2005年12月31日

just human

just human意味もなく私はここに残ってる。
早く自分のいた世界に帰ればよかったんだけどね…。
でも、もう帰る。
年を越すときっかけがなくなるような気がして…。



私は何をしたんだろう?



彼と別れてずっと考えてた。
こっちにきて麗華と彼の間を引っ掻き回しただけじゃないかって思う。

最初に考えてた予定とは大幅に変わってしまったけど、
麗華と彼の嬉しそうな顔を見たらどうでもよくなった。
正直、ちょっと悔しいけど。


もう、私がブログに記録を残す理由はなくなった。
そして私は「ふじこ」を名乗る必要がなくなった。
でも、「ふじこ」だったこと、そしてそのとき感じたことはずっと忘れない。

いろんな想いをありがとう。

そして、さようなら。
  

Posted by fujiko_b at 23:59

2005年12月20日

hell and heaven

hell and heaven見つけた。

 彼は逃げる様子もなく

 

 「ありがとう」

 

 というので

 

 「感謝されることは何もしてない」

 

 と答えた。

 「わかってる」

って彼は言ったけど、 彼は何もわかってない。私の気持ちも…。 そして麗華の気持ちも…。

  
Posted by fujiko_b at 23:39

2005年12月15日

gravity 0

gravity 0王様の耳はロバの耳


そう叫ぶ人の気持ちが今ならわかる。
誰でもない誰かに自分の気持ちを吐き出したい気持ち。
誰にも聞かれたくないけど誰かには聞いて欲しい。

私にもそうゆう感情はある。


私について。



誰にもいいたくないけど、聞いて欲しいこと。



私はB型の女だ。



血液型のB型。
血液型占いなんかで作られるイメージが私。


自己中
無神経
飽きっぽい


とかそうゆうのが私の性格を作り上げていく。
もちろんB型の人が作るB型像というのも私の性格の構成要素になったりする。
何かと悪者になるB型。

だから、私は私のことが嫌いだ。


いや、嫌いだったというべきかも知れない。
一人だけ、そんなことを話してもなお、私のそばで話を聞いてくれたから。
受け入れてくれる人がいたおかげで、自分のことが前ほどは嫌いじゃなくなった。


私は今、人を探している。
探しているのはその人だ。
  
Posted by fujiko_b at 00:42

2005年12月10日

fatal damage

fatal damageここ最近は麗華と話すことが多い。
きっといろんなことを聞いてもらいたかったんだと思う。
彼女はずっと一人だったから…。


話が広がっていって服装のことになった。

どうやらずっとこの格好でいることが気に入らないらしい。
一緒に住むなら下着も毎日変えなきゃいけないといってきた。


…変える必要ないじゃん…


という説明も聞いてもらえなかった。そうゆう問題じゃないらしい。

そして今の季節いつもの格好じゃ見た目的に寒くて迷惑だそうで。
確かに街に出ると変な目で見られる。
そうゆうのもうざったいのでおとなしく買い物に行くことにした。


麗華が選んでくれるのはいいけど動きにくいものばかり…。
当然といえば当然だけど、未来から持ってきた装備もお預け。

でも、彼女が楽しそうにしていたのでそれはそれでよかったのかもしれない。

おかげで服屋の仕入れみたいな状態で帰ってきた。


彼女は知れば知るほどいい人だ。
だからこそ自分が惨めになる。
人ならここで変わることも出来るけど、変われない私にとっては辛い…。

  
Posted by fujiko_b at 19:41

2005年12月06日

entrap into believers

entrap into believers麗華に私のことを教えた。
けど、どうもよくわかってないらしい。
正直私は神様じゃないしね。面倒くさいからそう答えた。
確かに八百万の神といえばそうかもしれないけど。

私の世界は光速の世界に存在する。
だからこの世界の人は普通には入ることはできない。
その裏側にある光速以上の世界というのもあるんだけど、その世界も私たちの世界に踏み入れることはできない。
ちょうど境目にあるのが私たちの世界。

どうゆう人たちが住んでいるのかというと、この世界で言うところの思念体が住んでる。
例えば宗教的な神様とかサンタとかそうゆうの。
人が強く想ったものが私たちの世界の住人になる。
気持ちの強さによって住人の知識レベルや行動の自由度、さらには寿命が変わってくるんだけどね。
そして多くの人が共有してるとさらに自由に動き回れる。
だからあのアメリカネズミは私たちの世界でもうざいぐらい飛び回ってる。


