藤間紫苑の日常 -Yuri BL Slash Novels Fujima shion

藤間紫苑の百合・BL小説や日記を綴ってます。 『ゆりにん レズビアン妊活物語』の最新情報もあります☆

百合・BL・ダイエット日記

【ドライフルーツレアチーズケーキ】池袋東武百貨店 食の大北海道展 札幌市 スイートオーケストラ

東武百貨店限定商品のレアチーズケーキ。
お酒が入ってます。
めっちゃ美味しいです。
食べ過ぎに注意な旨さです。
各日限定100点。

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【ラーメン】池袋東武百貨店 食の大北海道展 札幌市 ラーメンひなた

東武限定ラーメンは16時時点で全部売り切れ。
なので塩ラーメンと味噌ラーメンを頼みました。
奥 塩ラーメンはすっきり塩味。800円税別
手間 味噌ラーメンはあっさり味噌スープでした。麺が塩よりちりちりしてて、味噌スープが絡まりやすくなっていました。830円税別
どちらかというと塩ラーメンが私はすきかな。

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【映画 韓国映画】百合映画『お嬢さん』を観てきました。ネタバレあり。【LGBT レズビアン SM】

「『お嬢さん』は百合映画でしたわよ!」というマダムの噂を聞き、行ってきました! シネマート新宿。

はまりました。最高でした。
というか、韓国というと同性愛物語がせいぜい日本輸入のBLぐらいしかないのではないかと舐めてました。すいません。(だってセクマイに厳しそうな国じゃないですか!)

日本映画でここまでしっかりしたミステリー仕立ての百合映画(エロシーンあり)はないのでは?(あっ、『吉祥天女』はそうかもしれないけど、漫画原作しか観てません)

貧困層や、日本占領下の韓国の混乱。
そこで繰り広げられる女性エロ小説朗読会。観客は紳士ばかり。そしてそこにいる女性達は皆、貧困少女が貴族の女性として生きている拾われてきた子供達。

最高なのはお嬢様と侍女のセックスシーン。めっちゃ濡れました! クリトリスが勃つ百合映画とはまさにこのこと。
女性が好きな女性自認のセクシャルマイノリティは必見です! セクマイ団体は映画のDVDを買ってライブラリーに入れてもいいかも。

そんなわけで、超オススメです!

パンフレットはこんな感じでした。

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【依存症 アディクション】ギャンブル依存症の治療に必要なのは愛。

先月の末でやっとギャンブルを止めて一年が経った。
まだまだ大変だけど、よくやったと自分も、そしてカノジョに対して思う。

解離性障害の治療やトラウマの治療、それとギャンブル依存症を止めるのに苦しみ、半年ぐらいとても、非常に辛かった。
半年たった頃から、精神的な苦しみや思い出がどっと吹き出した。

それまで。

今も多分どこかに、冷めて何も感じない自分がいる。
感情も痛みも、笑いも何もない自分がいる。

それは多分、私にとって、「なにか」で、逃避かもしれないし、それが私のリアルなのかもしれない。
私はまだ記憶が不十分で、その冷めた自分が掴みきれない。

ここ数年、もしかしたら前から、繰り返し思い出す過去の記憶。

『ゆりにん』を書いた時から、忘れては定着し、また忘れる色々な記憶。
思い出し、覚えていない事に気付くとショックで、いつもショックを誤魔化すように半笑いしてしまう。

いつだったか。

もっと感じた方がいいのではないかと感覚を研ぎ澄ますようになった。
ただ痛みは、なんだろう、本当に痛くて、何故か幼い頃の虐待や性虐待を思い出した。
同時に襲ってくるショック症状や精神の不安定で段々外に出られなくなった。

今、一番の精神的不安定は加害。
ある日、痛みや辛い記憶と闘っていたら、コインがひっくり返るように自殺衝動が無くなり、加害衝動が出るようになった。

自分の中の加害衝動を私が手放さないように、加害衝動と、あの、冷めた記憶を持つ自分が繋がらないように眠れなくなった。

昼間、目が閉じられない。
椅子から動けない。

目を閉じたら、他の記憶が、この強い加害衝動を持っていってしまうのではないか。
なにせ他の記憶の時、私と記憶のやり取りが出来る事もあるが、大抵忘れる。
加害衝動と、私の記憶ではない「記憶」。
その「記憶」の時に私の身体が結び付くのは勘弁してほしかった。
勝手に同じ身体で加害衝動のまま動かれたら困る。

音がないとイライラして部屋を飛び出しそうになる。
なのでフルトベングラーとカラヤンのCDboxを買って音楽を繰り返しかけた。
頭の中で破壊衝動のシミュレーションが止まらない。
仕方がないのでBL小説を横になりながら読みふけった。
性衝動は少し、破壊衝動を治めてくれる。

カノジョに言うのも、医者に言うのも怖かった。
もうカノジョに嫌われるのではないか、さすがに加害衝動を持つ人間に対して愛が冷めるのではないか。
でもカノジョはその程度で愛が冷める人ではなかった。

精神科の医者は法を犯すなと何度も私に忠告した。
週一回の通院日、毎回、破壊衝動がどうなっているか聞かれる。
しかし答えるのは私だ。他の記憶が何を考えているのかなんて知らない。
私は今のところ破壊衝動が抑えられている。

でもあの、冷めた記憶はどうなんだろう。

なんであの記憶部分は冷めているのだろう。

破壊衝動は子供の頃に受けた暴力の裏返しだろうか。

確か破壊衝動が出た最初は私に、私の脳に暴力を振るった人達を殺そうと思った。
でも、その人達は皆、もう死んでいた。10年以上も前に。
行方不明の人もいた。
しかし探すという執着をしたくなかった。
私の被害は、暴力や性暴力によって壊れた私に、誰が謝ってくれるのだろうか。

