、ダイワなら3000番。
しかも軽いタイプよりもセルテート系のリールの方がバランスはよく感じる。軽いリールの場合少し先重りを感じたね。手持ちのリールでは、14モアザン3012Hが一番しっくりきた!

一般的な8.8フィートのシーバスロッドとは全く別物なので、そんなに長くないからといっても、リールを敢えて軽くする必要はないだろう。寧ろ、少し重量のあるリールの方がバランスが良く、ロンググリップがまたそうさせる。


【ブランクス】

非常に面白い。


何って?


FCLってメーカーだ。


このロッドにはナノアロイ。

このロッドは高弾性カーボンなど。

UC80Proはナノアロイ系で、UC88ftは高弾性カーボンらしい。

大体のメーカーは高弾性カーボンなら殆ど高弾性カーボン。ナノアロイ系ならほぼナノアロイで統一するのだが、一本一本の方向性をより鮮明に現していると思うね。

単純に10グラムから30グラム程度ではUC88ftの方が投げやすく、16グラムから40グラムまではUC80Proの方が安定感はある。

どちらも非常に硬い事に変わりはないが、キンキンで瞬発力のUC88ft、モリモリで限界値の高いUC80Pro。

しかしUC88ftのリフティングの力は相当なものでテストでは10キロを吊り上げた?釣り上げた?らしい?

UC88ftに関しては、テーパーもきつめ。並継の特性がそうなのか?ティップ側が細くなっている。そのせいか驚く程の硬さを誇るのに、ソラリア85F。ガルバ72S。またマニック88フィッシュまで、違和感なくキャストできる事には正直驚いた。

まぁ。俺が普段よく使う12センチ、16〜20グラムのミノー、シンキングペンシルは凄く投げやすい。

キャスティングのコツは垂らし長めにして、素早いスイングを心がけよう。

30グラムを超えるルアーは垂らし長めでゆっくりテイクバックしてから一気に振り切れば良い。


【総括】


全てに数回の釣行で結果は出しているのだが…


感度やファイトに関してはセカンドインプレで書くとする。

今のところマジで気に入った。


なんというか!


一切のマイルド感。シーバスロッドというカテゴリーの枠にとらわれず、キャスティングロッドとして特化したロッドがこれ程のものとは思わなかった。



家で曲げてみても硬いですよ。マジで硬いです。

この硬さで10グラムのルアーを余裕でフルキャストできる。然も、PEの1.5号というセッティングにもかかわらずなかなか素晴らしい飛距離を見せる。

決して俺のキャスティング技術が優れているわけではないとは思う。多分俺のキャスティング技術はそんなに大したものではない。

普通のキャスティングができさえすれば、あとはこのキンキンのブランクスを信じて振り切れば良い。


硬いロッドが好きな方、高弾性素材が好きな方でも面食らう硬さだと思う。

それ程硬い。

基本は高弾性素材。そして硬い。このようなロッドはピーキーである。

しかし、ピーキーではなく、圧倒的な硬さの中にある、究極とも言えるような、ある秘密が潜んでいる。

その秘密に対してはUC80Proを使用してきて、ある程度の答えが出ている。

その答え合わせをしつつ、確信が持てたら、セカンドインプレを書いてみたいと思っている。

興味のある方はセカンドインプレお楽しみに!

どうも!




6月14日、イソメーズ会長のガイドとイチカバチカさんにお世話になり、イソメーズ会長のホームで60後半のサイズと50センチくらいのシーバスを釣らせていただいた。


本当はその前にイソメーズ会長とイチカバチカさんのコラボ釣行にもお邪魔させていただく予定だったが、どうしても都合がつかなく断念…


しかし余りにも最近、惰弱すぎる釣果の俺にお気遣いしてくださったのか?14日も段取りを組んでくださり、非常に楽しい釣りが堪能できた!


イソメーズ会長。イチカバチカさん本当にありがとうございました!









