リレーフォーライフに参加してきました。15日から16日にかけての24時間救護班として参加させていただきました。がんを抱えながら、ひたむきに時に笑顔を見せ歩く方。がんを抱えて戦う方々のために歩く方々。色々な思いを秘めて歩く家族の姿。医療者として救護班として参加していましたが、日ごろがん治療に携わっていること。医師国家試験の直前にがんと闘っていた父がこの世を去ったこと。2人に1人ががんになるという時代。がんという病がいつも身近に存在するということを心にとめて、私も歩きました。夜はキャンドルを覆う紙に、患者様、家族さまざまな方々の思いが映し出され幻想的であるかのようにも見えるルミナリエが心を震わせます。
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16日には、私の尊敬する臨床腫瘍学会理事長であり福岡大学病院腫瘍内科の教授である田村和夫先生のお話を聞きました。大学でもお会いした時は、いつも笑顔でお話ししてくださる、愛犬家であり、野球好きであり、音楽好き(ご自身バイオリンを弾かれます)素敵な先生です。抗がん剤の開発から臨床(患者様が実際に使用する)までの長い経緯を経る問題点。日本が開発しながら欧州、アメリカで先行使用されて、日本には5年以上たって逆輸入されるという釈然としない現実。開発段階の費用のみならず臨床試験にも莫大な費用が掛かります。そういった点で不十分な費用の問題。色々考え検討してみると、一度形をつくると改善がなかなか図れない日本ならではの行政にも問題はありそうです。リレーフォーライフでは集まった寄付はすべて対がん協会に集められ、日本における対がん対策(研究等)の助成に使用されます。1年で1500万円ほど集まり、いくつかのがん研究に充てられています。今後その成果を公表するような場の検討もされていくようです。
では、田村先生とのツーショットを!!
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尊敬、敬愛する田村先生との写真は私にとっては宝物になります。

父の墓前で、まっさらな白衣を着たことをあらためて思いだし、医師になった時の気持ちを大切に持ち続けて歩いていきたいと思います。