抱いて愛してくれるのはいつもカノジョで、傷を癒やしてくれるのもカノジョだ。

加害者共は皆、勝手に死んでいった。
私に謝罪の一言もなく、勝手に。

母は私を愛してくれたけど、沢山暴力も振るった。

叔母は私に執着し、私が家に帰る時、何時間も駅や道端で立って待っていた。寒い夜も、雨の日も。
寝る時は長い時間、私の頭の横に正座し、眠る私を上から見つめていた。
そして私が姉の家(同じアパートに住んでいた)に休日遊びにいったり、泊まりがけで昔話で盛り上がっていると、包丁を手に持ち、姉の家の玄関を狂ったように叩いていた。

姉のストレスも相当なものだったと思う。今更だが謝っておく。ごめん、ねーちゃん。

私は狂った叔母を置いたまま、カノジョの元へ逃げた。

本当に最近聞いた話では、私がカノジョの元へ行ったことで、カノジョの実家に私の家族から(叔母や兄や、多分金銭的な事で父から)脅迫電話が頻繁にかかっていたという。

私は青ざめた。
もう勘弁してほしいと本当に思った。

叔母も父ももう亡くなった。

兄とカノジョは今、良好な関係だ。

カノジョの実家と私は、私のギャンブル依存症が発覚し冷たい関係だ。
でも私はカノジョから受けた暴力を、カノジョの両親に言うつもりはない。
どうせ信じもしないし、娘のDVの事で謝りもしないだろう。(というか、セクマイのカノジョを孤独にし狂わせるような家庭を作って、結局そのセクマイの存在を無視するような家庭で育ったカノジョが暴れ、暴力被害は私にぶつけられたわけだから、心底カノジョに謝って欲しい)
むしろ娘が迷惑をかけたから別れろとか言いそうだ。


それにカノジョには私に対する暴力について謝って貰っている。
私も色んな事にたいして謝った。

私達はもう幸せになってもいいはずだ。

でもそんな去年、私の精神病は悪化した。

解離性障害的に記憶が戻り、いろんな記憶と私がアクセス出来るようになるのは治りかけ、ともいう。

しかし気分の揺れ幅の大きさ、そして加害衝動に私は戸惑った。


カノジョは私の話を、多分同じ話を何度も聞いてくれた。
愛してると私に言ってくれた。
何度も抱きしめてくれた。
症状の酷い時は疲れた平日なのにセックスして、私の加害衝動を鎮めてくれた。


私は赤ん坊の時から痛覚がおかしい。
間違って食べて噛んでしまった宇津救命丸のガラス瓶を噛み砕いて笑っているぐらい、おかしい。

今でもセックスの時、痣が出来るぐらい抓られて腿を握られて、気持ち良くなって達するぐらい感覚がおかしい。

痛覚や感覚がおかしいから解離性障害が起きているのか、出産時の事故や生育歴や何かで解離性障害なのかはわからない。

ただ解離しやすくなった記憶の一部は、ただの自己破壊衝動に則って、何も考えず、頭の中は冷たくなったまま、ギャンブルに浸ってた。


私はカノジョに抱っこしてもらった。
ずっとずっと、寝る時も抱っこしてもらった。

カノジョが出勤時は寂しいけれど、休み時間に電話が出来る状況なら電話をくれる。メールもくれる。

最近、やっと愛してると言ってくれるようになった。
この想いが愛ならずっと昔から愛していたよと言ってくれた。
出会った時は愛など解らないと、ただつっぱねられ、体の関係だけだと言われた。

キリスト者の私にとってそれは酷く寂しく、辛い日々だった。
一方的に私が愛する日々が続いた。

ただ私は愛を知っていても、愛のある生活や、愛し方を知らなかった。

今はただ、辛い時や悲しい時はただ抱き合ったり、撫でたりするだけだ。

それだけだとカノジョは怒ったりする。
カノジョはプライドが高く、寂しがり屋だ。
撫でて、誉めて、抱きしめる。
料理を作って、健康にする。

早く寝なさいと、平日の夜なのに動画を観て遊んでいるカノジョを追い立てて、抱っこして寝かせる。

平和な日々や、日常と人は言うけれど、家庭が崩壊していた私にそのような規範は無かった。無かったというより、知らなかった、が近い。

カノジョは日常を知っていたがそこにはセクシャルマイノリティはおらず(存在すらせず)、家族の中でも学校や社会でも孤独だった。性欲は知っていて感じていても、愛は知らなかった。
孤独は、カノジョを狂わせた。
狂ったカノジョと、平和な愛のある生活を知らない私達は出会い、一緒に暮らし始めた。


ただ相手と抱き締めあって、笑って、優しい言葉を紡ぐこと。


そんな簡単な「愛のある日常」を私達は知らなくて、お互いがお互いの必要なものを理解するまで30年かかった。


半世紀近く壊れていた私達は、そう簡単に治らない。

でも今は抱き締め合って眠ることが気持ちよいと知っている。

相手が悲しんでいる時は、相手の頭を抱き締めることを知っている。

きっとまだ狂った頭は治らない。
でも静かな日が、一日、一日、と増えている。


ギャンブル依存症の小さなミーティングで、そこにいる人達が皆、子供の頃からの被害者(ネグレクト体験者)で、今の静かな日々が理解出来ないと口を揃えて言った。

殺されるかどうかの緊張感の中から逃げ出しても、狂った頭は殺される緊張感を求める。

ギャンブルをして緊張感を「取り戻す」。

ギャンブル依存症は皆、いわゆる社会がいう「平和な家庭」を持っていた。

しかし平和が何か、この静けさは一体なんなのか。不安がつのっていくのだ。

未知の生活に怯え、ギャンブル場へと向かった。
賭の興奮は死の直前までいた、幼少期の家庭で与えられた興奮を思い出させてくれた。


ギャンブル依存症者に必要なのは家族と別れる事や、何十年もその記憶を繰り返し告白する事ではない。

ただ、「愛してる」と言われ抱き締められ、相手の腕の中で暴れても抱き締められ、自分もまた抱き締める事を知って。

壊れた精神が静かに落ち着き、静かな生活がルーチンワークになるまで抱き締め合う事だと思う。

もちろん、ギャンブル依存症と共に生活が出来ない人は一刻も早く離れるべきだ。

そしてギャンブル依存症者は、そのように離れた人への執着は忘れ、ただ抱き締めてくれて、自分の腕を背中に回しても安心してくれる人をパートナーに持つべきじゃないかと思う。