さて。


潮回りは若潮と最悪だが仕事の合間でなんとかナイトゲームができそうだったので特攻してみた。


予めタックルは車に積んでおいて、仕事が終えてから速攻でポイントに向かう。


現場に着くと流れが逆流していて、足元には大量のイナッコ⁈


しかも沖の方で捕食音が聞こえるではないか!



久しぶりにテンションが上がる!



流れは、あるにしてもかなり緩いので、ボイルしている上流に遠投して、ボイルポイントまで流し込むのは中々難しいので、リトリーブでピンを通す釣り。


流れが弱い場合はルアーを流れに漂わすのは中々難しい。というか物理的にほぼ無理…

そのような時はボイルの少し近くにキャストし、スローリトリーブでしっかりと動かくすイメージでボイルのピン通す。


先発はクロスウェイク90F。


一投目でバイト⁈


中々の引きの強さだが、剛竿UC88ftなので一気に寄せる。


フッキングも完璧だし、ドラグも相変わらず適当だが、硬いロッドに程よく合っている。バレる気は一切しないのだが…


フックが伸びちゃった…

チョイとドラグが締めすぎていたな…



この後、何をしてもボイルを捉える事が出来ない時間が続く…


ここで必殺兵器を投入…


UC88ftとの相性を考えればフックサイズがありえないルアーだが…


マニック88フィッシュ。


UC88ftが凄いのはこのクラスの小さなルアーを余裕でフルキャストできるところだ。

ガッチガチに硬いのに、軽量ルアーがすっ飛んでいく。


ボイル上流に撃ち込み、流れに敢えて載せないでしっかりとスローリトリーブ…



すぐにバイト。


中々の引きの強さだ。


ある程度のサイズであることはわかった。


フックが小さいのでドラグをある程度緩める。


ヘビーロッドのポテンシャルが失われない程度にドラグを調整してロッドパワーをしっかりと活かし、じっくりと寄せる。


上がったのは?

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81センチ‼︎


今年初のランカーゲッド‼︎



少し細いが、まぁ、よかったね!


【総括】


まぁ。行き当たりばったりのようだが前回も釣果を出しているポイントだったので、もしや?と思ったが、結果的に成功だろう。

しかも以前来た時より、ベイトといい条件はよかった。

食わせ方もクローザー的なルアーで釣れたのは収穫ありだね!



【使用タックル】

ロッド/UC88ft
リール/14モアザン3012H
メインライン/G soul upgrade x8 1.5号
リーダー/モアザンF 7号

14日/モアザン ソラリア85F
モアザン グルーヴィ65S

昨日/マニック88フィッシュ









どーもです。


ルアーインプレ。

ダイワ モアザン グルービン65S
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【スペック】

【全長】65ミリ【ウエイト】12.2グラム
【フックサイズ】#8

【カテゴリー】シンキングミノー?シャッド?


最近、いや。正確にはシーバスを始めた頃から意外と好きだったのがナイトゲームでのバイブレーションプラグ。当時よく愛用していたのはローリングベイト77やバリット70。このルアーをナイトゲームの早巻きやリフトアンドフォールで使っていた。

まぁ。単純に釣れたね。

特に何をしても、食わない奴が食ってきたりとか、確かにナイトゲームでのバイブレーションは有効な場面があると思う。今回インプレとして取り上げるモアザン グルービンだが、メーカーのカタログにはコンパクトシンキングミノーとあるが?なんとなくバイブレーションプラグ系としてみてしまうのは何故?俺だけだろうか?


