モンゴル

August 09, 2010

第61回 モンゴル大草原を駆ける 二

モンゴル馬





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世界制覇を夢見て戦の足としてまた友として扱った馬だ。
6名の隊員とともに馬上の人となる。



ムチをくれる。

反応を示し興奮する。

小柄であるが気性は荒い。

それだけに敏感で繊細。悍馬なのである。



一気に駆けてみる。 

風がすさまじい。景色は急ぎ足で陰影を落とし消え去る。



我に返る。

仲間の安否を気遣う。

大方の人は素人。

だが、上手く乗っている。



以後は彼等を前に行かせ、後方から見守る。

面倒をみながら楽しめる。



一団の騎馬隊は上下に揺れる丘たちをひた走る。

通常乗っているサラブレッドは下り坂を怖がり嫌う。



モンゴル馬は違う。

これをものともせず、合図を送れば即勇猛果敢に動く。

急なるカ―ブにもよく従い、手前も自在に変換する。

柔軟なカラダを巧みに収縮させると、パッサ―ジュ〔気取った踊り〕をする。

 


敵との戦に備え幾度となく調教したのであろう。

このような血脈が連綿と受け継がれていることがわかる。

胸が熱くなる。

大草原の馬が気に入った。 

 

 

 

 



一気に駆けてみる。




  


 


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fujimoto1005 at 08:14|PermalinkComments(1)

August 06, 2010

第57回 モンゴル大草原を駆ける 一

CCF20100709_00000
「モンゴルにて(写真向かって左がモンゴルの医師グランバル。写真向かって右が著者)」




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1989年4月の終わり、内モンゴル・シラムルン大草原にいた。



草原は3000キロにおよび外モンゴル・ウランバ―トルに続くという。

 


抹茶色に染まるなだらかな大地。



一筋、二筋の茶褐色のむき出しの地面が少しく蛇行し、草原の起伏に合わせてうねる
道である。



はるか遠くには幾つかの丘が揺れて見える。

 


奈良の二月ごろの気候に似ているのか。


突風がときおり肌を凍えさせ、吐息が白くけむる。


 

馬の旅は、パオ〔モンゴル語ではゲル〕を起点としてここ数日さまざまな方向へ20―30キロずつ駆けてみた。



行けども行けども大地のわずかな高低を覚えるだけ。

 


ほとんど景色は変わらない。



終いに怖くなってきた。広い広い世界なのに。

 


子供の頃、狭い空間・段ボ―ルで作った部屋でよく遊んだが、やがて息ぐるしさに怯えて中断した。



これに似た感覚といえようか。息苦しさがある。

 


一瞬ひらめいた。



チンギス‐ハンが世界制覇をなした原動力の一部ではなかったか。



広い広い草原の息苦しさに耐えかねて。

 

チンギス‐ハン〔Chinggis Khan 1162?―1227〕

モンゴル帝国の創始者。廟号は太祖。幼名テムジン。

1206年、全モンゴルの部族を統一してチンギス‐ハンの称号得た。

西夏・金などを討ち、さらに西アジアのホラズムを攻略して支配下に収め、南ロシアを含む大国家としたが、遠征中、陣中で病死。〔大辞泉に基づく〕 







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