静かな日々は最初、とても苦痛だけど。

それに慣れると眠いような気怠い日々が、人生になって積み重ねられていく。

人によってはギャンブルを止め、仕事に凄くすごく打ち込む人もいる。

でも仕事に打ち込み過ぎると、抱き締め合うパートナーを失う。

ただぼーっと生きること。

休日に家事をしながら横にいるパートナーを見て、今日もパートナーが怪我なく生きていることを幸せだと思い、パートナーに笑いかけること。
好きだと呟き、抱き締めること。


パートナーが生きている一日一日を大切にすること。


もしや人生ってそれだけでいいのではないか。

私はカノジョに出会って30年経って、そのことに気付いた。


ギャンブル依存症者の人生にこの文章が少しでも絡まってくれればいいなと私は思ってる。

【読書記録BL】榎田尤利 『愛とは言えない』1-4巻。他計12冊読了。恋愛作品を書くのは難しいと胃が痛くなったBL。

ビブレ
『愛とは言えない』1-4巻
『はつ恋』
『ビューティフル・プア』

キャラ文庫
『アパルトマンの王子』
『理髪師の、些か変わったお気に入り』

大洋図書
『ハンサムは嫌い。』
『執事の特権』
『ワークデイズ』
『ひとりごとの恋』

私の一番のお気に入りは『愛とは言えない』シリーズ。これがネタバレになるが、4巻まで恋愛が成立しない。すれ違ったり色々あって4巻かかってカップルが出来るという、息の長い恋愛成就物語。

私は元々恋愛小説を書くのも読むのも(読むのは特にヘテロ物)苦手。社会の構造を書いている方が得意。

なぜそんな私がBLを読んでいるか。
そこには苦手な恋愛が書かれているから。
私にとっては高い山を攻略しているようなものだ。

そんな私がとても驚いたこのシリーズ。
BLは大抵読み切りなので、恋愛は1巻で成就する。
沙野風結子の狂犬と野獣シリーズも恋愛は3巻かかるがセックスは一巻でガンガンやってる。

しかしこの愛シリーズはそうではない。
一冊読み切りではないし、恋も成就しない。
セックスは四巻でやっとだ。

人の人生を書いたらこんなもんかもしれない。
それにしてはすれ違いが多いが。

でも作品として4巻で恋愛成就はひじょーに長い。長く感じた。

考えてみれば漫画の『スキップビート』(花とゆめコミックス)なんて30巻かかっても恋が成就してない。
だから本来女性向け作品というのはそういう息の長い恋愛話が向いているのかもしれない。
今の出版状況では全巻揃えるのが書店では難しいし、一目惚れ買いなんて出来ないかもしれないが。

しかしそんな恋愛話が苦手だから私は少女漫画やTLを読まずBLを読んでいるのである。

恋愛はサクサクと。
セックスはもっとサクサクと。

そんな作品が好きだ。

このシリーズを読んだのは榎田尤利の単発作品にはまって、たまたま作家買いしたに過ぎない。

読むのが辛かった。
何が辛いって、読んでいる最中は色々複雑に絡み合ってて面白いのたが、読み終わった後、自分に恋愛話が書けないという現実を突きつけられた感じがしたからだ。

レズビアン小説だって女性向けなので、ある程度恋愛要素はいれないといけない。

いやもう苦手ならいっそそれ抜きでいけばいいのでは?

セクシャリティを扱うレズビアン小説で?
恋が好きな女性向けなのに?

なんて考えたら目の前が真っ暗になって1日落ち込んだ。

そんな恋愛作品のシリーズだった。
オススメ。

【読書記録BL】沙野風結子11冊読了。記憶障害物、ヤンデレ物が私のお気に入り。

沙野風結子
『神鳴り花〜傾国の神官〜』(ガッシュ文庫)
『籠蝶は花を恋う』(フロンティアワークス)
『落園の鎖〜狂犬と野獣〜』(ラヴァーズ文庫 2巻)
『堕楽の島〜狂犬と野獣〜』(ラヴァーズ文庫 3巻 最終巻)
『神の囲い人』(プラチナ文庫)
『つる草の封淫』(プラチナ文庫)
『処女執事』(花丸文庫ブラック)
『幼馴染み〜荊の部屋〜』(幻冬舎)
『獣の妻乞い』(幻冬舎)
『僕のねむりを醒ます人』(茜新社)
『蝶宮殿の王子様』(ワンツーマガジン)

この中で私が一番気に入っているのが『狂犬と野獣』シリーズ。終わってしまって悲しいほど。
綺麗過ぎる狂犬の公安役人(受け)がヤクザの野獣(攻め)にガンガン漢らしく犯られる話。
ストーリーは音、光、音&光&音楽、をベースにした機械によって人を支配するのはどういったものか、というのが書かれていてとても良かった。

