In My Life

肩の力を抜いて気楽に行こう! 人生そんなに捨てたもんじゃない。

知らぬ間に値上げ

つい先日、久しぶりにマックのドライブスルーで昼飯を注文した。
次のクライアント訪問迄の空き時間がそんなに無いので車の中で簡単に昼飯を済ます為だ。
「エグチ単品で一つ、チキンクリスプを一つ、ナゲットの5個入りを一つ、バーベキューソースで。」
代金の500円玉一枚を握りしめて車を前に進めようとした時、マイク越しに「660円になります」という明るい女性店員の声。
(えっ! 660円?)
この組み合わせは確か500円だったはずだが・・・、いつの間にか値上げされていてビックリ。

最近、何もかもが値上げ、値上げでこういったケースに出くわすことが非常に増えました。
長〜いデフレの世の中に慣れ切ってしまった身としては、突然の値上げ通告は違和感この上ない。
事業の収入や仕事の単価がほとんど増えない中で、経費や日常の生活費だけが真綿で首を締め上げる様に上がって行く。
茹でカエルにならない様にしないと・・・・・。

日本馬が快挙達成!

中東のサウジアラビアで日本馬が快挙達成!
何と、メインレースのサウジカップ(GI)を吉田豊騎乗のパンサラッサが見事に逃げ切り、世界最高の1着賞金1,000万ドルをゲット!
1,000万ドルって・・・・・、日本円に換算すると約13億5千万円?(すっげぇ〜!!!)
“ The man in the hat ” と謳われている矢作芳人師が、また世界にその名を轟かせました。

欧米の調教馬にとって暮れの12月から3月半ばくらい迄はシーズンオフ。
実際に今年のサウジカップに来ている目ぼしい米国馬は、昨年のドバイワールドCの勝馬カントリーグラマーとサンタアニタダービーを勝ったテイバくらいで、日本馬にとっては手薄なメンバー構成だったことは確かだ(3〜5着も日本馬が独占)。
来年以降も、2月のサウジアラビアから3月のドバイへという『中東競馬ツアー』は、日本の調教馬にとって高額な賞金を獲得する有力な選択肢になるだろう。

誰が名付けたのか、スタコラサッサ、パンサラッサ。
あの馬の全く外連味の無い逃げ戦法は、勝っても負けても観ていて気持ちが良く爽快ですね。

2600億円の埋蔵金

企業が掛金を拠出して従業員が資産運用を行なう企業型確定拠出年金。
この企業型確定拠出年金において、従業員が退職又は転職した際に必要な手続が為されず、国民年金基金連合会(の委託機関)の仮預かり口座へ自動移管されて、そのまま放置された年金資産が何と2,600億円に上るらしい。
企業型確定拠出年金の加入者は年々増加の一途を辿り、現在は約800万人程いるらしいが、その内の114万人の年金資産が退職や転職の際にゴミ箱に捨てられているそうだ。
何か・・・勿体ないというか、さもありなんというか・・・。

DC年金資産が自動移管されてしまうと、諸々の手数料がその資産からその都度差し引かれて、自ら運用指図をすることも出来なくなる。
だけど、自分の年金資産をほったらかしにしている人達はそんなことはお構いなし、iDeCo等への移管手続も運用指図も面倒臭くてどーでもいいんでしょうね、多分。
日本の学校では投資教育を全くやらないので、多くの日本人は、そもそも「投資した資産を運用する」という意識が欠落しているのではないだろうか。

また、我が国の確定拠出年金制度の最大の欠陥は、60歳になる迄自分の年金資産からビタ一文引き出すことが出来ないことだが、じゃあ60歳になったら皆が年金資産を引き出して現金化出来るか、と言えばそんなに甘くはありません。
なぜなら加入者期間と運用指図者期間の通算期間が10年に満たない場合は、資産引き出し可能年齢が最大で65歳迄後ろ倒しされるからだ。
おそらく、DCの埋蔵金(放置年金)は今後も爆発的に増加して行くだろう。

飲食店テロ

ここ最近、回転寿司チェーンの『スシロー』や『はま寿司』を始め、牛丼チェーン『吉野家』、カレー店『CoCo壱』、九州のうどん店『資さんうどん』などなど・・・、次々に発生する悪質な来店客の迷惑行為の動画拡散が社会問題化している。
これらの事件は、飲食店側にとっては会社の経営の根幹を揺るがすとんでもない大問題であり、「飲食店テロ」と言っても過言ではないだろう。
被害を受けた企業が、犯人を追及且つ特定し、刑事と民事の両面で毅然とした対応をするのは当然であり、「子どものやったことだから」で情状酌量される様な話ではない。

だけど、飲食店で迷惑行為をする人間は勿論一番悪いが、それを必要以上に面白おかしく煽って煽って垂れ流しをしているテレビ局などのマスコミも如何なものか・・・と。
繰り返し繰り返し放映されると見ていてあまり気分がいいものではないし、悪戯欲求を掻き立てて模倣犯を生み出すだけのような気がするので。
一生かかっても償いきれない損害賠償請求。
見せしめは余り好ましくはないが、世間に衝撃を与えるくらいの厳罰を科さないと、この手の犯罪はなかなか歯止めがかからないだろう。

