NUMB3RS #02「鉄道破壊計画」

今回は連続列車事故、というか列車連続テロ。
FBIとNTSB(国家運輸安全委員会)の調査官と合同で捜査にあたっている。そこにFBIのアドバイザーとして正式に招聘されることになったらしいチャーリーが呼ばれる。
現場に毎回残されている数字の羅列から成された暗号の解読のために呼ばれたってことらしい。
さすが数学の申し子、暗号の専門家ではないのにパッとみただけで分析を行うが、もちろんそれはとっかかりにすぎず暗号解読には至っていない。それでもその分析をこんな一瞬でやり遂げたことに感心したNTSBのサットン調査官がチャーリーがチャールズ・エプス教授であることに気付く。
MITで学んだ理論にチャーリーが携わっていたことを賞賛するが周りの人間は次元違うなぁ、という顔で見守るしかないだろう。
「楽しいプロジェクトだった」とこれまた何気なく返すチャーリーの頭脳が様々な分野で使われてることが良く分かると同時に、チャーリーにとってそのような理論構築は日常であって取り立てて特別な功績でもないってことらしい。いやはや天才ってのは本当になんというか。
にしてもみっしりと筋肉の詰まったシャツ姿のドンはセクシーだわ〜。元メジャーリーガーという設定らしく下半身もどっしりと筋肉詰まってて素敵なのよね。

さて大学ではのん気な‥‥あいや、非常に悩ましい問題を抱えたチャーリーの友人が悩み相談。
「確率の法則に照らせば 繰り返しはありえない」
チャーリーの友人であり同僚であるラリーが、ずっとプラトニックな関係だった女友達と男女の関係になって、しかもそのぉ〜からだの相性が非常に良かったにも関わらず上記のようなことを言い出して、もう二度と同じような良い経験が出来ないから逃げてるんだと言うのがなんとも‥‥。
頭で恋愛するとこうなるのかしら(苦笑)
心と身体で恋愛ってするもんじゃないの〜(笑)
それじゃアミタは呆れ、チャーリーはなんとも返事ができないわよね。
しかしチャーリーも男女の恋愛の機微にはめちゃくちゃ疎いからなぁ〜。
アミタを気遣えずほったらかしにしているのをアランパパに叱られても、どうしたらいいのか分からないという顔をしている。
アミタはチャーリーに好意を持ってるし、チャーリーもアミタを憎からず思っている。けど表現がへたくそなのよね(笑)
アミタももやもやしちゃうわよね〜。

一方ドン達はビデオに映っていた映像から、火事場泥棒ならぬ事故泥棒をしていた悪徳鉄道警察のもとにたどり着くがすでに先回りされ殺されていた。
最初の手がかりは消えたが被害者の男が潜入捜査していたということでFTRAという犯罪集団にたどり着き急襲。
だがそこでも容疑者は掴まらない。
手詰まりになったところにチャーリーが導き出したストーリー、暗号に見えるが実は数字で紡がれた物語、が突破口として開かれる。
実は次の事故は数字で書かれたメッセージの中に予告されていた。
カホン峠で次の事故は起きると予測されたが、まだ残った数字の問題がある。
ドンがアミタと同じ的外れなこと(36と37は似ている)を言うが、チャーリーはそこでは一々言わないのよね。素数と因数分解できる数字で全然違うってこと。
だが今度はその数字と文字にドンが閃く。
残った数字は免許証番号で、ある一人の男を差していた。峠で事故を起こし、事故死した機関士。その機関士の未亡人の家に訪ねて夫婦の写真を目にしたドンが気付く。
FTRAで話をした男が死んだはずの機関士のフランク・ミルトンであると。
そしてそれを裏付けるようにドンあてに3度目の挑発的な電話がかかってくる。

あとがなくなった捜査官たちに残された方法はピンポイントで狙われるだろう貨物車を特定し、それに対処するしかない。そしてその特定をチャーリーが行うことに。
普通なら条件にあった貨物車を特定するためにプログラムを組むのだが時間がないから、と自ら列車特定の演算をすることになるチャーリー。凄い能力だ。なんつーか本当に数学に関しては人智を超えた才能を誇る人だ。
自分の選択に命運がかけられてる、という凄まじいプレッシャーのなか「出来るよ」と兄とテリーに請け負って列車特定をするチャーリー。
これがまたのちのちの話のなかでキいてくるのよね(ふふふ)