沙野風結子は私のお気に入り作家。
依存やセックス&ドラッグなどを書かせたら天下一品だ。

【百合嫁】児童性被害と処女信仰と記憶障害と。

メモ的エッセイ。記憶障害部分のメモなので読み辛いです。すいません。


子供の頃、キスをしたのは恐らく9歳か8歳ぐらいの歳だったと思う。

11歳年上の兄が東北へと大学進学し、私と姉と母は女三人で横浜のちょーーーー田舎町へと引っ越した。
道は舗装されてなくて砂利。
周りは畑や田んぼ。
牛蛙が鳴いて怖い。
桑のみとかいこがいる木があって楽しい。
目の前は山。そして家の後ろの山は開発地。
そんな都市開発が始まったばかりの町だった。

封鎖的な町だったけど、丁度近くに兄の親友家族が引っ越してきた。
兄は親友に、私の姉の勉強をみてくれとお願いして東北へと旅立った。
下田から横浜にいる母の元へ6歳の時、私は戻ってきた。
すれ違うように兄は東北の大学へと進学した。
それから2年後、私達はこのちょーーーー田舎町へと引っ越したのだ。

下田にいる時、私は親戚の叔母さんに引き取られていた。
叔母さんと私の女二人暮らし。

そして横浜に帰り、兄は東北へ行ってしまったので母と姉と私の女三人暮らし。

ようするに私は下田のホテル(親戚のホテルの敷地内にある小さな家に住んでいた)の親戚や従業員さん達、またはたまに帰ってくる兄以外、男性の身近な人はいなかった。いや、男性の従業員だけでかなりの数になるけど。

まぁとにかく田舎町での母娘生活は快適だった。
後でこの四年間の記憶がほぼなく、幸せだったはずなのになんで? と思った。
母は勉強が出来ない私にキレて暴力を振るってた。
木のハンガーで叩かれる日々だった。
貧しくてガスは止まり、母は姉を知人男性に性的な一夜のために売り渡そうとした。
私は叔母の金銭的な庇護の下、性的に売られず守られていた。
しかし生活は多分荒れていたのだ。

あまり記憶はないのだけど。
姉の証言と繋げていく。

とにかく私の家は貧乏で、兄は大学進学中だった。
たしか母は仕送りをしていた。
でも大人になって、いやその頃からお金はどうなっていたのだろうと思ってた。
多分兄は奨学金やバイトや教会からのボランティアを受けたり(ご飯とか)、少ない仕送りで暮らしていたのだろう。

私達は貧しかったのだろう。

その辛い記憶は私に、ない。
姉にはあるけど。

そんな時、兄の親友家族か近所に引っ越してきた。
一緒に野菜を育てたり、犬の散歩をしたりして楽しかった。音楽を聴いたり、スカーフが作られていくミシンを見たり。

兄の親友は私達姉妹とよく遊んでくれた。
姉には勉強を。
私には植物の観察や犬の散歩を。
姉と年齢が近い(それでも6歳差だが)ので、姉と結婚しないかなと私は思ってた。
(姉は「貧乏なうちと彼の家とで結婚出来るわけがない」と後で言ってたが、姉はその後、その100倍ぐらい金持ちの男と付き合うから、相手のご家庭とか、付き合うというのにはあんまり関係なかったんじゃないかな)

まぁ、そんなこんなである犬の散歩の日。

私と兄の親友は住宅地開発途中の山道を登ってた。
いつもの散歩コースだ。
私と兄の親友は11歳差だ。普通ならめっちゃ年上って感じかもしれないが、兄と同級生なので年上のお兄ちゃん感覚だった。

何度も書くが兄と同級生なので相手は大学生。
私は小学校中学年。

散歩は楽しかった。
そのお兄ちゃんとは本当にいつも遊んでもらっていた。

その遊びの中には、犬の散歩と、散歩コースで休むことと、そこで毎回するキスがあった。

あまり覚えてないが、多分ディープキスも含まれていたのだと思う。
なぜそれを覚えていないかというと、その時の私にディープキスという概念がなかったからだ。
短いキスから日を追って長いキスになっていったのを覚えている。
それと、その時は熱さだけを記憶してるが、多分お兄ちゃんの親友は興奮していたのだ。
次第に「熱い」時間は増える。
私はキスする時間が大好きだった。

それは秘密の時間だった。

誰にも言えない秘密。

考えてみればなぜ秘密だと思ったのだろう。
多分兄の親友に、そう誘導されたのだろう。

そして私のファーストキスは甘い思い出と共に誰にも言えない秘密になった。

少女漫画に描かれている甘酸っぱいファーストキス。

でも私のファーストキスは「秘密」だった。
その時はお姉ちゃんと二股でもかけられているのかと思ってた。(でも姉と兄の親友は、なんの関係もなく、ただのお友達だった)

でも大人になった私は改めて秘密の意味を知った。

20歳の男性が9歳の児童にディープキスをする意味。
兄に内緒に、が理由じゃなかった。(多分兄が知ったら親友をぶん殴ってたことだろう。自分が留守の間、妹達を宜しくと親友に頼んで東北へ行ったのだ。未だに兄には言えない)
姉と付き合う未来があるかもしれないも理由じゃなかった。

ただ単に兄のお友達が、親友の幼児にも近い妹に手を出すロリコンだったってだけの理由だった。
その兄の親友に憧れていた小さい時の私は、ただキスを楽しんでいた。
段々長くなるキス。
段々力強くなるキス。

