フジゲン工場ブログ

ギターメーカー「フジゲン」直営オンラインショップのスタッフによるブログ。
工場ならではの、生の情報を発信していきます!

昨日の投稿で発表しましたように、フジゲン60周年アニバーサリーモデル6機種が全て完成・お披露目と相成りました。
フジゲン60周年アニバーサリーモデル揃い踏み1

昨年の発表から丸1年となりました。
各SNSで進捗状況を随時アップしておりましたが、あたたかく見守ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。たいへんな1年でしたが、各投稿が少しでも皆さまにとって日々の潤いとなっていたなら幸いです。

それでは、気になるお値段と発売時期についてです。

6月中旬に、東京にある直営店フジゲンカスタムハウス池袋で発売予定です。
販売価格は以下をご確認ください。

Virtuoso ODYSSEY (VOS-60TH) ¥880,000(税込)
VOS-60TH_top
VOS-60TH_back

Virtuoso ILIAD (VIL-60TH) ¥990,000(税込)
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Virtuoso Mighty Jazz (VMJ-60TH) ¥935,000(税込)
VMJ-60TH_top
VMJ-60TH_back

Virtuoso MYTHIC (VMY-60TH) ¥935,000(税込)
VMY-60TH_top
VMY-60TH_back

Virtuoso DIRECTOR (VDR-60TH) ¥880,000(税込)
VDR-60TH_top
VDR-60TH_back

Virtuoso FLAME (VFL-60TH) ¥1,100,000(税込)
VFL-60TH_top
VFL-60TH_back


発売までしばらく時間がありますが、その間にもう少しだけ皆さまに楽しんで頂けるモノを準備してまいります。ぜひとも楽しみにお待ちください。

大変お待たせいたしました。ついに、60周年アニバーサリーモデルの最後の1本、VFL-60THが完成しました。フジゲンが所有する極上の木材と高度な木工技術・塗装技術が合わさって完成した、FLタイプの最上級モデルです。
まずは全体の写真をご覧ください。
VFL-60TH_top
VFL-60TH_back

何といっても気になるのはこのボディトップのデザインだと思います。
VFL-60TH_body
こちらはフジゲン大町工場のある長野県の象徴とも言える、北アルプスをモチーフにしています。色味や木目が異なる木材(キルトメイプルバックアイバールバストゥーンウォルナットローズウッド)をパズルのように組み合わせ、キルトの空の部分は塗装の着色で朝焼けを表現しました。
木材によって加工のしやすさやクセなども違いますので繊細な作業が要求されますが、とても美しい仕上がりになりました。ちなみに、デザインの一部になっていて気が付きにくいですが、このギターも入れ子構造になっています。

ボディバックは希少な1ピースのホンジュラスマホガニー。ネックはマホガニーカーリーメイプルを組み合わせて、強度を高めながらもデザイン的な高級感もアップさせています。
VFL-60TH_bodyback
VFL-60TH_neck

ハードウェアGOTOH製のパーツを使用しています。両社ともに60周年の機会に製作した特別なパーツという事で、ダブルネームで60th Anniversaryのレーザーマーキングが入っているのもポイントです。
VFL-60TH_tuner
VFL-60TH_tailpiece

ピックアップはVMYにも採用された、今回のために新しく製作されたものです。リアピックアップは特にセットネックギターとの相性が良いと感じています。
VFL-60TH_pickup

ここには書ききれないほど沢山のこだわりが詰め込まれた、非常に特別な楽器となりました。眺めて良し、演奏して良しの魅力をぜひともご体感頂きたいです。
VFL-60TH_head

大変お待たせいたしました。
60周年アニバーサリーモデルのベースVDR-60THが完成いたしました。

実はDirectorの歴史はけっこう古く、1990年頃のHeartfieldブランドの時代からあります。それぞれの時代にマッチするよう幾度となく仕様変更を繰り返してきたDRですが、今回また60周年の節目にふさわしいベースとなるべく復活しました。

まずは全体の写真をご覧ください。
VDR-60TH_top
VDR-60TH_back

何と言ってもこのボディフォルムが今回のDRの1番の特徴です。
VDR-60TH_body
今までのものより丸みを帯びたボディ形状で、より体にフィットします。外形は今までより大きめにデザインすることで、Rを大きく取ってもこれまでのDRの印象と変わらないよう工夫しました。

ボディトップはバストゥーンウォルナット、バックには極上のホンジュラスマホガニー1Pを使用しています。またVMJ-60THと同じく、上に異なる木材(パドゥーク)を貼り、ピックガード形状に沿って削り出すという特別仕様となっています。このパドゥークの赤がアクセントになり、トータルデザインも洗練されています。
VDR-60TH_body2

ネックはカーリーメイプルウォルナットの5プライ構成です。
VDR-60TH_neck
見た目の豪華さとネック剛性の両立を図りました。

またネックセット方式はセットネックを採用。
VDR-60TH_heel
この状態では分かりませんが、フロントPU辺りまでネックが伸びたディープジョイントとなっており、ボディとネックの一体感もバッチリです。
また、ハイフレットへのアクセスの良さは保ちながら、ヒール部分の質量はしっかりと持たせることで密度のあるロー感を実現しています。

「ディレクター」という名の通り、あらゆる音色を操りサウンドの方向性を定めていく、というコンセプトは歴代のDRと変わりません。そんな中でも、今回はアクティブありきではなく、まずパッシブの状態でフジゲンらしい音を出す。ということに拘り、ピックアップを新しく開発しました。
VDR-60TH_pickup
ミニスイッチを用いてJBタイプの60年代70年代の特徴をPU位置でセレクトできるというところは以前のものと変わりませんが、よりその狙いに近づけるべく、ネック側には60年代風・ブリッジ側には70年代風の仕様、とそれぞれ異なるPUを仕込みました。ワイヤーの種類・巻き数・巻き方まで、できる限りそのエッセンスを盛り込んでいます。ただ、それだとどうしても音量感のバランスが釣り合わないため、調整を何度か行いました。

プリアンプはDELANOSONAR 3MSを採用。
VDR-60TH_delano

パッシブ時とアクティブフラット時の音量感の差があまりないことと、3バンドEQの効きが大胆かつ方向性が読み取りやすいことが採用の決め手でした。キャビティ内のDIPスイッチでミッドの周波数帯を変えることもでき、よりサウンドの幅が広がります。

その他、VMJと同様に電池残量のインジケーター、バッテリーBOX部分の鬼目ナット仕込みなど、かゆい所に手の届く仕様となっています。
VDR-60TH_indicatorVDR-60TH_battery box

ハードウェアパーツはブラックメッキを採用。ペグはGOTOHGB707、ブリッジにはVMJ-60THと同じく今回のために開発したオリジナルのものを使用することにより、極端に軽くなりサウンドの密度が少なくなることを防ぎました。もちろん、どちらもFUJIGEN x GOTOH 60th Anniversaryのレーザーマーキング入りです。
VDR-60TH_tuner

以上、簡単にではありますが、VDR-60THのスペック紹介でした。
その他コダワリの部分いろいろとありますので、また各SNSにてご紹介させていただきます。

6機種のうち5本完成。いよいよ残すところVFL-60THのみとなりました。
引き続き、進捗状況の投稿をお楽しみいただけますと幸いです。

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