技能実習と特定技能

今から30年前に始まった外国人技能実習制度。
本来の目的は発展途上国への技術移転と外国人材育成による国際貢献だが、高邁な理念もどこへやら、今や企業の慢性的な人手不足を補う安価な労働力となっているのが実態だ。
技能実習生を受け入れる多くの企業は、最低賃金スレスレの低賃金で実習生を雇い入れて、同じ国籍の3人くらいを1グループにして3DKの賃貸アパートで共同生活(相互監視)させ、原則フルタイムで働かせている。
一方で、多くの実習生は母国の送り出し機関やブローカーに結構な金額の仲介料を支払い、その借金を背負って来日しており、仕事が少々キツくても黙々と働かざるを得ない。また、日本の技能実習制度は実習生の転職を一切認めていない為、賃金未払いや過重労働などで勤め先の会社が嫌になったら逃亡するしかない。これも制度の大きな欠陥だろう。

そんな問題だらけの外国人技能実習制度を放置したまま4年前に始まった特定技能制度。
こちらは最初から日本の超高齢化や人口減少に伴う労働力不足に対処する目的で建設、介護、外食などの12分野に限って認められた外国人材確保措置だ。
この制度の最大の特徴は、試験で一定レベルの技能が認められて特定技能2号になれば、事実上半永久的に日本に滞在出来る(然も自分の家族を呼び寄せることも出来る)ことだ。
昨年9月末時点で約10万8千人の外国人が特定技能資格で就労しているそうで、その内の約8割は既に来日して就労している技能実習生からの移行組らしい。
さもありなん。
30年前と違って今や日本の賃金レベルは東アジアの中でもそれ程高いとは言えず、昨今の円安と相俟って、東南アジアなどの外国人から見て日本は魅力的な国ではなくなってしまいました。
政府が目標とする「外国人との共生社会」は実現するのでしょうか?

期待外れでした

へぇ〜、あの松潤が家康?
最初に配役を聞いた時、「イメージが合わねぇ〜! だけどこの違和感が逆にいいかも・・・」と思い、地元・愛知県が物語前半の舞台となる『どうする家康』というNHK大河ドラマを観てみた。
(昨年の『鎌倉殿の13人』は源頼朝の死後にダークヒーローと化して行く北条義時を主人公に据えてそれなりに見応えがあったが、それよりも我々愛知県人にとっては、あの信長・秀吉・家康が天下統一に向けて躍動する戦国時代モノでしょ・・・と。)

『どうする家康』はまだ2回放映されただけだが、ドラマを観た率直な感想は「何だ、これは?」。
松潤家康と有村架純演じる正室・築山殿の恋愛物語はさておき、薄っぺらいストーリー構成に加えて、ポルトガルの宣教師と出会う遥か前の信長が西洋風マントを羽織っていたり、桶狭間合戦当時では絶対に有り得ない火縄銃の連続射撃があったり・・・と時代考証もメチャクチャで。
(そもそも、何で当時の三河衆があんな数量の鉄砲を所持しているのか?)
ぶっちゃけ次回22日の第3回(以降)は観てもしょうがないな・・・とガッカリ。
まだ令和5年が始まった1月だが、早々と今年の大河ドラマ視聴からの離脱と相成りました。

真冬の到来

今朝はこの冬初めて、車のフロントガラスが凍結して真っ白になっていた。
夜の間、車内と外気の温度差が大きくなり、フロントガラスなどに降りてきた空気中の水蒸気が凍る、所謂「放射冷却」という現象だ。
車に乗ってもフロントガラス全体が真っ白ではすぐに車を発進させられないので困ったものだ。
先週迄は年末感が全くしない暖冬でしたが、いよいよ真冬の到来といったところでしょうか。

今年もあと2週間ちょっと。
年末は、年内に処理しなきゃいけないクライアントからの宿題や給与計算処理などで毎年ドタバタ状態になるのですが、これを乗り越えないと年は越せません。
もうひと踏ん張り。
「やっと終わった〜!」という解放感を目指して、頑張って行きましょう!

ドーハの歓喜再び

一瞬にして空気を変える。
堂安選手の強烈な同点ゴールは、まさに試合の空気、日本の空気を変える一撃でしたね。
この前のコスタリカ戦から続く点が入らない重苦しい雰囲気も、ボールを持ってもすぐ赤いスペインの選手に奪われる溜め息も、まとめて一気に吹き飛ばした様で、ゴールラインを割っているのでは?と思われた三苫選手の折り返しを田中選手が押し込み、これが決勝点。
1−1の引き分けでは1次リーグ敗退が決まっていただけに、ドーハの悲劇を歓喜に変える本当に大きな大きな2点目でした。

今朝は底冷えのする中、3時45分頃に起きてテレビ観戦した甲斐がありました。
ハリファスタジアムには日本を応援する神様がいるのかも知れませんが、一つ確かなことは「フロックで欧州トップクラスのドイツとスペインを続けて負かすことは出来ない」ということだ。
次は目標のベスト8を懸けたクロアチア戦。
今暫くはサッカーW杯を思う存分楽しめそうだ。

ドイツに勝った!