私はキスするのが楽しかった。
しかしなんか様子が段々おかしくなるのを感じていた。

そしてある日。
急に兄の親友は、私と一緒に犬の散歩を止めた。


さみしーなー、いそがしーのかなー、やっぱりお姉ちゃんの恋人だから? とかいろいろ私は考えた。

大人になった今ならわかる。

恐らく兄の親友は私に強い性的興奮を覚え、自制したのだ。
目の前にいる親友の幼い妹とセックスをすることを。

まぁ、キスを仕掛けてくるぐらいだ。
オナニーぐらいはしてたかも。
11歳年下の幼女とセックスする夢想を。

私はただ純粋にキスを楽しんでいた。

セックスという行為もしらずに。


それから暫くたってから。
私が中型?大型?ぐらいのバイクの後ろへ乗れる程度に成長すると、兄の親友は何度かバイクの後ろに載せてくれて海や映画に連れて行ってくれた。
私はバイクの後ろに乗るのが怖かった。一生懸命しがみついた。

私は遊び感覚だったのだが、もしかしてあれはデートだったのかもしれない。
私は必死だったのたが、兄の親友は腰に感じる子供の体の熱を感じていたのかもしれない。

特にキスは無かったが、バイクの後部座席から降りてふらふらしてる私の手を握ってくれた。

映画も面白かった。
リンゴスターが出ているギャグ映画だった。


兄の親友はそれから10年後ぐらいに、姉以外の女性と結婚した。
姉と結婚しなくて残念だなーとか、相手のお嫁さんに会わせてくれないのだろうかと思った。

現在、兄はあまりその親友と付き合っていないようだ。

兄の親友は私にとって大切なお兄ちゃんの一人だった。長い間、大切な思い出だった。


だけど先日、ふと大人の目からその状況を見た。

兄の親友はペドファイルな、親友の11歳下の、小学生で生理もきていない妹に発情する男だった。

ただそれだけ。
小学生だった私の、甘いファーストキスの記憶の裏には、子供に発情する20歳の男の姿があった。


疲れたので続きはまた別の機会に。

【ロマンポルノ】「ハッ! 昼下がりに性的な悶えで苦しむ女なんていねーよ」と思ってた子供時代の私。

よくある主婦や若妻や、とにかく女へのイメージ。

昼下がりに性的欲求不満でため息。
旦那が性交渉なし(もしくは回数が少ない)なので欲求不満な女。

こういうイメージを私は子供の頃、笑ってた。

我が家は母子家庭だったが、とにかく母の周りには男が数人いた。セックスしまくってた。
母が結婚を拒否ったせいか、樹海に旅立って行方不明になった男もいた。

男というのはくるくる回転する寿司ネタのようなものだった。
母に性的にも金銭的にも吸い取られ、食べ終わったら簡単に捨てられていた。

だから私にとって、奥さん、性的欲求不満、という都市伝説が理解出来なかった。
欲求不満ならセックスすればいい。男でも女でも引っ掛けてガンガンセックスすればいいじゃないか。何故それをしないで欲求不満? と思った。

AVパッケージの中では美しい女性がアンニュイな顔で映ってた。

意味が分からないと、子供の頃、思ってた。

ちなみに結婚当時から母の周りには男が何人もいた。そんな写真がいくつもある。
父はその中で笑ってた。子供の目から見ても父は何人もの男達の中で、笑顔が優しくスマートで背が高く格好良かった(超ダメ男だが。見目とそれとは別)


それから35年。

うちはモノガミーだ。
カノジョはセックスに強いが、いかんせん仕事が忙しくて体力切れ。

私はAV女優のように美しくはないが、適度にナンパされるような、どこにでもいる太ったパンダ的奥様だ。

カノジョ一筋で浮気する気はさらさらない。
しかし性欲が異常に強い。

毎夜、カノジョの腕の中で優しく抱かれて眠る。カノジョの白く柔らかく大きな胸の谷間に顔を埋めて寝ることもある。

こんな状態で誰が眠れるんだあああああ!!!

カノジョは私を抱くと安心して一分もしたら優しい寝息をたてる。

私の項、もしくは顔には優しい息がかかる。
カノジョの巨大なおっぱいは背中、もしくは顔にあたる。

そんな時、私は性欲MAX。

男性なら勃起してる毎夜の状態。

私は胸に顔を埋めながら、ヴァギナを濡らしている。
体をもぞもぞさせる。
抱きしめられているから、オナニーも無理だ(疲れたカノジョが起きてしまう)。

カイジ的に言うと、地獄ッ!!

そんな百合奥様な毎晩。

……これ、結構、辛いね。

【SF小説 SFアニメ映画】『虐殺器官』(伊藤計劃 ハヤカワ文庫)読了。
アニメ映画『虐殺器官』も観た。ネタバレあり。


アニメ映画『屍者の帝国』を百合友に薦められ一緒に観に行った時から私の伊藤計劃ファンは始まった。
アニメ映画『屍者の帝国』はもの凄くゲイ臭い作品で嵌まった。

そして次に上映されたアニメ映画『ハーモニー』はディストピアとも取れるし、ユートピアとも取れる。
そのエンディングはまるで聖書に描かれた地上の楽園のようで私を魅了した。


先日、アニメ映画『虐殺器官』を観た。映画は「これが僕の物語だ」で終わる。
この先、どうなったのか私は知りたかった。私の予想では公聴会で主人公が虐殺文法(文書?)を語り、英語圏に内乱が起きるというものだった。

伊藤計劃アニメ映画三作をやっと観終わり、ネタバレ嫌いな私は1年前に買っておいた原作を読んだ。

半分まで読み終えた時、その推進力のなさに驚いた。
解離性障害を患い、痛みが度々解離し感じなくなる、そして次に来たのは痛みを感じるとエクスタシーを感じるという狂った脳を持った私にとって小説『虐殺器官』はよくある話だった。小説家という文字で人を扇動するのも得意分野なのでよくわかる。

しかし何故か小説からリアルが感じられないのだ。
これだけ痛みや残虐シーンが書かれているのにリアルを感じない。それこそ大量の言葉、修辞をまとめ上げているとしか感じない。