そしてチャーリーの才能は見事犯人を突き止めるが、犯人は身体に爆弾をくくりつけ時限装置まで。
一人でなんとかしようとするドンにテリーとデビッドが無理やり助太刀。っていうか一人ではなんともしようがないと思います、ドン。
これぞチームワークという感じで見事にデビッドが爆弾を解除。最初の任地のテル・アビブ勤務時代に爆弾の特殊訓練を受けたのが今回見事に役立ったということらしい。すげーじゃん、デビッド!!
命令無視だと言いながら謝辞を欠かさないのがドンのいいところ。かっこいー男だってばよ。

さて事件も解決しひと段落ついたところでアミタになんとかモーションをかけようとするチャーリーだったが意外なとこに伏兵が。
ドンが二人のもとにやってきてアミタに、弟を借りていいか、とことわりをいれる。
気を利かせたアミタがその場を外し、当然、気を削がれたチャーリーはぶぅたれるが、ドンの言葉でそれが一変する。

「お前じゃなきゃメッセージの意味を解けなかった、本当に感謝している」
分かってる、と言いつつもなんて顔をしていいのか、なんて答えたらいいのか分からないって様子のチャーリーが見ててなんかもぅ可愛いな!!
なんて可愛い子なんだ!!!
母に褒められて嬉しくてたまらない幼い男の子のようじゃないか。
どんだけおにいちゃんだいすきなんだよ。

エプス家で開かれたディナーにテリー、デビッド、アミタらが招かれるがテリーの何気ない一言にチャーリーの顔色が変わる。
数学は日常じゃない、というテリーに反証しようとするチャーリーを前にそそくさとドンは退散。残されたテリーとデビッドがエプス教授の講義を聞く羽目に。
でもこの講義がまた魅力的なのよね。
「数学は自然が話す言葉。自然が人とコミュニケーションをとる手段だ」
なんてロマンティックな言葉なんだろう。私はちょっとキュンと来たぞ!

耳たこの講義から退散していたドンの元にアランパパが、今なにが起きてるのかを親切に教えてあげる。
「アイツは本当しつこいぞ、食いついて離れない。小学校から同じ”課題”に取り組んでいる」
3歳から常人とかけ離れた才能を発揮しているあの弟がどんな課題に取り組んでるんだとでも思ったのか、兄が父に問い返すとかえってきたのはドンにとって意外な言葉。
「”兄に褒めてもらうこと”」
それを聞いたドンは苦笑して、父にからかわれたと思いさらりと流すが、―――本当に分かってないんだなぁ、ドン。
幼い頃から神童であり、今も応用数学の世界でその才能を遺憾なく発揮しているチャーリーが、まさか自分に憧れていて、しかも『認めてもらいたい、褒めてもらいたい』なんて思ってるとは露とも知らない。
この兄弟、本当にお互いを分かってないなぁ〜〜〜
(それがまたパパを悩ます問題となるのだが、それはもっと先の話)
アランパパとアミタだけはチャーリーのことをちゃんと分かっている。
だからアミタも暗にドンに伝える。まぁ前置きも説明もないし、ドンがチャーリーの気持ちをぜんぜん理解してないので意味ないけど。
「チャーリー、確率の法則に反して良い体験を繰り返そうとしている」
つまりまたお兄ちゃんに褒めてもらいたい。自分じゃなきゃだめだ、と言って貰いたいのだと。
本当、ドンぜんぜん分かってないけどね(苦笑)
こう見るとチャーリーってちょっと可哀相なんだな。思いが一方通行っぽい。
でもそんなとこにもモエ

幼い頃に喧嘩したり、甘えたり、一緒に遊んだり、似たようなことして一緒に親に叱られたり、同レベルのくっだらない話をしたり、ちょっぴりエチィな本とかビデオを貸し借りしたりとか、そういう一般的な兄弟らしいことを何一つしてきてない結果が、このすこし形の変わった兄弟を成形してしまったんだろうなぁ〜と思う。
そんでもってドンは社交的で大人で、家族以外の人たちとの輪も上手に組んできているので何も不自由はないのだろうが、チャーリーはそうじゃないんだろうなぁ〜〜。
自分の行ってきた研究の成果を賞賛されるより、気になる女性をデートに誘うことより、お兄ちゃんに「良くやった」と褒めてもらうことのほうが嬉しいと感じるとは。ハートの根っこの部分はまだ純粋な、お兄ちゃんを慕う弟の心のままなんだな。