April 15, 2017
『Dr.が知っておかねばならない東洋医学の常識』 その447(第2448回)
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七、脈診
胃の気の脈診が中心となる。
脈診の中で一番怖いのは脈がだんだん早くなっていくもの。
先天的に頻脈のものは問題ない。
しかし普段は一息に三至ぐらいしか打ってなかったものが
急に数脈を打ち落ちつかないという場合、
脾腎のひどい気虚を起こしてきたものがほとんどである。
そういった頻脈でも臍に鍼をかざして
戻ってくるものは心配ないが、
少し治療しても戻らないものは間違いなく危ない。
おまけに胃の気の脈診で堅い脈が出てくれば、
これはほとんど逆証だ。
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