正直私はがっかりした。
SF業界が褒めている作品はこんなものなの? と。
前に雑誌『すばる』のLGBT特集巻頭にあったエッセイを読んだ時の絶望感。海の向こうからという特集の副題。

一体日本の文学界はどの位世界の先端から遅れているのだろうという、溜息。

あ、『ジニのパズル』は面白かった。でもあれが芥川賞を取れない日本の文学界。

そんな残念な感じを小説『虐殺器官』から受けた。

そういえば、だから私は日本の小説(文芸作品)を読まなくなったのではなかったか。

今、BLは(というか私が好んで読んでいる作家達は)とても日本国内小説の先端を突き進んでいると思う。

その中にはセクシャリティについて、貧困について、病気について書いた、考察したSFもあるわけで。いやサイエンスフィクション、というより社会小説といえるかもしれない。

それらを日々読んでいる私は小説『虐殺器官』を褒めている日本SF業界にがっかりした。

そう思っていたら巻末にある対談で伊藤計劃が「僕は、文体とかネタとか、わりと細かい装飾だけで立ち上げてるような小説を書いていると自覚しています」と言っていたので、作家が自覚していて良かったと思った。問題は小説『虐殺器官』を持ち上げているSF界だけで。

さらに読み進めると伊藤計劃には癌の闘病日記がある、というのがわかった。そこから引用された文章は、小説から切り離された生々しい『痛み』だった。

あぁ、なる程。日本SF界の人達は伊藤計劃の小説だけではなく、多分その向こうにある闘病日記と共に読んでいるのだな、と気付いた。イメージしてる、というか。

出来ればその闘病日記も本にしてくれよ。正岡子規のように。早川書房さん。遺族さん。


実は私もカノジョに何度も「闘病小説を書け」と言われている。しかし書けない。闘病についてはツイッターに書くのがせいぜいだ。
『ゆりにん』のシナリオには闘病部分があるが、マジで血を吐くのではないかと思うぐらい辛かった。

だから癌を患った伊藤計劃が小説『虐殺器官』でリアルを解離させたような小説を書いたのも仕方がない、と思う。

しかしそれは女性というマイノリティがゲイというセクシャリティマイノリティについて書きながら作者の問題が透けて見える生々しいBL小説より、とても薄い、文字を綴っただけの小説に私には読めた。

女性達はBLというロケットブースターを付けながらリアルが透けて見える小説を書く。

伊藤計劃の小説はSFというロケットブースターを付けているにもかかわらず、薄められた文字の世界を描いていた。

あぁ、解離しながら書いているのだなぁ、と私は思った。

英語圏以外の小国を滅ぼしていくジョン。
英語圏を滅ぼす主人公。

しかし日本語圏や中国語圏や他の大国と呼ばれる英語圏以外の国民には、日常が続いていくのだろう。

自分が死んでも続いていく日常。平和な日本。


死後は私も何度も考え想像した。

キリスト教は死後、天国や地獄へ行くと教えてくれるが、無神論者のカノジョとクリスチャンの私は何処へいくのだろうか。別々の何処かか。意識の消滅か。危篤の時に見た花畑の向こうには何があるのか。


伊藤計劃にとって『虐殺器官』はそんな自分が死んだ後を描いたディストピア小説だったのかもしれない。

リアルはネットの日記に書きながら、夢を小説として描いていたのかもしれない。

でも伊藤計劃が小説で痛みや悲しみ苦しみ楽しみ、そしてもしかしたら恋? とかが描けるようになるまで生きていたら、どんなに素敵な小説が……というのはそれが読みたい私の願望に過ぎない。

もう伊藤計劃はこの世にいない。

彼が遺したディストピア小説は日本にどういった変化や記憶を置いていったのだろう。

小説を読んだ人に刻まれる言葉。

それは未来にどういう影響を与えるのだろう。


バイセクシャルだと思われる三島由紀夫は沢山の作品を遺し、三島を想う青年と共に自殺をした。
私は最近、よく三島由紀夫は自殺しなければもっと幸せになれただろうに、と思うことがある。

311の時の小沢一郎のように家族を捨てて秘書と逃げたっていいんだと、三島由紀夫が気付けば、だが。

逆に伊藤計劃は一瞬でも長く生きていたかったに違いない。

『虐殺器官』はそんな亡くなった小説家達の生と死について考えてしまうような作品だった。

【セクマイイベント】
シンポジウム「メディアとLGBT」"ホモネタ"って笑っていいの?(2/21)開催のご案内

2017年2月21日(火)午後6時〜午後8時

@弁護士会館(霞ケ関)

・基調報告(LGBTに関するメディアの取り上げ方について)

・パネルディスカッション

 パネリスト:荻上チキ氏(評論家、シノドス編集長)牧村朝子氏(タレント、文筆家)渡辺一樹氏(BuzzFeed記者)


パートナー法ネット運営委員も企画実施に携わっている、東京弁護士会主催のシンポジウムのお知らせです。

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近年LGBTを含むセクシュアル・マイノリティの人権問題について関心が高まる一方で、インターネットやテレビ、新聞、雑誌などのメディアでは同性愛者やトランスジェンダーを笑いの「ネタ」として扱ったり、芸能人が同性と交際しているかもしれないという情報を「ホモ疑惑」「レズ疑惑」などの見出しを付けて報道するなど、偏見や差別を助長する取り上げ方がされ続けています。

私たちの日常生活でも「あいつ,ホモっぽいよね(笑)」といった「ホモネタ」に象徴される差別発言が依然として飛び交い、いじめや自殺も絶えません。メディアの差別的な取り上げ方が受け手の中でセクシュアル・マイノリティに対する偏見を内面化させ、差別発言、いじめ及び抑圧につながっているのではないでしょうか。

