フジゲン工場ブログ

ギターメーカー「フジゲン」直営オンラインショップのスタッフによるブログ。
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カテゴリ:スタッフ日記 > ギターメーカー業界話

 ども!フジゲンオンラインショップのエフです。


 いや〜最近あっついっすね〜。みなさんご存知かと思いますが、今年の夏はソートー暑いそうですね。
 電力消費を自粛しなければいけない昨今、うれしくないニュースですが、そんなサマーにこそ見ているだけで涼しげなカラーのギターを作ってみたいですね!

 本日午前8時16分ごろに長野県松本市を震源とした強い地震がありましたが、フジゲン大町工場は無事です。ご心配をおかけしましたが、まったく被害はありません。
 変わらず毎日ギターを作り続けております。


 ではでは、久しぶりのシリーズ「ギターメーカー業界用語」第四回です。いってみましょ〜。


 その10 「テンアジャ」・「ケツアジャ」

 この言葉はですねーアジャいうくらいだから・・・そうです(往年の某ベテラン女子プロレスラーではないですよ)アジャスタブル・トラスロッドにかかわる業界用語です。

 テンはギターメーカー業界用語でお馴染みの”天神”のテンです。ケツはお尻のケツですね。
 そうです!この用語はアジャスタブル・トラスロッドのナットがネックのヘッドストック側に出ているか、ヒール側に出ているかを表しています。

 「NCSTってテンアジャだよね?」、「この機種はケツアジャ仕様だからさ・・・」等使用します。

 この用語は(このシリーズの中では)割と一般でも使える言葉ではないでしょうか。通っぽい!


 その11 「アジャカバ」

 またもやアジャ言うくらいなんで、アジャ付近(?)の言葉です。
 カバとは・・・そうです(当然ですがヒポポタマスのことではありません)カバーの事です。
 アジャカバ ・・・ アジャ・カバー ・・・ アジャスタブル・トラスロッド・カバー ・・・つながりましたね。
 そうです単なる略語です。
 主にテンアジャ仕様の時に、アジャスタブル・トラスロッドのナット部分を隠す小さい板状の部品を指します。
 ここは各メーカーの特色が出る部分でもあり、モデル名やブランド名等が刻印されていることが多いですよね。
 FUJIGENでは「富士弦」と刻印されているアジャカバを使用したりしています。
 この用語も極めて頻繁に使用されますね〜。一般でも使うかな?


 その12 「アジャゼロ」

 また出ましたアジャ付近(笑)の言葉。
 ようはアジャがゼロなんです。
 そうです!アジャスタブル・トラスロッドを完全に緩めた状態の事をいいます。
 あまり一般のライトユーザーはアジャスタブル・トラスロッド(長いっ)を回したりすることはないかもしれませんが、当然ギターメーカーでは毎日回して、ネックを完璧な状態に調整しています。

 「アジャゼロから90°回した状態で・・・」、「これ今アジャゼロ?」等使用します。

 この言葉は使い方から転じて、ギターメーカーでは不吉な言葉に変わるのですが・・・それはここでは止めておきましょう・・・。

 
 以上、今回はアジャ付近のギターメーカー業界用語特集でした。

 ネタがタマったらまた更新します〜。


 ども!フジゲンオンラインショップのエフです。



 もうすぐGWですが、みなさまご予定は立ちましたでしょうか?

 自粛ムードが立ちこめる昨今ですが、経済活性化、日本活性化のために、みなさん元気に盛り上がったいきましょう!




  ではっ!久しぶりっ!!一般ではあまり知られていないが、ギターメーカーでは普通に使われている、知ってちょっと得した気分になれる、シリーズ「ギターメーカー業界用語紹介」番外編 その2いってみましょう。




 番外編その2 「サンディング用語」



 ギターはご存知のように、おおむね木材で出来ているんですが、それらを加工するのに切ったり、穴をあけたり、曲げたりの作業をします。その中で、ほぼすべての工程で登場する作業があります。