このブログを始めて5回目のサッカー・ワールドカップ。
昨夜は強豪ドイツに逆転勝ちし、日本のサッカー史に残る歴史的な一日になりました。
試合の前半はドイツにボールを圧倒的に支配され、前線に飛び出した前田選手の幻のゴール以外ほとんど見るべき処が無かったが、後半に入って森保監督がフォーメーションを変更して状況が一変。
堂安選手の同点ゴールから浅野選手の逆転ゴール迄の約8分間は、相手が強豪ドイツであることを忘れるくらい素晴らしい日本選手の躍動時間帯でしたね。
(テレビの前で狂喜乱舞、缶ビールが一気に空になりました。)

結局、失点をPKの1点だけに抑えきったことが逆転勝ち出来た最大の要因だが、今迄の日本ならせいぜい同点(勝ち点1)止まりだった処、その壁をブチ破って史上初の本大会逆転勝ち(勝ち点3)。
いやぁ〜、お見事でした。
日の出の勢いは我が日本にあり!
日曜日のコスタリカ戦に勝って、「死のE組」と謳われた1次リーグの突破を決めて下さい!

マイナ保険証

政府は、現行の健康保険証を今から2年後の令和6年秋に廃止し、マイナンバーカードと一体化した健康保険証、所謂「マイナ保険証」に切り替える、と言う。
マイナンバーカードの取得率がなかなか50%すら超えない現状に痺れを切らしたのか、国民に対して発信力のある河野大臣が突如マスコミに「今の健康保険証は廃止する!」と。
言うのは簡単だけど、本当にそんなことが出来るんですかねぇ?

マイナ保険証にすれば企業への入退社や転職の際の健康保険証切替などの煩わしい手続が無くなると政府は説明しているが、実際はその逆ではないだろうか?
企業への入退社や転職を繰り返し、医療保険の保険者が頻繁に変わる人ならお分かりだと思いますが、例えば会社を辞めて社保から国保に移る際も、元いた会社が退職証明書や健康保険の資格喪失証明書を発行しない限り市町村の窓口で円滑な国保切替など出来ないからだ。
マイナ保険証は医療保険者が変更前の状態でも使えてしまうのだろうが、1〜2ヶ月遅れて被保険者データ上の医療保険者が変更された場合、医療機関側は事後的なレセプト請求先変更に伴う事務処理に追われることは必定だ。

それに、小手先の法改正だけでマイナ保険証への切替を国民の義務とすることは出来るはずがなく、「マイナンバーカードなんか持ちたくね〜よ!」という国民が一定数いる以上、政府がシャカリキになってマイナ保険証の普及を進めても、かなりの割合で従前の健康保険証(又はその代替物)が残存し、非常に中途半端な状態になってしまうのではないだろうか。

全国旅行支援?

全国旅行支援という政府肝煎りの政策が始まった。
「なぜ観光・旅行業界だけ支援するの?」という素朴な疑問はさておき、県民割や以前あったGo To トラベルと比べて何が違うのか? サッパリ分からない。
そもそもこの制度に関する情報が少な過ぎて、全国旅行支援を利用して旅行する為には具体的にどこに対してどういう手続をしなければならないのか? 周知されなさ過ぎだと思いませんか?
然も、仕組みや手続のやり方などは地方自治体毎にそれぞれ違うらしいし・・・。
(8月末の伊勢・鳥羽旅行で利用した県民割は結構お得で旨味があったのですが・・・・・。)

国内の宿泊旅行の移動手段にJRなどの公共交通機関を使えば土産物等のクーポン券を含めて最大1万1千円の割引が受けられる、ということは何となく理解出来たが、じゃあ実際にその旅行の手続をする場合、どうすればいいのよ?
・・・と思案しているうちに『既に受付を締め切った地方自治体がいくつかある』との報道が。
何や、それ?
だけど、こういった公金を使った割引制度が流行ると、必ずと言っていい程、宿泊代金などを一時的に便乗値上げするホテル・旅館や旅行業者が出て来るので要注意だ。

賃金改定の秋

『春闘』という言葉がある様に、労働者の賃金は毎年春に上がるというのが今迄の世間の通り相場だが、ここ数年、労働者の賃金は毎年秋に上がる。
理由は、毎年10月に各都道府県の最低賃金が一斉に改定されるからだ。

来月から愛知県の最低賃金も時給955円から時給986円に31円引き上げられる。
中小零細企業にとって、このコロナ禍での時給31円アップは結構キツいのではないだろうか。
ただでさえ超円安による物価高、特にエネルギー価格や原材料価格の高騰が続く中での人件費の負担増大はダブルパンチ、トリプルパンチになるからだ。

だけど、時給955〜985円に設定しているパート・アルバイトの給与改定は待った無し。
来月の給与改定に向けて、今は非正規労働者の雇用契約書の巻き直しの真っ最中・・・、といったところでしょうか。
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