【飛距離】

【最大飛距離】10点/8点
【平均飛距離】10点/10点

飛距離に関しては同サイズのバイブレーションプラグより劣る。比べる対象がミニエントやモアザンソルトバイブ60などと比べると正直劣る。単純にモアザングルービンはリップ付きなので、仕方ないが、それ程ぶっ飛ぶようなルアーではない。

が、だからといって飛ばない訳ではないし、同サイズのバイブレーションプラグと比較すればの話であり、コンパクトシンキングミノーとして考えれば決して飛ばないルアーではない。

だが、モアザングルービンには大きな強みがある。

皆さんも経験があるだろうが、バイブレーションプラグは風が強い時のキャストミス?でクルクルと回転してしまい、フックがリーダーに絡んでしまう。そうなると極めて手返しが悪くなる。

モアザングルービンに関しては、そのフックとリーダーの絡みは今まで使ってほぼない。これは手返しよくキャスティングするシーバスゲームでは大きなアドバンテージである。俺的に評価したいのは、絶対的な飛距離よりも、抜群の安定感を誇る飛距離である。それはトラブルの少なさと言える。

【アクション】

メーカーのカタログ通り、ファストリトリーブではタイトなハイピッチアクションで、スローではシンキングペンシルに近いスイングアクションとなるようだ。

これらの特性はアムズデザインのソバットや邪道のグラバーにも備わっているが、まともにバイブレーションプラグに近いのはグルーヴィだと思う。体高があり、平たいのも特徴的だろう。

まぁ。メーカーのカタログ通りのアクションである。

しかし、バイブレーションプラグの様に本当にタイトなブルブルアクションという訳ではなく、ブルル…というかパタパタ…みたいな感じだ。

またリトリーブ中に小さくロッドを煽りヒラ打ちさせても面白いアクションが出せる。

時に、キャスティング以外でもバイブレーションプラグをしゃくり過ぎると、リーダーにフックが絡んでしまうのだが、モアザングルービンはその辺のバランスも素晴らしい。


【レンジ】


シンキングなので、ある程度の水深はカバーできる。が。凄く浮き上がりやすいルアーなので、水深2メートル前後が使いやすいだろう。また、ミニエントの様なバイブレーションプラグと比較すると、フォールスピードはかなりゆっくりである。この特性をどう捉えるか?

スローなリフトアンドフォールやシャローをゆっくり攻めたい場合は効果的である。ナイトゲームのバイブレーションで少し早いな?また、少しボトムを小突き過ぎるな?と思う時ってのは多々ある。またはショートバイトを乗せられない様な時。この様な場合は非常に効果を発揮するルアーだ。

兎に角、ファストリトリーブではやや反応が鈍い時や、水深が1メートルにも満たないシャローでも少しゆっくりルアーを引きたい時は重宝するルアーだね!

レンジは早巻きなら50センチ前後。

ゆっくりなら1メートル前後。まぁメーカースペック通りでしょう。

逆に純粋なバイブレーションプラグのような高速リトリーブでは水面を破ってしまう。

そこまでバイブレーションプラグに近いわけではないので注意!



【使い方・シチュエーション】


さて。モアザングルービンというルアーはシンキングミノーなのか?バイブレーションなのか?

答えは?




否…


んなことはどうでもいい。


大事な事は、使い方とシチュエーションである。


ミディアムリトリーブ程度ならバイブレーションプラグに近く。でスローリトリーブならシンキングペンシル。

このように捉えて使うのが簡単である。


シャローに群れるマイクロベイトにボイルするシーバスに対してのアプローチ。

また少しレンジ落ちしたシーバスに対するアプローチ。流れに対するアプローチなど。

まぁ。全てのルアーに言えることではあるが、モアザングルービンの特性をどのように活かすか?

その活かし方の応用がこの手のプラグでは広いとと言うか、速さと遅さの極端な攻め方ができるルアーである。



【総括】


確かにオリジナリティに溢れたルアーなのか?と言えば特に元祖に非ず。

しかし、モアザングルービンは本当に浅いポイントを攻略する上では、俺的に良い武器となった。

特に一つのルアーでバイブレーションプラグ的な使い方が出来、尚且つシンキングペンシルのような使い方もできる。

ミディアム〜ファストリトリーブでもミノーよりもバタつかない。

スローリトリーブでシンキングペンシルのようにレンジを下げてゆっくり見せても良い。

今、様々なルアーを使い込んでいるが、モアザングルーヴィは最近、特に気に入ったルアーである。

様々なルアーがある中で、一人二役的な使い方ができるルアーは存在するが、そう多くはないし、デイゲームでスピーディにトリッキーに。ナイトゲームでレンジを下げて…また手返しよく、またスローに見せて…