さっき寿命って書いたけどそれはちょっと語弊がある。
私たちの世界は時間の概念がこことちょっと違うから。

この世界ともう一つの世界ってのは時間が互いに逆行してる。
私たちの世界はその間にあるから時間は進むことはない。
時間の概念はもちろんある。けど、私たちにとって時間は方角のひとつでしかない。私たちの世界では時間は「進む」とかじゃなくて「近い」とか「遠い」とかという言い方のほうがよく耳にする。

私たちの世界の寿命ってのはある範囲のことをさしてる。
強く想う人が1年しかいなかったら、その1年の範囲しか動くことを許されない。
それが私たちの世界の寿命。


そう、強く想ってさえいれば私たちの世界の住人になる。
だから生前惜しまれて亡くなった人は私たちの世界の住人になる。
死後の世界ともいえるかもしれない。



とそんな話をしたはずなんだけど…。
私はどんな想いが実体化したのか?というのはあまり書きたくはない。
馬鹿にされるのがわかっているから。


過去に生きた人はよくこの世界に足を運んだという記述がいろんなところに残っている。
今でもこの世界にひっそりと正体を明かさずに生活してる人がいる。
そんな人と接触ができた。
もうかれこれ数えるのも面倒なくらいこっちに住んでて、いろんな情報に精通してる。
名前はなんていったか忘れた。確か旅ばっかしてて自由が好きな人。

交渉の結果、情報が手にはいり次第連絡するそうだ。
交渉のカードは私の未来から持ってきた装備。見つけたら私にとって用のないものだからね。

できるだけ早く見つけたい。
  
Posted by fujiko_b at 11:27

2005年12月02日

destroyed dreamer

destroyed dreamer別に私はここに何かを書く必要はない。
する義務もない。


でも、書かずにはいられない。


スモーカーが煙草を吸うように、私達は定期的に何かを出力しないと落ち着かない。
生理的欲求のようなもの。
特にこっちに来てからその欲求は強くなったように思う。

向こうにいたときはブログじゃなくてプログラムのバグとかを吐き出してたりした。
この方法が一般的だったかな?
プログラマーには申し訳ないけど。

人によってはウィルス吐き出してたしね…それに比べれば、って思う。


それを考えると昔に生きる人は大変だろうなぁ…。
どうしてたんだろう?


収穫がないときはこんなもんだ。
  
Posted by fujiko_b at 03:15

2005年11月28日

crescent of red

crescent of red大人がかくれんぼしたらこんなにも難しいものなんだろうか?


私はかくれんぼはしたことないけど…。
私だけじゃどうにもならない。


やっぱりここのことはここで生活してる奴に聞くのが一番よさそうだ。
状況によっては応援を頼まなくてはいけないかもしれない。


とりあえず今までの作業は連れてきた相方に任せるとしよう。
任せた。
  
Posted by fujiko_b at 00:39

2005年11月24日

behind the moon

behind the moon

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

過去に生きた人はきっと思う。


「便利な時代だね」


私は今、漫画喫茶というところにいる。
個室になっていてプライバシーも守られるので居心地がいい。

私のいた世界とこの世界はいろんなところで繋がってる。
ただ、人が出入りできるほどの大きさじゃないだけで。

ネットもその入り口の一つ。
ネットの世界は限りなく私たちの世界に近い。
今はその入り口を通して情報を仕入れたりしてる。
情報を手に入れる程度ならネットで充分。

だから実を言うとネットに繋がってる麗華の部屋でも全然問題ない。
でも、そんなことしたら私はきっと部屋から出ない。
いくらなんでもそこまでずうずうしくはない。


私の欲しい情報は特定の人物の居所。
こっちに来てからずっと調べてるけど尻尾を出す気配がない。
そろそろこの方法もあきらめたほうがいいかもしれないね…。

  
Posted by fujiko_b at 11:23

2005年11月20日

another life

another life都合よくこっちで寝泊りする場所が見つかった。

人の部屋に間借りするのが一番いい。
新しく部屋を借りようとすると自分を証明するものが必要になるから。



私には自分を証明するものがない。
この世界では存在しない人間だから。

別にその気になれば証明するものを発行することはわけない。
ただ、面倒くさいのだ。


これから忙しくなる。
観光に来てるわけじゃない。
仕事って訳でもないけど…。
  
Posted by fujiko_b at 01:45

2005年11月16日

hello world

hello world 私には名前がない。

いや、なかったというべきかな。
必要がなかったから。

でも、今は自分がつけた名前がある。


亜qwsでrftgyふじこ


キーボードをローマ字入力にして

「Q」に中指
「A」に人差し指

を置いてそのまま右に動かす。
するとさっきみたいな文字の羅列が出来上がる。



文字自体に意味はない。



そんなところに惹かれて付けてみた。


私の名前はふじこ。


わけあってこっちの世界にいる。
  
Posted by fujiko_b at 00:18