性的指向や性自認にかかわらず、すべての人の人権が尊重される社会を実現するため、様々なメディアで活躍中の方々をパネリストにお招きしメディアにおけるセクシュアル・マイノリティの取り上げ方、伝え方の歴史や現状に焦点を当て、一緒に問題点と改善策を考えます。


パートナー法ネットMLより転載

【読書記録BL】沙野風結子『青ひげ公の婚礼』『アカサギ〜詐欺師と甘い鉄枷〜』『タンデム〜狂犬と野獣』含む12冊読了。

ラヴァーズ文庫(竹書房)
『タンデム〜狂犬と野獣〜』
狂犬と野獣シリーズの出会い篇。
ヤクザの周×公安の綺麗すぎる狂犬・通。
二人ともガタイはいいわ、S同士だわ、凄く良かった。
あまり通販は使わない派(金使っちゃうから)なのだが、流石にこの作品は良くて、残りの二作品を注文したほど。
多分合計三冊出ている。

『アカサギ〜詐欺師と甘い鉄枷〜』
ゲイの結婚詐欺師(結婚出来ない日本なのに!)という凄い話で、そのカモになっているのも酷いヤツらで、凄く良い話だった。


二見シャレード文庫
『天獄の雨』
麻薬物。
麻薬取締官の囮捜査の話がメインなのだが、薬物に酔う描写はいいし、エロいし最高の一冊だった。


ガッシュ文庫
『秘恋は咎に濡れ』
過去f-LAPISレーベル(プランタン出版)から出ていた作品と同じ。
政治家物。
受け(政策秘書)がジィサン議員にしゃぶられて悶えるシーン(イラスト付き)とか最高。表紙はガッシュ文庫の笠井あゆみが最高なんだけど(というか沙野小説×笠井イラストの本は最高)、このシーンのイヤらしさはプランタン出版の砂河深紅の方が頭一つ飛び抜けてる。(笠井はエロいけど上品なので)
面白かった。

『隠し神の輿入れ』
山の守り神×昔、神隠しにあった青年。
都市部に住む私は山の神様物を読むと、今、自分が住んでいるところはどういうところだったのだろうと思ってしまう。
まぁ、クリスチャンなので宗教的には関係ないのたが。


プラチナ文庫(プランタン出版)
『吉原艶情』
近代ファンタジー物。
男娼×特高警察。
途中で攻め受け両方が捕まって尋問という拷問を受けるのだが、その描写が最高に良かった。
拷問シーンが苦手でなければ超オススメな一冊。

『青ひげ公の婚礼』
いきなり誘拐される魔性の俳優。
話も絡み合っててよく、母息子関係の書かれ方が良かったり、とにかく面白かった。
相変わらずプランタン出版の本はアベレージが高い(結構どんな作家でも良い作品ばかり。さすがにこれは編集者達の力量の高さを感じさせる)。
沙野風結子の作品はどれも高レベルなのだが、プランタン出版のは話もエロシーンも特に良かった。
両方オススメだ。


フロンティアワークス(ダリア文庫)
『花陰の囚人たち』
潜入捜査に失敗し、刑事二人が美形中国人に監禁されセックスを強要される話。
ウーが可愛くて。

『甘やかな共謀』
ミステリーなのであまりネタバレしたくないが面白かった。とだけ書いておく。


大洋図書
『天使憑きの男』
続編に『悪魔憑きの男』(未読)がある。
一度死んで(というか幽体離脱?)蘇った人は天使憑きや悪魔憑きや翅無しになる。
そんなファンタジーで沙野作品に多い解離状態(翅無し)を描いた作品で私は嵌まった。


ハイランド
『ポイズンローズ』
これは沙野風結子商業作品一作目だそうだ。
少年がクスリとセックスに溺れていたり、二重人格っぽい攻めとか、後の沙野作品にある要素が凝縮している。


幻冬舎コミックス(新書 小説)
『赫蜥蜴の閨』
ヤクザ×跡継ぎ社長。
セックス描写はいいわ、社長の過去描写はいいわ、とても面白かった。
ミステリーなのであまり内容は書かないが、ガタイの良いヤクザ×青年社長でゲイゲイしいのもいい。
青年社長は既婚者。

【読書記録BL】剛しいら『美食家も恋をする』含む6冊読了。安定牌な作家。

角川ルビー文庫
『美食家も恋をする』
『美食家は愛に溺れる』
別にシリーズというわけではなく、料理人や美食家、食べ物表現が多い作品。
読み切りなので、読みやすい。


プラチナ文庫
『手錠』
ヤクザ×救急外科医。
緊張感溢れる中でのセックス描写がいい。


ガッシュ文庫
『その刑事、天使につき』
通訳が出来る刑事……大変だな、と、新宿に住んでいるのでリアルに思った。
通訳言語がアフリカなのもいい。
ちなみに天使といっても、天使物ファンタジーではありません。

『フェイク』
人気韓国人俳優の代わりという偽物の仕事を請け負う駆け出し俳優と、大手映画会社社長の話。
社長×偽物俳優。


フロンティアワークス(文庫)
『我が儘な皇太子は恋着する』
『身代わり王子の純愛』(読了)のスピンオフ。
読み切りなので読みやすい。
親衛隊長×皇太子。

剛しいらは読んでいて楽。
セクマイがBLを読む時の入門書ともいえる。
エロシーンは本によって多かったり少なかったり。
後の方になればなる程、エロよりウンチクが多いので、面白いんだけど、もやもやして全裸待機で読もうとすると外れ(ウンチクメイン)だったりする。エロシーンが多いやつはがっつり書かれているんたけどね。
なので私は荒れた文のBLを読んだ後とか、疲れて今日は外れ(セクマイ差別表現とか)を読みたくないなっていう時に読む作家。安定感がある。