このようなルアーをボックスに一つあると本当に便利だと思う。


以上っす。

さて今回はルアーインプレ。


ソラリア85F
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【スペック】

【全長】85ミリ【重量】11.3グラム
【フックサイズ】#5/2本

【カテゴリー】フローティングミノー

俺的にこの手のルアー。つまり9センチクラスのフローティングミノーに属するルアーで王道は、K-TEN9/11だ。

打倒K-TEN9/11のつもりで様々購入しているが、その一つがソラリア85Fである。

【飛距離】
【最大飛距離】10点/10点
【平均飛距離】10点/10点

飛距離に関してはK-TEN9/11を超えたと言ってもいい。ボディサイズとウエイト設定を考えてもソラリアの方が物理的に飛ぶ事は確かだが、それでも非常に良く飛び、尚且つ、飛距離の安定感が素晴らしいルアーである。

磯ヒラロッドやショアジギロッドを持ち込まない限り、普通のシーバスロッドならごく普通にキャスティング可能である。小粒で弾丸キャスト…これはボイル撃ちやピンスポットシューティングでも大いに活躍してくるルアーだ!

【レンジ】

マックス50センチ?例えばメーカーが謳うように0〜と言うのは?もちろん巻かないで流す程度のデッドスロー域なら可能だし、アップクロスからデッドスローを用いるなら確かに50センチより浅いレンジを引くことは可能だが、チョイとリトリーブを入れるとすぐにマックスレンジにたどり着いてしまうような気がするね。浮力的には特に強い弱いはないが、比較的レンジが入りやすいルアーである。

【アクション】

ローリングアクションだ…

然も緩いピッチのローリングアクションである。

ローリングアクションと言えど、ピッチの細かいローリングアクションから緩いものまである。基本的にはリップ付きはローリングピッチが細かく、リッスレスは緩いピッチのとの認識だ。

俺の感覚だと緩いピッチのローリングアクションは着水してからの立ち上がりがイマイチと思っていたが、ソラリア85Fは優秀だと思う。多分、その分マックスレンジまで早く到達してしまうのかな?

ソラリア85Fのアクションは緩くローリングしているのが特徴で、基本的にはナイトゲームのスローリトリーブでその真価を発揮するだろう。


【使い方・シチュエーション】

その特徴的な緩いピッチのローリングアクションは3〜8月までのマイクロベイトパターンで活躍してくれるのは間違いないだろう。

お話にならないエリアは外洋エリアだろう。基本的に港湾用のルアーだけど、その飛距離を考えれば、ビックリバーでも十分活用できる。

俺のホームでもやはり飛距離は大事なファクターで、小粒でも十分飛距離を稼げる事はポイントが高い。

シャローフラットでマイクロベイトにボイルするシーバスを狙うのも良し。流れに任せてドリフトでも良し。巻き抵抗が弱いので初めは少し不安になるかもしれないが、ルアー自体はしっかりも機能しているので慣れれば問題はない。

【総括】


確か、オリジナルはソラリア100Fで他に70Fってのあったな?85Fしか使った事がないけどソラリア85Fは俺的にかなり評価できるルアーだと思う。小粒で優れたキャスタビリティに緩いピッチのローリングアクション…

先程、潜り出しが速く、マックスレンジまですぐに到達すると書いた。またアクションの立ち上がりも上々。

これらの特性をよく理解しよう。

普通に使いやすいルアーだ。

が。本当にこのルアーの素晴らしいと感じた所は、アップクロスからラインに引っ張られる程度でも緩くアクションを起こし、レンジを入れる。このようなルアーは流れの中でブレイクに潜むシーバスに効果的なことはよく知っているが、そのアップクロス、漂わす。ドリフトで物凄く使いやすいルアーと言えるだろう。

今後も愛用していこう。


素晴らしいルアーだ!








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