 それは爐韻困覘爐箸い作業です。



 ひと口に爐韻困覘爐箸い辰討癲▲ターが一本完成するまでに、それはそれはもう、いろんな爐韻困覘犧邏箸あります。

 厚さをだす、曲面をつくる、平面をつくる、磨く、切る、穴を広げる、生地をつくる等々、すべて思いつかないくらい爐韻困覘犧邏箸賄仂譴靴泙后


 それらの作業では、だいたいサンドペーパーかそれに類するものを使用します。

 使用する番手は荒い順に・・・

 #60 #80 #100 #120 #150 #180 #240 #320 #400 #600 #800 #1000 #1500 #2000 ・・・・

 とこんなかんじです。工程によって使用する番手は変わりますが、オオザッパにいってギターが完成に近ずくほど細かい番手を使用することになります。


 これらのサンドペーパーには、このペーパーは何番ですよ〜ってカンジで、番手が一枚一枚明記してあるんですが、ベテラン作業者になると、明記してある文字を見なくても、ザラザラした面を触るだけで何番か瞬時に判別したりしますね。

 

 サンドペーパーは消耗品なので、ある段階になったらもう使えません。

 この使えなくなった状態を、ギターメーカーでは「キレない」と表現します。

 「このペーパー、キレるやつに換えた方がいいよ」「もっとキレるペーパーで作業したほうが早いよ」「キレなくなったら捨ててください」など、こんなカンジで使われます。



 これわたくしはギターメーカーに就職してから知った言葉なのですが、一般では使わないですよね?

 例によって、例のごとく、工場では極々フツーに口にされている言葉です。


 なぜ「キレない」と表現するのかはわかりません。

 我々はもう普通の感覚になりましたが、考えてみると不思議ですね〜。




 ・・・というわけで、こんな感じでギターはケズラレながら完成に近づいていくわけです。


 番外編 その2はこんなカンジでした。また機会がありましたらご紹介いたしますので。

 では。

 
 ども、フジゲンオンラインショップのエフです。連日の登場です。
 
 ここフジゲン大町工場のある長野県大町市でも、めっきり暖かくなってきまして、個人的には雪が溶けてしまっては困るわたくしエフです。

 ゲレンデにだけ雪が降ればいいのに!
 
 ではっ!お馴染み!!一般ではあまり知られていないが、ギターメーカーでは普通に使われている、知ってちょっと得した気分になれる、シリーズ「ギターメーカー業界用語紹介」番外編いってみましょう。



 番外編その1 「カラーの呼び方」



 仕事中はですね、いろいろな機種や、道具や、部品などの名称をフルでいいあっているとテンポも悪くなるし、とても不便です。かといってアレ、ソレ、コレでは伝わらないですしね〜。

 なのでどこの業界でもそうだと思いますが、自然とさまざまな省略語が発生していくことだと思います。



 今日はその省略語を一部(ホンノ一部です)ご紹介いたします。


 例えば、FGNのNCST-10R/AL/3Sなどでおなじみの「キャンディアップルレッド」というカラーなんですが、
http://www.fujigen.co.jp/exp/Scategory2.aspx?SH=fgn1208
 これをフルで呼んでいると大変です。そこで我々は「キャンディ」と略しております。(ちょっとカワイイ)

 「このキャンディはもうオッケー?」みたいなカンジです。


 またFGNのNCJB-10Rなどでおなじみの「スリートーンサンバースト」なども、
http://www.fujigen.co.jp/webshop/pt_fgn_ncjbncpb10.asp
 「サンティー」と呼んでいます。省略表記の「3TS」から来ているわけですね。
 

 FGNのNCPB-10Rなどでおなじみ「ブラック」も、
 http://www.fujigen.co.jp/exp/Scategory2.aspx?SH=fgn7005
 「ビーケー」と呼んでおります。これも省略表記の「BK」から来ています。ただこれはあまり省略されてはいませんね。ですが語呂がいいんです(これ大事です)。


 一方NCST-10Mなどの「ツートーンサンバースト」などは、
http://www.fujigen.co.jp/exp/Scategory2.aspx?SH=fgn1102
 省略語が決まっておりません。「ニティー」、「ツーティー」ワタクシ的に語感があまりしっくりこないので、使っておりません(かたくなに)。


 というわけで、こんな省略語(これも業界用語?)が長野県のフジゲン大町工場に日々トビかっているわけです(楽しいですよ)。


 ・・・番外編はこんなカンジでした。ご紹介しきれませんが、また機会がありましたらご紹介いたします〜。

 では。

 



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