投資では、1.投資対象があるか、2.投資可能かを調査することがまず第1である。
1.投資対象があるかとは、賃料や利息、配当で収益を稼げるか、または売買差益を稼げるかということであり、2.投資可能かとは、法令上で物件取得等が可能か、回収ができるかということである。
ということで、まずは不動産の物件調査である。登記所に近くに集まる大連の不動産屋に足を運んでみる。薄暗いが大きな店内の中、空港の発着案内表示のような電光掲示の巨大な画面に、不動産の面積、価格、間取りが表示されているのにまずは驚かされる。その前に空港のような待合い椅子が並んでいる。証券会社がそうであるように、不動産もこうなると投資対象ということを現実に実感できる。周りでは担当者とお客がパソコンを見ており物件を探しているようだ。

中国の権利証
中国の登記簿





CIMG0741





しばらくすると担当者という若い女性がでてきた。ニイハオと挨拶をして、すでに日本からきて、投資をしたいというと連絡はしてあったので、一緒に物件を案内してもらう。
ワンボックスカーに乗り、見せてもらうことになった物件を回ることに。この会社は不動産取引を始めてから5年くらいであり、社長は以前は自転車屋をやっていたこと、今は営業マンが50人くらいいることなどを聞いた。毎月何件くらい仲介を成約するのかと聞いてみると、50件という。本当かよと思いながら、あなたの成績はトップかと聞いたら、トップは70件と冷静に答えてきた。日本なら月に10件も成約すれば優秀な営業マンだと思うが、賃貸にせよ、売買にせよ1か月にそんなに仲介することは可能なのかと疑問に思いながら、中国の都市の発展はそんなものかとも思った。昭和30年、40年代のALWAYSの時代の日本が、驚異的に発展したときのように、中国の大都市は急激に発展しているのだと思った。昭和30年から日本のGDPは10倍になったが、不動産の価格は100倍になった。日本の状況は中国でも可能だろうと思った。