【読書記録BL】盞遒泙弔9冊読了。

プリズム文庫
『ここから先は手をつなごう』
『モンスターズ❤ラブスクール』
妖怪物。シリーズ未読作品あり。

『カテキョと野良犬』
SM調教師×遺産を継ぐかも?な青年。
礼儀作法物。


ラヴァーズ文庫
『惑わすつもりはないけれど』
宝石屋×清掃会社の青年
石についてのこだわり表記が面白かった。

『おうちのルールで恋をしよう』
汚部屋物。親子物。

『こんなハズじゃなかったのにさ』
ゲイ自認の30才青年が初めてデートクラブを使おうとするが、そこのオーナーに気に入られてしまう話。
青年×少年を夢見るゲイ青年が、体格良しの美青年に掘られてしまう。
青年×少年幻想を揶揄する話でもあるので、とても面白い。盞邵酩覆離殴ぜ認主人公物は最高に面白い(自認してないとスーパー差別発言バンバン出るから、ナイーブな人にはオススメ出来ないんだけど)。
盞邵酩福米辰暴藉)は体格良し×体格良しのカップルが本文に描かれているのに、BL的制約で受けが可愛い少年絵になっていて、ひじょーにもにょる編集方針の本が多い。
サラリーマン物が一般化した後も盞遒離汽薀蝓璽泪鷦膺邑は私服(保育士)や清掃員(制服)が多く、エグゼクティブゲイが多いBL本の中で異色たが、そこがリアルで面白い。
しかしリアルなだけあって、ヘテロ自認からゲイ自認(もしくはバイ)になる主人公の自己否定や、周囲のセクマイ差別発言、表現が凄く多く、読むたけで心が傷付くレベルだ。
それでも私が盞邵酩覆鯑匹鵑任靴泙Δ里蓮△修ΔいΕ悒謄躰認の差別的青年が、自己否定し、悩みながらゲイカップルになっていく、そしてそれは決して優男や美少年ではなく、ゴツい青年同士というところに惹かれているのだろうなと思う。


ダリア文庫(フロンティアワークス)
『がんばる王子様❤』
王子様シリーズ二冊目。一巻未読未購入。
早く全巻読みたい。

『そばにいるなら触りたい』
『見ているたけじゃ我慢出来ない』(未読 未購入)のスピンオフ読み切り。
スタイリスト×コミュ障の作家。
コミュ障作家が段々スタイリストに惹かれていくのがいい。スタイリストは最初からバイ自認で読みやすい。


ガッシュ文庫
『しめきりはご飯のあとで』
著名なイケメン作家×惣菜屋。
ゲイゲイしい表現とセクマイ差別表現が混ざっているので要注意。
体格良し×体格良しでイラストもいいんだけどねぇ。はぁ。

【読書記録BL】水生楓子 エスコート・ラブシーンシリーズ他。幻冬舎他。9冊読了。

エスコートシリーズ(幻冬舎)
『エスコート』
『ディール』
『ミステイク』
『フィフス』
『クラッシュ』
『リミット』
ボディーガード・人材派遣会社『エスコート』の人間模様。
 どの作品もキャラが格好いい。高校生ボディーガードとかもいてクールなんたけど、可愛い♥
私はどれか一冊といったら『フィフス』かな。
年の差カップルが良かった。

俳優、映画監督シリーズ(幻冬舎)
『ラブシーン』
『ファイルカット』
もうどちらもツボって号泣もの。
そして改めて「私がカノジョを支えなきゃ!」という気持ちになった。
『ラブシーン』も最高だったけど、『ファイルカット』は自分の人生に重なるところがあるので泣いた。

『氷刃の雫』(ガッシュ文庫)
ヤクザの坊ちゃん(元一般人)がヤクザの親分として成長していく話。
何故BLのヤクザ物は『ブラックラグーン』に出てきた若頭×若組長(女子高生だったかな)みたいなしっかり者の跡継ぎが出て来ないんだ。若頭はいいとして、いつも組長になる若者(受)が、ヤクザというよりチーマーで、組の将来が心配になる。

【読書記録】『うちの娘はAV女優です』(アケミン 幻冬舎)読了。

題名通り親公認AV女優達のインタビュー集。

これを読みながら、何かを思い出すと考えていたらジャンルは違うがエロ本を書いたり読んだりするオタク女子に似てるんだ! と思った。

特にBL作家の中には有名人でも家族に隠している人が少なくない。
結婚し、子供を育てながらエロ表現を書く。これが近所やPTAの知り合いには言えないという。
有名BL作家でなくともエロ同人誌に関わっている女性は親戚に言わない事が多い。
もちろん親公認もいるだろう。
私は子供の頃、エロ絵が雑誌に載った時、親に見せたら喜んで貰えてとても嬉しかった。
しかし未だに堅物な兄に話すつもりはない。

周りがオタク女子ばかりのせいか、女性が性的な話をするのが私の周りでは普通の事だ。エロ表現についても、またセクマイのリアルエロについても相談しあったりする。

ただ、もし違う所があるとするなら、オタク女子の一部は30になっても40になっても処女の人がいる。または一回捨てただけのセカンドバージンとか。男性の場合、童貞や素人童貞が一部にいる。そこは性に奔放なAV女優達とは違う。
オタク女子は声優を目指しても、コスプレイヤーをしても別に脱がない。(一部は脱いでいく) オタクの多くはどちらかというと豊かな家庭の「消費者」だ。そこからクリエーターが生まれていき、エロ表現をするが、それと体を売るのは別問題なのだ。

自己承認欲求を満たすために裸になるAV女優達。
自己承認欲求を満たすためにエロい文を書いたり絵を描いたりする女性作家達。

大した違いはないのではないかと思う。

ただ、なぜエロ表現に進んだのかは興味がある。

そこを突っ込んでインタビューして欲しかったなと思ってしまう。

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